analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリの低域を何とかしたい パワーにTSM その7/9

2024-04-30 00:09:25 | CfD-9 IPT+差動

パワーアンプのIPTはA-8713、プリのOPTはNP‐126で決まりと思ってた。

けど低域をもう少し良くしたいと思うとプリが過負荷になる。

そこで、だ。

TSMのライントランスをパワーのIPTにしてみる。

これで各部を測定してみた。

まずはF特。

A-8713では低域端-3dBになるようなパワー初段12AX7のグリッド抵抗Rgは1.65kΩだった。

TSMではどうか?

低域端で-3dBとするとちょっと苦しいので-4dB弱とした。この時のRgは1kΩ。

もうう少し上がると思ったがこんなもんか。

この時のF特は下グラフ黒線。

(1kHz以下のみ測定)

ほぼ重なってる緑線はA-8713の時の物。

おお~良い感じ。

 

各部の電流電圧を測定してみた。

気になるプリの負荷は?

実測で7k程、計算で6k程になった。良い感じか。

ネットで5687の負荷を探してみたが、一番小さくて7k、大体12k~14kというものだった。

伝送ラインは370Ω程、プリの出力インピーダンスは188Ω(結構低い)、パワーの入力インピーダンスは340Ω程になった。

追い込むだけ追い込んだ。

結構満足。

さて音は?

 

20240415

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プリの低域を何とかしたい ちと考える。その6/9

2024-04-29 00:05:40 | CfD-9 IPT+差動

プリとパワーを繋いでパワーの出力でF特を測ってみた。

パワーの初段12AX7のグリッド抵抗を1.65kΩにしたらF特が良くなった。

(※上図には間違いがあります。右半分のプリですが、IPT二次側の二つの12k抵抗の間はグランドに落としてあります)

 

だがこれではプリの出力管が過負荷になってしまう。

OPTのB‐P間で実測実測すると(多分)3kΩ弱。OPTと真空管5687の間に2.2kの抵抗を入れているので5k位にはなってると思う。

この抵抗はアムトランスのAMRGだが、音色がビロードのようで良い感じなんだ。

けど、音量が上がらない。

中高域が時々キツくなる。

プリの真空管が過負荷にならないような負荷にするには?・・・

 

 

 

 

もうトランスの手持ちが無・・・・

プリの入力に使ってたTSMが有るじゃないか。

こいつは5k:600だからパワーのIPTにしたら20k:600のA-8713よりも過負荷になりにくいのでは?

そうすれば5687とOPTの間の抵抗が取れるかもしれない。

後日やってみよう。

 

20240415

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プリの低域を何とかしたい 鳴らしてみた。 その5/10

2024-04-28 00:05:07 | CfD-9 IPT+差動

パワーのRgを1.65kにすると低域が伸びる。

けどプリの出力管5687が過負荷になるので、プリの出力管とOPTの間に2.2kΩの抵抗を入れておく。

これでどんな音になるか聴いてみる。

結果は「惜しい」

ハープやヴァイオリンなど、とても「それっぽく」鳴る。差動はつるんとした感じが残ってたが、その中でこの質感が出たのは初めてのような気がする。

低域は明らかに出るようになった。それはさりげなーく、だ。これ見よがしなふっとい感じではなく、響きがズゥンと来る感じ。フルレンジのような低域。

悪くない。

で欠点はやはり力が無い。

音量つまみが12時近くになってももう少し欲しい。

定位はもう何だかわからないが、まとまって響きでこちらに来る。

なんか古ーいスピーカーを鳴らしてる感じなのだが、これってDS‐3000を使い切ってないのでは?

とも思うけど、DS‐3000からこのような音が出るのか?とも思う。

 

 

なんか、トランスが少し見えてきたように思う。

 

で、疑問が出てきた。

パワーのRgを1.65kにすると一応低域が目標の値になるが、伝送ラインが165Ωなどと低くなるのはプリのNP‐126の特性なのか?それともA-8713なのか?

多分どちらかの特性が足を引っ張ってるのだと思うのだが。

プリのOPTに終端抵抗1.2kを付けると良くなるのだから、パワーのA‐8713の特性なのだろうと思う。

(※あとで少し考えが変わります)

A‐8713を低いインピーダンスで使ったほうが良いように感じる。

もしかしてルンダールのLL1689を使っても良かったのはルンダールの昇圧比が低くてプリの負荷が余り重くならなかったからか?なんても思う。

 

20240414

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プリの低域を何とかしたい F特基準でRg決める その4/10 importance

2024-04-27 00:04:44 | CfD-9 IPT+差動

差動プリを鳴らしているのだが、低域がもう少し欲しいと思った。プリとパワーを繋いだ時のF特を測ってみたが、良くない。

パワーの初段グリッド抵抗Rgを色々変えてみた。

プリのOPT二次側にシリーズに抵抗を入れてみた。

プリの出力管とOPTの間に抵抗を入れてみた。

これでは結果はみな同じ。

(※この中に見落としが有ります)

 

 

さて、どうしたものか。

大分前、プリとパワーを繋いでF特が低域端で-3dBまで行ったはずなんだが。

ちょっと過去記事を探したが出てこなかった。

たしかあの時はプリがオートバランスの時だったはず。

この回路に戻ろうとは思わないが、この時の実績があるので何とかなるハズ。

 

 

まず、基本に戻って、伝送ラインが600ΩになるRgは?

(※上図には間違いがあります。右半分のプリですが、IPT二次側の二つの12k抵抗の間はグランドに落としてあります)

 

7.5kΩ程で伝送ラインが600Ωになるはず。

これでは低域が悪い。

 

 

 

今までのことはちょっと置いといて、もう一回測定してみる。

パワーのRgを可変抵抗にして、パワーの出力でF特が良くなるところを探す。

ほんとはいけないのだろうが、RgゼロΩから15Hzの時の出力を測っていった。

そして-3dBとなるところのRgを測ったら1.65kΩとなった。

うーん低いな。

(※上図には間違いがあります。右半分のプリですが、IPT二次側の二つの12k抵抗の間はグランドに落としてあります)

 

ちと気になった。

ここで5687の最大定格より、

プレート損失4.2Wより、Epが180Vなら23mA。

これを超えると過負荷になるのか?まあNP‐126の最大が20mAだからここまでは流せないな。

過負荷ってそういうことなの?

 

 

もしかして、600Ωで入出力しても伝送ラインは600Ωにならない?

プリを600Ωで出力しパワーを600Ωで受けると半分の300Ωになるのかな?

っとすると今まで誤解してたかも・・・。

プリを1.2k出力してパワーを1.2k入力受け、これでは5687の負荷が軽すぎ???

しかもトランスの定格を外れてたところで使ってた???

 

なんか記事投稿してて恥ずかしくなってきた。

 

20240413

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プリの低域を何とかしたい OPT2次側に470Ω抵抗 その3/10

2024-04-25 06:13:26 | CfD-9 IPT+差動

差動プリもIPT付PPパワーも単体のF特は良いのだが、繋いでF特を測ると悪くなる。

ああ、なんか前にもこんなこと有ったかな、3~4年前に。

あの頃は二段増幅でいくつかやりよう有ったが今は差動増幅なので対策しようがない。

 

もう藁をも掴む気で、は言い過ぎだが、一つ思うことが有る。

プリの負荷はパワーの初段で決まるが、プリの出力インピーダンスはパワーに影響しないのか?

 

以前、プリの出力インピーダンスを測ったら200Ω程になったことが有った。

これはプリの出力管5687の内部インピーダンスを3kΩとした場合、OPTの出力トランス巻線比よりこのくらいになると判断する。

これってパワーのIPTの一次側インピーダンスも200Ωになるのでは?

そんなことを考えた。

パワーのIPTの一次側から見たインピーダンスと二次側から見たもの両方を合わせるのでは?と思った。

プリのOPT二次側に直列に470Ωを繋いだ。

ちと高いがこれでプリの出力インピーダンス(伝送ライン)が700Ωちょいになるハズ。

最低域(15Hz)だけだが、これでF特を見たが良くなかった。

F特は取らなかった。

はあ。

 

20240409

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プリの低域を何とかしたい パワー繋いでF特測定 その2/10

2024-04-24 00:01:21 | CfD-9 IPT+差動

プリ単体でF特を測ったら結構よかった。

なんで低域が出ないんだろう?

パワーを繋いだF特を測ってみた。

上グラフ赤線だ。良くないな。青線はこのプリを組んだ頃のもので、今のとあまり変わらない。

これをもう少し良くしたい。

ここからは1kHzから下のF特のみ測定した。

上グラフの低域の一番いい緑線はパワー単体の物。

低域が下から二番目の青線は現状:初段グリッド抵抗Rgは8.2kΩ、プリの終端抵抗は1.2k。

プリの真空管5687の負荷を下げてみる。Rgを10k、終端抵抗を1kとした。低域はさらに悪くなった。

赤線は初心に戻って終端抵抗を外して見た。少し良くなったがそれでも低域端で-6dB。

もう少し何とかならんか。

これでプリの出力管の負荷を重くしようと思った。Rg5.3k。

これだと先のRg10k(赤線)とほぼ一緒になった。

 

以下グラフは無いが、OPTに電流を大量に流すから直流磁化してるからだとFETを一個外して12mAから8mAにしたら低域が悪くなった。

OPTの二次側を20kから10kにしてみたがこれもダメ。

そしてRgを12kに上げてみたがこれももっとダメ。

 

結局今回の変更はみな失敗。

さて。

 

20240408

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プリの低域を何とかしたい その1/10

2024-04-23 00:05:00 | CfD-9 IPT+差動

フォノイコとプリを調整した結果、そこそこまで行ったと思う。

声がいい。リアルかと言えばそうではないが、なんとも心地よい肌触り。

そしてエコーが良い。

ちょっと大げさかとも思うが普通のアンプの音とは一線を画す、と思う。

ただ、低域が細い。

低いところのずぅぅんは聴こえるが小さい。遠くから聞こえる感じ。

これを何とかしたい。

終段をシングルにしてNFBを掛けるか?

差動にNFBって掛かるのか?

 

 

っとその前に、プリ単体でF特を測ってみることにした。

上グラフ赤線。

なんとまあ、低域で-1くらい。

こんなに良かったんだ。

 

・・・っとするとフォノイコ?

先日測ったときは思ったより良かったんだよな。

 

20240405

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DP-80不調?その1/4

2024-04-22 00:02:03 | DP-80

休みの日にゆっくり聴こうと思ったが、ハムが取り切れなくなった。

アース配線を色々やったが、タンテのアースをプリに繋ぐとハムが減るのだが、違うムーという音が出てくる。

アームの内部配線外出しだからな、と思いながらトーンアームをレコードから上げたらハムが変わったようだった。

アームをレコード内周に持っていくとムーっという音がでかくなる?

あれ?もしかしてトランスのハム引いてる?

先日開いたとき、トランスのインシュレーターゴムの付け方換えたんだよな。その時からなのかな?

でもアームの位置で変わるのはトランスのリーケージだと思うんだけど?

 

 

中を見てみた。

ハムってことは電解コンデンサーだろうと容量と耐圧を見て購入するつもりだった。

が、なんと電源と思われるチューブラの電解コンデンサが見当たらない。

marconの角のコンデンサーが有ったが9μFしかない。

あれ~。

それ以外は電源から追っかけてみると、チョークに付いた小さいコンデンサ。

記憶は無いが他の基板のコンデンサも変えてるみたいだった。

ルビコンのブラックゲートを使ってる。

多分タンテの回転異常を起こしたときにトランジスタと一緒に替えたんだな。

コンデンサーは問題なさそうだ。

 

 

基板を外してるときにステイがぐらッと動いた。

ここに電源トランスからの黒い線が共締めされている。

もしかしてこれか?

念のため基盤を3枚外して外観だけ見て組み直した。

 

少し回してみたがハムは無いようだ。

いや、減っただけでまだ少し残ってる。

 

 

2017年8月だから購入して7年。販売開始から46年か。

ちょっと手詰まりになった。

 

20240331

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フォノイコとプリの調整 その6/6

2024-04-21 00:04:17 | トランス

さてその音は。

トランスらしさの音は無くなった。SNも良くないと思う。

けど、このこのはじけるようなエネルギー感は何だ?

何となくヴァイオリンの音色は少し違う。けど嫌悪感は無い。

音場感は凄いのだが前と何か雰囲気が違う。

そうだ、「臨場感」だ。

その場にいる感じだ。

残念なのはやはり低音。

ベースギターは良く聴こえるのだが、その下が少し寂しい。

 

エネルギー感はトランスを付ける前、フォノが終段SRPP、プリのIPT無しの時が一番「オーディオ的」に良かったと思う。

けど今思い出すとなにか他人事のような鳴り方だ。

あれ以上は無いと思ってたが、今は・・・

前の音は聴いた後の感想が苦痛だった。

今はまた聴きたいと思う。

 

 

 

 

一つ、終端抵抗について。

信号の反射が起きるのでそれを吸収するために使うらしい。

けど私のシステムのような数mのケーブルでは起きないらしい。

ではなんでこんなに音が変わるのか。

・・・以下は私の想像です。悪しからず。

フォノイコの負荷はプリのIPT一次側のインピーダンスによる。

雑誌などを読んでるとたまに負荷側から見た、という表現がある。

フォノイコの出力インピーダンスだ。これがプリに影響することが有るのではないか?

フォノイコの出力インピーダンスは?

フォノイコの5687の内部インピーダンスを3.2kとして計算すると242Ωとなった。

これがパワーの動作に影響してるのではないか。

・・・なんか違うかもしれない・・・

このインピーダンスを600Ωにするには内部インピーダンス6kくらいの真空管を使えばいいのでは?

この値の真空管は・・・12AU7のパラ?

 

 

ここまで引っ張ってきてなんだが、なんか忘れてるような気がする。

 

20240403

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フォノイコとプリの調整 その5/6

2024-04-20 00:02:21 | トランス

今までは計算も測定もなしに勘で定数を決めてきた。

プリのIPTは5k:600なのだが、何かこのトランスはもう少し高く使ったほうが良い気がしてる。

ここは単に真空管のグリッド抵抗の値の問題かも?とは思う。

それで今は12kとしている。

多分高低のバランスは良いのだが、あと一声調整が行けそうな気がしてる。

フォノイコのOPTに終端抵抗:7.5k、2.4kを付けてみたのだがなんかいまいちなんだ。

今のプリのOPTには1.2kを付けてばーんと広がったのだが、フォノイコにはこれは来ないのかなぁ。

 

 

で、でだ。

少し計算してみる。

伝送ラインが600Ωになるようなフォノイコの終端抵抗は?

1kちょっとになった。

抵抗をワニ口で付けて、これで音出ししてみた。

はじめはあまり興味ない、ってな姿勢で聴いたが、あれ?良くない?って感じた。

正面から聴くと「はまった」感じだ。

エネルギーが漲る感じがでた。

多分1kΩの終端抵抗が効いたと思う。

 

20240403

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フォノイコとプリの調整 その4/6

2024-04-19 00:01:41 | トランス

実際にはそんなことは有り得ないらしいが、批判覚悟でいま感じてることを書いてみたい。

 

 

トランスが狭帯域になるのは増幅側で使うとき。

他からエネルギーを貰わないでトランスが増幅効果が有るのは周波数帯域が狭くなるからと思っている。

そうしないとエネルギー保存の法則が成り立たない。

実際には銅損・鉄損が絡むらしいがどうも周波数レンジがかかわってるように思う。

反対に減衰方向でトランスを使うとレンジが伸びる。

 

よってこのアンプが狭帯域に聴こえないのはそのせいもあるかと思う。

カートリッジの昇圧トランス:増幅

フォノイコの段間トランス:減衰

RIAAの受け=終段のIPT:増幅

終段のOPT:減衰

プリのIPT:増幅

プリのOPT:減衰

はえ、同じ数もさることながら増幅減衰を繰り返してる。

要素の一部でしかないが、今の音を作っている要因。

わはは、楽しい。

 

20240403

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フォノイコとプリの調整 その3/6

2024-04-18 00:01:12 | トランス

鳴り方を分析してみる。

 

まず一番に感じるのは、なんていうか、テクスチャ?音の肌触り?すごく丁寧、って感じだ。

丁寧に掬って純度を上げる、そんな感じだが、犠牲もある。

空気感が希薄だ。

NRを掛けたように音を取捨選択したような?

本とはこれを求めたいのだが、なんでこれを求めるの?と問うた時広がり感を感じるためと、ディテールが分かるから、と今思った。

広がりは今のこのエコー感でも感じる。よって今でも良いのでは?(これもありか?)と考えるようになった。

そしてトランス多用の弊害、レンジが狭くなること。これは実はあまり感じない。

高域がどこまでも伸びきる、とか低域が地響きのように、は確かに無くなった。

でも良いではないか。

この中音が有れば。

今はそんな感じ。

CBSソニーのサントラLPは録音が悪いと思ってたが、鳴らし方が悪かったか?

今はそんな気でいる。

 

20240403

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フォノイコとプリの調整 その2/6

2024-04-17 00:03:08 | トランス

プリのIPTの二次側に色々抵抗を付けてみた。

10k、2.4k、1.8k、18k、30k。

IPTはTSMの600:5kなので2.4kが良いとこだと思うのだが、これだとプリの5687のグリッド抵抗が低すぎないか?

と不安が付きまとう。

まあ、ECC99の時は600Ωなんて使ってたが?

30kとしたところでやりすぎに感じた。後ろの30kATTと合わせて20kとなるハズ。

これはIPT5kの4倍になってしまう。

しかもどうやらこの抵抗を大きくすると音量が大きくなる。2.4kで前と同じくらいか。

 

あてにはならないが、感で15kを目指そう。

30kに20kをパラって12k。

これでどうだ。

鳴らしてみたら良い感じかも。

馴染みが進んだか、高域も伸びた感じになった。

低音は正直もう少し欲しいが、今回のこのトランスの調整では最高の出方と思う。

これでNFBを掛けたらもう少し良くなるのか?なんて考えもするが、PPでどうやって掛けるか想像できないし、差動にNFB要らないんじゃね?とも思う。

 

20240403

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フォノイコとプリの調整 その1/6

2024-04-16 00:06:41 | トランス

先日フォノイコにOPT(12k?:600)を付け、プリの入力にIPT(600:5k)を付けてみたが、低音が無くなってしまったようだった。

この時のプリのIPT二次側には2k+2k(その前は10k+10k)程の抵抗を付けてた。

音量調整の30kATTがそのあとに付くので実際は1.8k+1.8kになると思う。

これで聴いてみたが低域は少し良くなったか?って程度で高域が落ちてしまったようだ。

負荷が重たいハズなのでまあこんなもんか、と思ってた。

 

ここで2kの抵抗を18kにしてみた。これでどうか。

下の回路図の右半分がプリで1,800Ωと1,800Ωの抵抗。

左半分がフォノイコでOPT二次側に7.5kの終端抵抗を付けてみた。

音出ししてみたら、高域がさらに落ちたように聞こえた。

変だなーっと思いつつ、トランス二次側のセンターをグランドに落とすのを忘れてた。

落としたらナント音ががっくんと小さくなったのでやめた。

7.5kの抵抗を2.5kにしてみた。この辺から低音は変わらないまま中音にエネルギーが出てきた。

この抵抗は、プリとパワーを繋ぐときにプリのOPT二次側に1.2kをパラったら音がガラッと変わったのでやってみた。

 

この次はプリのIPT二次側の18kの抵抗を30kに替えてみた。

高域は強くなったように思うが、低域はほとんど無くなってしまった。

あれ?っと思ったが、これでいいんだと思った。

負荷が軽くなるとLL1689は高域にピークが出来るんじゃなかったか?

ここでフォノイコのOPTに付けた2.5kの終端抵抗を外してしまった。

なんかあまり変わらないんだよな。

 

今思うと18k辺りが良いようだが高域が物足りないんだよな。

 

20240402

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トーレンスで聴く

2024-04-15 00:03:35 | システム

デンオンシステムが不調なのでトーレンスのタンテを繋いだ。

ハムが小さくなったのでDP-80が問題のような気がする。

 

まずはPOPS。最近リファレンスにしてる薬師丸ひろ子「眠りの坂道」。

一時はノスタルジックに聴こえ、昔にトリップするような感じになったが今は無い。

音が現実的になった。

声中心に聴こえるが、周りの効果音が最近特に耳に付くようになった。

二十歳のころと思われるが、個人的にアイドルが歌ヘタと言われる走りだったのでは?と思っている。

まあ、良く聞くとレッスンは良くしてたと思われるフシは有るのに最近気が付いた。

 

ビルエバンスのピアノを掛けてみた。

もっとクリアに聴こえると思ったがそうではない。

ピアノの音色がプラスチック?とも思えるけど、実際はこんなものかもしれない。

 

そしても一度POPS。

ABBAの古いアルバム。

アメリカのレコーディングって上手だな、って思う。

日本のレコードが静かになる感じだがこれは音が生きている。

これも50年近く前の物(録音)だ。

そして驚いたのは低音が厚い。

下まで伸びてるかは分からないが、バランス的には充分だ。

 

 

なんか今のシステムでは古いレコードを聴きたくなる。

カセットテープのダビングを繰り返したような音のレコードがどんな音するか?

それが気になる。

やはりこのころのレコードはしっくりくる。

 

20240331

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