analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

フォノイコの改造 1/9 検討

2024-03-17 00:02:56 | PhfD‐3.2

プリの入力にトランスを付けたが上手く行かなかったので戻した。

多分インピーダンスが合わない。

その時繋いだフォノイコの終段はSRPPだったのだが、出力インピーダンスを下げようとカソードにパスコンを付けてみた。

真空管が過負荷になるととうことだったのですぐに外してしまった。

そのあとなんかキツい感じが付きまとう。

真空管、痛めちゃったかな?

ただ、ハットのフォノイコを600Ω出力にしたときはばっちり合った気がした。

 

 

その後戻したのだが、なんか不自然な感じに聴こえるようになっちゃうんだよな。

プリ入力にトランスを付けた音は良い感じに丸くなった。

音色も濃い。

音場は少し狭く感じたが、あの音が良いと今は思う。

 

 

トランス付きのプリを考えよう。

それにはフォノイコを600Ω出力にしたい。

終段のSRPPを普通のPPにしてトランスアウトにする?

RIAAと終段のつなぎはトランスにする。

ここは直流が流れないはずなのでタムラのトランスを使う。

あ、終段は差動にしたら?

電流どのくらい食うのかな?

電源トランス間に合うかな?

あとはCDとのマッチングをどうするか。

 

20240302

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LCRフォノイコのRIAAカーブ測定

2023-07-14 00:00:03 | PhfD‐3.2

先日の試聴でLCRフォノイコの低域が弱い気がした。

LCRとCRのフォノイコ - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

記事の内容があっちこっち行って申し訳ない。

赤線の上まで伸びてるのはRIAAを拾ったもの。

40Hzから少し下がってるのは実機の物。

グラフの低域端を拡大してみた。

これを見てみると40Hzまでは出てそうなので問題ないか、とも思うが地響きのような、CRフォノイコのような超低域を出すには下がらないほうが良いのか?

PhfD-5 調整5 RIAAに手を漬ける。 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

過去記事を見てみた。

これによるとRIAA回路の抵抗を下げると低域が持ち上がる。

はず。

この時はトランスに問題があって効果は無かった。

今だったら調整できるか?

 

その前に測定しておくか。

結果は赤線の47kとなる。

おっとこれを見るとカーブは問題なさそうだ。

フォノイコの入力電圧は0.3V at 1kHz。

 

そういえば前のグラフは負荷を10kとしてた。これを47kに変更した、

負荷によってF特が変わるんだっけ。

前にもやったかもしれない。

 

ではLCRフォノイコはEMINENT専用とするか。

 

20230713

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DL‐103FLが鳴り出したかも?

2023-07-03 00:02:23 | PhfD‐3.2

前回DL‐103FLの負荷を下げたが駄目だった。

下げる前一般的なフォノイコ入力抵抗47kΩで鳴らしたら、「あれ?悪くないかも」とも思った。

艶とか官能に程遠い音だが、何の癖もなくどんなシステムとも会うような音だった。

でもちょっとつまらないかも。

一般的なイチマルサンの評価から、もっと良く鳴るのでは?とも期待するが、それではエスピーユーを超えてしまうではないか。

今の音は結構良い感じなんだ。

 

回転シェルにしてみた。

粗さがなくなり音が自然な出方になった。

 

・・・けど、何だろう?

つまらない。

TD‐521にSME3012Rだよ?

もしかしたら合わないのかな?

デンオンの大理石システムの方が良いのかな?

こっちは回転シェル付かないんだけど。

 

まあでも過去イチ103FLが鳴っていると思う。

 

20230620

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フォノイコ入力抵抗を換えてみた

2023-07-01 00:01:47 | PhfD‐3.2

最近LP聴きまくりなので、入力抵抗の値を変えてみる。

先日入力ジャックをパラにしたので、47kΩの抵抗を付けたピンプラグを差し込むと、入力抵抗は半分の23.5kΩとなる。

いまの状態はフォノイコの入力抵抗が47kΩ、カートリッジはデンオンのDL‐109D。

出てきた音は、あふれ出るような感じがした。

そして高音が無くなった。

が、戻してみるとそんなに変わらない。

うーんこれなら47kΩのほうが良い。

 

そしてオルトホンのSL15Eも試してみた。

23.5kΩは力が無くなった。

明らかなミスマッチ。

109Dよりは格が違う感じになる。低音の重量感がすごい。

 

 

で、実は23.5kΩという数字は前から考えてた一丸さんの負荷としてどうかを確かめたかったのだ。

手持ちのDL‐103FLは100Ω負荷のヤマハAX‐1200より、200ΩのソニーTA‐FA7ESの方がマッチングが良いと思っている。

ヘッドアンプと昇圧トランスのインピーダンスは違うらしいが、47kΩの入力抵抗にMc千(40Ω)を繋ぐと470Ωになるので、抵抗をパラって23.5kΩの入力抵抗なら235ΩになりTA‐FA7ESに近くなる。

で、出てきた音はいまいち。

やっぱりミスマッチのようだ。

こうなると今のところ47kΩで問題ない。

 

 

実は今まで103FL上手く鳴らなかった。

一番良かったのは例のTA‐FA7ESだ。

Mc千は40Ωポジションがあるが、これは103で満足な音が出なかった。

マッチングが取れてない、力のない音だった。

これはインピーダンスが合ってないと思ってたが、今日は 「これなら聴ける」 程度になってた。

今までは何かおかしいとこが有ったのかな、と思う。

ただ、これだけ長い期間販売してて評価も高いものなので、もしかしたらもう少し良く鳴るのか?と期待してしまう。そんなキカイだ。

 

しかし今のシステムは各機器の特徴が良く出る。

完成した感がある。

 

20230618

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鳴らしてみた (TD‐521 SL15E 47kΩ)

2023-06-28 00:02:54 | PhfD‐3.2

フォノイコの入力抵抗を47kΩに戻してオルトホンのSL15EでLPを掛けている。

これがまた良い。

薄い感じが無くなった気がする。

チカラが出てきたようだ。

 

なんだ、いろいろ回って戻ってきた感じ。

ガックリ・・・はしないんだな。

なぜかって、負荷抵抗による音の違いが分かるようになった。

いわば勉強代。

 

10年位前かな、フォノイコの入力抵抗を替えると良い、というのを某HPで見た。

下は20kから上は100kまで替えてみたが、違いがさっぱり判らなかった。

まああの頃は電圧伝送のプリで電力伝送のパワーをドライブしようなんてやってた時だから、判らなかったろうなぁ。他にも色々やってたし。

最近は負荷を考えながらやってるので前よりは分かるようになったかな?程度。

 

ああ、いい音で鳴っている。

 

20230611

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フォノイコ調整

2023-06-27 00:03:53 | PhfD‐3.2

オルトホンSL15Eの負荷抵抗を3.5Ωまで下げたいと思った。

抵抗を一回一回はんだ付けするのは面倒くさいので何とか切り替える方法は無いのか?下記事の以前やったのは音質的に耐えられない。

フォノイコの入力抵抗 その4 鳴らしてみる - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

セレクターで抵抗を切り替えるのがだめなら、47kΩの抵抗にパラう抵抗を切り替えたら?

どっかのHPで見たのだが、RCAジャックに抵抗を付けたRCAピンプラグを差し込む。

この抵抗を付けたプラグをいくつか用意する。

ここは基準47kΩは直結にしてパラにする抵抗を取り換える。

→ピンジャックをパラで二つ取付け、一つは信号入力、もう一つは抵抗を取り換えるピンプラグ用。

ただ問題点は47kより大きくしたいときにはどうするか?

47kを100kにしておいて、100kをパラえば50k・・・

いや待てよ。SYNERGYは負荷抵抗が10~50Ωと上限が決められてる。

EMINENTはターミネート抵抗で82Ωにわざわざ下げている。

っということは47kから上げることは無いな。

これ以上シャーシーに穴を明けたくないので既存の穴を使う。ここにジャックを付けると前に付けた昇圧トランスが邪魔になる。

赤丸は無視ください、左上のものがトランス。

一旦トランスはどけた。

改造してて気が付いたが、なんとフォノイコの入力抵抗が47kではなく30kだった。

前回18kの抵抗を外したが、外す前は13kだった訳だ。

MMカートリッジのシュアTYPEⅣMRには負荷が重かったのかもしれない。

合わせて行ったことは

入力の配線をモガミからアクロテックに替えた。

出力コンデンサの足を1cmほど短くした。

入力抵抗を理研RMG30k(1W)から47k(1/2W)に戻した。

 

簡単に各部の電圧をチェックして終了。

音出しは後日。

 

20230611

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フォノがおかしい? 入力抵抗戻す

2023-06-20 00:01:49 | PhfD‐3.2

それでは音量を上げて聴いてみる。

シュアのTYPEⅣを使った。私のMMのエース機。

低域もまず出てるしこんなもんか。

以前の方が満足感が有ったような気がするが、いろいろ聴いてると基準が分からなくなってくるんだ、私の耳(記憶)は。

LPを5~6枚立て続けに聴いた。

プリの調整は上手く行ったと思う。

 

CDを掛けてみた。

どわっと広がった。

なんじゃこりゃ。CDは物凄く良く鳴っている。

ってことはフォノイコがおかしい。

すぐに思いついた。

入力抵抗だ。

マイソニックの昇圧トランスのターミネート抵抗をフォノイコに移植してた。

黄色丸内の緑色の抵抗。

これを付けて負荷抵抗が13kΩとなっている。

これを外して47kに戻した。

(後日間違いに気が付きます)

これだ。来た。

これを聴くと前は息苦しいような感じだった。

何のストレスもなく音が出てる。

この抵抗を付けた当初は音はそんなに変わらなかったんだけどな。

そんなに爆音ではないのに以前のような「もっと。もっと」と音量を上げたくなる欲求が無い。

 

これならCDもLPもそん色ない。

やっと決まったか。

 

トランスの単体測定を始めて一か月。

ここまでしないとならないのか?

でも要領を得たのでこの先はそんなに手間もかからないだろう。

 

まだ調整するのかな?

 

20230604

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それでは鳴らしてみた。

2023-01-12 00:03:05 | PhfD‐3.2

フォノイコの左右チャンネルとも簡単に電圧を確認して異常が無かったので鳴らしてみた。

楽器の輪郭が戻ってきた。

今まではなんかもやっというか、ごちゃごちゃした感じだった。

フォーカスが合った。

 

きたきた、これだよこれ。

各楽器の実在感は薄いかもしれない。

けどこの空間感がたまらない。

スピーカーの両サイドの壁が邪魔してそれ以上広がらなかった。

それが今までの鳴り方で、壁が関係なく空間を作り出す。

低域も変わった。

どうしても異質な鳴り方を感じてたが、フルレンジを鳴らしてるよう。

今まではドーム型の中高音とコーン型の中低音が別な感じ。

とはいっても今までもフルレンジ的とは思ってたが、今の音を聴くと少し異質だったんだ。

 

あれ?そういえばカートリッジはDL‐8Aだった。

 

20230103

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また、トランスの疑問

2023-01-10 00:02:54 | PhfD‐3.2

今回フォノイコを測定して、今までの理解が少し崩れかけた。

 

RIAA回路は測定すると700Ω程になる。

これはRIAA回路の後ろにある600Ω(これは負荷になるはず)、の抵抗値を変えてもインピーダンスは変わらなかった。

抵抗をパラっても抵抗値があまり変わらないときは元の抵抗値が高いときだ。

例えば1MΩに600Ωをパラってもほぼ600Ωとなる。

けど200Ωにしても700Ωほどと下がらなかった。

ならばこの抵抗を取ってしまったが、それでも700Ω程になった。

なんてこった。

なんで?

チョークって抵抗ゼロじゃねえの?

・・・そうか、抵抗があるのは交流だ。

RIAA回路は700Ω程になるのか。

RIAAの後段につけた600Ω抵抗は何のためだろう?

この辺はもう少し測定を続ければ何か見えてくると思うのだが・・・。

ただ、 “LCRフォノイコのRIAA回路は低インピーダンス” っというのは何となく見えてきた。

 

あとは、真空管の動作点を変えてもトランス二次側インピーダンスは変わらなかった。

これは、負荷は後段から決まってくる、と考えれば二次側は変わらないのは分かるが、負荷と思われてた600Ω抵抗を変えても二次側は変わらなかった。

さらに真空管にパスコンを付けると二次側は変わらなくて一次側だけが変わったり・・・。

真空管の内部のユニットが片方死んでも各測定は変わらない。ただ、トランス一次側のインピーダンスは違った。パラにする意味は何なんだ?

 

 

フォノイコの段間トランスは電流調整でいろいろやったと思ってたが、全然足りない。

もう少し弄ってみようと思う。

 

20230102

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謎 謎 ?

2023-01-09 00:04:10 | PhfD‐3.2
  1. フォノイコの12AU7のカソードパスコン有り無しで測定してみた。

F特と感度は有りの方が少し良い。

と言ってもグラフにするとほぼ変わらない。

(電圧値だと少し違うのだが。)

トランスのインピーダンスなどもどれもそんなに変わらない。

なんでだろう。

思わぬ壁にぶち当たる。

 

真空管の内部インピーダンスを測定から算出できるか?と思いプレート電圧を測ってみた。

274V。

ここは196Vになってほしいところだが。

双三極間をパラで使ってる真空管を、EHに入れ替えたら直った。

JJの真空管は壊れやすいというイメージがある。

これで再度測定したが、感度、F特、段間トランスの二次側インピーダンスは変わらなかった。

ただ、トランスの一次インピーダンスだけが違った。

6、554Ωと少し下がった。

5kΩまではもう少しあるが近づいた。

 

20230102

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謎 謎 謎 ?

2023-01-08 00:01:24 | PhfD‐3.2

フォノイコの段間の真空管カソードにパスコンを付けてみたが音がいまいち。

段間トランスの負荷抵抗を変えてみたがこれもいまいち。

何だこりゃの謎だらけ。

 

 

トランスの一次側と二次側の 交流 の電流電圧を測ってみた。

※以降はすべてトランス二次側の電圧を0.5Vとして測定。

① トランス一次側の巻線の電圧は1.531V、電流は0.20mA。

よってインピーダンスは7,290Ω。

ここは5kΩとなってほしいんだ。

トランスの二次側の巻線の電圧は0.5V、電流は0.73mA。

よってインピーダンスは684Ω。

 

 

一次側は7.3kΩとは高いな、5kΩまで下げたいな、っと思った。

(目的は二次側を600Ωにする、ということを失念してる)

 

 

 

 

② ここでまずカソードに付けたパスコン(10V220μF)を外して測定してみた。

トランス一次側の巻線の電圧は1.534V、電流は0.20mA。

よってインピーダンスは7,670Ω。

トランスの二次側の巻線の電圧は0.50V、電流は0.70mA。

よってインピーダンスは714Ω。

 

 

③ パスコンを外したまま、トランス二次側の600Ωの抵抗に300Ωの抵抗をパラって200Ωとして測定した。

トランス一次側の巻線の電圧は1.554V、電流は0.30mA。

よってインピーダンスは5,180Ω。

トランスの二次側の巻線の電圧は0.50V、電流は0.70mA。

よってインピーダンスは714Ω。

 

 

パスコンを外したら真空管の内部抵抗が下がるはずなのでこれが負荷にどう影響するか?っと思ってたが、逆に負荷が下がってしまった。

トランス二次側の負荷を決めるのが600Ωの抵抗器だと思ってたので、この抵抗を下げて(600Ω→200Ω)みたが二次側インピーダンスは変わらなかった。

ためしにこの抵抗を外しても変わらなかった・・・

 

今回は1kHzでのみの測定だが、これを変えるとどうか?

RIAAカーブが変わるのか?

 

この辺は後程確認してみよう。

(この後問題が発生します)

 

どうでもいいが記事が3,000件となった。

 

20230102

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こうなったらフォノイコもちょいと。

2023-01-07 00:04:32 | PhfD‐3.2

差動増幅のプリにしてゲインが少し小さくなった。

なのでフォノイコで少しゲインを稼げないか?

段間のトランスの手前の12AU7に、カソードパスコンをつけてみようか。

 

過去記事を見直したら力のない音になった、っとあった。

そうだっけ?

パスコンを付けるのは簡単だ。

 

 

力のない感じになった。

U7の電流が15.6mAで内部抵抗が約5kΩとなるはずだ。

前のMJ誌を見直したら段間トランスの二次側から見たインピーダンスは

パスコン無しで1.45kΩ

パスコン有りで550Ω

とあった。

 

パスコン有りで550ΩということはU7の内部抵抗は5kΩ程か。

・・・いやいや、

 

力がないというのはこの真空管のrp5kΩと負荷のトランス一次側5kΩが合ってないのか?と思い、RIAA回路の後ろについてる600Ωの抵抗に300Ωを抱かせて200Ω(1/3)とした。

これでマッチングが取れるはず・・・

 

 

 

早速鳴らしてみた。

前の力が無い音よりは良くなったと思う。

けど、これって電流帰還あり(パスコン無し)の時と同じ音じゃねえか?

そんな感じだ。

ただ、もう一息の気のようなもする

これで音量(ゲイン)が上がれば良いのだが、それも感じられない。

ゲインと周波数特性測らないとだめなのかな?

 

あとは気になっていることを一つ。

段間トランスの二次側にはRIAA回路と600Ωの抵抗が付いていて、これこの抵抗が二次側の負荷を決めているのだと思う。

ならばRIAA回路のインピーダンスはどのくらい?

600Ωの抵抗に影響を与えないなら高抵抗?いやいやRIAAのインピーダンスは低いはずだ。パラでないならシリーズ?

そうか、数Ωだったら影響ないか。

RIAAが数Ωってあんのか?

 

 

 

電流帰還なしで段間トランスの二次側が1.45kΩということは、一次側12kΩのはず。

電流帰還ありで550Ωなら一次側は4.5kΩだ。

現状では負荷が1.7kΩ程。

どう見ても過負荷だが、音はこちらのほうが良いっぽい。

計算上は二次側抵抗600Ωにパラうのは300Ω(合成抵抗200Ω)ではなく600Ω(合成抵抗545Ω)位でいいのか?なんて思う。

この辺は実際に電圧を測ってインピーダンスを見てからかな、なんて思う。

 

20230101

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LCRフォノイコについて少し思うこと

2022-11-30 00:05:58 | PhfD‐3.2

フォノイコについて思うことの一つ。

自作のLCRフォノイコで鳴らすMMカートリッジがことのほか良い。

EMINENT専用にしておくのはMMカートリッジがもったいない。

けど、昇圧トランス直結を生かしながらMMカートリッジが使えるようにするには?が思い浮かばない。

昇圧トランス直結とMMカートリッジ両方を生かすには、セレクターを使うしか私には思い浮かばない。

ハットを自作と同じ構成にしてこいつをMM専用として使うか?

自作は私の渾身のつくりなので、やっても聞き劣りすると思われるので二の足を踏んでしまう。

 

 

 

 

もう一つ。

うちにはCRタイプがある;素直な音だが音量が小さく大人しいかな。

NFタイプのフォノイコの方は派手な音。まあ、まともかもしれないけどあまり使わないんだよな。

いづれも上杉氏設計のものを電源部アレンジ。

ハットのLCRフォノイコ:すごく透明だけど低音がさみしい。

三栄無線のキットのフォノイコ:クオードタイプ:なんか分解能が悪い気がする。

というわけでうちでは自作LCRフォノイコ(MJライター氏設計)が一番良い。高低のバランスよく、分解能もよい。音色は濃く音量もある。何より音が生きている。

 

っとまあこんなもんだが、疑問がある。

 

一般にはCRフォノイコが人気。

聴くとこれがまた良い。

CRよりいいものを目指してLCRに挑戦した私の立つ瀬がない。

気になるのが、CRのフォノイコを私のLCRに入れ替えたら変わるのか?

 

 

この話に無理やりつなぐ話として、安価いケーブルでいい音を出しているものがある。

うちではこれは無理だ。

高能率のスピーカーを使っているとケーブルはどうでもよくなるのか?などと想像している。

うちのシステムでは何か欠陥があって、安価いケーブルでいい音が出るようになったならCRフォノイコでも十分な音質が得られるのでは?

などと考えてる。

 

DS‐3000を使ってるうちは無理か。

 

20221122

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LCRフォノイコ、元に戻す

2022-11-29 00:05:04 | PhfD‐3.2

自作のLCRフォノイコには昇圧トランスstage202を内蔵してしまったのでEMINENT専用になっている。

シュアのカートリッジをこのフォノイコにつないだ時にいい音がした。

EMINENT専用にしておくのは勿体ないのかもしれない。

 

といことで昇圧トランス直結をやめて通常の配線にした。

矢印の配線が通常のもの。

赤丸は昇圧トランス。

 

果たして音は?

これがまた良くなった。

ゴチャッとしてたのが整理され、音が生きてきた。

音色はなんか加工された感じもしないでもないが、まあいいだろう。

シュアのVxMRが本領発揮。

これならMCと勝負できるのではないかと思う。

 

MMは自作フォノイコでないと良さが発揮しない・・・。

 

20221122

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フォノの入力端子を移動する

2022-07-28 00:05:23 | PhfD‐3.2

機器配置を変更して不具合がでた。

っと言ってもフォノイコの出力端子の向きだが。

パワーとフォノは入出力端子を上に向けている。

これは機器を押さえなくてもRCAプラグを挿せるし、プリの下にパワーを置けばケーブルの曲がり一個無くなるので短いケーブルでも使えた。

しかしフォノはプリの上に置きたい。

そうするとケーブルは一旦上に向いてから下に行くので余計に長いケーブルが必要になる。

依ってフォノイコの出力端子の向きを上から横に変更する。

 

接続してから気が付いた。

入力と出力を間違えた。

ガックシ。

 

修正した。

これで特段音が良くなるわけではないが、気分的なものだ。

 

 

 

ここで入力抵抗を確認して置いた。

てっきり18k(昇圧トランス終端抵抗)と47kのパラかと思ってたら18kと30kΩだった。

 

フォノイコの入力抵抗を替えて(11kΩ)鳴らしてみた。その3 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

 

13kから11.25kΩに下がる。

stage202のトランスを繋いだ時のカートリッジの負荷は、82Ωから71Ωとなる。

なぜこんなことをしたかと言うと、もし18kを10kに代えるとカートリッジの負荷が50Ω以下となりこの昇圧トランスでSYNERGYが使えるか、といやらしい考えを持ったからだ。

しかし以前の試聴でEMINENTは50Ωなどと負荷を下げたら良い音がしなかった。

ただ、この程度なら影響無かったので少し下げてみた。

 

20220504

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