analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

SP‐50の実力??

2023-10-21 00:05:49 | SP‐50

山水のSP‐50を鳴らしているのだが、少し飽きてきた。

たしかにカラッとホログラフィックに鳴るのは良いが、なんか弦がつまらない。

YOUTUBEでLS3/5aをミュージカルフィデリティのセパレートアンプで鳴らしているのがたいそう良かった。

鳴らしているのはジャズ。

私も、っと対抗した。手持ちがほとんどビルエヴァンスなのだが、バドパウエルを一枚持っていたので掛けてみた。

下のずぅんは無いがコントラバスが良くなっている。

って、良い音じゃん。

もしかして山水は「ジャズ」を狙ってたんか?

そんな感じ。

 

20231014

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SP‐50の鳴らし方

2022-08-10 00:04:14 | SP‐50

少ない経験からだが、サンスイのSP‐50の鳴らし方を纏めてみたいと思う。

まず、アンプは真空管が良い。

ソニーのTA‐FA7ESではイマイチなんだ。

緩いダンピングファクターのアンプでボヨンボヨン鳴らした方が良いのかな。

低音が無いので、床にベタ置きがいい。これで低音と言うか、中低音を膨らます。

壁に寄せても良かった記憶が有るが、良く分からない。

昔はスピーカースタンドなんて無かったと思う。

床にベタ置きで使ってたのではないか?

そんな気がするだけ。

これでも音場がスピーカーの上に広がる。

音量を上げれば部屋中に音が充満するエネルギーが有る。

ただ、レトロな音だ。

昔のラジオみたいな音。

でもレンジをカットしたような加工感は無い。

丸椅子に載せて40cm位の高さにしたら豊かさが無くなった。

それで10cm角の木材に載せた。

少しすっきりした。低音の音階も分かる気がする。

が、床にベタ置きでも良いと思う。

 

分解能なんて無く、塊で鳴っている。

それでも心地良く鳴っている。

 

 

多分このスピーカーを貰ってから20年?位経つ。

やっとこれが設計者の考えた音ではないか?と思えるとこまで来た。

 

20220416

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SP‐50をトランジスタアンプで鳴らしてみる愚痴

2022-06-20 00:01:54 | SP‐50

フェイスブックでSP‐50を真空管で鳴らした方が良い、とあったが、有る方がダンピングファクターが低いので緩い、高域が暴れるからそう聴こえる、と言う意見が有った。

ちと「むっ」としたが、トランジスタアンプで鳴らしてみた。

ずいぶん遠くで聴いてるようだ。

真空管はステージ真下のポジション。

低音はTRが良い。

 

魔法の言葉「ダンピングファクター」

ケーブルの音の違いはダンピングファクター。

まあ、ダンピングファクターを否定はしないが、なんか安直すぎる気がする。

こういう人は高純度銅線を・・・・

やめておこう。

カルトになってくる。

 

TRアンプで聴くと、音がスピーカーから離れない。

1967年は、サンスイがTRアンプを始めたころだと思う。

音決めをやってればこのスピーカーは真空管を使ってる。このころのTRアンプの性能は・・・。

 

まあ、うちでは圧倒的に真空管アンプが良い。

とだけ言って置く。

アンプの性能差はあるかもしれないが、高級なTRアンプを使えば・・・とは思えない。

今はヤマハのRX‐SL80だが、ソニーのTA‐FA7ESでもそんなに変わらなかった。

 

20220321

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久しぶりにSP‐50を鳴らしてみた。

2022-06-19 00:03:33 | SP‐50

フェイスブックでSP‐50を入手した人が高域がキツく低域が出ないという事を書いていた。

そういえば私もそうだったなぁ~なんて思いだした。

私も引っ張り出してきた。

やはり低音は無い。

高域もキツいかな。

 

 

 

コーン紙を押してみたが、エッジは未だ柔らかい。

ダイヤトーンみたいなのが塗ってある。

多分ビスコロイド?

エッジにライターオイルを塗ってみた。

CD一枚ほど掛けた。

スピーカーから音が離れてる。

パリッとした感じから空間が出るように変わった。

これだよこれ。

張りのある感じかな。

コーン紙を押したらエッジが少し柔らかくなっている。

が、コーン紙が柔らかいため撓んでるようで、ダンパーが硬い気がする。

ま、こんなもんだろ。

低音も少し膨らみが出たかな、って感じ。

相変わらず下は無い。

まあ、フルレンジだから期待しちゃだめだよね。

 

 

当時はこのスピーカーは結構売れたと聞く。

当時の初任給から考えると、ペアで10万程になるか。

う~~~ん微妙。

 

しかしこの音が当時から出てたとは考えづらいんだよな。

当時のパーツはもっと劣悪だったはずで、音は良くないと思ってる。

それともこの素質を見抜いてた人が多かったって事か?

どうなんだろ?

 

いま、ちゃんとステージを想像できる音が鳴っている。

高域も上品だ。

これで低音が下まで伸びたらこの音は台無しになる気がする。

 

チューニングを重ねた私のアンプだからこの音が出てると思う。

 

20220321

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SP‐50を引っ張り出す

2021-04-22 00:08:50 | SP‐50

スピーカーのARをどかしてサンスイのSP‐50を出してきた。

アンプの8Ω出力を使うため、アンプはEL34PPULのミューラード型に交換。MfD‐4。

電源を入れたら電源トランス一次側で1.4Aほどまで上がって焦った。

ステレオタイプなので当たり前か。

最終的にはほぼ2A。

鳴らしてみると、下よりの音がでた。もっとパリッと鳴ると思ってたが、ほの暗い感じになった。

あれ?

低音も結構バンとなる。量感は十分だが、ARはもっと下のブォンが出たが。

アンプとの組み合わせも在り想像してたより全く反対の音が出た。

音色と言うか肌触りはARの方が良いな。

MfD‐4のまま、AR‐4Xに戻した。

なら、という事でメインの真空管アンプも使ってみた。

 

 

今回鳴らしてみて、検討にまずSP‐50は音色が良くないので外す。

EL34PPULも音色がきついので外す。

この二つは音色が共通な感じだ。

 

よってAR‐4Xで三極管アンプとメインのアンプの比較になる。

三極管アンプは音色が良い。歪感がなくビロードの様な心地よい。これがタノンイで出る音が良いと言われるのが想像できる。

EL34PPTmono(メインの真空管アンプ)では‐PPULよりは音色はきつくないが三極管アンプよりは張っている。良く言えばHiFiと言う感じ。ただ、ヴァイオリンが強奏になるとキツい感じもある。

どちら?となれば三極管アンプを選ぶのだが、メインのDS‐3000となると話が変わる。

三極管アンプは神経質になり物足りないが、‐PPTmonoではHiFiに濃いめの音色が乗り、私好みの音になる。

 

以前は音色を重視してたが最近は音場・低域の出方を見ている。

低域を少なくすれば中域の明瞭度が上がる。が、これは本来の音ではないと思うようになった。これをやるのはちゃんとした、まともな音出しおよび設計・製作が出来てからやることと思う。

 

あと、三極管アンプはSP端子を追加して8Ωを使えるようにしよう。

 

20210408

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Sub Retro encore

2019-03-25 00:02:52 | SP‐50

いま、メインシステムが過去最高に鳴っている。

なのだが、何かイマイチ。最高なのかイマイチなのか。

うーん、音楽的に物足りないのかな。オーディオ的には鳴っている。

こういう時は違うスピーカーを鳴らす。

ヤマハNS-10MM?こないだ鳴らしたな。高音の伸びが物足りない。

アコースティックリサーチ AR-4X。これも時々鳴らしてる。良いんだけど、能率の低いスピーカーのように何かこう押さえつけられたような感じがする。

ヤマハNS-690Ⅲ。これも良いスピーカーだけども、鳴り方がDS-3000に被るんだよね。

 

 

じゃあ、山水のSP-50を久しぶりに鳴らそう。半年は余裕で経ってるな。

LP2枚ほど鳴らしながらブログを書いてたが、いつの間にか良くなってた。

伸び伸び、そんな感じだ。

ちょっと茶色というか黄色っぽい音色が乗っている。

これはサランネットというか、木格子のガードを外すと少しは減るんだけど、なんか、特徴が無くなっちゃうんだよね。

つるんとした感じがしてすぐ止めてしまうんだが、なんか、こう、目標が見えた感じがする。

この軽い感じはフルレンジだと出るんだよね。

これをDS-3000で出せってのは無理なのかな。こちらは重いユニットを抑え付けてる。金属の振動板を使ってる。

これでSP-50のような音を出せってのは無理なのかな?

去年の真空管オーディオフェアで聴いたD-130の音。

八王子で聴いたユーロダインの音。

やはりああいう音はスピーカーが違うと出ないのか?

あそこまでは言わなくても、このDS-3000で出ない音。それを出したい。

思えば、アンプを作ってる人はみんな古いスピーカーを使ってる。

大西正隆氏 アルッテクと思ったらジェームスさんのだった。

故佐久間氏 ローサ―、

吉柴氏 D-130。

間違いがあるかもしれないが、こんなとこと思う。

MJ執筆者もアルッテクが多かったと思う。

今思ったが、アンプビルダーはアルッテク、ジェームスさんのようなスピーカー、

自作をしない人はタノンイのようなスピーカー、

そんな気がした。

とするとやっぱりスピーカーなんだな、そう思う。

あーあ、なんでDS-3000が好きになっちゃったんだろ。

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SP-50その2

2018-02-04 00:29:44 | SP‐50

オンキョーD-200Ⅱは早々に外してしまい、SP-50に戻した。ガタを無くしたせいか、これも音場が広がった。そして椅子との間にアルミのインシュレーターを挟んだ。そうしたら空気感がさっぱりしたような、黄色い音色がどこかに行ってしまった。若干は残っているが。肉付きも減って鋭い感じも出てきたが、まあ、もう少し様子を見よう。

微小なニュアンスが良く分かるようになった。

中々手放せないスピーカーになった。

 

 

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SP-50

2018-01-26 00:27:29 | SP‐50

LCRフォノⅡ型が行き詰った。もう手が無い。こういう時にはシステムを代える。

 

 

うちにはいくつかスピーカーがある。

P―610AJ   DIATONE

DS-3000   DIATONE

DS-W461   DIATONE

301V      BOSE

161       BOSE

NS-690Ⅲ  YAMAHA

NS-10MM YAMAHA

YST-SW45 YAMAHA

AR-4X     ACCOUSTIC RESEARCH

D-200Ⅱ   ONKYO

そして サンスイ SP-50。メインのDS-3000と正反対の音。実家の近所の人がくれたと父親が言っていた。いいスピーカーだと持ち主が言ってたと。最初はオーディオとはかけ離れた、何かの付属スピーカーと思っていたが、一応サンスイのメインシリーズだった模様。ユニットはテクニクスの2ウェイ。格子のガードが付き、少々窶れているがツキ板のキャビ。音色に少々個性があるが、良く鳴ると心地よい。

これをDS-3000と入れ替えた。

解放された、スピーカーから音離れが良い。これを聴くとDS-3000はちょっと間違ってる。こんな鳴らし方ではダメなんじゃ、と思う。DS-3000も音離れが良いと思ってたが、SP-50のほうが良い。ただ、低音がバッサリ切られてるようだ。アンプまでのこのシステム、やはり低音がない。なんか間違っている。

 

某HPを見た。アースの取り方が載っていた。

LCRフォノⅡ型で勘違いがあった。

増幅段のデカップリングコンデンサを電源のデカップリングコンデンサと間違い、アースをこちゃこちゃと引きずってた。このコンデンサは本来カソードバイアス抵抗からプレート抵抗に戻すものらしい。信号が通るため、上質なものを使いたい。赤丸の部分だ。

 

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