analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

オアソビ4

2014-02-26 14:59:54 | プリアンプ

トランスを使ったアンプを接続してて、なぜかマキントッシュのイミテーションを繋いでみたくなった。

なんてことか。20年近く使ってきて、このプリの音がようやく理解できたような気がする。弾力が有り生き生き鳴る。故上杉氏は良く記事に書いていた。「原音再生を止め・・・」アンプで音色を作っていたように思う。#7を貴婦人、C22をグラマーな女性と書いていたように思う。なるほど解かる気がする。Synergyでは濃い音が出て相性抜群な感じだが、私にはちょっと濃すぎた。103ぐらいでちょうどいい。それに空気感がでない。なんか霞がかかったようで音が浮き上がってこない。楽器の音色も何か付いている。そう、フィルムコンデンサを使った時の様な。でもこのプリは増幅部にはフィルム使ってないし。何だろう。

相性と言えば、このシステムは各アンプの相性が良い。インピーダンスの整合が出来てるのか、上から下までバランス良く鳴る。何なんだろう?違うプリにするとなんか上寄りのバランスになり生き生き鳴らない。

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オアソビ3

2014-02-25 23:59:08 | システム

試しにトランス使用の機器を集めてみた。上から、フォノイコ。イコライザ前のドライブ?インピーダンス変換?のトランス。タムラA-8713。20k:600。タムラが驚異的な値上げをしてる中、取り残されてた感がある。慌ててもう一組確保したらその後値上げしてた。そしてEQ段のチョーク。ノグチトランス。FEQL及びFEQH。直接比較したわけでははないが、アイエスオーのNP-126は若干肉付が良い、8713はもう少し絞った感がある。どっちが良いか、メインには8713である。サブシステムに個性の強い物を選んだらアイエスオーか?

そして今はメインから外れてるが、ラインアンプ。これはP.P.回路で最終に上記NP-126が付く。

パワーはメインの6CA7P.P.mono。これは入力にTF-3というタムラのトランスを位相反転に使ったもの。

音は流石に広がらないが、思ったほど狭くもない。そういえば以前ヒノオーディオで倉田さんにトランスを使うと帯域が狭くなる、と教えてもらった事が有った。その意味がこれか、思った。代わりに中心に濃い音が集まる。エネルギー感は有る。それが心地よくしばらく聴いている。EMINENTではなんかちぐはぐ、インピーダンスが合わないような気がしてSYNERGYにしたがマランンツのMCトランスとあわせてさらに濃くなった。これは此れで良いかもしんない。

きっかけは館山のコンコルド。何回か食べに、聴きに行ったが、あそこの音は心地良い。それが何個もトランスを使った音とは。でもそんな片鱗今回は少しも見えなかった。

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WFエッジ軟化

2014-02-24 23:34:54 | DS‐3000

ネットワークが完成したのでそれではとWFのエッジ軟化処理をしてもらった。長野の工房。

上が処理後、下が処理前。上はセンターキャップの潰れてないのをヤフオクで落としておいた。しかし若干エッジにしわが有った。処理後はそんなに気にならなくなった。下は未処理の物。予備とする。

音出し後、低音が豊かになった。私はどちらかというと低音はそんなにこだわってなかった。今までは低音の量感が少なめで中音:声 にかぶらず、声がストイックというか、付帯音の無い、どちらかと言えば病的なほど細い感じで結構気に入っていた。それが今回、感じていたことだが、肉付きが良くなった。本来の音であると思う。気のせいかもしれないが弦バスの輪郭がはっきりしてきたとも思う。

このユニット、床に置くだけでコーンがボヨボヨ~んと動くようになった。こんなに柔らかかったのか。

MBは以前軟化処理してもらっているのでDS3000は、これで一応手の入れられる所はすべてやった。以前にもまして上下のつながりが良くなった。バランス的には上より下の方が若干負けている。これはセッティングも有るかと思うがアンプをTRにすると出てくる。でも聴いてると、私は、中音より出しゃばってくるのが気になるのでこのバランスで良いと思う。

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現在のトーンアーム

2014-02-24 07:38:14 | トーンアーム

メイン機器のオルトフォンAS309S。このアームは以前メインとしてたSME3012Rにかなり手を入れてしまい、現在の水準ではどうか?と気になり購入。実は3012Rが現代の最新アームより良いと思っていた。当初はダイナミックバランスのRS309Dが気になっていたが、店で薦められたこと、雑誌で高評価だったことによりスタティックバランスのAS309Sを購入。この際、デンオンDL103LCⅡ(ジャンク)、DA-307、シュアⅢMR+SME M2シェルを置いてきた。同じようなスタティックタイプを買ってもしょうがないと思ったが、純粋にSMEとオルトフォンの比較ができた。結果はあっさりSMEの敗退。だがこれは後に調整不足と判明。ASはばーんと広がる。上から下までほぼフラット。癖はほぼ無し。空間の透明度がすごい。これは内部配線の8Nが効いてると思う。(しかし話が飛ぶがオルトフォンの8Nはアクロリンクの8Nに透明度で劣るように思う。)リンク部分の感度が良いのか?思ったが、HPの構造図を見ても理解できなかった。多分ベアリングとニードルに依るものと思う。不安なんでオルトフォンジャパンに「頻繁にカートリッジ交換をするが力かけて大丈夫か?」と質問したら「通常の使い方ならば問題無し」との事。アームパイプはリンクの近くでシェル側に見て一度左に振っている。そしてシェルコネクタの少し前で右に振る、いわゆるS字アームと思う。その為かラテラルバランスが無くシンプル。当初、しかしこのリンク部分の四角い箱、どうにかならないか?かっこ悪い、と思ったが最近はかわいく見えてしまう。ウェイトはSPU用に重量の物TYPE-Dを購入。若干薄口の音に聴こえるのは主要部分がアルミだからか?多分アームパイプもアルミだろう。結構シンプルなのでアームレストも取っちゃおうと思ったが、接着してあるらしく無理だった。このデザインの為か、SPUは余り似合わないと思う。

この時期シリーズVやグラハムのファントム他などがあんな値段だとすると、オルトフォンは超低価格だと思う。ファントムが出たとき、グラハムの2.2などは無理してでも買っておけばよかったと思った。あとはSMEのシリーズ312を中古で見つけた時注文したらすでに売約済という事も有った。この二機種はシェルが固定で、交換するお遊びが出来ない。今思えば買わなくてよかったと思う。これも縁か。

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縁3

2014-02-23 11:59:31 | その他

LP、ストラヴィンスキー火の鳥。最初に聴いたのは姉が高校の先生にテープに録音してもらった物。初めて聴かされた時衝撃を受けた。本来の解釈は違うと思うが、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の物はもっとドラマティック。魔王カスチェイの凶悪な踊り がすごい。アバド、バーンスタイン、ドラティや組曲、全曲をいくつか持ってるがオーマンディが飛びぬけてる。このオーマンディもmono、stereoなどでいくつか録音してるようだが、手持ちの物が一番である。再発の様で録音年代が記してなくライナーノーツより1976年頃発売の様である。大学受験で東京に出たとき、どこぞの特設会場でLPセールをやっていて、見つけた。ある夏の暑いとき大音量でこの曲を聴いた。鳥肌が立った。LPでこんなことはめったにない。クラシックで何が一番?と聞かれたら迷わずこれと答える。

これを私の高校の先生の家で掛けてもらった。スピーカーはタノイAutoograph(TEAC)。さぞや凄い音が出ると思いきや、見事に空振った。低音がなく中音ぎゃんぎゃん。私の一番心地良いと感じるスケール感が出ない。「そうか、高能率のスピーカーはレンジが広げられないのか」思った。

関係ないけど今の技術では、この高能率と広帯域が両立出来るんじゃないかな?おもう。そんなスピーカー有れば売れるんじゃないかな~。

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縁2

2014-02-23 09:57:36 | その他

パワー管は当時自分の中で「どれがいい」というのは無くたまたま頂いたのが6CA7。この機種は現在も供給が豊富であり、傍熱管としても結構人気である。この後、対抗馬として三極管の300Bアンプもいくつか聴いたが私には魅力を感じるものは無かった。例えばヴァイオリンの響きがたなびく感じは魅力だけども、空気感が出ないと思う。・・・もっとも6CA7にしてもメーカーによる違いが判らないが。エレクトロハーモニクス、ムラード(復刻)を使ったが、松下で無きゃ駄目と言う事は無い。この辺が分からない私のシステムに欠陥が有るのかも?

当時たしか、シングルかP.P.かというのをどっかで見て、三結に分があったと思う。わたしも三結もなるほどと思う。像がユラっと浮き上がるさまは良いと思う。もしフルレンジスピーカーなどで鳴らしたなら良いと思うが私のは4way。その中音の為に上下を捨てるのは筋違いではないか?という事で、以降の製作はP.P.のみとなる。

以降、高出力と言う事でビーム管のKT88も気になるが、使ってみようとまでは思わない。が、6L6は使ってみたい。

ステレオシングル、ステレオプッシュプル、モノラルプッシュプルと作ったが皆6CA7である。予備として真空管を持つのに数種類は非効率、というのも有る。いやこの理由が一番か?プリには数種類使った、でもパワー管はこれのみ、というのも何かを感じる。

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2014-02-18 15:12:38 | その他

オーディオ機器との縁。強く思えば手に入る。DS3000を手に入れたのも縁。これはもし手に入れても(ほんとに入るとは思ってなかったが)ゆくゆくは海外機に行く、そんな気がしてた。雑誌の影響。当時の評論家、雑誌に出てくる一般の人はほとんどタンノイかJBL(私の記憶なので偏ってる?)。マニアはこう(海外機)である、なんて風潮だ。そんな中でDS3000を選んだ。店での試聴なんてあてにはならない、要は使いこなし。自分の部屋でどう鳴るか、どう鳴らすか。本質は変えられないがどんな機器でも好みには持って行けると思う。そんな中でこの機種を選んだ。思い付きだった。当時は3WAYが人気で、一捻りと言う事で4WAYのコーラルDX-ELEVENに憧れた。ユニット数が多い分凄い音が出るだろうと。

上級機のDS5000は当時のフラッグシップで有り(フラッグシップ・・・最上位と言う事で手抜き無し)満足感も高いはずだが、所有欲がわかない。3WAYにスーパーウーファーをくっつけた、みたいで自作っぽい。いや、僻みか。聴いたこともないし。

DS3000は統一感が有る。TWとMHはボロン化チタンドーム、MBとWFはハニカムコーンと上と下で全然別物の様だが、音のつながりが良い。まあ、でも2WAYのDS-A1は気になる。DS3000が駄目になったら次はこれか?思う。

一時期オンキョーのScepter2002を中古で買おうとした。高能率でやってみたかったが、店員にDS3000を使ってるならもっといい物を勧めると言う事でやめてしまった。縁が無かったと思う。

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プリアンプ

2014-02-13 14:56:50 | プリアンプ

大学のとき、念願の真空管プリアンプを作る。”集大成プリアンプ”の中の故上杉氏設計マッキントッシュC22イミテーション版。1970頃の発表で特段変わった回路・トランジスタを使ってなくオーソドックスな物と思った。一生この回路と添い遂げる、みたいな気持だった。手動のドリル、金鋸。A&Bの抵抗、ブラックゲートのコンデンサ、6Nの配線材、タイトのラグ・真空管ソケット。MJ誌を読んでいて、パーツはそこそこ知っていた。メーカーで使えないような高級パーツを使えば市販品に勝てるだろうと。なんともはや。ジャングル配線・・・配線なんて繋ぐことしか知らない。それでも何とか完成。・・・音が出ない。三栄無線に12AX7の足の配置を聞く。私:「1番がプレートで、2番がグリッド、3番がカソードですよね?」店員:「ええ、4番5番がヒーターで・・・」私「・・・はい、(へっ、ヒーターってナンダ?)」ヒーターを知る。帰ってMJ誌でもう一度ヒーターを探す。合わせて集大成~の電源部の写真をよーく見る。見づらかったがなんか線が出てる?結線後、音が出る。思わずガッツポーズ。ハムも有り、AMラジオのような音だったが・・・。この時の感動は忘れない。

これが私と真空管アンプとの始まりだった。プリアンプ1号。真空管アンプは圧倒的にパワーの方が人気が有ったが、なぜかプリに拘った。

この1号はオンキョーのA7より音が悪く早速ばらした。2号。同じ回路で組み直す。若干だがジャングル配線を整理した。これでもA7より悪いか、同じくらい。最短距離の配線が良いだろうと、コンデンサ、抵抗のリードは短く切った。

当時の製作記事の写真を参考に、リード線を活用すべく製作をし直す3号。この時シャシはともだちの家で穴を明けてもらった。出来上がったのはリード線のもじゃもじゃしたくもの巣の様な物で、音はあんまり変わんなかった。

4号になって多少納得のいくものが出来た。実際はまだまだお見せできるものではないが。此処でようやく手持ちのTRアンプより「良い音」になった感じがした。それでもまだまだ自己満足で、音色以外はTRアンプに分が有った。

画像中央の薄い緑色。意を決して2mm銅板でシャシを作る5号。電源部を別にしてたが一体型にする。音の鮮度が上がり「もうTRはいいか」というとこまで来た。後はハム。5台組み直したがこれは出るときと出ないときが有った。アースに関するもの、主にHPからだが、を読んだがイマイチぱっとしない。最短距離で繋いでたが、何を思ったか、入力から順番に繋いでいったらハムが無くなった。へぇ~~。10年程かかった。以降はスピーカーネットワークで取り外したフィルムコンデンサを交換した。

出力にこんなでっかいコンデンサを付けたら音が良くないだろうて、いろいろやってみたがこれは時定数とやらで外せない。ここにきて、もう考え付くことは全てやって、限界を感じた。この時SME3012Rのきつい音の問題がこのプリかと思い、このアンプは諦めることにした。カップリングに制振材塗布ブチル巻オイルコン、カソードにタンタル、ソケットはテフロンに真鍮カバー、セレクターにはセイデンの高級品、電解はブラックゲートとスプラグATOM、ジャックはWBT、トランスに怪しいシート巻き付け、整流ダイオードは3シリーズから3パラフィルムコン抱かせ。そのほか多数。

気に入った回路で改良してけば、良い物・気に入ったものが出来ると信じてきた。なんてことか。次に作ったラインアンプで、アンプは部品ではなく回路、というのを知る。

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アームベース2

2014-02-08 20:46:43 | トーンアーム

その後2日程鳴らした。低音の質感はそんなに気にならなくなった。というのは中音の出方が変わった。出方が・・・音の一つ一つの細かなとこまで見える・・・なんというか・・・遠くでぼんやり見えてたのが近くではっきり見える、というか・・・。米のとぎ汁の様な少し濁った水の中を見てたのが、その水から出したというような・・・まあ、そんな感じ。いやー参った、って程。こうなりゃ低音、此れもまあいいか、となる。

この低音の質感、じゃあアルミを銅と同じ重量になるまで大きくすれば良いか?となる。そうか?じゃあ、銅より重くなるまで大きくすれば良い?んー違う気がする。よく解からんが銅の固有振動数?なるものがあるのではないか?

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V15TYPEⅣMR

2014-02-07 21:18:09 | カートリッジ

デンオン不明カートリッジ→ピッカリングV15TEと使ってS61頃従兄より本体のみ譲受け。高萩のshopで交換針取寄せ。「秋葉原行けば、この価格で本体も買えます」と言われた。最初見たとき針先の小ささに驚いた。「針が無-い」と思った。LP掛けた最初の印象今まで音が割れてた物が、クリアに聴こえた。この時思ったのが前のカートリッジで溝を荒らしたが、その針で届かなかったもっと奥、というかいちばん深い溝をなぞってるからだ!。マイクロリッジの威力か?・・・今思うと単に前のカートリッジの針が減ってただけ。もしそうだとしたらレコードはほとんど減らない。PICKERINGよりは乾いた音の印象でもレンジ感が広い。でもこの頃なんでそんな大金持ってたんだろ?この時からアナログに嵌まる。

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アームベース

2014-02-07 00:34:04 | アナログ

後でUPするつもりだったが思いのほか効果が有ったので今。

左上が純正。右が今回購入のアームべース。大阪のショップから購入。当初、RMG309用のベースを考えてたが、首の部分の高さがあり、アームレストと干渉してしまうので変更してもらった。あと、貫通穴を細くしてもらい、イモネジはダブル、銅製の為そのままでは黒く変色してくるとの事なのでシルバーで塗装してもらった。

純正はアルミ製。最近SME3012Rが調子良く、低音が太いので、AS309Sが見劣り(聴き劣り)していた。

それを特注アームベースに交換すると低音が出てきた。これならSMEに対抗できる。以前ベースでは色々変わることを経験してたので変わるとは思ってたがほっとした。中音も深みが出たように思う。

ただし良いことばかりではない。聴いてた時はその時は思わなかったが銅製にしたためか、今思い出すとちょっと反応が鈍い・ぼてっとした印象がある。後で聴き直したらどうだろう?真鍮製なら良かったのか?でも一度銅製を使ってみたかったし。様子見とする。

カートリッジの支点を考えたとき、カートリッジは固定のままで針(スタイラス)のみ動かないとレコードの溝のエネルギーを拾えないと思う。溝を針がなぞるとき、カートリッジも同じく動いたら発電しない。でもアームは妥協の産物だからその対策は不可能。では少しでもロスを減らすためにカートリッジの慣性モーメントを上げる:シェルを重くする、アームを長くする、アームのウェイトを後ろに持ってくなどをする方が良い、と考える。そんなわけで今はダイナミックバランスのアームが気になる。カートリッジが上に動こうとするとばねで抑えるのだから支点の移動は少ないはず。ただ、下に動くときは・・・。しかし欠点も有ると思う。ばねの共振が音に乗る。アームをばねで抑えるので感度が悪くなる。SPUメインならいいかもしれないが、私は違う。あと、雑誌で超重いシェルとさらに重いウェイトのアームを作った人が投稿してて、「わが意を得たり」この考えが固まった。(ただーし、シュアとSMEシェルの音が全くだめな訳ではない。此処は解からない)今ならSME312やグラハム2.2は欲しいとは思わない。このベースで音が変わったのは、まだこの針の振動による反力を受けきれなかったのだと思う。サイトを検索したら木製でアームベースを作ってる人が結構いるのは驚いた。そんなわけで金属でプレーヤーキャビネットを作ってみたい。

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ネットワーク改造3

2014-02-06 21:19:58 | SP・NW

ネットワークが完成してからなんか中高音がへっこんだ?ような気がして位相を調べる事にした。と言っても特別キカイも無く聴感で・・・。TWから単独で鳴らし、MHを追加して、MLを追加して最後にWFを追加。追加しながら音が大きい極性を選んだ。ここで思ったのは、ネットワークで帯域カットをするのにだいぶユニットのエネルギーをロスしてる・・・。例えばMB。P610と同じ16cmと言う事でネットワーク無しのフルレンジとして鳴らしてみたらこれはこれで面白い鳴り方だった。勿論610よりはナローな感じだが中域のエネルギーは凄い。これをネットワークで殺してる。ユニットの美味しい所を使い数で賄う。なんかジレンマ。

DS3000は纏め方が上手いという記事を雑誌で読んだことが有る。なるほどフルレンジが鳴ってるようにも聴こえる。NS690Ⅲの時は中高音と低音がなんかちぐはぐ。そう思うとDS3000は繋がりは良いと思う。TWとWFのネットワークは基本に忠実な感じだがMHとMBはよく解らない。ハイカットとローカットを組み合わせただけでは無いように思う。位相反転もしてるみたいで私の手には負えない。ここがメーカーのノウハウと思う。ここまで纏めるメーカーに敬服。

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ネットワーク改造2

2014-02-03 16:19:17 | SP・NW

続いてMB。2年ほど前になる。

コンデンサは27と20μFと大きくなる。この頃から大容量のオイルコンデンサが市場から見えなくなる。ロシア製の怪しい物だがフィルムコンデンサよりは良いだろうと使ってみる。結果としては特に問題無し。・・・このネットワークには苦労した。コンデンサのリードが短絡し音が出なかったり、コイルの接触不良で音が途切れたりスピーカーキャビネットが開かないので出したり仕舞ったり繋いだり外したりが大変。

そしてその後少し経って大容量のオイルコンデンサを見つけた。WF用。真空管オーディオフェアで。94μFの所33×3。コイルは5mHの所1.5×2個×1.6(二個重ねた時の係数)で4.8mH。この帯域は妥協した。94μFは47を2個使えばよいが、そんなオイルコン見つけられない。コイルも5mHにするには高価なコイルをほどくようなもったいない使い方になる。店に聞いたら4.8も5も聴き分けられない、との事だった。

コイルについては色々探したが、結局唯一のフォイル型のフォステクス製にした。確か導体の断面積が一番有ったように思う。鉄心はバルクハウゼンノイズが発生するので空芯という手も有ったが線が長く大型になりそうで、純正も鉄心という事も有りそれを尊重した。縦に重ねて繋ぐには非磁性の螺子を探さなければならない。付属のは一段用で短い。真鍮の螺子なんかあんのかな?と思ったがアキバで見つけた。螺子だけでは心もとないので鉄心の空洞部分にエポキシを流し込んだ。なんかこんな高価かったっけ?と思い調べたら値上げをしてた。購入時ショップに聞いたらもう少しで生産中止になるかもしれないと。フォイルを作るメーカーが無いとか。慌てて買った。最近どこかの店でフォステクスのコイルを見つけた。ワイヤ型に成っていた。自分のが希少品という満足感があるが反面、壊れたら・・・

MBとWFの内部配線はナノテックシステムズのGS#79にした。以前試聴用に買ったものがあり、いい結果だった。ターミナルなどはホントは金メッキとかを使いたかったが、スピーカーは接触不良に結構悩まされたので信頼性を尊重。ベースの板は楓の物が手持ちに有ったので使用した。これは大きくなってしまい以前の取り付け位置に戻せないので底板に移動した。ユニットへの接続はファストン端子を新調。純正は以前金属疲労で折れてしまったので金メッキのちょっと良いやつにした。

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ネットワーク改造

2014-02-02 08:33:08 | SP・NW

もう7年も前になるか、ネットワークの部品交換をした。

コイルはよく解らなかったので純正流用。コンデンサをムンドルフM-CapにTWとMHのみ交換した。画像はMH。

音はアンプに使ったフィルムコンデンサの音と似てる。ヒリヒリした感じで、MBとWFと音色が合わない。

以前本で読んだ、「オイルコンデンサを買い占め・・・エポキシで固める」がずっと頭に有った。やっぱりオイルコンデンサを探す。

抵抗は、抵抗値が無かったのでJRM特注LHタイプ。無誘導巻線。コンデンサはオイルに、コイルはフォステクス鉄心入りをほぐして規定値に合わせる。

さて音は・・・なめらかで有機的、MBとWFは電解なのだがつながりは良い。こうなったら残りもやる。

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大洲

2014-02-01 12:26:35 | その他

1/30名古屋市に行ってきた。朝二時頃出て途中2~3回ほど仮眠して11時頃到着。名古屋の電気街アメ横ビル?を2つ回った。一つはパソコン?のビルになっておりすぐ出た。もう一つはパーツが置いてあったがめぼしい物が無かった。平日の為か客もまばらでなんか淋しかった。

ハイファイ堂に入った。此処は中古オーディオ店としては頑張っている。店舗も増え、H.P.を見ると機器の入れ替わりが頻繁。が、なぜか店員は元気梨。JBL4343+マッキンC32?+同240?で鳴っていた。以前ならすごいと思われたシステムだが、特に感動は無かった。「もしこれが我が家に来たら、リビングにしか置けないなぁ・・・」などと考えてると、一部の音の出方がDS3000に似てる気がした。もしかしてこの音を目標にDS3000は作られたのか?と思われた。もちろんホーン型なので比べるべくもないが。ステレオのすべて’85(汚いのに高い)、’86を購入して店を出る。

本命のナピックス。デンオンDK200の現物を拝見。意外に綺麗。DP6000が付いてたとの事。DP7000は多分付くだろう。付かなかったら手放す。問題はSME3012R。これは、アームベースギリギリでも有効長が足りない。さて。現用のキャビはちと大きすぎる。鉛サンドがもったいないが一度交換してみてもいいかな?などと考えてたら欲しくなった。手ぶらで帰るともったいないし。ってなわけで購入。

名古屋コーチンを食べるため食べログ検索。なんだ、居酒屋ばっかじゃん。一個あったので駅ビルの焼肉屋に入った。メニューにはコーチン無し???やられた。適当に食べて出た。失敗。

帰りにランキング高い浜松の鰻屋に入った。17時ほぼちょうど。先客は1組。折角来たんで特上を頼んだ。おお、さすが。中は柔らかく外はカリッと。皮は弾力があり箸では割けない。流石に美味い。たれはちょっと甘めでそれで表面を焦がしてる感じ。当たりだった。が値段を考えると、この辺で鰻はもういいか、とも思う。

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