analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

IPT付きプリは上手く行かない

2022-03-19 00:01:44 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

TD‐2 (10k:600)とTF‐3 (600:600)を入力トランスとして位相反転にしようと思ったが、インピーダンスが合わなかったりF特が乱れたりと、今の私には使いきれない。

入力インピーダンスが600Ωでも行けるかと思ったが、力が無いし、トランスの音色?が気になる。

フォノイコの出力段のSRPPをPP+OPTにしたら?とも思うが、それでうまく行ってもCDがマッチングがイマイチのような気がする。

音は良いのだけれども、600Ωでは過負荷では無いだろうか?と言う疑問が付きまとうようになってしまった。

IPT付きプリを幾つかやってみたが、残念。

トランスには電力をぶち込んでやらないと、と思う。電圧増幅ではトランスをドライブできないと思う。

根拠も無いことを行ってしまった。

 

という事で、問題無く鳴ったシングルをもう一度やってみようと思う。

NP‐126はシングルでも使えるらしい。

 

20220119

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CfD‐6について (TD‐2+Vol100k )

2022-03-14 00:00:38 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

主に入力周りを検討してきたわけだが、入力トランスをTD‐2にし、二次側に100kΩの可変抵抗を付けたものが一番良いと思う。

音質と言うより、安定感・バランスで決めた感じだ。

 

回路図は以下の通り。

※間違いは無いと思いますが、利用する場合は自己責任でお願いします。

初段12AU7のカソード抵抗は2kでも良いかもしれない。

電源トランスも左右別のmonoブロック構成だが、電源電圧を高く使っているので電源のドロップ抵抗が結構熱くなっているようだ。

分割してた段に使途方が良いかもしれない。

チョークは2段にしてからハムは減ったが、ムーと言うのがなかなか取れない。

特に気になるものでは無いが、交流点火のためと思っている。

ヒーターアースの取り方を考えよう。

入力トランスのターミネート抵抗は10kΩ。Volは100kΩ。このVolは250kΩではF特のピークが取れなかったが、100kΩで落ち着いた。それよりも小さな抵抗を使ったらどうなるだろう?

 

F特は以下の通り。

上は20kHzまでフラットになったのは初めて。下はだらだらと20Hz迄は出下がる。

高域はカーブが若干不自然だが、ターミネート抵抗を付けて山を潰したのでこんなもんか。

 

入力インピーダンスは534Ω、出力インピーダンスは288Ω。

歪率は0.05% 1kHz、5V。

 

ゲインは42dB程と少し大きめかもしれないが、入力インピーダンスが低いのでそんなに使いづらくは無い。

 

 

部品はIPTにタムラのTD‐2を使った。1:1のTF‐3では使いきれなかった。

真空管は整流に6X4、電圧増幅に12AU7

OPTはアイエスオーのNP‐126。これは2.5k:600Ωで使っている。

カップリングコンデンサーはブラックビューティーからASCにしてみた。前ほどひりひりした感じが無く、輪郭のしっかりした感じになった。若干たんぱくかもしれないが、これはこれで悪くない。

電源トランスはゼネラルトランス、チョークは東栄変成器。

カソードパスコンはタンタルにしてみたが、電解でも良いと思う。

電源の電解コンは色々ごちゃまぜ。JJ、RIFA、ニチコン。

抵抗類はデールのシリコン巻線が主。デールの金皮もAMRGもある。

主力ジャックはWBTにしたが、他は普通の物だが重目の削りだしだ。

可変抵抗器はアルプスの汎用だが、此処はぜひとも変えたい。

配線材は高純度の物を使った。主に手持ちのアクロテック6N‐AWG18。

 

残留ノイズも後日測って見よう。

 

20220118

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CfD‐6について(音) (6 TD‐2+Vol100k)

2022-03-13 00:01:57 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

CDを鳴らしているのだが、これまた良い。

輪郭のはっきりした、安定感のある音。

中高音が飛んでくるのは、カップリングコンデンサーにASCを使ったからかと思う。前ほどひりひりした感じは無いが、少し淡泊かもしれない。

 

LPを掛けてみた。

思ってた以上に鳴った。

録音の悪いものと思ってた物が普通に鳴る。

盤のレーベルの違いが出にくくなった。個性が無くなった。

システムの個性が強くなったのか?

聴けないわけじゃなく、むしろ全体には底上げされた感じかもしれない。

今気が付いたが、機器の音と言うより音楽を聴いている方に近くなった。

音楽を良く鳴らそうと思ってた時は聴きに偏り、危機に集中すると音楽が鳴るようになった?

 

ただ、低音が寂しい。

やはり入力インピーダンスが低いのだと思う。

今思えばCDも低音が少なかった。がそんなに気にならなかった。

LPはだめだ。

 

また問題(楽しみ)が出来てしまった。

 

20220118

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入力インピーダンスを測定してみる(6.2 ATT+TF‐3)

2022-03-10 00:02:11 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

入力インピーダンスを測定をしてみる。

IN=RE/(ES-E)

 

条件として、一次側ATTと入力端子の間に抵抗を入れた場合。

下図左上のR。

結果は、R無しの時、

ATT maxで5.4kΩ、minで29.5kΩ。

R600Ωの時、

ATT maxで6.0kΩ、minで30.0kΩ。

R300kΩの時、

ATT maxで337.9kΩ、minで360.7kΩ。

 

あれ?

ATTミニマムでインピーダンスがおかしい。

※計算するため、グリッドZin∞を1GΩを代入してみた。

(以下、トランスを1:1で計算してしまっている間違いを犯しています)

ATTがミニマムだとこうなるはず。30.6kになると思うのだが・・・。

因みにマキシマムだと?

600Ωと、ATTとトランスが並列だとすると、トランスは6.6kでないと入力インピーダンスが6kにならないんだよな。

 

 

ここで気が付いた。

600Ω:600Ωのトランスってセンタータップで使っても1:1か?

センタータップの条件で計算すると、インピーダンス比は 4:1+1 となる。

うわっ、計算やり直しだ。

 

なら、入力インピーダンスの測定からやり直そう。

一次側の入力電圧を0.1Vとして、二次側の電圧を測定、0.048Vとなった。これよりインピーダンス比を4.34とした。

 

次に入力インピーダンス(Zin)測定方法の R を色々換えて測定した。

縦軸がZin 横軸が抵抗値

100kΩ(最大)と200Ω(最小)はZin算出値がかけ離れてるので削除した。

のこりの数値の平均が7,568Ω。

 

 

ここから逆算すると、真空管のグリッドインピーダンスは1,756Ωとなる。

これはトランス二次側に可変抵抗器を付けた場合だが、一次側にATTを付けた場合も計算してみた。

この場合もグリッドインピーダンスは1.5kΩ位になった。

 

この記事上の方で入力インピーダンスを計算してる。

トランスのインピーダンス比を間違えたやつだ。

ATTmaxの時は30.6kΩと、計算も測定値と近い値だが、ATTminの時の計算値が30.6kΩで実測値は6kΩとなってしまった。この計算値は次段グリッド抵抗値を1GΩとしたが上にならってこれを1,527Ωにしたら6,027Ωと良い感じになった。

 

 

 

さて、この値が何を意味するか?

グリッドインピーダンスは無限大。先日グリッド電流を測ったが流れなてかった。

内部インピーダンス?U7の内部抵抗は7kΩ程だ。

それより低い。

これが何であるかは追々考えて行こう。

 

20220116

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TF‐3+PPプリ 鳴らしてみた (6.2 ATT+TF‐3)

2022-03-07 00:04:31 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

それでは鳴らしてみた。

IPTをTD‐2にしたときの方が輪郭はっきりだった。

しかしこちらはもっとほぐれた感じ?いや、曖昧かも。

入力のトランスまでにATTと600Ω抵抗が直列に入っているが、曇った感じは無いかな。

思いがけず、過去一良い音だと思う。

 

久しぶりにLPを掛けよう。

あ、この前に一回掛けた。

その時は酷い音だった。

今回はどうかな?アナログ最強システムでいく。

結構良い音だ。

レベル的にはCDと変わらないが、なんというか、古臭い?

いつものLPを掛けてみたが、懐かしい感じがしない。

懐かしいと思える音は、どこか昔聴いた‘感じ’がしたのかな。

いまは鳴り方がマルっと変わったんだ。

森川美穂を掛けた。

低音のずぅうんと言う遅れてくる衝撃波のような物が来た。

ポップスで来るとは。

残念なのは、正面に音場が来ること。

もう少し上に上がってほしいかな。

これは鳴らしこんでからかな。

 

試しに初段12AU7のカソードパスコンを220から440μFにしてみたが、音は変わらなかった。

 

・・・良いんだけど、何かし忘れた気がするんだよな。

それに、この音に飽きた。

すぐ飽きるという事は、高域が伸びてない。

今間で気が付かなかったが、高域が大分早く落ちている。

なんか、だめかも。

 

20220113

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TF‐3+PPプリ 調整(6.3 ATT+TF‐3)

2022-03-06 00:04:07 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

前回測定したグラフ。

これ(赤・緑線)の高域を何とかしたい。

 

二次側プッシュとプルの巻線それぞれに付けた600Ωを20kに変更、

更に両端に20kを追加、

それぞれ抵抗を付けてみたがあまり変わらない。下グラフ紫線 以外。

そこで一次側に15kを入れてみた。これが効いた。下グラフ紫線。

 

ならば、

二次側の両端に20k、一次側に15k

二次側の各巻線に20kを一本ずつ、一次側に15k

二次側の両端に20k、一次側15kに15kをパラって7.5kΩにした。

下グラフ、かまぼこの三本。フラットに近い線は一次側に無し。

という事は一次側で調整。

7.5kにした時少し良くなった(上グラフ黄色線)ので、15kの代わりに手元に有った(その辺に転がってた)600Ωをパラって577Ωにしたら綺麗な線になった。

下グラフ黄色線。

これって一次側600Ωって、トランスのインピーダンスだな。

巻線に直列に入れてるが、インピーダンスの整合なのかな?

ここは600Ω(一次巻線のインピーダンス)+600Ω(固定抵抗)で1.2kΩになる(ハズ)のだが、30kのATTと並列で1,154Ω、

いや違うな。

無限大Ω(一次巻線のインピーダンス)+600Ω(固定抵抗)なら無限大Ω・・・

ここは600Ω加算では無くて、並列と考えるのか?

そうすると600Ω。

アッテネーターは並列なので30kΩと600Ωで588Ω。

が、アッテネーターは並列ではなく加算と考えると30k+600で30.6kΩ。

前者は入力の負荷としては重すぎだが、トランスの600Ωとはマッチングする。しかし二次巻線を考えると無限大Ω。

後者は入力の負荷としてまあ良い感じ。巻線との関係も問題無い。

一次側巻線に直列に入れた抵抗が平行と考えるのは私にはちと厳しいが、辻褄が合う。

もう少しで理解できそうなんだが、この辺は追々考えて行こう。

 

とにかくマッチングはしたと思う。

 

20220112

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TF‐3+PPプリ 鳴らしてみた。(6.2 ATT+TF‐3)

2022-03-05 00:09:36 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

出力にノイズが混ざって無いようなので、いきなりDS‐3000を繋いだ。片チャンだけパワーの電源を入れ、直ぐ電源を切れるようスタンバイしながら・・・

問題無く音が出たので、左右で鳴らす。

なんじゃこりゃな音が出た。

中高音は広がって、声や一個一個の音が離ればなれ。

位相ずれかと思ってスピーカー端子の±を入れ替えたが問題無い。

こりゃ、電圧増幅のプリでIPT付きパワーを鳴らした時の音だ。

低音が無いのは覚悟してたが、思ってたほどではない。

はあ、とため息が出た。

しばらく鳴らしてると、今度は広がりが無くなった。

エフェクト?を掛けたような不自然な、電子楽器の様な音が出た。

再発のCD(CDなんて久しぶりに購入)なので弄ったか?と疑ったが、自然な音になった。

けど、中央にコジンマリ。

こりゃ酷い。

失敗かな、思った。

 

 

少し調整・・・の前にもう一度測っておこう。

黄色の悪い線は前のイントラの時の物。

ハイ上がりの青線はアースの付け忘れ?良く分からない。

赤と緑の線が今回の物(左右ch)。

一見良さそうに見えるが、NFB無しなのに60~70kHzでストンと下がるのは良くないと思う。

 

さて、どうしようか。

(って、考えはもう有るんだけど)

 

20220112

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プリをどうしようか (6.2 ATT+TF‐3)

2022-03-04 00:03:01 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

オートバランスから始まって

5687シングル+U‐808

TD‐2+12AU7+5687PP+NP‐126

12AU7+TF‐3+5687PP+NP‐126

とプリを組んでは聴いてきた。

 

印象に残っているのはTD‐2を使ったやつだ。

ほかの回路がダメなわけじゃないし、他のほうが音楽がいい感じで鳴ると思う。

けど、輪郭がはっきりした音が忘れられない。

安定感がいい。

オーディオ的にというか、回路がしっくりいった感じがした。

 

 

けど、次は入力トランスをTD‐2ではなくTF‐3を使おう。

トランㇲは1:1のものが性能がいいという。

一次も二次もそのまま(抵抗無し)付けて、一番入り口に30kのアッテネーターを付けた。

終段の5687は動作点を変えないのでシンプルにしてみた。

今までは電圧増幅段のカソード抵抗は上下別だったが共通とした。

組むのはそんなに手間ではなく結構すぐに組めた。

F特、ひずみを測ったが、思ったより良くない。

けど音出ししてみた。

 

20220112

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PPプリのボリュームを考える。調整後に鳴らしてみた (6.1 ATT+TD‐2 5/5)

2022-02-25 00:03:56 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

前回PPプリの調整を記事にしながら鳴らしてたが、みるみる音が変わった。

いままで聴こえなかった音が出てきた。

輪郭のくっきりした感じはソニーのTA‐FA7ESに似ている。

ヤマハのAX‐1200はプリがオートバランスの時とそっくりだった。これはパワーのシングルアンプに似ていると思う。

 

翌日も鳴らしているが、音色がイマイチなんだな。

VRをIPT二次側にしてた時は音場が横よりも縦に伸びたが、今はスピーカーの高さになっている。

低域は良い感じだけど、高域はイマイチかな。まあ、聴けなくは無いけど。

分析的に聴くにはもう少し抜けてほしいし、音楽を聴くには音色がイマイチのような気がする。

けど、このまま聴いていたいのはなぜだろう?

 

やはりIPT一次側に抵抗器を繋いでしまった事の気分的な不満。

音は良いのに気に入らない。

オーディオマニアとは困ったもんだ。

 

 

 

なんでこんな複雑な感想なの?っと思ったら、今の音は「凄み」が感じられないんだ。

AX‐1200では「こりゃすげえ」と思える音が出てた。

試しにレコードを掛けてみた。

けっこう久しぶりだが何とか音だし出来た。

LP反面でこなれたかと思うが、音が小さい。

音に力が無い。

これはインピーダンスのミスマッチの力の無い(裏返った)感じではなく、低音が弱い。

多分音量を上げるとインピーダンスが下がるので、余計弱くなると思う。

そう思うと、このプリも無理っぽく感じる。

 

20220105

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PPプリのボリュームを考える。測定してみた。 (6.1 ATT+TD‐2 4/5)

2022-02-24 00:01:10 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

前回IPT一次側に直列に抵抗を入れた。

しばらく聴いてるが、多分これなら大丈夫だと思う。

 

で、計算値が合ってるか、確認しよう。

ネットで探してきた入力インピーダンスの測定方法だ。

左のアンプは、私のOSCが3Vほどまで上がりインピーダンスも600Ωなので、無しで行ってみる。

なんと、30kΩ程になった。

計算値は12.4k程だから、倍以上だ。

何が間違ってるんだろう?

30kΩ?これってまんまATTの値じゃない?

確か最小から3ノッチ位で測定した。

もしかして、ATTの後ろはアースに落ちてて影響が無くなった?

ならボリューム最大で再度測定。

1kHzで11.8kΩとなった。

これなら12.4kHzとも誤差範囲と言えるんじゃないか?

高域のピークは無いので終端抵抗が効いてるのかな?

 

なんか上手く行ったっぽい。

 

 

F特を測って見た。

下図青線。

おおっ、思ったより悪いな。

 

負荷の固定抵抗を600Ωから1,168Ωにしてみたら高域が少し伸びた。

この方がパワーアンプの状態に近いハズ。

 

 

歪も測って見た。

下グラフ、左から100Hz、1kHz、10kHz。

薄い線は那須氏の物ですべて1kHz。

上の緑っぽい色がオートバランスの時の物で、真ん中の短いものが今回のIPT付きPPプリ。

感度が悪すぎで9V、10Vのデータは取れなかった。

PPだからか、下がっている。

0.5Vを最小にしているが、実際に使うのはこの下のレベルなんだよな。

なるほどな結果になった。

 

202220104

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PPプリのボリュームを考える。鳴らしてみた。 (6.1 ATT+TD‐2 2/5)

2022-02-23 00:05:21 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

では鳴らしてみた。

声が凄く透明。

来たか?腰のあたりにゾクゾク来るものが有った。

こ、これは・・・

音量を上げてみた。

薄っぺらい。が、音量はデカい。

けど、行けないか?

トランジスタのプリメインに戻してみた。

音の厚みが違う。レンジが違う。

だめだった。

そりゃそうだよな。

1,200Ωの入力インピーダンスじゃ、低すぎだ。

47kじゃないとダメだった。

パワーアンプの入力インピーダンスと勘違いした。

 

計算違いをしてた様で、やり直したら1,200なんてとんでもない、300程しか無かった。

 

多分この薄っぺらい音は聴いたことが有る。

過負荷か、終端抵抗が小さいか、とにかくインピーダンスが合ってない。

終端抵抗を20kΩにしてみた。

これもあまり変わらなかった。

 

 

 

 

ダメか、と思ったが・・・一次側を600Ωに使ってんだから、そりゃ下がるわな。

 

サンオーディオのSVC‐200Anniversaryの画像を探してIPT(TD‐1)をどっち向きで使ってるか(入力側を600Ωで使っているか?)、探してみた。

巻線図が書いてある面に近い方の端子を入力側にしている。

TD‐1はどちらの巻線だ?

・・・このトランスは1:1の物でどっちも同じだ。

ガックシ。

 

そうだ、TD‐2を反転だ。

そして入力を47kΩにする終端抵抗は、算出不能だ。

(一次側に30kΩのATTを入れている以上これより上がらない)

ならば20kΩでやって見るか。

これで聴いているが、悪くなさそう。

ただ、夜中なのであまり大きな音を出せない。

今日はここまで。

 

20220102

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PPプリのボリュームを考える。調整してみた。 (6.1 ATT+TD‐2 3/5)

2022-02-22 00:02:22 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

前回IPTを反転させて入力インピーダンスを16.6kΩにした。

これで音量を上げてみたがイマイチだった。

小音量は良いのだが、音量を上げてもあまり大きくならず、力の無い感じになる。

 

ネット等でバランス入力の有るプリアンプを探してみたが、結構無いもんだ。

mizunagaと言うショップが作ってるらしいが、回路図を公表して無い。

サンオーディオのSVC‐200Anniversaryを参考に1:1のトランスにするか?

丁度TF‐3が有るはずだし。

 

 

けど、トランスを中途半端で投げ出すと後で後悔する。

仕方ない、ラジ技誌の回路図のように信号ラインに直列に抵抗を入れよう。

そしてトランスは反転を戻す。インピーダンスと昇圧を下げる方向にするのはなんか違う気がする。

 

 

入力インピーダンスが16.6kΩなら20kΩを足せば47kΩになんね?

600:10kだから終端抵抗は10kΩにして20kΩを外した奴をつかえばいいじゃん

早速交換して音出し。

なんか上手く行ったかも?

計算してみた。

20kΩを足したって47kΩにはならない。計算間違い。

しかも12.4kΩ程に下がってるし。

なんか計算間違ってるな。

 

もうしばらく聴いて、入力インピーダンスの測定方法が有ったので、音が悪くなかったらやってみるかな?

判らんけど。

 

電気的な音は多分良いんだけれども、ATTを入れたことに対してのぬけのよさが生かされてない気がする。

ふつーの音って感じになってしまっている。

心なしか、音場の凄さも薄まったかもしれない。

まあ、こういうのは耳は慣れてしまうので何とも言えないが。

伝送ラインに音量調整や抵抗などを入れるのは音に効いてくるのかな。

 

何となく限界を感じてしまう。

 

20220104

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PPプリのボリュームを考える ※修正にて再掲ほか

2022-02-21 00:03:23 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

昨日コメントを頂いたことを絵にかいて見た。

その前に、昨日本文を読み直したら自分でも意味が分からなかったので補足をしてみる。

 

 

解体してシングルアンプを組むか、とも思って居るのだが、一つ思い出した。

ラジ技誌の元回路はIPT一次側に可変抵抗器が付いてなかったか?

プリの入力トランス一次側にATTを付けるため、参考にする。

上記事の状態で入力インピーダンスを計算すると1,511kΩとなった。

 

例えば数値を簡単に見る為に、パワーアンプのIPT二次に10kΩと20kΩを繫いだとして計算すると、IPT一次側は1,087Ωになる。

 

 

私のパワーアンプ30kのATTを付けて入力インピーダンスを1.2kΩにするには・・・直列には抵抗を付けずそのまま付ければよい。

これはパワーの入り口で音量調整することになり、そうするとプリには最大電圧で機器の信号が入ってくるので歪むかもしれない。

 

 

自分でも修正しててプリの話なのに何でパワーなの?っと混乱してしまった。

手探りで試しているので混乱っぷりが可笑しいが、まあ許してやってほしい。

 

 

 

 

 

ここで昨日いただいたコメントの、”IPT二次に可変抵抗を付ける方法”を考えてみた。

計算間違ってるのか、一次側が1.2kΩにならない。

頭を冷やしてもう少し検討してみる。

 

コメントを再度読み直したら、IPTを600Ω:10k(A‐8711)で言ってるのではないか?

 

そか。私の使ってるIPTは600Ω:20kΩのA‐8713なので以前の測定記録からIPTの昇圧比5.5(負荷抵抗100kΩ=Rg)からインピ比30.8を出し、この時の可変抵抗器は37kΩとなり、このような抵抗器はないなぁ~。

 

30kΩのATTを使うと入力インピーダンスの1.2kΩは不可能だ。

なので100kΩの可変抵抗器が有るのでそれを使うとグリッドの代わりになる抵抗器を33.35kΩにすればいいか。

30kΩATTもそうなんだが100kΩの可変抵抗器は2連なのでモノ仕様のパワーアンプには使えないな。

っと、パワーではないだろ、プリのIPT一次側に入れる奴だからステレオの2連で良いんじゃないか。

自分でも混乱してた。

(計算、合ってるかは不明)

 

EDさん有難うございます。

 

20220220

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PPプリのボリュームを考える (6.1 ATT+TD‐2 1/5)

2022-02-20 00:08:50 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

今回試作したIPT付きのPPプリはボリュームがアルプスの汎用品なので気に入らない。

PPなのでIPTの二次側に同じものを二個連動させなければならない。

特にインピーダンス的には問題無いと思ってたが、高域のピークを消すつもりで終端抵抗を付けた後の計算をしてみたら結構低かった。

ボリュームは固定抵抗切替の金子式ATTが今のところ一番いい。

アルプスのRK50は少し音が鈍る(なまる)気がする。

ATTの方がSNが良い感じだ。

今となってはこんなのもう手に入らない。

今更似たようなものを新規購入する気も気力もない。

 

 

解体してシングルアンプを組むか、とも思って居るのだが、一つ思い出した。

ラジ技誌の元回路はIPT一次側に可変抵抗器が付いてなかったか?

計算すると、IPT一次側は1,087Ωになる。

 

30kのATTを付けて1.2kΩにするには・・・直列には抵抗を付けずそのまま付ければよい。

これはパワーの入り口で音量調整することになり、そうするとプリには最大電圧で機器の信号が入ってくるので歪むかもしれない。

プリのIPT一次側に付けるには、

二次側についてる今の可変抵抗器が100kΩ→80kΩの固定抵抗に変更

終端抵抗を2.6kΩとし、

一次側に金子式ATTを付ければ良いハズ。

 

なんと、このプリにハマっていく。

 

20220101

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チョーク追加。

2022-02-15 00:03:43 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

プレート電圧が高い気がしたので下げることにした。

B電源のドロップ抵抗を調整する。2.7kΩを3.3kΩにした。

この抵抗は5Wの物を使っているのだが、2W程の電力になる。

今はモノだから少ないが、ステレオ仕様だったら結構厳しい。

測定時、テスターのワニ口を持って行くとほんのり暖かいとこがある。

考えたことは無かったが、こういうところは多段にして少しずつ下げるのが良いのかもしれない。

電源のインピーダンスを上げない、と言うのは高電圧の電源電圧を高抵抗で下げる、と思って抵抗の数は少ない方が良いと思ってたが、とんでもない誤解だった。

そういう意味ではチョークインプットは良いのかもしれないが、専用のチョークと言うのが見当たらない。

そしてチョークインプットの音は良いと思う。

 

話がそれたが、電源電圧を下げるにあたってチョークを一個追加してみた。

電源に無駄に配線で繋いだ箇所が有ったのでそこに4H60mAを追加し、リファの電解コンデンサ400V47μFもぶら下げた。

DCR600Ωと有ったが電圧降下はあまりしなかった。よってドロップ抵抗で調整。

 

鳴らしているのだが、こうして記事に書いていて、何となく静かになったな~と気が付いた。

そうか、チョークのせいかもしれない。

定期的に聴こえる10秒くらいの「ジー」も無い気がする。

これでコンデンサーは447μF≒0.5mF。元設計もとんでもなく容量多かった。これはチョークを使わないからと思ってたが、私の技術では最低でもこの位必要だったかもしれない。

 

ただ、ムーと言う音はほんの少し大きくなったようだ。

まあ、これは追加したチョークを元有ったチョークのシャーシー挟んで反対側にネジを共締め(ネジ穴位置同サイズ)したので、巻線の中心軸が向かい合ったという最悪の位置だ。それでも影響はこの位なんだ。

 

あとでリップル電圧を測って見よう。

 

 

 

 

そうそう、後日談になってしまうがネットを閲覧してて、面白い記事が有った。

「巻き始めの方が整流回路」

チョークの接続法。

一般にはどちらでもいい、となってるがそうらしい。

巻始めはコアに近いからインダクタンスが高い・・・インダクタンスは多数巻くから起きるので巻始めも巻き終わりも無いのでは?・・・

まあ、巻始めと言うくらいだから上流側:整流回路、としておこう(いいかげん)。

 

20211231

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