analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

スピーカーの向き

2023-05-05 00:02:54 | セッティング

先日の健康診断で聴力の高いほう(4kHz)が両耳とも聞こえなくなった。

前は左耳だけだったが今回右耳もだった。

ああ、終わった、と、そうでもない。

工場勤務が長く騒音とはいえないまでも小うるさい場所にずっといて、機器の異常を知るのは私の場合「音」になっている。

 

最近は高音に執着しなくなった。

若いころはシンバルというか、チンチン、シャンシャンがいかに繊細に聴こえるかに集中したが、ヘッドホンを使うようになって仕事が忙しくなって、そういう聴き方はしなくなった。

そしてどうせ聴こえないや、と諦めた。

それでもスピーカーの向きを変えたら聴こえないか?と少し内振りにしてみた。

この方が高域は聴こえやすい。

が、やっぱり音場が狭くなる。

ま、いいや、とスピーカーを正面に戻した。

やっぱりこっちだ。

 

20230423

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少し片付けた。

2023-04-28 00:00:43 | セッティング

石アンプでも球アンプでも中音がキツイ感じがする。

っとするとスピーカーか?

スピーカーの前を片付けてみた。

音場が奇麗になった。

っと言っても今は夜で、うちは暗くなってからが音が良くなる。

そのせいかもしれないが、昼とは大違い。

石アンプでもクラシックが聴ける。

まあ、2~3日もしたら飽きて戻すんだろうけど。

 

20230416

 

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スピーカーの内振り

2023-02-08 00:02:24 | セッティング

YOUTUBEで石井式リスニングルームの解説があった。

その中に極度なスピーカーの内振りというのがあった。

左右のスピーカーの向きを内側にし、正三角形を作るというやつだ。

これが良いという。

そういえば五戸のオーディオショップでもコレで良い音してたなぁ。

DS‐3000では大変なのでAR‐4Xで試したがいまいちだった。

なんか演奏を後ろで聴いてるみたいだ。

スピーカーユニットは正面に音波を発生すると思われるのでユニットに向き合って聞いたほうが良いと思う。

ではなぜ私はスピーカーの内振りをせず真正面かというとこれが一番広がる気がした。

多分左右の音波が干渉しあうのでは?と思っている。

 

AR‐4X、いやあ良く鳴っている。

こんなスピーカー鳴らしているの、今や私だけ?なんて思ってニヤリ。

 

ポップスを掛けたら位相が逆だった。

よくあることだ。

低音が厚く全体に肉感が付いた。

まあ、DS‐3000の時は合ってたと思う・・・

 

20230204

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アンプの配置を変えてみた

2022-05-17 00:01:39 | セッティング

今の配置ではフォノイコとプリの接続がやりづらい。

プリをオープンにして、タンテを向こうに追いやった。

プリの入力が右端なのと、フォノイコとパワーのRCAジャックが上向きなので、その条件から置き直すと、こうなる。

左スピーカーの前にタンテが来てしまう。

使い勝手は良いのだがパワーとスピーカーが遠くなる、プリとフォノイコは重ねたい。

中々上手く行かないのだが、もう少し何とかなる気がする。

 

LPをシュアⅤxMRで鳴らしているのだが、これで良いんじゃね?っても思う。

昨日感じた中音の張り出しが少し治まった。

そりゃMCの方が良いが、MMの癖があまり感じられなくなった。

こじんまりしてる気もしないではないが、なんか安定感と言うか安心感が有るんだな。

 

ま、直ぐに飽きると思うけど。

 

20220305

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細かい整理(一息)

2022-03-09 00:01:24 | セッティング

プリから良い音が出た。

 

主に製作等後の最初の音出しはボーズの161で確認してからDS‐3000を鳴らしている。

この161は、スピーカーケーブルにベル線を使っているが、接続がめんどくさい。

バナナ端子を付けるにも線がすぐ捥げるので、普通の電線に工作用のバナナ端子を付けたものに変更した。

その際スピーカーの取付角度を少し下に向けた。

高域が出てきた。

真空管アンプで鳴らすと、よくCDショップで聴くような包まれた感じが出て、このスピーカー見直した。

・・・いま、CDショップって有るのかな?

そういえばこないだ日立のレコードショップが有った場所に行ったが、場所も分からない程変わってしまった。

たしか向かいにパチンコ屋が有ったのだが。

30年近くも前の話。

 

DS‐3000はテクニカのケーブルにした。バナナもテクニカに合わせた。

 

最近はもうケーブルの違いに無頓着になった。

回路に興味が行ったのと、アンプが“決まる”と、ケーブルの違いってそんなに出ないような気がする。

電線で音は変わらないよ。

この気持ち少し判って来たかな。

 

20220113

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スピーカー以外を移動した。電源タップ。

2021-12-30 00:03:32 | セッティング

目の前に機器が有るというのは良くないな。重ねれば良いものをわざわざ低くして専有面積を大きくする。

足の踏み場が減り、よろける。

第一スピーカーの音を遮る。

ソファのすぐ右隣りに置いた。

このラックは奥行きが有るので結構せり出す。おかげで座ったままプレーヤー以外に手が届く。

電源アイソレーショントランスは置き場所が無く、一旦どけた。

代わりにAT‐PT62(OCC)を持ってきた。

これは多分学生時代に買ったもの。何故に上級機AT‐PT602(PC‐OCC)にしなかったのか?我ながら不思議である。

極性チェッカーが付いており、タッチしてランプが点かない方が正。

ケーブルは3m程も付いている。

多分本体がプラスチックで、電源周りで音変わるか?なんて変な意地を張ってた気がする。

これは2P用端子×6なので、タンテ、CD、プリを継ぐ。

 

オヤイデのOCB‐1EXは3P用端子×4でフォノイコ、パワーをつなげよう。

確かSWO‐EXというコンセントを使ってたと思う。

内部配線は銀単線の太いもの。これだけでも凄い価値と思う。

ボディのプラスチック以外は豪華なものだ。

これを購入後すぐにEXsというモデルが出たが、後悔は無かったな。

ちょいと調べたら現在はEXsⅡと言うもので販売してるらしい。

電源タップ - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

厳密に聴き比べた訳では無いが、これらの違いは分からない。

取り敢えず今日はここまで。

 

20211128

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やり残した細かい事

2021-12-27 00:04:28 | セッティング

スピーカーの位置は今の東向きが良い。

今後どうなるかはちと分からん。

でも狭い場所に入れても音場が広がってるので、濃密な分このままが良いと思っている。

スピーカー本体を前後にゆすると明らかに揺れ幅が小さい。

床がしっかりしてるのだと思う。

まあ、部屋の模様替えが趣味のような物なのでいずれ変えるとは思うが。

 

 

そして機器の置き場所だ。

目の前に機器を置くのは良くないと思ってる。

前を塞がないように低くするとどうしても機器同士の距離・場所の問題で配線がイマイチ。

大体部屋のスペースが有効に使えない。

 

 

リスニングポイントの右手は出入り口になっていて塞ぐことが出来ないが、私は右利きなのと、プレーヤーのアームが向かって右に付いてること、それによるケーブル取り出し位置など制限が出てくる。

その点スピーカーが東向きだったときは、機器を押し入れの前に置くと勝手が良かった。

なので今の右手に機器を纏められないか、考えてる。

 

 

現在の音量はなぜか下がった気がする。プリのOPTを20kΩに替えてからかなと思っている。

これを10kに戻したらどうかな?

どうもこの辺の音への影響が見えてないんだよな。

 

 

プリを使わずDAPを直接パワーに繋いで鳴らしてみたら、ハムも減りこれぞ高鮮度、と言う鳴り方をした。

プリとパワーを繋ぐとハムが増える、と言う問題がある。

 

 

スピーカーケーブルは、今は電線にバナナ端子を付けたもの。

アクロリンク7N-S1040Ⅲを使いたいのだがちょっと短いんだよな。

ゾノトーン7NSP‐NEOGRANDIO07HIは端末の処理が大変だ。

 

今は入力の接続を、パワーアンプからRCAケーブルを直接出している。

これはパワーの部品レイアウトを再考してからやり直したい。

これを直さないと各機器のレイアウトは決まらない・・・

上記のスピーカーケーブルも関わってくるので・・・

 

やっぱパワーを組み直さないといけないのか?

 

 

アームベースにFo.Qを貼ってしまったが、これは剥がそうかと思っている。この接地の問題は、ネジ締め具合で解決しそうだ。

 

 

後はフォノイコだが、入力抵抗を47kΩから13kΩにしてみようかと思っている。

高域がキツいのは負荷が軽すぎなのか?と言う気がする。

13kにしてもstage202本来のインピーダンスになるはず、10kまで落とせばMc千でSYNERGYの負荷抵抗10~50Ωに入る。

後はMMカートリッジがどうか?なのでこれは試してみなければならないが。

 

 

パワーの初段をU7からX7にしてみたい、と言うのもある。

U7の手持ちが少ないのと、ECC83が余っている。

U7に換えたときは音が自然になったと思ったけど、X7の負荷抵抗を大きくしたものでフォノイコ・プリの評価が高いのはなぜか?

今なら解るかな?

 

 

などと色々考えてるが、今の音に不満は無い。

頭の片隅にでも入れておいて、そのうちやってみようと思う。

 

20211125

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ベストシステムで聴く

2021-12-26 00:03:03 | セッティング

カートリッジをEMINENTにして、ベストシステムになった。

一般に言う松脂の飛び散るような、とか、

いぶし銀のようなとか、とは縁遠い音。

 

 

オーディオ的な音。

スピーカから音が離れ、上下は良く伸び、クリアさは・・・もう一息なんだが。

スピーカーの少し前に「ぽっ」と浮かぶ音場が良い。

音色も多彩。

キツさも無くなったようだ。カートリッジの針の摩耗や昇圧トランスの共振など心配したが大丈夫なようだ。

 

っと、やっぱりオーディオになってしまう。

音楽そっちのけ。

 

ヴァイオリンに少し癖があるようだ。

アームベースとキャビの間にFo.Qを挟んだからのような気がする。

 

 

取り敢えずシステムがまとまった。

もう私のキャパをとっくに超えている。

入力トランスを付けたパワーアンプを最初組んだ時、2007年か、その時は電圧増幅のアンプとさして変わらないな、と思った。

が、何か良くなる、かは解らないがそのアンプは音が変わるような気がしてた。

よもやこんな音が出るとは思いもよらなかった。

 

 

あとはヴァイオリンをもう少し心地よくしたい。

実際のヴァイオリンはキツい音なので、なんて言い訳をしているが、音楽を聴く以上もう少し何とかならないか。

音を変えるのは「スピーカー」しかない。

ハードドームのスピーカーからは海外スピーカーのような音は出ない。

ただ、海外スピーカーはその為に失ったものは有るはず。

これ等はハーベス、タノンイなどのスピーカーを想定しているのだが、アメリカ製の山の名前を冠したスピーカーはそうではない。

両方備えているが、どっちかと言うとJAZZ向きなイメージ。

まあ、スピーカーが違うので無理なのだが、目指してみようと思う。

 

後は細かい調整が有るくらいだが。

 

20211123

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タンテのキャビを戻してみる ~ アームの振動?(アームとキャビ 4/12)

2021-12-12 00:01:20 | セッティング

キャビに備える性質は重量と適度な内部損失。

内部損失ねぇ。

これって振動を殺すのではないか?

カートリッジが拾った振動を逃がして無いか?

そうずっと考えてきた。

木製キャビは生ぬるい音じゃないか。

今回久しぶりに使ってみて考えが甘かったことに気づいた。

それらも含めての音。

何故に大理石が普及しなかった理由がここにある。

固有振動数。

これを殺せれば・・・

中々難しい。

 

 

今回木製を使ってみて目が覚めた感じ。

大理石の音はオカシイ。

木質感が無い。

音の傾向としてカートリッジのEMINENTが大理石、SYNERGYが木質。

そんな感じがする。

音がひしめき合い音の数が増え、情報量は圧倒的に木質なのだが。

大理石は何か欠陥がある。

裏側にはベニヤが張ってあり振動吸収は充分か、と思ってたが、表面が鳴っているのか?

合皮を被せているのに。

 

ブナ材でアームベースに銅板を使った。

うるさい感じになったのは銅板が振動してるからと思う。

10cm×20cm×t2mmで裏には防振ゲルだぞ。

 

この共通点は 「アームの振動」 かも。

思った以上にアームは振動してる・・・

大理石や銅板を防振してもアームの振動が伝わっていたらダメなのか?

 

そういえばデンオンのDP‐3750。

こいつも大理石なのだがアームはちと変わっている。

ダイナミックダンピングと言ってアームパイプの根元にゴムが仕込んである。

アームベースには何か柔らかいものを張っていた覚えがある。

そうか、これでアームの振動を殺していたんだ。

キャビからの振動を切るのではなく、カートリッジからの振動をキャビに伝えない、だったんだ。

 

ニードルトークが聴こえなくなったから安心してた。

アームをオイルダンプにしてたから大丈夫と思ってた。

SMEの3000シリーズはグロメットでベースを浮かせてる。

 

アームはキャビと縁を切らないといけないのか?

 

20211112

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アームベースを追加してみた。(アームとキャビ 3/12)

2021-12-11 00:07:11 | セッティング

タンテのキャビを大理石から木製に交換した。

カートリッジはM97BからMCのSL15Eに替えた。質を上げて違いが分かりやすければ、と思った。

アームはSMEの312だが、木製キャビに直接ネジ止め。

ネジが一本効いてないが。

鳴らしてみた。

位相が間違ってるかと思ったが間違いない。

随分と広がった音が出た。低音も分厚い。

M97Bはモノラルだったのか?ってほど広がった。

 

 

アームベースを少し変えてみた。

2mm厚の銅板に防振ゲルを張ったもの。銅板の防振も目的だ。

これでキャビから浮かしたようにする。

結構違いが出た。

 

左右に分かれてた音が中央に寄った。

最初はほっこりした感じだったが、直ぐに高域が出てきてうるさい。

失敗かと思ったらバランスが取れてきた。

結構パリッとして木質感はベースが無かった時の方があった。

 

 

 

ベース無しは左右に分散した感じだったが、ネジ止めがいい加減だったかもしれない。

ベース有りはパリッとしてしまうので何かもう一工夫欲しい。

気分的には金属で、木質感を出したいのだが、鉛なんかが良いのかな。銅板を厚いものにしたり、とか。

木材も良いのだが、どうも細かい音を殺してる気がする。

 

少し音量を上げてみた。

アンプが温まってないのかもしれないが、なんかうるさい感じ。

キツいとか歪っぽいとか言うよりうるさい。

多分ダメだ。

前もやったのだが、ベースの銅の音がもろ出てる。

 

 

アームのベースにはある程度質量が無いといけないのかな?

だとするとトーレンスはあんな小さいぞ?

フローティングだからかな?

 

20211112

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サブシステムも鳴り出した。

2021-12-03 00:04:30 | セッティング

配置換えして6~7日経った。

音が大体落ち着いた、と言うか「こんな音」ってイメージが湧くようになった。

 

スピーカーの位置を部屋の西と東を入れ替えたのだが、基本そんなに変わってない。

若干鮮やかに聴こえるかな。

多分今までで一番濃い音。

昔、部品を換えて一喜一憂してた頃は、システムが段々薄い音になって行った。

高い部品に替えたので、「これが良い音だ」と思い込もうとしていた。

ただ、このままではいけないな、とも思っていた。

なのでいずれ濃い音のアンプも組もうと思ってた。それが三百Bのアンプなのだが、真逆の音になった。

濃い音のアンプ : 自作を始めたころのパーツなんかを使えば出ると思ってた。

タンゴのトランス

EROのコンデンサー

A&Bの抵抗

なのだが、いつのまにか望んでた音になってるでは無いか。

回路だった。

しかもパワーに送ってやる信号をぶっとくする。

 

っと思ったが、待てよ。

いま、トランジスタで鳴らしてるARも太いじゃないか。

部屋か?

そいやカートリッジはアーピスの普及クラス。

まあ、タンテはそこそこの物だ。

これが痛快なんだ。

 

こう言っちゃなんだが、自分で纏めるという探求心。

そりゃ機器を揃えて繋いでも音は出る。

が、何とか良くしよう、と思えばなるものだ。

 

ARの4Xが良く鳴っている。

考えたらヤマハのAX‐1200じゃないか。

セレクターを掃除して危うさが無くなった。

深い低音。鮮やかだが過ぎない管楽器。

ARの音、死んでるか?

そんなことは無いと思うが。

そういわれると国産スピーカーは音が死んでるんだ。

だから世界に通用しない、みたいなことを言われる。

好き嫌いで世界を語られても・・・・

私はこの音が好きだ。

ふいに右のスピーカーの音が途切れた。

原因を探していくとカートリッジの緑のワイヤがゆるゆる。

かしめて安定した。

昨日の不調はこれだったか。

 

何はともあれ、よくまとまった。

 

20211107

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うちの場合のセッティング考

2021-11-29 00:41:06 | セッティング

今回スピーカーセッティングに関してネットで検索してみたが、たくさん出てくるものだ。

ただ、どれも「大方」同じような感じだ。

実際にやってみないと分からない、のかもしれない。

 

 

 

うちの場合のスピーカーのセッティングについて纏めてみる。

 

 

まずはスピーカーの高さを決める。

DK‐5の場合と角棒の場合で音のイメージが出来ているからだ。

これで低音の量感と音場の広がりを見る。

今回は低音を少し増やしたいというのと天井から離し目にしようとする目論み。

置き台について、畳の床なので柔らかい。

左右のスピーカー共通の板に載せる。60cm×2200cmのサイズ。

これでスピーカーの向きが揃う。これをやると焦点が合うというか、エネルギーが出てくる気がする。

その上に集成材をブチルゴムで貼り合わせた防振台を載せる。正直これの効果と言うのは感じたことは無いのだが、安心感のような物。

ブチルにオーガンジーを張ったもので仕上げてる。

多少変形するからか、この上に角棒かDK‐5を置くとなんかイマイチなのでMDFの薄い板を敷いている。

低音が欲しい時は角棒、音場が欲しい時はDK‐5を使うのだが、今回は角棒だ。

DK‐5はスピーカーを置いた時の前後方向の揺れに弱い気がする。

ただ、それが良いのか風通しが良いのか音場が広がるのだ。反面薄くもなる。

角棒は前後方向は揺れない。しかし抜けが少し悪い。

スピーカーとの間はブチルのテフロン巻きを挟んだ。これは故入江氏(オーディオ評論家)がやってた物を真似た。

長い間、余り意味は無いかと思ってたが、最近高域のSNが上がってる気がする。ほんのわずかだが。

スピーカーの天端と天井板の間は実測1.5m程になった。

 

スピーカーの後ろは20cmも離せば良いのだが、7.5畳の部屋に6畳のカーペットを敷いてるので、その足りない分に板を敷きスピーカーを置いている。

後ろの壁との距離は実測57cm。

これで後ろに人ひとりが十分通れる隙間が出来た。

 

間隔は移動する前は横の壁の影響を受けてる気がしたので少し狭くした。しかし濃いめの音場になったのでもう少し広げた方が良いと思う。

今回は横の壁との距離は実測37cm。

内振りはしていない。スピーカーの軸が左右で交わると干渉してしまう気がするので真正面を向けている。

これで位置は決まる。

定在波対策で、置き方を部屋の中心を軸として少し回しずらす、と言うのが有るが、以前やったが効果は感じられなかった。

姿勢が悪くなるというか、どうも落ち着かないのですぐに止めてしまった。

 

 

 

 

 

スピーカーの脇は左右で違う。

左は襖でオーガンジーを垂らしている。若干吸音。

右は入り口が有り、

上が障子と下がガラスの引き戸になる。この前にはカーテンを二枚垂らしているのでかなりの吸音。

後ろは何か対策しないといけないかもしれないが、壁そのもので「これでも良いかも?」なんて思ってる。

部屋の奥行き方向に音が伸びる感じがするので少し吸音した方が良いかな?なんて考えてもいる。

天井は板張りでクッションを二枚張っただけ。

スピーカーが低いせいか、今のところ反射の影響は感じない。

 

 

 

 

総じて超吸音の部屋だ。

これだと音が死ぬはず。

だからか躍動感は無い音になるのだが、クラシックには良いと思う。

反射の音もライブ感が有って良いのだが、なぜかいつも吸音の方向に行ってしまう。

余計な音を出したくないからかな?

 

今思うと特に奇をてらったことはしていない。

スピーカーの置き方に関しては以上となる。

 

コーナーの吸音とかもう少しやったらいいと思うことは有るが、それらは追々・・・。

 

20211104

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またもや配置換え

2021-11-28 00:02:49 | セッティング

横の広がりを出すため壁の影響を無くすことを考えてた。

入口のカーテンを伸ばすか。オーガンジーを垂らすか、でも上にエアコンが有って邪魔。

そういえばこちら側はなぜか位相ずれのような響きが有るんだよな。

鏡もぶら下がってるし。

 

それだけの理由じゃ無かったはずだが、リスニングポイントとスピーカーの位置を入れ替えた。

前回はカーペットをずらすのに一旦物を全部動かしたはずなのに一日で終わった。

今回は二日掛かってしまった。

重ねた本やレコードが地震で崩れないよう少し低くしたら翌朝震度四。

来なければ良いな、っと思ってたが最近地震が無かったので来てしまった。

被害は無かった。

 

 

今回はリスニングポジションの後ろに雑誌のキャビネットを置き、

膝先に機器を置いて、その後ろにパワー、

そしてスピーカー。

30mm厚さの2.2m集成材を畳の上に置く。

自作の防振台に15mmほどのMDFを置き、その上に角棒を置いて前回より10cm程持ち上げた。

DK‐5を使ってた時は畳とスピーカーキャビの下部が40cm程。

今回は角棒を使ったので25cmほど(実測28cm)。

DK‐5ではスピーカーを見上げてたが、今はTWが耳の高さほど。

 

スピーカーの向きは正面にした。

以前聴き比べた時に一番良かったのと、とあるHPでスピーカーは正面向けた状態で設計してる、トカナントカ。

必要に応じて内側に向けるのだと。

我が意をえたり!では無いが。

脇の壁からは30cm程離れるよう内側に移動した。

 

 

ラックは自作の棚板を持って来ようかと思ったが移動が大変なのでハヤミのラックを分解して使った。

最初の配置ではタンテでスピーカーが隠れてしまうので変更。

この辺はやってみないと分からない。

前もこの置き方をやってるが、部屋が狭くなる。

窓も1/3位塞いでしまった。

第一スピーカーとの間にモノが有る(邪魔)

電源のIP‐2000は各機器のケーブルが微妙に届かなかったので、左から右に移動した。本体の電源ケーブルも5m自作の物から純正の1.5mの物にした。

フォノイコに使ってた自作の防振台は、高さの関係でプリに使う事にした。

なんか元に戻しそうな気もするのだが、もう少しこのままで行ってみる。

 

20211101

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スピーカーから出る音 天井・床の反射

2021-11-27 00:05:47 | セッティング

スピーカーから出る音が上に広がらない。

 

DK‐5を使うと広がるのだが中低音が痩せる。

脚を角材だけにして低くすると中低域が充実するが、特に上の方が広がらない。

 

最近知ったのだがスピーカーに寄っていったときに音場がグルグル変わるのはDK‐5の時だ。

 

 

ネットを見てたら面白いのが出てきた。

天井の反射が影響すると。

なる。

DK‐5で高くすると高域寄りで広がる。

角棒で下げると低域寄りで音場の高さがなくなる。

天井が反射させてる、と考えると納得がいく。

うちでは天井が反射、床が吸音。

まあ、気休め程度にクッションを張っている。

頭の上まで伸びる音場は天井の反射。

低音よりになり音場が広がらないのは床による高域の吸収。

そう考えると何となく筋が通る気がする。

 

 

部屋の対策は難しい

リスニングルームの設計はやってみないと分からない。

そう頭に有ったので部屋の対策は根拠もなく色々やっていた。

 

 

今の低い状態で音量を上げてみた。

音場が上の方に少し伸びた。

しかし過度にではなく、音場は丸く広がった感じ。

多分自然に。

これを考えると頭の上に伸びる音場は反射による異常なモノなのかもしれない。

とすると天井を吸音させるか、角棒とDK‐5の中間の高さにするか。

 

20211030

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スピーカーの置き方 バッフル・壁の反射

2021-11-26 00:03:33 | セッティング

ソファから立ち上がってスピーカーに近づいて見降ろすと、突然音場が開けるところが有る。

餌に群がった魚のような・・・。

低いところに音が集まってるのかな?

スピーカーの高さを下げてみよう。

DK‐5と自作の防振台を外し、カエデ集成材の角棒をブチルを噛まして台にした。

 

散漫になって中々落ち着かないが、二日後ぐらいにころっと変わった。

ワイドなテレビを見てるみたい。上には広がらない。

 

まてまて。

見降ろして下に音場が出来るというのは逆にもっとスピーカーを持ち上げなければならなかったのか?

イメージ的にTWの上の辺とMHの下の辺の間に音場が出来る。

ソファに座ってMHが耳の高さより少し高いぐらい。

何でこんなところに集まるのか?

離れると音場が寂しくなる。

 

 

反射なのかな?

部屋の長手にスピーカーを置いてた頃も或るところに凝集する。

定在波?

長手方向と短手方向でもそんなに違ってないかも。

ただ今置いてる西面は、長手方向に置いてた時の左のスピーカー側になり、なぜかその左スピーカーは位相ずれのような響きが乗った。

壁と襖の平衡面が有るのはここだけかも。

 

 

バッフル効果か?TWとMHとMBが近くてバッフルに反射してる?

まあ、そりゃそうだが、スピーカーってそんな単純なものでないと思う。

 

20211027

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