analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

現在の音56

2023-11-30 00:02:05 | システム

この辺で現在の音の解析をしてみる。

最近つくづく思うのは、このスピーカーは音場が平面だ。

奥行きがあまり感じられない。

音色は真空管的だがだいぶトランジスタに寄った。

これが私の嫌いなつるんとした感じ一歩手前、のよう。

ほんとはもう少し毛羽立った、ビロードのような質感が欲しいのだが、それにはプリの回路をもう一段増やしてカップリングコンデンサーなんかを使えばいい。

しかしそれをしないのは、この高解像度が有るから。

ここ2~3日、もう30年も前のCDで何度の聴いたアルバムから「まだこんな音が入ってたのか」という発見が幾度となくあった。

 

これはやめられない。

 

音場ももう少し広がった時もあったが、今は中音充実系に振った感じ。

でも不満なわけではない。

 

各個別の音は、押さえつけられる感じがする。

生き生き鳴らない。

押さえつけられた反動で発散する感じというか。

 

冷めざめ鳴る。

オーディオ的な音、回路を突き詰めるとこんな感じになるのか?

これらを諦めてもう一段増やしたプリ、例えばオートバランス型か二段増幅シングル型にすると良いのかもしれない。

それをやるとこの解像度が犠牲になるので多分やらない。

やるとすればサブ機。

ただ私にはサブ機として電圧伝送のプリ・パワーが有る。

パーツはそこそこなものを使っているが、配線材がイマイチ。

がバランスが良いのでリファレンス的に取っておいてある。

 

 

以前と比べると高低は充分伸びて中音域が充実している。

変な癖もないと思う。

 

これをもう少しほぐした音にするのは・・・・

見当もつかない。

ただ、それを実現したとしても今の音に戻ってくる。

そんな気はする。

 

20231123

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素撮り撮影の・・・

2023-11-29 12:02:07 | その他

前回の不器用ママ、というYOUTUBEは素撮り撮影というのが苗字(?)に付く。

何でこのchが気になったのかなぁ。

っと思ってた。

女性だから?

あちらはチューナーにトリオのKT‐5300というのを使っていた。

うちの父親はKT‐4500を使ってた。

なんか似てると思った。

アンプもスピーカーもエントリーのようなモデルで私には使う気になれない。

けど、気に入って使っているという。

音も良いとのこと。

あれ?

私のシステムはそういう風に言えるか?

ああすれば、ここを弄れば、そんなことばかり考えている。

心地よく音楽聴いてるか?

(だって私はオーディオマニア)

心地よいというより苦しくないか?

苦しい、というのはここをこう(良く)したい=今は良くない。

苦痛じゃないのか?

なんか、苦痛オーディオ・・・。

もしかして、沼に嵌ってたのか。

 

20231126

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不器用ママ

2023-11-28 00:02:27 | システム

不器用ママのYOUTUBEを見ている。

’70中ごろのトリオのシステムで鳴らしている。

レトロっぽい感じでいいかな、でも私はメインでは使えないな・・・

そうだ、私もミニマムシステムで鳴らしてみよう。

メインのDS‐3000はなんかゆとりのない感じに聴こえるんだよな。

ミニマムシステムといえば、ジャンゴのアンプとNS‐10MMだよな。

久しぶりに鳴らすと、ツイーターが鳴ってないような感じ。

耳を近づけると微かに鳴っている。

いやはやこんなしょぼい鳴り方だっけ?

三時間ほど鳴らしたら音場がぱっと広がった。

こんなちっちゃなスピーカーからこんな音場が出るのか。

この白いウーファー、ミッドにして3ウェイにしたら面白いスピーカーに成るんじゃないの?

そう思えてきた。

 

 

DS‐3000が心配になってきた。早速鳴らしてみた。

心配は杞憂だった。

余裕が違った。

スケールもエネルギーも違う。

やっぱ格が違う。

再認識なのだが、このスピーカーは押さえつけられたような鳴り方をする。

そこから発散というかはじける鳴り方。

いつも思うのがパイオニアのS‐955Ⅲ。

これは余裕の鳴り方をする。

「どうよ」っと言ってるみたい。

バスレフの36cmウーファーを搭載。

DS‐3000の密閉32cmがこの鳴り方の違いに関わっているような・・・

 

などと考えながらなんか良くなっているような・・・

ゾノのケーブルが馴染んできたかな。

 

20231123

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スピーカーケーブルを替えてみた。

2023-11-27 00:05:31 | ケーブル

今更ケーブルかよ、ってとこだが、ちょっと有った。

いままでは某オカルトオーディオ(?)のX処理というデンオンのケーブルを使ってた。これは特に特徴もなくフラットな感じか。キツさがある。

これを久しぶりにモニターPCにしてみた。これがおとなしい感じになってしまってツマラナイ。キツさはあまり気にならない。ただ、これはロジウムメッキのYラグを両端に付けている。

では、とダイヤトーンのW‐1140では広がらない。中域が濃いがキツさが目立つ。

うーん、とっておきのゾノトーン。なんと格が違う音になった。しかも中域のキツさがかなり減った。

ケーブルに歪ってあるの?

まあ、スピーカーケーブル端子の締め付けとかの問題かもしれないな。

そういや先日音が途切れたので締め直したら治ったし。

 

以前のケーブル評価と変わらないが、違いが一層鮮明になったような気がする。

 

20231122

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ようやくアナログに手を付ける

2023-11-26 00:08:36 | トーンアーム

このままアナログに手を付けず、アンプいじりを続けてしまうのか?という不安が有った。

アンプが一応のところまで来たのでやってみよう。

CDに比べるとアナログは少し落ちる。なんというか、ダビングしたテーク・・・いやはやな例えだが・・・みたいな危ういところが有る。

もう少ししっかりさせたい。

ここはアームケーブルをカートリッジから銀線で直で引き出し、6Nケーブルで延長しフォノイコへ。

ケーブルは前に使ったもの。

銀線の音、モガミの音 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

今回はケーブルをOリングでアームパイプに抱き合わせた。

そういえば見てくれが気に入らず元に戻したんだった。

 

これが最初焦った。ほとんど効果なかった。ケーブルだけなのでエージングもないだろうと思ったが、本調子になるのに2時間くらいかかった。

音場が上に広がらず、少し渇いた感じが付きまとう。

おっと、カートリッジはMMのTYPEⅤxMRだった。

MM特有の音色のキャラが無くなった。MMでここ迄鳴れば大したものだ。

 

実はもう一つ、銀線を買ってある。

これは後程、

 

20231117

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回路インピーダンスってなんだ?

2023-11-25 00:04:56 | パワーアンプ

今は確かパワーアンプのEL34をIp360V、Ek27Vほどで使っている(はず)。

タムラの電源トランスPC‐6001は400Vタップの両派整流で、チョークの同A‐4006と100Ω抵抗で電圧を下げている。

この二つはインピーダンスを上げる要因だと思うのだが、このインピーダンスを下げるとレギュレーションが良くなるのか?大音量に強くなるのか?

チョークは整流に必要だからとドロップの100Ωを無くすには?

電源トランスのタップが360Vだったら良いのかな?

でもこれが定格なら電流増えたときに電圧降下を起こす?

どうなんだろう?この辺は機会が有ったら試してみよう。

 

 

そしてふと思いついた。

確か、このパワーをチョークインプットで使えば360Vくらいに下げれたのでは無かったか?

 

それともう一つ、初段の12AX7をパラで使う。

 

いま、パワーアンプの組み直しを考えているのでその前に確認しておこう。

アンプ設計って終わりがない??

 

20231111

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電力伝送について

2023-11-24 00:04:32 | アンプ

バランス伝送は「ケーブルの影響を受けない」らしい。

そんな事あるか、と思ってた。

 

(前にも)思ったことは、送るエネルギー(電力)の量の違いではないか?

フォノケーブル内は微弱電圧・電流だからちょっとの接点でも影響を受ける。

バランス伝送は、トランスを使っている時は電圧・電流ともフォノとは比べるまでもない。

これってフォノケーブルとスピーカーケーブルの流れる電力の違いと同じではないか?

スピーカーケーブルは音色は変わるかもしれないが、音(信号)が欠損した感じは無い。

フォノはそれが有る。

 

そんな気がしただけ。

 

20231111

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測定結果まとめ

2023-11-24 00:04:28 | アンプ

測定した結果は

プリとパワー繋いでのF特。

各所のインピーダンス。

うん問題ない。

F特の低域はいまいちだが聴いた感じ問題ないのでこれで行く。

歪はプリとパワーを繋いで3%11W程。以前はパワーの単体の18Wまで出てたと思うが何故かよくわからない。12AU7を使ってた頃かと思うのだが

そういえばチリチリした中音の歪っぽいのが無くなったな。

多分NP‐126を10kから20kに替えてからのような気がするのだが。

まあいいことだ。

 

20231111

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ゆっくり聴こう

2023-11-23 00:02:10 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーの初段グリッド抵抗Rgを12kΩにして聴いてみた。

中音が少し厳しい感じなのはA&B抵抗を使わずアルファを使ったためか?

低音も十分出てる。高域は少し出すぎの感もあるが落ち着けば変わるだろう。

 

部屋の片付けの前に測定しておこう。

プリの出力管5687の負荷を測定した。

なんと13kもあった。

なんで?

可変抵抗器では15kだったから12kに下げても負荷が小さい?

こんなことってある?

どこかDMMのワニ口が短絡してたか・・・そんなこと考える余裕もなく、Rg12kを8.2kに下げてみた。

これで一通り測定したが問題なさそう。

 

久しぶりにレコードを掛けてみた。

CDより何か薄いというか渇いた感じだが、これもフォノイコが温まってくると良くなるのではないか?

あれこれ掛けてしまった。

こういう時、いつもはジャンルが偏ってしまう。チューニングがそのジャンルに合うようになったためと思う。

ただ今日は違う。クラシックからポップス、ジャズまで色々かけてみた。

今回のはオールジャンル行ける。

オーディオは個性を求めるものだと思っていたが、これを聴くと偏りはよくないと思う。

今では何でも来い、だ。

 

20231111

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使っている真空管

2023-11-22 00:04:50 | 真空管

私のアンプに使っている真空管は、6X4、ECC99,12AU7、E80F、5687,12AX7とEL34。

何故この球を使っているか?

その理由の一つに市場に潤沢にある、というのが有る。

二年ほどでだめになる球を使っていて、価格が10倍ほどになっていたら買えるか?

多分買えない。

原材料の高騰?仕方ないが、希少という理由で価格を上げられては冷めてしまう。

もうその業界は終わっている。

そんな考えだからだ。

今は駄球、迷球を使う気にはならないが、ゆくゆくはそうなる時が来るのか?売れない、という理由から市場から姿を消すリスク。

今のうちに何か探しておく?

トランスに夢中になってて取り残されてしまう。

 

20231111

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それでは一応の完成ということで。

2023-11-21 00:05:56 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーの初段12AX7のグリッド抵抗Rgは15kで決定、っと思ったが良い抵抗が無い。

よってここは12kだがアルファの抵抗にした。

プリのOPT二次側にはビシェイと決めてたが、これも手持ちがなかった。

そこでここは30kのTKDのRN抵抗と20kのデールRS‐2

とした。

 

今鳴らしているが、ずいぶん痩せた感じだ。

やはりA&Bの抵抗は良かったか。

でもあれはノイズっぽく感じるんだよな。あれには戻れない。

 

もう弄ることは無いかな。

まあ、パワーのIPTもタムラでは無いくアイエスオーで同じ機種にする、という気がかりが有る。そのうちだ、そのうち。

 

うっすら音が変わってきているので、もう少し鳴らしていこう。

(まだ修正します)

 

20231111

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何となく見えたこと。

2023-11-20 00:02:24 | トランス

今のところ、プリのOPT二次側には1kか1.2kΩ、

パワーの二次側は15kΩ。これが良い。

 

試しに終端抵を1kとしてプリとパワーを繋いでF特を測ると、パワーの初段Rgは3.2kΩくらいで低域端の15Hzは-4.4dBとなった。-3dBには及ばないが前回の-5dBよりはいい。

ただし今は低域も十分に出ているのでそんなに気にすることは無いと思う。

 

最後に終端抵抗にセメント抵抗を使ってみた。

TAKMANの20W1kΩ。

これはだいぶ昔、スピーカーのATTの代わりに付けたことが有ったが、カサカサでどうもダメだった。

これがどんな音を出すか?

結果は悪くない。

カサカサは高域だけで、それがシンバルの良い感じの乾きになっている。

中音のピアノはピーンと張り出し気味でなんか違うかな。

でもオーディオ的には良い感じだと思う。

音楽聴く気になれないかも。でも黙ってたら判らないレベル。

三百Bのカソードに使ってたけど、良いのか?

まあ、今は定数が決まったかな、ってとこ。

 

20231110

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タメシニインピーダンスソクテイ

2023-11-19 00:04:22 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

プリのOPT二次側の抵抗をパワーのIPT一次側に移動したのはプリのOPTの負荷を測定したかったから。

プリのOPT二次側に抵抗が有ると電流を測りにくい。

パワーの初段Rgを15kとして、IPT一次側に1kΩを繋ぐ。

結果は500Ω。

もう少し低い値かと思ったが600Ωに近いので良い感じなのか?

プリのOPT二次側が500Ωならば一次側もそんなに離れた値にはならないはず。

この確認をしたかった。

 

20231109

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試しにタメシニ

2023-11-18 00:00:56 | プリアンプ

またA‐8713のネタだが、番外編ということで。

現在はパワーの初段12AX7のグリッド抵抗Rgは可変抵抗で15kとしている。

10kでは高域をもう少し伸ばしたいが20kにすると高域が強調された感じでやりすぎの感が有る。

 

ラインの伝送インピーダンスを測ってみた。

1Vで0.96mAなので1kΩちょっと。

これとプリのOPT二次側の1.2kΩと合成すると500Ω程・・・

もっと高くなると思ってた。

 

プリの終端抵抗1.2kを10kに替えてみた。

これで合成抵抗は566Ωになるハズ。出てきた音は高域の無い広がりの無くなった音。論外。

10kΩに2kを抱かして1,666Ωにしてみた。

これも先ほどとさほど変わらない。

っていうか、10kと2kはどちらもA&Bとしたが濃い目の音になり判断の付きにくい音になった。

 

取り敢えず1.2kに戻して耳をリセットし再度調整する。

 

プリのOPT二次側の抵抗をパワーのIPT一次側に移動した。

 

電気的には変わらないはず。

なので基本的に同じ音だが、これは移動しない方が良い。説明しづらい音。音色とかというよりオーディオ的なもの。

この抵抗を1.5kに上げてみたが、なにか歪っぽくなったようだ。

反対に1kΩに下げてみた。これは1.2kと変わらない。

 

今のところ1~1.2kがよさそうだ。

 

20231108

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四倍

2023-11-17 00:05:28 | プリアンプ

以前ラジ技誌で読んだ、「トランスインピーダンスの四倍の負荷で受ける」と言うのがあったと記憶しているが、なぜかは全く想像がつかなかった。

今思うのは、電圧を高く発生しやすくするため、まあ真空管でいうと負荷インピーダンスを高くして増幅度を上げることと同じ、と考える。

そうすることによって次段の入力信のDレンジが大きくなって都合が良い。

ではなぜここが小さいとだめなのか?

小さいとノイズに埋もれる。

小さいとディテールが埋もれる。

なんて想像している。

 

では欠点は何か?

高インピーダンスによる外来ノイズの影響。

CR類の影響を受ける。

インピーダンスの整合のための抵抗の影響が大きい。

 

今回パワーアンプのIPTの二次側で試したが、あまり好い結果が出なかった。

普通の接続の方が鮮度の高い音が出た。

 

何か間違いが有るのかな??

 

20231108

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