analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦24 治具調整

2020-09-30 00:04:33 | TA‐F555ESXⅡ

治具を実際に使ってみる。

電源はスライダックを使う。

トランジスタの足を間違えたり配線の追加など、最初はまともに動作しない。

修正して何とか電圧が出た。

しかし電流値が低い。赤いテスターで2.0mA欲しいのだが少し足りない。

ベースの電圧も低いのでベースの電圧を調整しようと思ったが、変えたと思った抵抗値が間違えて同じものを付けてた。

ここで「はっ」っと思った。

調整はエミッタの抵抗でやるんだった。

真空管もそうだ。

いくつか抵抗を追加して、2。0mAになった。

エミッタ電圧がちと低いが、電流を合わせるのが目的のようなのでこれで良しとした。

ベースの電圧も良さそうだ。

上手くいくか心配だったが、安定しててほっとした。

実際の測定は次回にしよう。

 

20200929

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦 選別冶具

2020-09-29 00:01:42 | TA‐F555ESXⅡ

やぐ という漢字が出てこない。

今は治具と言うらしい。ってか、やぐという言葉は知らなかった。

 

2SK389の代わりに2SK170を使おうと思う。

付いていたK389はVランクというものらしく、今は無いのかもしれない。

Violet で最高ランク?と思う。

購入予定のK170はランクがGRと低いので、測定して高いものを出来るだけ使いたい。

なので治具を作ってみようと思う。

中身は某有名HPを参考にさせていただいた。

手持ちの部品で組んでみた。

残りの部品が到着した。

今日来た部品を取り付けた。

行き当たりばったりで組んだが、デザインはどうあれ何とか形になった。

出来上がってからでなんだが、こういうのは紙に書かないまでも、最低でも頭でイメージできたかも?

まあいい。

次回は確認と実際に使ってみよう。

 

20200928

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TA‐FA7ESを鳴らしてみる。の続き。

2020-09-28 13:29:01 | アンプ

何となくこのアンプの傾向が見えてきた。

折角だから、LPを鳴らしておこう。

TA‐F555ESXⅡもこないだ少し鳴らしてみたが、いい感じだった。

こちらは「パリッ」と鳴る。悪い感じではなく良い。

張り詰めた、弾けた感じが良い。

「トランジェント」という用語が思い浮かぶが、この意味は思ってたものと少し違うようだ。

トランスを通すともう少し肉感が有るが、肉をそぎ落としたこの音は、真のハイファイってこれ?と思える。

フルレンジの良さが出てると思う。

気合い入れたオーディオでは無くて、サロンなどで静かにならしてる、けど「おっ」っと思わせるような音。

 

小さいフルレンジを鳴らしてるところが有る。過去訪れたところで、埼玉の辺にあったエイフル、秋葉原に有った平方電氣、日立に有った中古レコード店(店名不明)、この辺が記憶に残る。

こんなことをしたい訳なんだが、なんかもう一捻り欲しいんだよな。

 

20200928

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TA‐FA7ESを鳴らしてみた。

2020-09-26 15:10:59 | アンプ

TA‐F555ESXⅡのためのトランジスタを注文しているが、その間TA‐FA7ESを鳴らしてみた。

BOSEとは相性が良いはずだ。

夜中に小音量で鳴らすと良い感じ。レトロチック。

そんな英語無い。retorospective=回顧的な、だ。

パリッと明るくではない、どこかほの暗い感じの音。少しモノトーンかな。でもこれらは真空管アンプと比べてだ。

纏わりついたものを振り払って身軽になった、そんな感じの出音だが、このランジスタアンプにはする。此れも真空管アンプと比べてだ。

このアンプ、どのくらい売れたのか?シリアルナンバーが95だからそれくらいは出たのかな?

95年発売だから25年。機械には厳しいが、割と古くもない。

そういやもう二台あるヤマハのAX‐1200は94年だ。

 

 

内部を見て行こう。

パワートランジスタは2SK1530Aと2SJ201Aというもの。シングルプッシュプルかな。それで80W/8Ω出すのだから、電音のUHC‐MOSと同じかな?でもあっちはシングルだったな。

 

オフセットの調整は無いと思ったが、どうやら一個ある半固定抵抗がそのようだ。アイドル電流値が基板に見えないので変だなと思った。

 

バイアスはそういうわけで無さそう。オプチカルバイアスサーキットというのだそうだ。オプチカル素子で電流制御してるとか。オプチカル、って、発光ダイオードじゃないの?それを制御に使えるの?

 

電源トランスはトーラストロイダル型。確かトロイダル型はEI型より小さくできると思ったので、555シリーズよりは大きいもののようだ。そしてカバーがしてありベースに乗っている。

 

電源コンデンサーは「TOWA」と、聞いたことが無いメーカー。東和電機株式会社で、なんと日本ケミコンに納入してるとのこと。ニチコンばかりで日ケミ見なくなったと思ってたら、あまりチカラ入れなくなったのかも。15,000が二個だが、十分と言えば十分だが、555ESXⅡからすると見劣りするな。

 

メインヴォリュームは良く見えないが、アルプスだろう。以前からしたら随分小さくなったが、精度が上がったので大きい物が必要なくなったのかな?と思う。

 

ヒートシンクはテフロンコーティングとのこと。さすがに生よりは響かないが、それでもダンプしてる感じが弱い。そうか、あまり厚くすると放熱が悪くなるんだ

 

それらしいリレーは見当たらないが、電源を入れると音がするので小さいモノがあると思う。

 

ヒューズ抵抗は少し見つかった。下画像中心の少し下の1MΩだと思う。

その上の抵抗は理研のRMGだ。オレンジの抵抗もそうだと思う。結構カーボンって使われてんだ。最近私も嫌いではない。


 

インシュレーターは興味が無かったが、底板を外すのにこいつを外さないとならなかった。

本体触った感じはTAOCのハイカーボン鋳鉄にそっくり。銅板か銅メッキ鉄板を挟んで、偏芯でねじ止め。接地面は多分ブチルゴム。随分凝っている。

 

謎のプレートが有るが、これはバランス回路のモジュールらしい。絶縁処理したアルミプレートに部品を取り付けてあるとのこと。凝ってるなーと思うが、私はバランス伝送の機器が無い

 

他に普段目につかないような画像を添付する。

バランス入力端子(裏板内)。

アンバラ入力端子(裏板内)。

電源のサブ基板?10Aヒューズが有る。

A‐Class段。

ドライバーか?

ブロックコンデンサーの底側。整流回路と思う。

 

フォノEQと思われる。

 

内部上から。

内部底から。

 

 

内部を見て思ったが、高いと思ってた価格は妥当かもしれない。回路設計はFA5ESで完成してるとしたらその分は利益にしてるかな?

オーディオが熟成して音質の向上があまり見込めない時期だったとして、これほどしないと売り文句が出来ない。

なんといってもみなハイグレードな電解コンデンサーで汎用品が見当たらない。基板も555ESXⅡから比べると小さくなっている。これはリファインしてジャンパーなどを少なくして手間を省けてると思う。

真空管アンプはOPTが有って直流カットできる。トランジスタアンプは保護回路で直流をカットする。

抜けの良さはトランジスタアンプが有利かと思ったが、真空管アンプと比べると無くせる接点が多い。

もしかしたらこの辺を思い切ってなくしたアンプは、真空管を超えるか?

などと妄想する。

 

少し調べたが、ライバル機はサンスイAU‐α707MRになると思う。他に目ぼしい機種は無い。今なら何となく音の傾向も分かるのでソニーを取るが、当時だったらサンスイ取ってたと思う。音以外のデザイン、内容は聴いたことない者にとって魅力的だ。

しかし決定的に、ソニーはシリーズ最上級、サンスイは上に907が有る。サンスイは取らなかったかも。

 

まあしかし、TA‐F555ESXⅡを解体して、随分トランジスタアンプが(良くも悪くも)見えてきた。

 

20200926

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦22 FET?

2020-09-26 07:48:00 | TA‐F555ESXⅡ

FETについて少し勉強した。

ゲート(G)に電圧がかかるとドレイン(D)-ソース(S)に電流が流れる。

ダイオードの特性があり、SからDに電流が流れる。

SにDMMのプラス端子、Dにマイナス端子を繋ぐと抵抗値が出た。

端子を入れ替えると導通が無くなるはずだが、似たような抵抗値になった。

これではGに関係無く電流が流れる。

という事は、Lchに現れた電圧はこれの所為?

因みにG-S間は無限大か高抵抗値になった。ここは問題無さそう。

 

20200925

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦21 うーん分からん。

2020-09-25 19:39:04 | TA‐F555ESXⅡ

オカシイのはLch、マイナス側の回路までは分かったのだが、その先がナゾ。

どうしたもんか。

 

ネットで調べた。

オフセットで高電圧が出るのは初段であると。

壊れるのはトランジスタであると。

ここまで来て止めるわけにはいかない。

トランジスタを一個一個確認して行くか。

っと、出力段のトランジスタを交換する前にA‐ClassのツインFET、2SK389を左右で入れ替えた。

Lchは変わらず、正常なRchもおかしくなった。

 

このFETをチェックしてみよう。

テスターでチェックしたら両方向無限大になるものが正方向38MΩ程。ほぼ無限大と考えるか、微妙。

ちゃんとした測定法として、D-S間に3Vを掛けてG-S間の導通が出れば正常とのこと。

 

やってみたが値が安定しない。

D-S間に充電電池で2.6Vを掛けたらパチッと短絡してしまったりした。この後D-S間を測ったら380Ω?

G-S間に3V掛けても抵抗は変わらない?

なんか決定的に壊してしまった。

 

ネットで調べると、2SK389は市場に無いようだ。

こまった。ヤフオクで高価なものが有るのだが、そんなにお金かけてどうする?

代替えが2SK170で効くらしい。でも正確じゃない。

ま、これで行ってみよう。

 

これ等をする前にメインのヴォリュームを分解したが、綺麗なもんだった。

  

ただ、120kΩでなにか中点で抵抗を取ってるような不思議なブツだ。これがいかれたらこのアンプ修理不能だ。

ボリューム基板のパターン側。

普通は三端子で音量調整するのだが、二端子しか基板に行ってない。アースは別ルートかな。

しかもSP‐SW基板に行ってるラインが有る。

もはや私の手に負えない、ので組み戻す。

 

バランスボリュームとリレーは汎用と信じたいが、少しネットで探したら無さそうだった。

 

 

20200924

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦20 ハンダやり直し

2020-09-24 00:04:03 | TA‐F555ESXⅡ

リレーを替えれば音出るだろうと軽く思ってた修理だが、20回にもなってしまった。

 

A‐Class段のハンダをやり直してみた。

 

 

コンデンサー、トランジスタについては外して簡単にチェックしてみた。

  

特に問題はなさそうだった。

 

基板のパーツ取り付け面はパーツを外した時に簡単に拭いて見た。

 

電圧を測定してみたが、変わりなかった。

 

結構大変だったのに、残念。

 

引き続き、回路を睨んだ。電圧を測って原因を探そうとしてる。

 

・・・問題は中点に電圧が出てる。

それが-60V程。オフセットを調整すると音が出るが不安定。

マイナスロクジュウボルト?

マイナスって、中点の下半分の電圧が漏れてるのか?

 

なるほど!なんで気が付かなかったんだ?

2SC1492、2SA985、2SA1383 あたりを集中的に見てみた。

B‐Class段を追っかけたが、A‐Class段に行ってしまった。

段々絞られてきた。もう少し見てみよう

 

20200923

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦19 トランジスタ入替え

2020-09-23 00:08:59 | TA‐F555ESXⅡ

前回パワー段の石を交換した。

音は出るのだが、オフセットが安定しない。Rchは触らなくても安定してるが、Lchは電源入れるたび調整が必要だ。電圧を見てても随分ふらつく。

B‐Class段は大丈夫と仮定する。(根拠はない)

なのでWEBでよく見る原因のA‐Class段を見る。

B‐Class段から給電されるとすると、近くのトランジスタがやられてないか?

ダイオードチェックのポジションで見てみたが、左右とも似たような値を示した。

左右で入れ替えて取り付けてみる。

安定しないのはLchで変わらないが、何となく良い方向に行ってる気がする。

以前、半田がやられてたところが有った。

ハンダは熱でやられるのだと言う。もしかしたら見えないハンダ不良が有るのではないか?

もうこうなったらハンダやり直してみよう。

 

20200922

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦18 トランジスタを交換

2020-09-22 00:05:46 | TA‐F555ESXⅡ

それではトランジスタを交換する。

念のため、コレクタとヒートシンクが導通してないか確認したが大丈夫なようだ。

 

それではさっそく音出し。

まずは出た。前回の音出しはRchが小さくノイズっぽかったが、今回は若干ハムっぽいが両方出てる。

が、気が付いたらLchの音が出てない。

 

① 翌日、もう一度音出ししたら出た。30分ほど鳴らしたが、安定してる。

バイアス、オフセットを調整した。

オフセットはLchが落ち着かない。

リアパネルのアース用ネジが緩んでたので締めた。

 

② 作業台から正面のサブウーファーに移動し、縦ではなく普通に置いたらリレーが切れない。

③ まさか、とリアパネルのネジを緩めたらリレーが入った。

 

④ スピーカーを161からDS‐3000に切り替えた。音出ししながら替えたのだが繋いだ瞬間「バリッ」と言ってリレーが働いた。

 

⑤ 今度はアナログを掛けてみる。EMINENTを昇圧トランスを通して繋いだ。

意外、音が出てしまった。Lchが若干大きい。

しかし音が良い。

 

⑥ 再度電源を入れたらプロテクターが外れない。

オフセットを合わせ、電源を0Vにし、再度電圧を上げたらリレーが入った。

 

困ったことが幾つか。

Lchのオフセットが安定しない。

ブロックコンデンサーの電圧が高め。AC100Vにすると60V程になりそう。

 

⑦ CD入力で30分ほど鳴らしてたらプロテクターが働いた。

 

こうなったらLchがおかしいので見てみよう。

 

20200920

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦17 トランジスタ入荷

2020-09-21 00:04:33 | TA‐F555ESXⅡ

トランジスタが到着した。

送付方法だが、今回ゆうパケットというのを選んだ。

パケットとは通信の単位という意味かと思ったが、小包というのが本来の意味らしい。

小さい箱できて、ポストに入ってた。

何せ送料が安い。ポストに入るので到着が遅れると思ったが、金曜発送で日曜到着。追跡もできて、これで十分ではないかと思う。

 

NEC 2SA1008

NEC 2SC2331

サンケン 2SC3856

サンケン 2SA1492

A1492は在庫が足りないということで後から送るという。

ということはまだ生産してるってことか?

先日トランジスタを中国から仕入れたという話を見た。

いま中国が揉めてるが、日本が中国を切れないのはこのためだと思う。

 

20200920

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ちょっと一息、の続き

2020-09-20 00:04:49 | パワーアンプ

ヤマハの薄型アンプとボーズの161の間にザイカのトランスをかましたが、綺麗だが力が無い音だった。

すぐに飽きてしまった。

 

使ってない真空管パワーを持ってきた。

ミューラード型のEL34PP ULになる。

こちらの方がちゃんとスピーカーを駆動してる感がある。

ヤマハのアンプは相性がある。

思えばボーズの501Vも真空管アンプとの相性は良かった。

紙コーンだからか?

161もこんなに鳴らしたことは無かったが、結構鳴る。

 

それでは、と、アナログをかけてみる。

フォノイコはCR型のPhfD‐1、プリはLfD‐1、パワーはMfD‐4となる。

トーレンスのタンテでSYNERGYでレコードを掛ける。

いつもはCDを掛けた後のLPは力の無い、実力の差をおもいしらされるのだが、今回は違った。

レンジ感は無いのだが、密度の濃い感じになる。

そりゃ、クラシックを思いっきり聴こうとすると無理があるが、なんか落ち着く音だ。過不足無く不満がない。

そぎ落とされた、輪郭が不自然なんてのがない。

ってこれはDS‐3000の不満なのだが。

なんか吸い込まれるような不思議な感じだ。

こうやって聴くとミューラード型はいい音だ。マンラツの8が想像できる。ラインアンプも一躍を担ってる。

 

TA-F555ESXⅡのパーツが来るまでもう少し遊ぼう。

連休に入ったので明けになると思う。

 

20200918

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TA-F555ESXⅡ修理に挑戦16 パワートランジスターチェック

2020-09-19 00:03:37 | TA‐F555ESXⅡ

出力段のトランジスターをチェックしよう。

電源電圧を40V程にして各トランジスタのエミッタ電圧を測ってみた。

記憶で申し訳ないが、エミッタ電圧はLchが20V程、Rchは150mVほど。ベース電圧はLchが20V程、Rchは0.5V程だったと思う。

 

エミッタ端子は銅のフラットバーに繋がっている。そしてスピーカー基板へ配線される。マイナス端子はアース(中点)へコンデンサーを介している。という事は直流をアースへ流さない。

オフセット調整はこのフラットバーとアース端子間の電圧を10mV以下にする。

オフセット電圧は出力段の電圧と相殺させるようだが、この相手がまだわからない。

それにここに20数ボルトって、直流がスピーカーに行くとは考えられない。

例えば真空管でOPTは二次側に直流を流さないで交流のみ。

ならばエミッタには(直流)電圧が掛からないのか?

だからオンキョーの回路図が乗ってたHPではエミッタ電圧が表示してなかった?

段々頭の中で繋がってきた。

 

時間というか、気持ちに余裕が出来たので、パワートランジスタをチェックしてみる。

2SC2275 B-E (L)

2SA2275 C-B (L)

2SA985 B-E (R)

同じトランジスタが有るので、位置が元と同じになるように型番の違う二個ずつを外し測定。戻してからさらに二個外す。

pnpはコレクタからベースに導通

npnはその反対

結果は下表

    B-C   B-E    
2SA985 R 31 195 pnp
  L 1,327 1,381  
             
2SC2275 R 1,357 1,381 npn
  L 196 9,560  
             
2SA1492 Rr 16 773 pnp
  RL 6,070 21  
  LL 682 119  
  Lr 120 886  
             
2SC3856 Rr 791 828 npn
  RL 833 5,750  
  LL 795 831  
  Lr 19 125  

ダイオードの働きがあるということで抵抗値を見るが、二けたkΩはおかしいと思う。

メガ以上も破断(絶縁)に近いのでダメかと思う。でも逆方向で測ったら全てO.L.だったんだよな。

上表よりメガを超えてるのはLcH。

低いのはRch。

2SA985についてはRL逆かな?も一度見てみるか?

LとRどちらが良い?

と言っても劣化と新品を使うのは性能が出てるか分からないのでこの部分はすべて新品にしようと思う。

 

2SC3856と2SA1492は新品が見つかった。

2SC2275は見つかったが2SA985は市場から無くなったようだ。

代替えがいくつかあるが、同じNECの 2SA1008+2SC2331  にした。

データシートを見比べたが、ほぼ大きめでカバーしてるようだ。

あとはなんかの互換にSA985とSA985Aが載ってたので互換はきくと思うが、やめておく。どうしようもなかったり裏が取れたらこれにしたいとは思う。

 

樫木総業というところへ注文した。

 

20200917

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦15 電圧上げてみる。

2020-09-18 00:01:54 | TA‐F555ESXⅡ

釣りに行ったが、全くダメ。

 

困った。

私にはちと無理かもしれない。

最悪もう一台用意して参考にするか。

 

出力トランジスタのベース電圧が毎回少し違う。

電圧上げたらどうなのかな?

 

やっぱりだめだ。リレーは入ったが音が出ない。

Lchのベース電圧は、電源の電圧を上げたら下がった。

SPセレクター、入力セレクターを動かしてみたら、でた。音が出た。

オフセットは6mVほどに入った。バイアスは13mVほどに合わせたが、Lchは落ち着かない。

よく見たら、片方のスピーカーケーブルが外れてる。

両方繋いだらLchの音が小さい、歪んでる。ハムもある。

なんとなくそんな気もしてたが、Rchはまともなのでこれを基準にLchを調べればよい。

AC90Vでコンデンサーの電圧が59V程になった。耐圧63Vなのでちと高すぎる。

Lchの音が出るようになれば電圧が下がらんかな?

 

漸く先が見えた。

 

20200916

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦14 石交換 残念

2020-09-17 07:52:04 | TA‐F555ESXⅡ

トランジスタが到着した。

マスターエレクというところから購入したが、少量でもとても丁寧に対応いただいた。

NECの2SD809。

エミッタとベースの電圧がLとRで違う。外して各端子の抵抗値が同じだった。

 

これは期待薄だな。

交換して電源を40Vほどに上げたが変わらなかった。

 

ネットでトランジスタの各電圧を調べてみた。

オンキョーのA‐817RXの回路図があった

こいつと構成がよく似てる。ベースとコレクタの電圧が少し出ているが、残念ながらエミッタの電圧が出てない。

 

この後パターンの電圧を追っていった。

出力段トランジスタのエミッタ電圧がLとRで違う。

前段のアース(共通)に落ちる電圧がLとRで微妙に違う。

追っかけてツインFETの左右を入れ替えたが大きく変わらない。

 

EQ基板のパターンが剥がれた。

 

 

困った。ここ4、5日はこのアンプにつきっきりだ。

基準:トランジスタの動作が不明、NPNとPNPで違うし、ベース電圧とエミッタ電圧がおかしい。

頭を冷やしに釣りにでも行ってくるか。

 

20200915

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ちょっと一息

2020-09-16 14:36:11 | AX‐1200

トランジスタが来るまで少し時間がある。

久しぶりに音楽を鳴らそう。

スピーカーはボーズの161。

アンプはヤマハのアンプ。

 

このアンプは一年位鳴らしてなかったか、最初ガサガサの音で焦った。

一時間くらいでこなれてきたかな。

エコーは有るがマスクを掛けたような歌い方。低音は無い。

このスピーカーなら仕方ない。

けど、なんか落ち着く?

古典なスピーカーを使っている人の気持ちが分かってきた?

そろそろこんなスピーカーでも「おおっ」となるような音を出せるか?

・・・もう少しかかりそうだ。

 

ザイカのライントランスを噛ましてみた。

別にDAPからノイズが出てるわけではない。

音量が大きくなったが、もやーんとなった

入り出を逆にした。

音量は小さくなったが、音が締まった。

 

うーんなんか違う。

 

20200914

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