analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

FETの選別をどうするか。

2023-12-10 00:04:26 | CfD‐8 (差動)

FETがおかしいのか?

でも測定をどうするか?

前作った測定ボードは違うFET用だったと思う。

そうだ、一個ずつ真空管に抱かせて電流値を測ろう。

 

FETのGS側の電流を測ったが、0.11mAと出た。

なんで?

D側も同じだった。

DMMを繋ぐと電流流れないのか?

OPTと真空管の間の電流を測ったら出た。

ほとんど4mAだが、なんと一個だけ1.45mAというのが混じってた・

よく見ると右のがGRランク。

間違えたんだ。

ということは電圧が高いのが間違えだったか?

 

なんという。

 

そういえばFETには電流が流れない、と聞いたかもしれない。

FETの前後で電流が出なかったのはこれか?

それでも0.11mA出たのはこれが漏れか?

 

おーこんなことが有ったとは。

また一つ学習した。

 

20231208

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左チャンネルがおかしい

2023-12-08 22:08:22 | CfD‐8 (差動)

気持ちよく聴いてたが、左の音が出てない?

フォノの出力を入替えたら変わらない。

プリか。

各部の電圧を測ってみたら左チャンネルが電圧が立ってない。

右が183.4V

左が161.3V

左が電圧低い・・・・整流管か?

整流管を手持ちと換えたが電圧が変わらない。

出力管か?

左右で入替えたがこれも変わらない。

抵抗を間違えてるか?パラっていて、おさまりが悪そうなので変えてみた。

この時ブロックコンデンサーの端子が外れてることが分かった。

以前折っちゃった端子をハンダ付けした奴だ。

これも変わらない。

トランスがヘタった?

ちょっと考えづらいが出力管を外して電圧を測ってみた。

これもあまり変わらない。

 

もしかして、FET?

 

どうやって測ろうか?

 

20231208

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現状のプリの仕様

2023-12-06 00:01:04 | CfD‐8 (差動)

現在のプリの仕様をまとめておく。

※回路図は参考です。まねて作成して不具合が起きても保証しかねます。

回路は5687を使った差動増幅回路。

定電流回路には2SK117を三パラとして20mA程流している。

(合っているかは不明だけど)OPTの一次側は8.5kΩだった。

上グラフ黄色線は片チャンネルの物。もしかしたら整流管がヘタっているのかもしれない。

赤線はもう片チャンネル。

入力には30kΩのアッテネーター。今の回路の増幅度があまり大きくないのでこのくらいが使いやすい。

5687のグリッドには1kΩのビシェイ。

出力トランスはアイエスオーのNP‐126を20kで使用、出力はアンバランス。二次側に1.2kの抵抗をかましている。

この抵抗は音の鮮度が若干落ちるが音場が広がるので採用している。

電源トランスはノグチのPMC‐35HG。

整流管は6X4でチョークインプットで使っている。電源ラインのIECインレットから電源スイッチに繋ぎ、そこから二本線として各々ヒューズを通してRLチャンネルに給電。

電源から左右分離した回路構成とした。

 

20231207

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なんか引っかかってるもの その2

2023-11-05 00:01:47 | CfD‐8 (差動)

今回もう少し音量が欲しい、っと思った時、パワーの入力トランスを昇圧比の高いタムラのA‐8713にしたら?っと思った。

そうだ、A-8713でもっと詰める余地が有るんだ。これが引っかかってたんだ。

現在の音が過去最高なので、だめだったら戻す。

 

 

 

現状プリのOPT二次側に抵抗を付けた状態でパワーの初段12AX7のグリッド抵抗Rgを変えてみる。

プリのOPT二次側には1,200Ωのまま。

パワーのIPT二次側(=初段12AX7のグリッド抵抗Rg)は80kΩ。

これでF特を測定したら全くダメだったので、パワーのIPT二次側に4.7k、10k、22k、47kΩの抵抗をパラってみた。

赤線は過去の測定値:今回の実験の前の物。

抵抗は低いものの方が低域は良い。

抵抗は無いと無限大、47kを取付け、22k、10k、4.7kと下げていくと低域は良くなる。

がこれ以上下げるとプリの出力管の負荷が重すぎになってしまう。

頑張っても前の値を超えられない。

音は聞いてないが良いとしてもF特が良くないと聴く気になれない・・・。

もし今より良かったらそれで行くか?

 

一個不思議な件、IPT二次側抵抗が10kと47kの時、歪率が若干よかった。

もしかしてこれで音量を安心して上げられるかも?という期待はある。

 

音ふと思ったのは低域はある程度以上へはここが限界(上グラフ赤・黄・緑線)なのかな?

70Hzの辺から急に下がっていく。この辺をA‐8713で改善できないか?と期待している。

もし低域を良くするのはほかの条件か、とも思う。

 

20231103

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プリの出力管を低インピーダンスで、を聴いてみた。

2023-11-04 00:01:18 | CfD‐8 (差動)

プリの出力管5687のバイアス電流を2mAほど増やしてみた。

これを鳴らしてみる。

音質が変わらず音量が上がることを期待した。

結果は少し違った。

音量は上がったが、音が引き締まった。

 

各部を測定してみた。

なんと、プリのOPT一次側が7.1kに下がっていた。

参考に電流増やす前は7.9k。

 

ちょっとおもったのだが、音量がもっと欲しいと思うのは歪率が悪いのではないか?

後で測ってみよう。

 

20231031

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プリの増幅度を測定してみた。

2023-11-03 00:04:38 | CfD‐8 (差動)

プリの音量をもう少し上げたいと思った。

まず現状を測定。9.4dB。カソードは16mA、プレートは174V。

定電流回路のK117を3パラにしてIkは20mA、Ep164V。6.4dB。

電源ドロップ抵抗を下げてIkは20mA、Ep178V。5.9dB。

 

あれ?私の見解と逆の結果だな。

 

 

音出ししてみた。

明らかに音が大きくなった。

測定がおかしかったのかな。そうだろうな。

・・・けど、音量を上げる気にはなれない。

なんか破綻しそうな、爆発しそうな怖さが有る。

そういえば中音が歪っぽい。これはなるときとならないときが有るようだ。

聴く分には問題ないのであとで歪も測って見ようか。

それからスピーカーのネットワークも見てみよう。

 

20231029

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低音が出なかったんだが? 終端抵抗7/7

2023-10-31 00:04:53 | CfD‐8 (差動)

少し前に終端抵抗を付けたとき、ことごとく低域が無くなった。

これは終端抵抗を付けたのがプリだからプリの周波数特性が悪いからと思ってた。

過去のF特を見たら、そんなことは無かった。

低域端で2dB切るなんて今よりいいじゃん。

その代わり高域はアレだが。

っということはパワー?

IPT一次側を10kとするために二次側に80kなんてのを付けてた。

これが軽すぎで低域が無くなった?

 

 

それからパワーの初段グリッド抵抗の値を変えたが前ほど音が変わらない気がする。

多分どこかに設計ミス的なところがあって、それが足を引っ張ってたか、測定値に影響を与えてた、か。

 

20231022

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高音がもう少し伸びないかな 終端抵抗6/7

2023-10-30 00:01:21 | CfD‐8 (差動)

少し聴いてて、高音がもう少し何とかならないか?と思うようになった。

いまのままでも問題ない。終端抵抗やる前はもっとハイ落ちだった。

パワーアンプの初段12AX7のグリッド抵抗Rgを10kにしてみた。

若干良くなったか?多分替えたというプラシーボ?

シンバルのシャンが繊細になったような・・・

低域は思ったほど悪くならなかった。聴いた感じは同じ?

7.5kでも悪くはないが、このまま行こう。

 

20231021

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プリを測定してみる。

2023-10-12 00:01:36 | CfD‐8 (差動)

多分プリが決まったので測定しておこう。

まずはF特。おっと。

いきなりハイ上りかい。

しかも割と低域端が落ちてるな。

パワーのLL1689のピークか?二次側の抵抗で対処、ってルンダールの説明には有ったな。

いや待て、LL1689はパワーに使っているのでNP‐126のピークじゃん。

そういえば負荷を軽くしすぎるとこれが出るんだっけ。

っということはパワーの初段12AX7のグリッド抵抗Rgを10kにしたからだな。

このピークが出るのは確か1.8kくらいの時か。

1.8k:10k+10k

LL1689は今はこんなところか。

(Rgが10kの時の過去記事より プリの5687の負荷は4.5kΩ、伝送ラインは900Ωという結果が出てきた。)

一次側を1.2kにするには10kを8.2kくらいにするのか。

プリの5687の過負荷が怖いから7.5k。

10kに変更する前が良かったんだな。

 

20231007

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測定してみよう 鳴らしてみた

2023-09-19 00:02:37 | CfD‐8 (差動)

プリの出力管5687の負荷を少し大きくしてみた。

その音は?

まず低音チェックのCDを鳴らしてみた。

12.5Hz、20Hzは空振った。まあこれは仕方ない。

25Hzからブオンとなった。へえ、結構伸びてるな。

普通の音楽を掛けてみた。

低域がもうちょっと伸びてたらなあ、っと欲求が出てくるが、まあ仕方ない。

F特を見ると微かな変化だが、予想よりは悪くない。

高音は相変わらずなのだが、何か頭打ち感が減ったような。

バランス的にはこっちだな。

7.5kΩ。

 

満足、とはいかないが、妥協の産物な感じ。

オーディオって本来そんなもんではないか?

なんて思う。

けどね・・・

 

20230917

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測定してみよう その2

2023-09-18 00:04:03 | CfD‐8 (差動)

前回パワーの初段Rgを4.7kΩにしたらプリの5687の負荷がたいそう重かった。

だからかプリの出力で3%歪で1.5V程しか出ない。

これは変だということでパワーのRgを4.7kから7.5kにした。

測定結果は、おおよそだが、

プリの5687の負荷は4.5kΩ

伝送ラインは900Ω。

 

ただ、オンオフ法で測定したプリの出力インピーダンスは540Ω

抵抗置換で測ったパワーの入力インピーダンスは740Ω。

伝送ライン900Ωからトランスのインピーダンス比より5687の内部抵抗を計算すると2.7kΩ。740Ωとした場合2.2kΩと低すぎなので740は何か間違いかと思う。

前回はそこそこつじつまが合う値だったが、今回は少しずれているなあ。

 

F特を測ってみた。

下グラフ黄色線。

思ったほど悪くないな・・・でもよく見ると低域端で-8dBか。

 

参考に3%歪を測ったら、入力信号が足りず1%で11.5V。

なんかとんでもなく低歪。

ほんとか?

やっぱ前回はやばい動作だったかも。

 

音出しは後日。

 

20230917

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測定してみよう

2023-09-17 00:08:36 | CfD‐8 (差動)

現在プリはOPTにNP‐126を10kで使う。真空管は5687。差動増幅回路。

パワーはIPTにLL1689。初段12AX7のグリッド抵抗は4.7kΩ。

 

予想ではパワーの入力インピーダンスが1.8kくらいになり、

これでプリの5687の負荷は10kぐらいになると思う。

 

 

試験的にLchとRchの定数を変えている。

Lchはプレート電圧150V、カソード電流が2SK117(8.2mA)二本なので

16mAほど流れてるはず。だが実際は5687の方ユニット7,4mA,6.8mAだった。この時カソード電圧6.2V。

5687のグリッドに入れてる抵抗は1kΩ。

Rchの方はプレート電圧170V、カソード電流が2SK43(13.1mA)一本。こちらは5687の両ユニットとも6.4mA程だった。

5687のグリッドに入れてる抵抗は2.7kΩ。

 

 

プリを実際に測定してみた。

結果は愕然。

なんと5687の負荷は3kを切っている。

試しに3%歪の時の出力は1.5Vほど。オートバランスの時は10V程有ったはず。

そういえば差動増幅の時の歪って測ったこと有ったかな?無かったかも。

 

伝送ラインのインピーダンスは600Ω弱。ここはもう少し高いと思うのだが。

もしかしてプリの出力インピーダンス700Ωと1.8kΩで分圧してるからか?

 

ゲインは電流の少ないRchは15.2dB、Lchは16dB。

Lchはもう少し上がってほしかったな。

 

測定はこんなところ。

 

パワーのIPTは昇圧比が2.5程なはずなのでA‐8713の5.8よりは全然小さいのでプリの出力管の負荷はそんなに下がらないかと思ったが、結構下がった。

歪も良くないのでパワーの初段Rgを4.7kから10k程に上げてみるか。

負荷の二倍、と考えるとこのくらいが良いのだけれど、多分低音が無くなるので5~6kくらいかなと思う。

 

20230916

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結局この組み合わせか。

2023-09-12 00:04:16 | CfD‐8 (差動)

色々やってきたが結局は戻った。

プリはOPTにNP‐126を10kで使う。真空管は5687。差動増幅回路。

パワーはIPTにLL1689。初段12AX7のグリッド抵抗は4.7kΩ。

 

パワーのIPTを高インピで使いプリのOPTに終端抵抗を使うのをやめたのは、低域を太くできなかったから。

 

今の音は楽器のニュアンスが良く出ていると思う。ヴァイオリンの甘ったるい、飴色な感じが良く出ている。

広がりは何か制限がかかってるようにも感じるが、それは終端抵抗を使った時の音に比べるかあらであって、今でも充分である。

低域は少し軽めにした。

いまのF特は、聴感上もハイ落ちになっている。それを少しでも解消しようとした結果であり、

足りないほどではない。

下グラフの低域が二番目に良い薄い緑線。

まあ、しばらく聴いてるとナロウになったり低域が無くなったりすると思うが、このままで行ってみる。

 

20230910

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さて、もどしてみるか

2023-09-11 00:01:44 | CfD‐8 (差動)

双三極管は一本の真空管に二つの同じユニットが入ってる。

これをそれぞれ測ってみたが、

バイアス電圧

交流電圧・電流

それぞれ違う値が出た。

信号の入力側の真空管ユニットはATTがぶら下がってるので反対のユニットと条件が違うので揃えようとするとグリッドがアースから浮いてしまう。

条件を揃わせるのにはもう少し考えてみよう。

 

 

プリのNP‐126は二次側を高めのインピーダンスで使った方が良い。

これをA‐8713でやってしまうと多分A‐8713のF特が良くない。

なので巻線比の小さいLL1689にするとNP‐126との組み合わせに都合が良い。

すこし高めのインピーダンスで使ってもF特がそんなに悪くならない。

巻線が少なくてもインダクタンスが有るのか低域も悪くない。

バランスはこの組み合わせだ。

 

20230909

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プリの真空管を5687にする。

2023-09-08 00:04:32 | CfD‐8 (差動)

分圧の話のはずだったが。

前回の測定でバイアスのばらつきが気になった。

下図、回路図の下の細かい数字が有って、その上の方がバイアス電圧。

信号の入力側が7.52V、反対側は4.84V。

ECC83の手持ちが3本しかなく選びようがない。

 

それで5687に戻そうかと思う。

これでプッシュとプルで電流値を測り、一番近いものにした。

  一本が 6.09mAと6.61mA

もう一本が 6.57mAと6.18mA

この二本で行く。

 

20230907

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