極端な内振りにして鳴らした後、普通に戻した。
が、なんかいまいち。
音がなんか曇ったのでコロを置いてみたがスピーカーの存在が無くなっただけ。
このスピーカーのビロードのような肌触りがなくなった。
パリッとしてしまった。
悪くはないのだが、鳴らし切ってないと思う。
高解像度のアンプではだめなのか?
結構難しいスピーカーなのかもしれない。
前の二段増幅のアンプのが良かったと思う。
20230207
極端な内振りにして鳴らした後、普通に戻した。
が、なんかいまいち。
音がなんか曇ったのでコロを置いてみたがスピーカーの存在が無くなっただけ。
このスピーカーのビロードのような肌触りがなくなった。
パリッとしてしまった。
悪くはないのだが、鳴らし切ってないと思う。
高解像度のアンプではだめなのか?
結構難しいスピーカーなのかもしれない。
前の二段増幅のアンプのが良かったと思う。
20230207
アンプが決まると小さいスピーカーを鳴らしたくなる。
多分ARのスピーカーがイイ。
三月の地震で頭の上の高さから落下し、ダメージを受けた・・・。
これがまた良く鳴った。
ビロードのような肌触りで広がり、ほんのり奥行きも出る。
メインでもいいんじゃね?ってほどいい感じ。
アンプにスピーカーが勝ってる。
これ聞くとDS‐3000はパワーがもう一息の気がする。
以前は御した感じが出たので可能とは思うが、今の中音と両立は難しいと思う。
さらに山水のSP‐50を持ってきたがこれはダメだった。
20221010
もう一回DS‐3000のミッドハイをチェックしようと思う。
代わりに鳴らすスピーカーはARの4Xというモデルである。
小型にしては低域が充実してて中々面白い。
大分古いスピーカーだが、元設計は更に古い。
ARの発案のアコースティックサスペンションというのは1954頃の発表らしい。
元は歪を取るための技術だったがその副作用?か、低音が小型の割に出るという事だった。
f0 の低いユニットを吸音材のたくさん入った箱に入れる、と。
一気にたくさん売れたというが、そのうち「音が死ぬ」という評判が出た結果・・・。
強靭なユニット、という話もあるが、うちのはふわふわ。
センターキャップはメッシュのようで透けて見える。
分からんでも無いが、小編成の弦なんか聴くと良いと思うんだが。
その代わりどれも同じような音になる。
だからすぐ飽きる。そしてたまに鳴らしたくなる。
私のは4Xの「X」が付く改良型のようだ。
多分ツイーターを良いものに交換したのではないか?
音量上げるとクリアになるという何ともな?スピーカーだが全体に麻のシートで包んだ?イメージがある。
いやな音は出さない。
随分と練られた機種だと思う。
うちの個体はもうキャビネットがボロボロ。
裏板も触ると崩れる。
そのうち箱を作るか、とも思うが、ユニットが箱に張り付いてて鬼目ナットがネジに噛んで共回りして外れない。
もう箱を砕かないとならないな。
この時期の突板がなんか珍しいんだよな。
まあ、その時になったら考えよう。
二日ほど鳴らしてたら少し変わってきた。
柔らかいのが減ってきた。
例のキツいCDはこのスピーカーの柔らかい音と相殺してるのか、良い感じだ。
キツい一歩手前で響いてる。
音が死んでる?
私にはこういう音もアリ、って程度。
20210716
アンプが固まってくると、他のスピーカーが聴きたくなる。「どんなふうに鳴るのかな」と。
こないだあまり良く鳴らなかったARを出してみた。
やはりいまいち。なんだかな~?低音は良いんだけど。
フルトベングラーのベートーベン第一・第四 と サントラSF&パニックのレコードは反っている。そんでSME312に付いているフルイドダンパーにオイルを入れたりした。
うつらうつらしながらLP2枚ほど鳴らした。
どういう訳か、このスピーカー鳴り出した。
以前もこの深みのある鳴り方だったが、さらにはっきりしだした。フルイドダンパーで低域の解像が上がった気もするし、先日やったフォノイコのアース改造で音がくっきりしたようにも思う。
音量も大きめで鳴らしたからかな?
鳴らしたレコードと針、システムの年代がマッチしたのかな?メインシステムといっても過言ではない音が出た。
フルイドダンパーを使ったからか、タンテの回転ロックを外したからか、フォノイコの慣らしが済んだのか。沢山一度にやり過ぎだ。
次はロクハンだ。
細かい音は出てる。キレもある。さすがだ。しかしARのような深みのある鳴り方ではない。パリパリの音だ。
どうしたロクハン?
三極管 300Bシングルアンプではこのスピーカーはちと厳しい。
これをくれた人はテクニクスのSU-3500というアンプを使っていた。40W (8Ω)出る。
AR-4X、能率はどれくらい?
ネットで調べても出てこない。海外のサイトでも議論してる人がいて、結局結論は出なかったが、多分87dBではないかと。当時のシリーズがそれくらいだったとのこと。
まあ、分からなくても、それなりに出る(鳴る)アンプを繋げれば良いのではないか、ということか。
90dBの山水SP-50よりは音が小さい。
とすると、やはり87dBあたりが妥当と思う。
う~~~ん、SRPPに改造するか?
300BアンプをAR-4Xで少し大きな音を出そうとすると、クリップしてしまう。
なのでもう一度SP-50を鳴らしてみた。
やはりからっとしてしまう。いい意味での「薄い」=純粋 ではなく、薄っぺらい、になってしまう。
思ったのだが、低音が出ないんだ。
フルレンジで低音を出すには、何か細工が必要なのかも?
山水では、そういう技術が無かったのかな?箱作ってユニット取付け。低音出ない。どうしようやり方が分からない。そんな感じか。
パイオニアでアメリカのB.ロカンシー氏を迎え、スピーカーの技術を教わったと有る。レイオーディオの木下氏が若い頃らしいからSP-50の年代と重なる気がする。
そうやって発展してきたんだ。気の遠くなるようなこと。
全く分からないとこから作り出す苦しみ。
・・・この辺で止めておこう。
こんなことを言うのは歳を取ったんだ。
ふと、違うことを考えた。
アンプの初段と増幅段のインピーダンスの関係。
初段のインピーダンスってどんなもんだろう?
1kHzをぶっこんでその時の抵抗がインピーダンス?
あれ?増幅だから抵抗ではないのか?増幅にはインピーダンス無い?
インピーダンス:下げるのに抵抗。
増幅:上げるのに何?利得や増幅って素子ではなく単位じゃね?
屁理屈捏ねたわ。
ARを鳴らしている。
これがまた素晴らしい。音離れはDS-3000以上だ。
声が少しなんかかぶってる感じだ惜しい。
バックの音が位相ずれっぽいが、部屋に充満するように出てる。これは気持ちいい。
つい数日前も鳴らしたが、あの時より一段上がった。
横置きにしてるだけでは無いはずだ。
くしくも同年代のスピーカー、山水のSP-50も有るのだが、比べるとやはりこちらの方が上だ。
これはアコ-スティックサスペンションのおかげだけではないようだ。
紙コーンの軽いウーファー、同じく紙コーンのツイーター。
高音はそんなに伸びてないが、雰囲気を作ってる感じ。
低音は不思議と「ズン」がくる。
何回か言ってるが、私はこの「ズン」が無いと認めない。音としてソースに入っているのに再現できないのは欠陥と思う。まあ、極めた人はこの音(例えば中音)のために何か(例えば低音)を犠牲にする、らしいが、私はまだその域には行ってない。
なので古いスピーカーは、「いいなぁ」と思うことはあるが、所有したいとは思わない。
いや、タノンイのメモリーだけは買おうと思った。高感度でもあれなら「ズン」が出るんじゃないか、と期待してた、時が有った。
しかしこのAR-4Xは違う。違う部屋合で思いっきり鳴らしたい、と思うものがある。そのうち・・・
値段は当時の初任給から大まかにだすと、DS-3000と同じくらい。SP-50はもう少し下がる。
DS-3000のネットワークを弄ってる間、AR-4Xを鳴らした。
ちゃんと立てて、メインのように置くと、このスピーカー良く鳴る。今までも鳴っていたが、それよりもしっかり鳴るようになった。TA-FA7ESとの相性もいい。
特に良いケーブル類を使わなくても済むのが良い。
ただ、左がAR-4X、右がDS-3000としたら音量が全く違う。能率低いんだな。でもオンキョーのD-200Ⅱのような抑え付けられた感じは無い。
良い感じじゃないですか。
不注意でAR-4Xの裏板を雨で濡らしてしまった。なんか木くずが落ちてると思ったら、裏板がふやけていた。
さすがに50年も経つと合板も劣化するのだろう。オイルステインを塗ろうとしたが無かったのでニスを塗った。
足を三点で支持して少し鳴らしている。中低音に独特の響きがあって、交響曲に良いかと思って鳴らしている。中音も金属までいかないがなかなか硬い響きが乗っている。いやでは無く心地よいのだが、何か違う気がしている。こういうスピーカーなんだろう、と思っていた。ニスを塗り終わってから試しにアルミのインシュレーターを外してエラストマーのクッション材に戻した。金属質は消え、響きに木管の響きが出た。線の細さもなく、こちらのほうがAR-4Xらしく思う。
なかなか難しいスピーカーだ。
低音が細い?底板に傷がつくのを避けて地震対策ジェル?(エラストマー)を張っている。コロの代わりで前後(左右もだけど)に動くのは良いだろうと思っていた。
試しにアルミのベースを三点で当ててみた。前二つ、後ろ一つ。
そしたらびっくり、バランスが取れた。横に細いのは無くなり、広がりが出た。今まで使い方間違えてた。
ただ、聴いてて特徴が無い。これ、という良いとこがない。まあ、一時期流行った6万/本のスピーカーほどは鳴ってるとおもう。アンプが反則だが。
以前真空管アンプで鳴らした時、何とも言えない肌触りのなり方をしたのでそれが忘れられない。それを求めてしまう。
AR-4XをBTLで鳴らしたことはなかった。今回BTLの準備ができてるのでつないでみた。
結果からすると、思ったよりはいまいち。中音が強くこちらに飛んでくる。低音は伸びているが控えめだからかもしれない。広がり、奥行きよりもこちらに飛んでくるので私の好みではない。廃棄したテクニクスのSU-3500はなぜか相性が良かった。
あとは真空管で鳴らすしかないかな。
このスピーカーは貰い物で、50年前にこの音が出てたということで持ってる。捨てるのがもったいない。
部屋のレイアウトを変えて、いま、AR-4Xが凄く良く鳴っている。位置を縦から横に代えただけでこうも違うか?と言う感じ。
ふわっとした音色の心地良さは以前の方が有ったが、今は痛快に鳴る。実力を出した、と言う感じ。まあ、気になるところは下の台になるスピーカーだが、角材とタオックのインシュレーターを取っ払った。その台の影響か、それだけじゃないだろう、なんか聴いたことも無い音も出てくる。DS3000を聴く気にならない。もう少しこのままでいこう。
このスピーカー、ちょっと過去の情報をネットで調べたら、あまり評価はよくない。いま、この音が当時出てたら評価も変わるんじゃないかな?と思う。すっごい広いホールで一人で鑑賞してるような鳴り方だ。
仕様はアコースティックサスペンション方式。1967年発売。ウーファーユニットは20cm紙コーンの様だが強度は余り無く、押すと撓む。ダンパー、エッジは柔らかそうだがアコサスの所為で制動が効いてる。センターキャップは網で空気抜きになってるのでは?まあ、一般的にはここで高音を稼ぐのだろうがそれを捨ててる(予想)。ツイーターは6cmの紙コーンの様だ。ツイーターにしては口径が大きいようだが高域の伸びも充分である。ユニットに耳を近付けて音を聴くとフルレンジ+スーパーツイーターの様な鳴り方だ。各ユニットを軽量化して能率を稼ぐが広帯域化は無理と言う数世代前の設計と思われる。
現在の6CA7PPmonoとの相性は抜群だ。低音の下が無いのも幸いしている。まあ、鳴りっぷりが良い。スピーカー個々の音色の好みよりも、慣らし切った満足感が有る。
もしかしたらこのなりっぷりは今までとは逆の増幅の方で定在波の影響で本来の力ではないかも?とも思ったりするが、今は心地良いので良しとしよう。
AR-4Xは’67と’73の発売年で価格を変えているらしい。WFは20cm、TWは6cmの両方ともコーン型。F特は45~20k、8Ω。能率は不明だが90位か?W254×H483×D229、8.4kgとなる。
どうにも鳴らないこのスピーカー、いや時々「はっ」とする音を出すが、サイズバランスでDIANGO?S-220とやらで鳴らしたらどうか?思った。
おう、なかなか良いじゃん。元気が有って上から下まで鳴らしてる、って感じ。音色や響きで聴くのではなく、元気の良さで聴くタイプ。POPSなんて痛快に鳴る。まあ部屋の助けも有るだろうがこれで一つシステムが出来た。
正式にはDianGo。ジャンゴと読むらしい。これはNECのディオのブランド名らしく、型式はA220と後のA10シリーズを思い浮かばせる。それに期待した。このアンプはDS3000を鳴らせない、というか、DS3000はどんなアンプでも鳴らない、という気がしてきた。勝手な想像だが、アンプとスピーカーのマッチング、F特かインピーダンスマッチングか解らないが、なんかずれてる気がする。
このスピーカーは鳴らない。うちのどんなアンプを繋いでも「こんなもん?」といつも思ってた。時々凄いスケール感の音を出すが、それまで。横に広がらない。まあ、癖は無いと思うがこのスピーカーの個性が感じられず、かといって「こんなもんじゃないだろ」とも思えた。
あるとき、中音の響きに非常に心地よい物が出てきた。「これかっ」思った。メインのスピーカーと入れ替えた時だった。
見栄えは悪いがユニットはまだ大丈夫のようだ。しかし箱がもうキツイ。強度を保てず至る所ボロボロくずれる。まあ、でも私と同い年位か?このスピーカー。良く持ってるよ。
少し間が空いてしまった。
こんなスピーカーも持っていた。AR-4X。入社したての頃、その時の上司に貰った。「中音が綺麗でこれにした」と言っていた。確かに綺麗だと思う。でもこれでなくては、というほどでもない。一緒に貰ったテクニクスのSU3500は相性がいい。これらの機器は、他と組み合わせるとイマイチだ。というか、このスピーカー(アンプもだが)、能力が掴みきれてないように思う。
ARはアコースティック・サスペンション型の発明社だ。ただの密閉式とは違うらしい。一度リアのスピーカー端子が外れたのでフロントのユニットを外そうとしたら べっとり接着してあった。バッフル板も寿命の様でネジが効いていない。
ユニットは上も下もコーン型。とても弱そうだがしっかりしている。
台所のBGM用にしてたが、はずしてしまった。