analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦35 ハンダやり直し

2020-10-13 00:05:20 | TA‐F555ESXⅡ

何とか先が見えてきたようなので、あとはゆっくり進めていく。

 

まずはA‐Class段基板のハンダ付けやり直し。一度やったのだがそれがかえってダメだったような気がする。コンデンサー、トランジスタなど交換したものはそのままで、主にジャンパー線、抵抗、ダイオードのハンダ付けをやり直した。

 

外した部品は足を少し削って拭き、基板のパターンは残ったハンダを吸い取って綿棒でヤニを拭き、再度取り付け直した。その後は冷めないうちにヤニを綿棒で拭き取った。

 

一か所抵抗の足を折ってしまった。交換しようと思ったが4.7MΩなんて物は手持ちにない。ハンダで繋ぎ直した。

その際2SC945の手持ちが有ったので4個交換した。

ダイオードの部分のパターンが剥がれてしまった。足同士をハンダでつなげてごまかした。

 

電源トランスを外して塗装してみた。

塗装前

ここでトラブル一つ。

スライダックで電源を上げていくと、30V程で4A程に上がった。

 

まただ。

 

電源基板を見たら、マイナス側がハンダ不良だった。

 

合わせて先日やり直したEQ回路の電源の抵抗を再度やり直した。

ジブラルタルシャーシに落ちてたかと思ったが、絶縁体だよな?

 

スライダックを上げたら今度は大丈夫だ。

 

オフセットを見てみたら、30mV程のハンチングがある。

これってもしかしてEQの電源の抵抗が発熱して近くのトランジスタに影響与えてないかと思い、基板を外してみたが、あまり変わらないようだった。

 

いま、30分ほど電源を入れている。

Lchのオフセットは30mV程のハンチングだったが、たまに100mV程に振れる。

バイアスは今は13mV程で見ている。

ヒートシンクの温度はRchが27.5℃程、Lchが32.5℃程だ。

友人はかなり熱くなったと言ってたが、バイアスがおかしかったのだと思う。

電源電圧は95V程で整流回路出口で58Vだ。(赤いテスター・画像は少し高め?)

 

これで音出しできなくもないが、このバイアスの振れをなんとかしたいな。

また段々オフセットのずれが大きくなってきた。一時間くらい経ったか。

 

あとはダイオードを換えてみたい。

A‐Class段基板の物は左右入替えたが変わらなかった。

B‐Class段基板のも合わせて

交換しようと思う。

ただ、現物が見当たらない。互換品も無い。

気長に探そう。

 

20201011

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