analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

AX-1200 その12

2014-07-31 22:20:26 | AX‐1200

トランジスタアンプもそろそろ飽きてきた。時間帯による音質劣化にはもうたまらん。昔のミニコンポにも劣る気がする。クラシックはイマイチ。ポップスが良く鳴る。決してクリアではないが、実体感の様な厚みが有りエネルギッシュ。

では最後にとっておきの「FIREBIRD」を掛ける。もちろんオーマンディ。うおっ。夜の10時回ってるというのに音量上げる。ダイナミック。これだっ。このレコードの為にこのアンプは存在する。もともとこのレコードは音色を聴くものではなかったのだ。エコーが前にせり出してきて奥行き感が出た。エネルギーを浴び、音場感に浸る。低音の量感は無いが空気感の様な「ぅわんっ」と言う感じが出る。こういう聴き方も有りではないか。もともと魔王カスチェイの凶悪な踊り、の冒頭部分、鐘の音を混ぜたような響き。此処は金管の見せ場であって弦楽器はあまり目立たない。この表現は真空管アンプでは出ない。今まで聴こえなかった色々な楽器の音。決して録音が上手いとは思わないがそれが却って面白い効果を出している。

AX1200はNS690Ⅲと組み合わせた時、真価以上の物を出したと思う。そういう意味では、はDS3000BTLでも「まだ」である。どこかエネルギーが出し切れてない。同一メーカーの強みと思っている。しかしDS3000は同一メーカーのアンプが無かった。以前サンスイにOEMを頼んだらしいが、AUα-907iを使ってもマッチングはイマイチだったと思う。そうなると鳴らし切るアンプは何だろう?マークレビンソン?いやいや、そんなにお金出せないし。なんか、もしかして無駄な努力?思えてくる。

と、こういう時に限って良い音がする。

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AR-4Xその3

2014-07-28 00:50:28 | AR‐4X

AR-4Xは’67と’73の発売年で価格を変えているらしい。WFは20cm、TWは6cmの両方ともコーン型。F特は45~20k、8Ω。能率は不明だが90位か?W254×H483×D229、8.4kgとなる。

どうにも鳴らないこのスピーカー、いや時々「はっ」とする音を出すが、サイズバランスでDIANGO?S-220とやらで鳴らしたらどうか?思った。

おう、なかなか良いじゃん。元気が有って上から下まで鳴らしてる、って感じ。音色や響きで聴くのではなく、元気の良さで聴くタイプ。POPSなんて痛快に鳴る。まあ部屋の助けも有るだろうがこれで一つシステムが出来た。

正式にはDianGo。ジャンゴと読むらしい。これはNECのディオのブランド名らしく、型式はA220と後のA10シリーズを思い浮かばせる。それに期待した。このアンプはDS3000を鳴らせない、というか、DS3000はどんなアンプでも鳴らない、という気がしてきた。勝手な想像だが、アンプとスピーカーのマッチング、F特かインピーダンスマッチングか解らないが、なんかずれてる気がする。

 

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こっちでは?

2014-07-27 11:48:47 | アナログ

トーレンス+S.P.Uが良かったので、デンオン引っ張り出す。

おお、真ん中にエネルギーが、高音はざっくり。日本のプレーヤー、デンオンの音だ。・・・水飲みに立つと「ん?」モノラルかも?テストレコードを掛けたらやっぱり。前回のミスワイヤを弄ったまんまだった。

直して音出し。おお、これだ。中音は少し薄くなったが「かっちり」感が出た。おお、これこれ。もっとエネルギー感が薄くなると思ったがいやいや、これなら先のトーレンスと張り合える。どちらが良いではなくそれぞれの個性を比べる。とりあえずほっ。

しかしDL103FLが終わったらこのプレーヤーはどうする?シュアを繋ぐ?ワンメーカートータルの音が崩れる・・・

昨日ヤフオクを見てたらDP7000+DA302が出てた。うらやましかった。キャビは不明だがアームの位置が手前過ぎてデザインが・・・。DP7000はショートアームが似合うと思う。DP7000が「どうだあ」と存在感を誇示し、ショートアームがそれによりかかる。

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新旧対決

2014-07-26 00:14:46 | カートリッジ

偽物っぽいがSL15Eが殊の外良く鳴っていたので、Synergyならどうだろう?思った。

まずはSL15E。ノスタルジックな音を出す。遠くで鳴ってる感じ。これ以上何が必要なの?

そして、Synergy。ありゃりゃ。全然こっちのが良い。SL~はだいぶマスキングされた感じ。こっちは近くでバーンと鳴る。ばーん。シンバルも繊細な感じが良く出てる。ベースも皮?の感じが良く出る。SL~では響きしか聞こえず、実体感が無い。そう、実体感が無い。音色は濃いのだがなにか記憶を辿ってるような感じ。Synergyで一気に現実に戻される。

SL~はS・P・Uとは違うんだった。見てくれはそうだがエンジンが違う。Synergyは聴く前は「CLASSCⅡ」辺りが本道だよなー、そっち買っとけばよかったな~、と時々思う。だが音が出ると「やっぱこれで良かった」といつも思う。CLASSICは6Ωでトランス用意なければならないし。

かといってSL~がだめな訳ではない。古ーい音を出したいときは此れ。まあ、でも最近良く印象が変わる。

 

 

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プリ本制作その3

2014-07-25 00:04:29 | CfD‐2 (TAC-1イミテーション)

仮に各パーツを置いてみた。後は電源スイッチとセレクター。大きい物はこれくらいか?うーん、電源とVRが寄ってる。今回はリアパネルに入力しフロントパネルに出力を付ける予定。となるとこの配置ではだめかも?

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CUT THE ALMINIUM

2014-07-24 00:59:16 | その他

アルミの部材を切るのに難儀していた。「そいや、ジグソーに鉄鋼用の鋸刃が有ったよな?」探してきて、使ってみたら結構具合が良い。何でもっと早くやらなかったのか?左は秘蔵のアルプス製VRを取付けた所。

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AX-1200その11

2014-07-23 00:50:15 | AX‐1200

BTL化システムにCDを繋いでみる。上左はエレキットのTU878CD。上から3番目はSCD-XA777ES。エレキットは秋葉原サトームセン閉店に伴い安く購入した。安くと言っても他店ではこの値段だった。これは購入後10年以上経つのか。2度、ピックアップを交換してもらった。2回とも無料だった。そんなに経っていなかったので「初期不良」という事で交換してもらった。なんともはや、今では考えられないサービスである。SCD-~は最近SACDのかかりが悪い。10枚くらいしか無いしまあ、あまり聴かないが。

今まではこの両機、今まではあんまり音の差が解からなかった。しかし、今でははっきり解かる。エレキットは一音一音浮き上がる。広がりは余り無い。オーディオ的にはこちらを選びそう。SCD-~はもうバーンと広がる。天井知らず、とまでは行かないが、天井まで広がってる感じ。スピーカーの存在が消える、とはこの事と思う。ただ、なんか空気が濁ってるようで音が浮き上がらない。ただ、聴きなれたCDから聴いたことの無い音が聴こえる。チェロのちょっと上の方の音、な感じ。

今はオーディオ的快感で聴いている。

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SL15E+シェルその3

2014-07-22 00:42:43 | カートリッジ

SL15E。シュアも良いと思ったが、全然格が違う。バーンと広がる。特に癖の様な物は感じられず、極めてフラット。これがオルトホン?って感じ。いや、オルトホンなんだけど、S・P・Uとは違う。聴いたことは無いが多分MC20辺りはこんな音を出すのではないか?まあ、シュアはフォノとの相性がイマイチの様である。ってか、昇圧トランスのMC千とWRC-α1FBALとの相性が特に良いのだと思う。とするとDENONも聴いてみなければ。ケーブルも替えたんだし。

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プリ本制作その2

2014-07-21 00:15:44 | CfD‐2 (TAC-1イミテーション)

まずケースだが、LCRフォノイコに使おうとしてやめたもの。高さが無いし天板・底板に合わせると細長くなってしまう。でもこれで行く。

底板は3mm、天板は2mm。今回は躯体に強度を持たせる。

最初にリアパネル。RCAジャックとアース端子を付ける。・・・天地逆だった。あぁいきなり。

今回は迷うことが有る。まず、フローティング。ケースとサブシャーシをアイソレートするか?リジッドにするか?一度基盤を浮かしたことが有る。浮き具合を見ようと基盤を触ると「ジジッ」とノイズが出る。ってことは微小振動でノイズの可能性。音を濁すのではないか?ずっと思ってた。別に基盤を浮かさなくても振動はしてノイズは出るだろう。うーん。

もう一つは整流方式。今までのことを思い出してみると、ダイオードはカチッとした音、クリア。整流管は上下は広がんないがなめらかな音。若干SNが悪い?そんな感想。今のTAC-1タイプはダイオードだが不満は無い。整流管にするとSNが悪くなるような気がする。

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トランスの使い方

2014-07-20 07:37:21 | トランス

或る人に、真空管monoパワーアンプの入力トランスTF-3を使ってると言ったら「オープンで使うより負荷を持たせた方が良い」と言われた。ラ技誌でも言っていたのでやってみることにした。両出力からアースへ20kΩなのでデールを使った。

出てきた音は何も変わりなし。ナンダヨクワカラン、と外すのもメンドくさいので2年ほどそのままにしてた。

その間このパワーの定数をそろえるべく抵抗を替えたりしてた。プリもちょこちょこいじった。

有るとき、「基本設計に戻そう」とこの抵抗を外した。驚いた。インピーダンスのミスマッチの様な音から元気な音へと変わった。此処まで変わる音が判るようになったというのと、こういう調整がオーディオには必要なんだと思った。戻す前の音がだめな訳じゃない。ただ、普遍性を持たせるため、或る程度のミスマッチは目をつむり、聴けなくない程度に色々な機種につなげられる一般性を持たせるように。

 

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物置

2014-07-14 00:40:23 | その他

床のワックス掛けをして置き直す。結構あるもんだ。

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SL15E+シェルその2

2014-07-14 00:34:36 | カートリッジ

SL15Eは・・・確かSP・Uが過渡期の・・・なんだっけ?ちょっとネットで探ってみたが、あまり情報無い。うーん、そいや本が有ったっけ。

1967年発売。0.025mV、1.5g、2Ω、0.3×0.7mil楕円、本体7g。プリントコイルの量産に成功し軽針圧化。1973年にはⅡ型が発売され、以降MC20シリーズに受け継がれる。

SP・Uのエンジンとは背の高さの違いが有る。

なぜかあまり話題にならないらしく、私もお店で聴くまで存在を知らなかった。

その音は、テクニカの高剛性シェルに取付けて、LCRフォノイコで聴いたときは結構がっちりしていた。いま、このシェルに付けて聴いてるが予想に反し広がる。剛性と言うよりは少し薄い感じ。ただ、一個一個の音は凝縮されふやけた感じがしない。もっともフォノはWRC-α1FBALだ。この前はシュアを繋げていたが、今思うと相性はイマイチの様な気がする。広がりはSL15Eだ。コクと言う物はないが、オーディオ的に満足。ただ、これがオルトホンか?と言うとちと個性に欠ける。

 

 

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SL15E+シェル

2014-07-13 00:38:15 | カートリッジ

以前、機器を整理するため名古屋のショップに行った。ヤマハC-4・B-4、ビクターSX-511、サンスイAU-α907iを置いてきた。ヤマハはプリのRCA端子がピンプラグと噛んでしまい外れかかってた。その所為かどうか解からないがノイズが出て、価値ゼロ。パワーも値がつかないという事で処分してもらう事に。ビクターとサンスイは値段が付いたがようやく5ケタ・・・まあ、この店の下取りが安いのはなんとなく分かってたが、対応が紳士的(店の利益よりも客の満足度を考えてくれる)だったので引き取ってもらった。

そのお金を貰って帰っても満足度は低いと考え、何か物色していた。一度使ってみたかったエスピーユーのシェル。良い値段だったのでちと迷ったが購入。材質はアルミの様だ。特有の粉吹きが有る。塗装も気泡が有る。がっかり品だが黄金期のエスピーユーはこのシェルだと思う。Synergyのエンジンを付けてみたらゴリゴリ感が出た。そうか、往年のエスピーユーはシェルの音なんだ。まあ、純正よりちと薄くなり、高音がチャリチャリするので純正に戻した。純正はちと芯が薄い感じだが、木管:クラリネットの音のイメージがする。

これにSL15Eを付けてみた。今度は薄くなった。なんで?このカートリッジはシェルでコロコロ変わる。つかみどころのない。

実際これで使うとなるとシェルからはみ出る。ちとかっこ悪い。そこでSynergyにならってアルミでスペーサーを作った。

アルミの部材をカットして溝を掘り、タップを立てる。

上が純正、下が今回製作品。音は・・・純正は華奢な作りで、鈴の様に鳴らして共振させてるようである。これが独特の音。下の音は・・・もう決定。この組み合わせだ。鈴のような共振音は鳴りを潜め、ふやけた音は引き締まった。プリントコイルで軽量化したとの事だが、ヤワな音は全くしない。往年のエスピーユーよりはゴリゴリしないが、結構しっかりした音だ。これで一連のシリーズに加われる。

変わりダネだが、これは此れで良い音を出す。

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ベルト その2

2014-07-11 00:39:29 | アナログ

ナガオカベルト。いいかもしんない。最近読んだ雑誌に糸ドライブは糸を張った方が良い、みたいなことが有った。今回ベルトは張り気味である。その所為か、音がしっかりしたような気がする。気がする。立ち上がりも早くなったようだし、これで何年もつか?CPは高い。

純正ベルトに書いてあるTHORENSのロゴは惜しいが、今はナガオカベルト、満足である。

 

 

 

 

 

 

 

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ベルト

2014-07-10 00:40:21 | アナログ

トーレンスのベルトが伸びたためか、起動後外れるようになってしまった。純正ベルトは高いのでナガオカのを使ってみることにした。純正は二つ折りで265mm。ナガオカは240mmか270mmとなる。引っ張らないで掛けるとすると300mm位。説明に「多少短くても伸びるので使用可」とあるので270mmを注文。早速掛けてみた。伸びは純正より硬い感じ。でも掛かった。起動もOK。まずはめでたし。

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