analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

釣行31

2020-08-31 19:07:25 | 釣り

7月から結構行ってるが全く釣れない。

当たりは有るが、ウグイしか釣れない。これで25cmくらい。

当たりもない日が有る。

気温が20℃程しかないからかと思ったが、梅雨が明けて20℃超えてもダメ。

餌を植物性から動物性に換えてもダメ。

いったいどうした?

 

ネットで鯉餌を買った。以前から気になってたコバキューの日本一にしようと思ったが、結構高価い。それにこれは何でも釣れる。

もう一個気になってた龍王スペシャル暁。此れの能書きが気に入った。

鯉の嗅覚は人間の一万倍。匂いが無くても餌に寄ってくるので、ジャミの影響がない。

さすが考えることが違う。

マルキューのインストラクターが匂いで「早く寄せる」、っと言ったのは、対抗意識かと思う。

暁はゆっくり寄せるだ。

折角だから仕掛けも真似てみた。

ハリスの余分にシモリを付けて吸い込みやすくしてたが、W.C.C.S.に倣った。

オモリがスパイクでなく普通のだが、本来餌ダンゴにスパイクオモリを仕込むらしい。

 

二日前、鯉の感触を思い出すため、以前の川に来た。

30分もしないうちに当たりが有ったが、葦に潜ってしまい出てこなくなった。ほっといたら出てきたが、葦を巻いたようで、バレてしまった。

本日リベンジ。15:30頃から始めた。満潮16:10頃で、水位が上がってきたが、流れが無い。

干潮時は干上がってしまう対岸(画像右上)を狙うが、いつも投げすぎて岸ギリギリに落ちる。

今回も30分位で来た。が、掛かりが浅かったかバレてしまった。

もう駄目かなと思ったが、そんなに暴れなかったのでもう一回挑戦。

またもや30分ほどで来た。

今日は鯉の動きが全くない。流れが出てきたころだ。満潮は過ぎたはずだが水位はまだ上がってる。大津港の満潮時間より少し過ぎてもここの川の水位は上がる。

という事は、川の流量が上がったのか?

 

また対岸の葦に潜ってしまった。

今日は竿を置いてゆっくり待った。

出てきたが、引いたらまた潜った。今度は少しテンションを掛けておく。

 

 

ゆっくりゆっくり、でも5分くらいでランディング。

60位だが、痩せているようだ。

夏バテか?

ハリに浮力を持たせたためか、掛かりが良い。

さすが30年もやってる人は凄いことを考える。

ただ、餌を手で練ると人間の匂いが餌に付くと思うのだが。

これでもう一度hANAZONo川で挑戦だ。

 

 

 

 

 

 

2020831

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パワーを考える。その2 IPTの位置。 (importance)

2020-08-31 00:00:39 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

配置を決めても実際ハムがどうかは分からない。

一回確認しておこう。

IPTの二次側配線を長めにしてネジを外した。一次側入力配線は、RCAケーブルをちょん切ったものをハンダ付けした。

現状は6.5mV程になった。何故か少し下がってる。

ああ、そうか。ラックに入れてた時はRchのチョークの影響だ。

 

IPTをほんの少し外側に倒すと0.5mV程下がる。

 

ケーブルがとどく範囲でチョークと離したら2.3mV程に下がった。けれどこれは現実的ではない。

 

 

前方に倒してみた。此れも3mVほどに下がった。かっこ悪い。

試しにチョークに押っ付けてみた。10mV振り切った。

 

もう一つ、ケーブルをチョークに押っ付けてみたが変化無し。

チョークに触れてみると1.5mVほど上がる。

 

そしてチョークの前に持って行った。

これが11mVと結構大きい。画像はチョークとIPTが近いがこれは撮影の為であって、もう少し離してみても10mVほど有った。

IPTの頭をチョークに向けたら4mVほどに下がった。

 

 

 

IPTのA‐8713のサイズは大体 縦55 横50 高さ75 だ。

トランスの軸方向を下図のように考える。

たて面(巻線の絵がある面)は電圧が一番高いイメージなのでZ。

横面は一番低いイメージなのでX。

高さ面はY。

※置き方にばらつきが有るので正確ではない。

Y軸を上下にしているイメージか。

こんな感じ?

 

うーん、90°回して横向きにした。これが良さそうだ。2.8mV程になった。

これで行くか。

 

アルミ板買い直してやり直すかと思ったが、ネジ穴変更のみで行けそうだ。

ちと寂しいかな。作り直す気満々だったから。

 

20200826

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TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦2 基盤チェック

2020-08-30 00:01:39 | TA‐F555ESXⅡ

異常を探さないといけない。

Bクラス段を眺めているが、おかしそうなところが無い。ダイオードがおかしいとしたら、出力段が死んでいるはず。でもダイオードは切れてるわけではない。ここではないどこかに異常が有るのではないか。

 

 

 

Bクラス段は電源スイッチの辺りから配線が来てる。これを見てみたら基板が黒くなっているのが有った。つまみが一個付いてるが、これはスピーカーの切り替えだ。基板には SP SW とある。

これに抵抗が付いているが良く見ると割れている。

それに付近のトランジスタも怪しい。っとなればコンデンサーもダメかも。大きくない基板なので、部品手配して交換するか。

 

20200826

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ハムの対策18 おまけ

2020-08-29 00:02:26 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーアンプのIPTだが、ラジ技の写真を見たらやはりもっと距離を置きたくなった。

何か手は無いか、と思ったとき、オヤイデの電磁波吸収シートが遊んでるのを思い出した。

今はMMAシートと呼んでいる。

モーターやスイッチング動作、広帯域にわたる高周波ノイズ(電磁波ノイズ)、電源の整流ノイズを吸収するらしい。

センダスト合金は電磁波を吸収するらしい。けど、テープデッキのヘッドに使って無かったか?

これは期待できる。

IPTトランスに巻いた。残りが有ったので、チョークにも巻いて見た。

プリの入力ショート、パワーを繋いだ。ダミーロードは8Ω。

出力を測ったら、7.5mVほど。0.3mVほどしか下がらなかった。

残念。

このシート、いったい何に使うんだろう。

 

20200825

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パワーを考える。

2020-08-28 00:46:21 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

以前パワーアンプを組んでて、ハムに悩まされた時があった。いつだったか過去記事を見直してみた。

https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/e/e0db7a5c7e5fd9ca78af72934a5ae048

もう5年も前になるんだ。

この時は電源トランスの脇にIPTを置いたが、それがダメだった。

これを変えたらハムが無くなったので、電源トランスの近くに置かなければよいと思っていた。

 

配置をもう一度考える。

これが楽しいのだ。

今はIPTとチョークの距離が4cm位か。

整流管とチョークを入れ替えたらどうか。下図の下半分の図。上半分は現状の図。

現状は左から電源スイッチ(青い四角)、電源トランス、整流管、チョークとなる。

これを電源スイッチを上に移動して電源トランス、チョーク、整流管としようかと思う。(下側の図)

そうすると距離は11cm位になる。

改めてラジ技誌の画像を見てみた。

右下がIPTで、右上がOPTとなる。見た目で15cm位離れてる。

 

 

・・・でももう少し考えよう。

 

20200825

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TA-F555ESXⅡ修理に挑戦1 解体

2020-08-27 07:00:12 | TA‐F555ESXⅡ

スピーカーリレーを交換して音が出ると思ってたが甘かった。

もう諦めるか。同クラスのヤマハAX‐1200や、上級機TA‐FA7ESが有るし、修理する価値あるのか?

捨てるか。っと思ったら、壊れてもいいからダメもとで解体するか、という気になった。

 

 

EQ基板を外し、リアパネルを外した。ここまでは前回と同じ。

そして今回からは、まず電源トランスを外した。これが重い。外せれば以降の作業性が良くなる。

そしてコンデンサーのスタビライザーを外す。

増幅基板、ヒートシンク、前段基盤を外した。

放熱グリスは乾いているので拭き取って塗りなおそう。

 

まず、二個ある電源トランスの導通を確認、OK。

そして整流器の確認。日本インターの30DF2を4個、外して抵抗を測る。

下図のピンク丸は電源トランスの端子で、基板の裏側のパターンを見ると二個のトランスを単純にパラで使ってるようである。

 

 

ほぼ700k~900kΩとなった。ちょっと高い気もするが、逆で測るとOL(オーバーレンジ)になるので良しとする。

ヒートシンクに付いている小さめのトランジスタの足の半田が取れていたのでやり直した。

今日はここまでとしよう。

 

以降は例のヒューズ抵抗をどうするか。出力段のトランジスタをどうやってチェックするか考える。

 

20200824

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ハムの対策17 聴いてみる

2020-08-26 00:02:37 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

それでは聴いてみる。

ハムを聴くため、高能率の山水SP‐50を繋ぐ。

これがなかなか良い。

あとで調べたらこのスピーカー、90dB/Wだったので勘違いだ。普通の音圧レベル。

今までは大きめに聞こえたハムだが、今はほぼ気にならない。

無音時に「あ、聞こえるな」って感じ。

ユニットに耳を近付けて、ああ、まだ残ってると認識する。

これで聴こえるとなると、98dBなんてスピーカーはハムだけでアンプの選択肢が狭まってしまう。

まあ、その代わりシンプルな小出力アンプで済むのだが。

 

 

高域はあっさりしていてまとまりが無いようなので、内振りにしたスピーカーをほぼ真正面にしたら落ち着いた。

 

トランスをハシモトにした結果と思われること。

低域は厚くなった。末広がりの~までは惜しいが、今までで一番バランスが取れてる。

それで中域だ。これが良い。

アイエスオー程濃い感じは無い。むしろあっさり目。以前持ってたサンスイのAU‐α907iを思い出す。

音像より響きを効かせている。これが飛んでくるので大層心地よい。

なんかタムラに戻すのが億劫になる。

エネルギー的にはこちらが上のようである。

ただ、声が押さえつけられたような、自然の輪郭が無い感じ。此れさえ良ければ満点なんだが。

タムラは測定器の音。媚びる感じ(?)は全くない。

ハシモトはオーディオで良く鳴るようにチューニングしてそうな感じ。

これはこれで悪くない。

トランスに直流を流してないので素性が良く出たか?なんて何の根拠もない事を思ってみた。

ああ、これからはハシモトトランスも候補に入れよう。

一式ハシモトで組んでみても面白い気がする。

世界のトランス大研究という本のインプレがこれでかなり判るのではないか?

 

 

そしてハムを減らした効果。

各音の輪郭が丁寧になった。ギザギザがなくなった感じというか、滑らかになった感じ。

そして雑味が無くなった。音が純になったというか。

地味だがインプレッションが出来たのは、ハムが減った効果だと思う。

 

以上は私の感覚である。トランス変更とハム対策を一緒に聴いたので聞き分けることは実際分からない。多分こうだろうという ”感じ” 。

 

のちにDS‐3000で聴いてみた。

こちらはいまいちだ。

薄くパンと張った感じで水墨画のような、モノトーンな音色はハシモトの特徴なのかな。

悪くはないが、これでなきゃ、ではない。

サンスイのアンプを思い出す。

いや、悪いわけじゃないが、他と比べるとの結果であって、私の好みではないと言うことだ。

多分これだけ聴いてたら良い、となるということだ。

 

 

さて、タムラのトランスをどうするか。

以前も電源トランスの脇にIPTを置いてハムが出たが、あの時は配置を変えざるを得なかった。

というわけで、今回も(また)組み直すような気がする。

電源のフィルターコンデンサーは宙ぶらりんだし、OPTへの配線は長すぎだし、組み直すほどではないが不満は有った。

今回のハムは原因を知ってしまった以上このままでは聴く気になれない。

ゆっくり配置を考えよう。

 

20200823

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カセットデッキの再生レベル確認

2020-08-25 00:06:56 | カセットデッキ

ソニーのカセットデッキは再生に少し難がある。

ドルビーを掛けると音が不自然になる。

これは再生レベルが低いときに起きた現象と同じだ。

そこでデッキが3台あるので比較してみた。

同じ曲の最大音量が出る位置のレベルメーター読み。

ソニーTC‐K555ESL

ティアックR‐919X

A&D GX‐Z9100

画像で見ると、555は6dB、919は11dB、9100は8dB

 

ただし、555と9100はDBマークが‐2dB、919はDBの表示がなかったが、同メーカー他機種の位置は0dBなので、555・9100のほうが2dB低く表示する。

よって555は6db、919は9dB、9100は8dBとなる。

記憶ではピークが確かフルスケール10dBで録音した記憶がある。

これだけ違うとドルビーも能力発揮しないと思うので後で中を見てチェックし、できれば調整しようと思う。

ティアックは調整用の半固定ボリュームが沢山あった。多分ソニーにもあると思う。

 

20200822

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ハムの対策16 パワーのIPT(Rchも)

2020-08-24 00:03:00 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーのIPTを交換した時の結果が良かった。

良すぎ?

なんかの間違いか?

確認のためRchもやってみよう。

こっちはIPT二次側の抵抗を替えてなかったのでそれも一緒にやった。

果たして測定結果は・・・

なんとLchと同じ値。

それもおかしいな。まあいい。

 

 

ならばF特を測ってみた。下グラフ赤線が今回の物。

低域は15Hzで追いついて(?)しまったが、良くなっている。

のだが、高域は良くない。ま、この辺はトランス単体の特性の影響と思う。

(比較したグラフの緑線はパワーのIPTがA‐8713の時の最終だったが、高域が少し不自然なのはIPT二次側の抵抗を可変抵抗器にしてた時で、高域の補正コンデンサーが無かったかもしれない)

https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/e/11a704a5d5d43ef726a2ef971ac92882

念のため、歪も測ってみた。比較の古いデータの時の物に、3%歪で5.4W出力という結果が残っていたので心配になった。これはパワー初段12AU7のカソードパスコンがパンクした時だ。

結果は18.7W(3%歪)。安心した。

少し気になるのが有る。

パワーの電源を入れると10秒くらい経った時、出力が一瞬上がる。多分プチっというやつだ。

 

 

20200822

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ハムの対策15 パワーのIPT交換

2020-08-23 00:05:15 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

少し経ってしまったが、コメントにて847様からマグネチックハムはチェックしていますか?と頂いた。

マグネチックハム?

ネットで調べてみたが、一件しかヒットしない。

”ヒー ターを交流電流が流れているために生ずる磁界によるハム”

なんね?

フレミングのなんちゃらいうやつか?

もう少し真面目にやろう。マグネチックとはなんだ?

磁気・・・。

磁気(の影響を受けてる)ハム?

磁気。トランス位しか思い浮かばない。

電源トランス。影響を及ぼすもので受けるものではないと思う。チョークも。

出力トランス。裸で電源トランスの脇にある。けどほかのアンプも近いんだよな。とすればIPT。

 

某コミュニティの投稿を参照させていただいた。以前はいまいち意味が分からずスルーしてしまったが、もう一度見直した。

電界と磁界、アースによるノイズ。

電界(electric field):電気機器の電源スイッチを切った状態で、電源コードの周りに発生する。

磁界(magnetic field):電流が流れている物の周りに発生する。とのこと。

バランス伝送は、ノイズをキャンセルする・・・・。

以前、NFBを切ってバランス伝送にしてみたが、ノイズは変わらなかった。

プリ・パワー単体で入力ショート時の出力を測定すると十分低いと思うのだが、これらをつなぐと出力が上がる。

ということは、伝送に問題がないとすると出力側 : パワーアンプのIPTか?

タムラのA‐8713は勝手にBTS規格と思ってたが、違うかもしれない。塗装が剥げた部分は銅の色をしたものが出てくるので、シールドは完璧と思ってた。

思い過ごしかもしれない。

フォノイコの段間トランス、橋本のHL-20k-6をパワーに移植してみた。

Lchだけだが、プリとパワーをつないで測定してみた。プリの入力はショート。

 

なんと2.35mV。(レンジは3mV)

完璧にではないが、EDさんに言われたことをやってきた。

結果がこれ。

私の自己流の配線でもここまでこれた。

EDさんはすごい人だ。847さんにもヒントを頂いた。

お二方、有難うございます。

 

5mV切ったら頭から切り離そう、何年かかるのかな?なんて思ってた。

 

多分間違いは無いと思うのだが、Rchも同じくして確認してみなければ。

音は出してないのだが、大丈夫だろう。

 

20200821

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ハムの対策14 パワーのIPT二次側抵抗

2020-08-22 00:02:07 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

ハム対策11での計算が間違っていて、EDさんから訂正していただいた。

https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/e/cef3524e9a30f9cb2fe937114b36733b

インピーダンス基準で考えていたからか、実際に絵にして考えると納得が行かなかったが、少し絵を変えてみたら何となく解った。

 

インピーダンス基準で考えるとセンタータップをアースに落とすのは、アースの上巻線、下巻線をパラにすること、と思ってしまっていた。

・・・ただ、巻線の両端に付けた24kΩの取り扱いはどうなるんだろう?後でもう一回やってみよう。

 

というわけでパワーアンプの初段12AU7のグリッド抵抗を4.7kΩにした。幸いVISHAYのVSRが4個有った。

 

 

これでハムを測定。ラインアンプの入力はショート。

パワーアンプを繋いで8Ω固定抵抗をダミーとして出力電圧を測ってみた。

驚くなかれ、前回10mV程だったが、7.8mV程になった。(レンジは10mV)

 

最近はもうハムに対しては満足なので、下がれば儲け状態だ。なのだが探求は続く。

あと一個思いついたのだが、フォノイコのライントランスをパワーに付けてみたらどうか

EDさんにはタムラのIPTが気に入っているので代える気はないと言ってしまったが、試しにハムが減るかどうかだけ見てみようと思う。もとに戻すとは思うのだが、音が良かったらどうしよう。

ただタムラのトランスって直流流せないからパワーにしか使えない。

もう一組買えって?

今それは厳しい。

 

20200820

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TA‐F555ESXⅡ その4 リレー交換(失敗)

2020-08-21 00:02:05 | TA‐F555ESXⅡ

リレーが到着したので交換した。

電源のケーブルは向き直してはんだ付け。

組み戻して、スライダックを使って電圧を上げた。

カチん、と言ってリレーが入った!

が、オペレーションになんない。ランプが緑色にならない。

恐る恐るヴォリュームを上げたが全く音がしない。

ダメか。

100Vでアンプの電源を入れてみたが、カチンと言わない。

あーだめか。

あとはやっぱヒューズ抵抗かな。数えたら初段基板で

このアンプ、消費電力300Wだが、スライダックで0.2Aだ。その時勘違いしてたが、20Wにしかならない。どこかおかしい。

スピーカーリレーを入れる電圧はどこから来てるか調べるか。

 

 

なんか乗らないんだよね、このアンプ。

基板のコネクターが直結してるものがあるんだ。

ヒューズ抵抗も入手が難しい。

基板のパターンにジャンパー線がいくつもある。此れって設計が未熟で手間が増えるんじゃないの?

 

20200819

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TA‐F555ESXⅡ その3 ヒューズ抵抗

2020-08-20 00:04:37 | TA‐F555ESXⅡ

リレーが来るまで少し時間が有りそうなので、気になった抵抗を交換しようと思う。

EQ基板の端っこの抵抗。

外してみたら、見たことのない記号。抵抗とヒューズの記号がくっついたやつ。

これがアンプ修理で良く言われるヒューズ抵抗か。

抵抗値は200Ωか。

実測すると225Ω、246Ω程と高くなっている。

少し探したのだが、200Ωのヒューズ抵抗というのが見当たらない。

ネットで調べるとヒューズ抵抗というのは破断時間が短くなく燃えないものらしい。

容量の大きい酸金抵抗を、と考えてたが、ここは元に戻した。

ネットでは切れたヒューズ抵抗の替わりがないので短絡した、という強者もいた。

 

少し時間があるのでまたセレクターを磨いた。

金具の位置(左右)も確認した。どっちでもいいみたいだ。

はんだ忘れを見つけたが、私も忘れた。

アダプター端子の用で、使わないからそのままでも良いと思う。

リレーの到着を待つ。

 

20200818

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TA‐F555ESXⅡ その2 リレー外す

2020-08-19 00:04:29 | TA‐F555ESXⅡ

やる気が落ちたが、少しずつ進めていこう。

 

リレーを外すため、リアパネルを外す。

入力端子とスピーカー端子はリアパネル面のタッピングネジを外すとはがれた。

ACインレットは端子と電源コードの半田を基板から剥がさないと外れなかった。

電源コードはインレットの端子に半田付けされている。白丸部分。

スピーカー端子の基板からリレーを外した。

 

蓋を開けて端子を見たが、特に汚れてる風ではなかった。

すでに代替品を注文してしまったので失敗したかと思った。

念のため抵抗値を測ってみたら、最初は500Ω位だった。次第に下がるが安定しない。

やはり汚れてるのかな。

 

20200817

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TA‐F555ESXⅡ

2020-08-18 00:02:35 | TA‐F555ESXⅡ

こちらの記事は、積極的に修理を推奨するものではありません。

以下を参照に修理に失敗しても当方は補償しかねます。

 

 

 

友人からプリメインアンプを引き取ってきた。

ソニーTA‐F555ESXⅡ。

カセットデッキのR‐919Xをくれた同一友人。

あともう一台カセットデッキ、CDプレーヤー、スピーカーが有る。

いづれも1980年代の名機ばかり。

 

 

 

この機種は’87発売。

重量はなんと27.8kg!

ジブラルタルシャーシというグラスファイバーのシャーシを使っていてそれが重いのかと思ったが、電源トランスが通常サイズの物が2つ付いていた。

友達曰く左右別では無く、A級とB級で区別してるらしい。

そんなこと出来るのかな?

手持ちのTA‐FA7ESと比較。

  TA‐F555ESXⅡ TA‐FA7ES
発売年 '87 '95
出力 120W 80W
重量 27.8kg 19.8kg
0.002% 10W8Ω 0.008% 10W8Ω
S/N 87dB MM 87dB MM
消費電力 300W 230W
電源トランス 350VA×2  
コンデンサー 24,000μF、36,000μF 15,000μF×2
ファイナル段   MosFET

 

内容からは555が勝っている。果たして音は?というか、音が出るようになるのか??


天板の錆が酷いが、内部は思ってた程ではない。

 

底板を外したら、ねじがタッピング。Gシャーシのねじ穴が崩れそうだ。

一気に気が萎えた。

 

友人が言うには、電源オンでスタンバイからオペレートにならないとのこと。

取り敢えずリレーを探す。

 

 

MATUSHITAのJC2aD-DC24V AR34229 7A250V 30VDC V10HP125VAC 250VAC とある。

オムロンで代替えが有る。

品名 : パワー用プリント基板用リレー
品番 : G4W-2212P-US-TV5 DC24V
2a / 10A / DC24V
19.5*30.5*30.5:プリント基板用端子
OMRON、アンプスピーカ接続リレー

 

この当時のアンプは松下のリレーを結構使っている。だからかオムロンで代替えがいまだに出ている、のか。

 

 

Gシャーシーに関係ないところから外す。

正面見て右の縦基盤はイコライザーらしい。

基盤を分離するためコネクターを外したが、MM/MC切り替えのスイッチを外さないとならない。

ついでに内部を見たら、結構焼けてるっぽい。

洗浄剤で拭いたが綺麗にならず、和光テクニカルのクリーナーで擦ったらきれいになった。

金具が片チャン二個あったが、形が違う。しくった。どっちに付けるか分からない。

接点の位置が違うだけのようだ。まあ良い。ダメだったら換えてみよう。

 

基盤をよく見たら焼けている。

 

酸金抵抗のようだ。

ネットの修理記録を見ると、バイアスが狂ってて抵抗が焼けてることが有るらしい。

それは出力段なんだが、こっちはEQ基板ぞ?そんな高圧になるのか?

 

回路図も無いのに先が思いやられるわ。

 

 

中身はどう見ても555ESXⅡが良いのだが、私はこいつに対抗してA7ESを買ってしまったんだ。時期的にオーディオ衰退時の物だが、こちらが上級期のはず。

でも内部は圧倒的に555ESXⅡが良い。

もし復活したら、鳴き合わせだな。

 

このプリメインアンプもシリーズ化している。

TA-F555ES ’82

TA-F555ESⅡ ’84

TA-F555ESX ’86

TA-F555ESXⅡ ’87

TA-F555ESR  ’88

TA-F555ESG ’89

TA-F555ESL ’90

TA-F555ESA ’91

TA-F555ESJ ’92

カセットデッキのシリーズと比べ発売はESJのみ少し早い。他は同じ。

 

20200816

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