analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリに終端抵抗を外してみた。

2024-10-07 00:03:53 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

プリに終端抵抗を付けたらまんま抵抗の音になってしまった。

これでは高解像度を求めてやってきた意味が薄れる。

この辺が限界なのか?こちらを立てればあちらが立たず・・・

 

いや、パワーの初段12AX7のグリッド抵抗を下げるか?

10kに68kをパラって8.7k位になる。

これで音出し。

惜しい。

キツい感じはだいぶ収まったが、たまに少し見える。

高域がだいぶ落ちた感じだ。

もう少し下げたほうが良いかも。

域が落ちちゃうかな?

 

パラった抵抗はTKDのRNタイプ。

大きい方なので多分1.5W。

なにかカーボン抵抗のように音色を感じるが、嫌味なほどでもない。

 

少し残ったキツイ感じはアンプがもう少しエージングを進められたら、消えないかな?

 

良い感じかもしれない。

 

20240930

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プリに終端抵抗を付けてみた。

2024-10-05 00:04:20 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

真空管のシステムでキツい音が出る件、プリに終端抵抗を付けてみた。

これを付けると音が若干曇る。

音量が下がる

などと副作用が出る。

以前はA&Bの1.2kを付けて好結果を得たが、少しでも音量を稼ぎたく1.5kとした。

銘柄は理研のRMG、これしか手持ちがなかった。

鳴らしてみると抜けが悪くなり、上に広がらなくなった。

肝心のキツい音はだいぶ収まった。

たまに頭を覗かすが、充分行けると思う。

ただし今は繋いで音出し間も無いのでもう少し時間を掛けよう。

 

しかし良い音だ。

プリの代わりにプリメインアンプを使った時より低音は寂しいが、音が丁寧になった。

 

20250927

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パワーアンプのトランス

2024-09-30 00:02:52 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

今のパワーアンプはIPTで位相反転、5倍くらいのゲイン。

12AX7で電圧増幅。ここも5倍くらいか。

出力段はEL34PP

そして5kのOPT。

トランスは2個使っている。

これにインターステージトランスを追加したら・・・

ゲインも上がるかもしれない。

前からやってみたいと思っているのだが、なんせ資金が難しい。

出来たらここもタムラにしたい。

そうするとカップリングコンデンサーが要らなくなりそうなんだ。

幸いダメになったことはないが、寿命を考えなければならない。

今はスプラグのBBを使っている。

モールド型なのだが良く持っている。このタイプは吸湿するらしい。

 

ただし、真空管らしさとはカップリングコンデンサーが有るからと思っているので残したいという気もある。

 

20240923

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パワーを仕上げる

2024-09-27 00:02:39 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーが決まったので仮配線を仕上げる。

初段12AX7のグリッド抵抗は7.5kとしてたが、今のアンプなら10kでも行けそうな気がする。

トランスも定格が20kなので良いハズ。

そして配線は何にしよう?

信号用の細い線が有ればいいが・・・オヤイデの銀線が残ってた。

ちょっと細いが直流流さないので良いだろう。

適当に這わせたらなんかノイズを拾ってるようだ。

ぴーー とか キュリュリュリュとか。

発振?いつも鳴ってるわけではないし、ラジオのような気もする。

空中配線はやめてシャーシーに這わせ、簡単に束ねた。

ついでに入力端子の配線も撚ってみた。

これで音出しした。

銀線の音を思いだした。

高域のシャリシャリは少し濁った感じになる。

今回新たに感じたのは、各音がシェイプされたようだ。

なんとも不思議な感じ。

良いんだか悪いんだか今は判断しかねる。

 

20240923

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何故だろう

2024-09-25 00:03:29 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

今回のパワーアンプは前回とほとんど同じ。

違うとすれば、

レイアウトだがチョークと整流管の位置を入替えた

チョークと整流管の間に有ったドロップ抵抗をチョークとOPTの間に持って行った。

出力管のカソード抵抗を500Ωと2.2kのパラから400Ωの抵抗に換えた。

あとはグランド配線を変えたのだが回路的には変わらない。

 

これで変わったのが、

IPTのPMF5P‐10k600CTとA‐8713で二次側抵抗による音の違いが無くなった=抵抗値を上げてもそこそこ低音が出る。

 

タムラのA‐8713はこの配置だとハムを引いてたがほぼ無くなった。

 

多分今のが本来の性能で、以前は何か欠陥があったように思うのだが何かわからない。

プリのOPTとパワーのIPTに相性が有るように思ってたが、それも無くなった気がする。

まあ試してないが。

 

いやあまともに作るというのがこんなにも難しいとは。

ただ、電圧伝送のアンプを組んでたらこんなには苦労しなかった気もするが、あれに戻る気はない。

(ほんの数日前は音がつまらないと聴く気にならなかったが?)

 

多分これが今の私の精一杯。

満足。

 

20240921

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もう一度タムラで

2024-09-24 00:02:52 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーアンプのIPTをゼネラルトランスのPMF5P‐10k600CTにしているが、昨日片チャンネルだったがタムラのA‐8713にした音が気になる。

さめざめする感じがほんの少し有ったが、肉感が出て中音がこちらに飛んでくる。

あの音をもう一度確認したい。

そう思うと今のPMF5P‐~の音がなにかドンシャリに聴こえるようになった。

 

一度はNP‐126と最高の組み合わせとも思ったが、PMF5P‐~を使ってからなにかおかしな感じに聴こえてきたのだった。

トランスをA‐8713に・・・ - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

なぜかこのころからおかしくなったんだな。

 

入力周りだけシャーシーを別にしてるから結構簡単に付け替えが出来た。

青い配線はあとで交換する。

これで鳴らしているのだが、こちらが良い。

多分回路的にはPMF5P‐~と変わらない。

単純にトランスの個性の違いと思う。

多分これで決まり。

 

20240921

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犯人はハンダミス(私)

2024-09-23 00:02:38 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーのIPTをゼネラルトランスに戻し、初段12AX7のグリッド抵抗Rgを戻した。

鳴らしたら、キツさはない。

やっとかよ。

何となく予想がついてたからか安ど感も達成感もない。

まあ、良かった。

夜中だが、結構な音量で鳴らしている。

中音が支配する音。

個性は無いが、前みたいにつまらなくない。

満足感がある。

 

 

それから空恐ろしいと思ったことが出来た。

以前はIPTの抵抗値を公称値の半分ほどで低域のバランスが取れてた。

それが今は半分にしなくても良いバランスだ。

これはA‐8713にした時も感じた。

記憶では出力段のインピーダンスを上げたからではないか?と思っている。

IPTで低音が出ないと思ってたのは実は出力段が原因だったのでは?

そのために中々バランスが取れなかった。

それまでスピーカーにアンプが負けてると感じてたが、今は対等くらいかと思う。

スピーカーが実力を出してきた。

いやいや何年掛かったか。

報われた。

 

20240920

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キタな。

2024-09-13 00:04:00 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

組み直したパワーで、DS‐3000を鳴らしてみた。

これだ。

低音は少し寂しくなったが、まあいい。

CDなのだが良い感じではないか。

無性にLPが聴きたくなって掛けてみた。

中高音で今まで聴こえなかった音が聴こえたと思ったが、記憶をめぐらすと今まで微かに聴こえてた音がはっきりしてきたようだ。

現在の完成形。

今はやるとこまでやった感じがする。

もう弄る気がしない。

まあいつまで続くかだが。

 

はっきりした。

CDはトランジスタアンプのようで音場が二次元(壁)のようだ。

LPは真空管アンプのようで音がこちらに飛んでくる。三次元っぽい。

ただ、音の輪郭というか曖昧さが無いという点ではCDが上だな。

そして古い曲を掛けたとき、それなりの古さ(雰囲気)を出すのはLPだ。

当時に戻してくれる。タイムマシーンか。

 

アースポイントなんてどうでもよくなった。

左だけ少しハムが有るが様子見よう。

ただ、パワーの初段Rgは4k位が良いかな。3.5kから4.7kは上げすぎだった。

数時間経ったと思うが、キツさが取れた。

 

明日には戻ってた、なんてことが無いように・・・

 

20240907

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パワーを早くも修正

2024-09-11 00:01:36 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

中音に少し歪っぽいところが有るので懸案を修正した。

電源トランスの一次側配線が左右で違う。

整流管からチョークへの配線変更。

カップリングコンデンサーの接続を出力管の発振防止抵抗の手前とした。下画像赤矢印

発振防止抵抗をアルファの1/4Wからオーマイト巻線抵抗2Wに変更。下画像青矢印

初段の12AX7のグリッド抵抗Rgを3.5kから4.7kにした。

アースポイントだけはまだ決めかねているので後にした。

 

 

 

これで鳴らしてるが高域寄りになった気がする。

ってのはスピーカーがまだキャロル純正だから。

そして歪っぽいのだが、まだ残ってる気もするが、時間とともに減ってる気もする。

もう少し様子見だ。

 

20240907

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パワーを鳴らしている

2024-09-09 00:04:53 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

EL34PPパワーを組上げてから5日ほど経ったか。

色々なスピーカーを鳴らしたが、どのスピーカーでも「ちりちり」感がある。

発振してるのか?後で測定してみようと思うが、やっておかなければならないことが有る。

Rchのスピーカー端子への配線。ちと短い。

裏返してハンダ付けすると立てた端子ではハンダが下に流れてしまうので、横にしてハンダを盛る。

初段12AX7のグリッド抵抗を3.5kΩからもう少し大きい値にする。

アースポイントの移動。

そしてLchの整流管からチョークへの配線修正と発振防止抵抗の付け直し。

発振してるとは思いたくないが、直してみないと。

 

発振防止抵抗は1kΩ、ここに掛かる電圧は30Vacとすると電流は30mA!

だとすると0.9W?おお、アルファ抵抗は0.5Wじゃなかったか?(1/4Wでした)実際はこんなに掛らないだろうから大丈夫かと思うけどちと不安かも。

 

こんなところを考えておく。

 

20240905

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DS‐3000でパワーを鳴らす

2024-09-07 00:02:24 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

表題が変だ。それでは真空管パワーでDS‐3000を鳴らしてみる。

最初から「おっ」っという感じで鳴ってきた。

まず中低音が分厚くなった。ベースギターの辺りがブオンと鳴る。

こりゃ参った。同じパーツ、回路でこんなに違うか?

違うところと言えば・・・

出力段のカソード抵抗。500Ωに2.2kをパラって407Ωだったのを400Ω一個にした。

PT~CH~整流管だったのをPT~整流管~CHにした。

IPTをタムラのA‐8713にしてた時はチョークに近いとハムを引いたが、今はIPTをゼネラルトランスのPMF5P‐10k600CTなんだ。これで配線が簡略出来た。

そしてシャーシーアースを変えた。

出力段のグリッド抵抗をTKDからRMGにした。

入力ケーブルをIPT直結だったのをRCAジャックにした。

今思い浮かぶのはこのくらい。

って、結構変えたかな。

でもそんなんで音変わる?

 

高音の繊細さは無いかな。初段のRgは3.5kだからもう少し上げても良いと思う。

色々テストして替えたんだけどな。

声とか音色は全く意識が向かなかった。

なんかこう、「そのまま?」

つややか、柔らかい、などという形容詞が思い浮かばなかった。

しいて言えば鮮度があまり高くないかな。少しレトロっぽい。

 

でも、DS‐3000を「鳴らしている」感じが凄くなった。

トランジスタアンプではこうはいかない。

って、そういうアンプを使ったことが無い・・・あ、マンラツのSM700が有った。

壊してしまったのが悔やまれる。

 

DS‐3000を鳴らし切る、まではもう少しあるかな。

でもここまで来た。

あとは丸端子でまとめたアース線6本をもう少し何とかしたいと考えている。

 

20240902

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パワーの組み直し 両チャンネル完成

2024-09-04 00:02:01 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)
昨晩やっと反対側のRchも組み上がった。
先ほど電圧測定したが問題なさそう。
先のLchは自信あったが、今回は煙噴くんじゃないかとなぜかドキドキした。
音出しはパイオニアで行った。
さすがにDS‐3000で失敗したら痛いのだが、じゃあパイオニアだったら良いのか?良くないがパイオニアはまだ在庫があるようだし。
 
第一聴は、濃い。
トランジスタのAX‐1200では広い空間に楽器がちょんちょんと有る感じだが、真空管パワーは楽器が犇めき合う。
ちょっと荒っぽい感じが有るかも?
発振?もう少し慣らそう。
 
※ブログを新バージョンで編集したら前と変わってしまった。
 
20240901
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パワーの組み直し その17

2024-09-03 00:02:54 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーを組んでいる。

なかなか進まないが、今日半日やっとここまで来た。

特に問題ない。

しいて言えばアースポイントをもっと広いとこにすればよかった。

ネジ穴を明けたくなくてコンデンサーの取付金物のネジにしたからだ。

 

今回はチョークから出力段への配線に100Ωの抵抗を入れた。

これは電源トランスが熱くなるので少し下げた。

ドロップ抵抗を入れないと電圧がちょうどいいところに行くのだが、なんか電源トランスが過負荷っぽい。

実際そんなことはないのだが夏に熱くなるってのは気分が良くない。

 

あとは電圧測って音出しかな。

 

20240831

 

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パワーの組み直し 音出し

2024-08-29 00:04:03 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

片チャンだけだが音出ししてみた。

スピーカーは念のためボーズの161としたが、10cmフルレンジ二発とは思えない低音と音色が出てきた。

やっぱトランジスタにはない多彩さが出ている、

 

鳴らしながらもう片チャンを組んでいる。

ふと出力段のグリッド抵抗がどこに配線するか気になって出来上がったほうのアンプをひっくり返して見てみた。

おっと、配線が間違ってるではないか。

正しくは赤い矢印のコンデンサのリードは黄色の矢印に接続しなければならない。

これだと発振防止抵抗が無くてグリッド抵抗が240kではなく241kΩだ。

発振しなければ問題ないんだ。

 

 

もう片チャンの組み立てを進めよう。

 

20240826

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AX‐1200を鳴らす

2024-08-28 00:01:31 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

片チャンだけだが組みあがったパワーを鳴らす前にAX‐1200を鳴らしてみる。

音量は少し大きめ。

まあ、こんなもんだろう。

馬力感はない。けど、低音は良く伸び、バランスは取れてる。

ラウドネスも効くが、低音の上に中高音が乗ってる感じになって不自然になる。

音場感も出てスピーカーの外側に広がる。

そして音色。これが問題。

全部一様に聴こえる。

う~んなんていうか、ハープシコードで全部の楽器を表現しているような?

あれだ、交響曲をピアノで弾いてるやつ。

あ、もちろんピアノがダメなわけではない。

 

まあいままでの鳴り方ではないことは確か。

随分こなれた感じになっている。

今思うと山水のAUα907iももう少し鳴ったのかな。

手放して惜しい思いしているのがこの機種。

なんて考えるようになった。

 

さて、真空管アンプを鳴らしてみるか。

 

20240824

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