analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦30 電解コンデンサー入換え

2020-10-07 00:01:54 | TA‐F555ESXⅡ

A‐Class段基板を外して点検した。

怪しいハンダはやり直して抵抗・ダイオードのチェックをした。抵抗はすこししかみなかったが、問題ない。ダイオードは抵抗値が左右で全く違うが、これはどうしようもない。ダイオードの型番が分からないのだ。

外した配線を繋ぎ直して、テストに入る。

スライダックを少しずつ上げていくと、アンメーターが振り切っていた。

慌てて電源下げる。

配線間違えたか?

直して電源入れ直すとアンメーターはあまり上がらず元に戻ったようだ。

何したんだろう?テスターのワニ口で短絡?メインボリュームが全開だったがそれのせい?

 

 

ちょっと困った。諦めそうになる。

A‐Class段基板の交換して無いコンデンサー100V1μFと100V22μFを左右入替えてみた。

少し良くなったが、Rchと比べると全然だめだ。

電解コンデンサーの電圧を58Vまで上がるようスライダックを調整した。85Vくらい。

少しはましになった。

以前は200mVほど振れて、そのうちにリレーが切れる。

最初は10mV程のハンチングだったが、だんだん大きくなり200mV程振れるようになる。バイアスを9mVから11.9mVにふやし、電源電圧を少しあげ、コンデンサーで59.1Vにした。

 

ネットで拾ったTA-F333ESRの回路図には58Vとなっている。バイアスを増やせば電圧下がるかと思ったが、そうではないらしい。

 

そうこうしてるうち、オフセットは2Vまで触れるようになった。少し我慢したら振れが300mV程に戻った。

 

困った。

Rchは定電圧でも安定してる。A‐Class段基板は、トランジスタとコンデンサーは全部左右入替えた。

原因がどの基盤かが分からない。

 

 

 

こうなったら基板を分割して考えるか。

まずはEQ基板を分割してみるか。ヒューズ抵抗を外してみてみるか。

 

20201005

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