A‐Class段基板を外して点検した。
怪しいハンダはやり直して抵抗・ダイオードのチェックをした。抵抗はすこししかみなかったが、問題ない。ダイオードは抵抗値が左右で全く違うが、これはどうしようもない。ダイオードの型番が分からないのだ。
外した配線を繋ぎ直して、テストに入る。
スライダックを少しずつ上げていくと、アンメーターが振り切っていた。
慌てて電源下げる。
配線間違えたか?
直して電源入れ直すとアンメーターはあまり上がらず元に戻ったようだ。
何したんだろう?テスターのワニ口で短絡?メインボリュームが全開だったがそれのせい?
ちょっと困った。諦めそうになる。
A‐Class段基板の交換して無いコンデンサー100V1μFと100V22μFを左右入替えてみた。
少し良くなったが、Rchと比べると全然だめだ。
電解コンデンサーの電圧を58Vまで上がるようスライダックを調整した。85Vくらい。
少しはましになった。
以前は200mVほど振れて、そのうちにリレーが切れる。
最初は10mV程のハンチングだったが、だんだん大きくなり200mV程振れるようになる。バイアスを9mVから11.9mVにふやし、電源電圧を少しあげ、コンデンサーで59.1Vにした。
ネットで拾ったTA-F333ESRの回路図には58Vとなっている。バイアスを増やせば電圧下がるかと思ったが、そうではないらしい。
そうこうしてるうち、オフセットは2Vまで触れるようになった。少し我慢したら振れが300mV程に戻った。
困った。
Rchは定電圧でも安定してる。A‐Class段基板は、トランジスタとコンデンサーは全部左右入替えた。
原因がどの基盤かが分からない。
こうなったら基板を分割して考えるか。
まずはEQ基板を分割してみるか。ヒューズ抵抗を外してみてみるか。
20201005