analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

良い感じと思う

2023-06-30 21:13:21 | アンプ

プリの仕様はECC88、アイエスオーNP‐126

パワーはルンダールLL1689、12AY7、EL34PP三結

これにしてから10日以上経った。

多分間違いない。

過去最高の音。

思えばIPT付アンプでここまで低音が出たときが有ったかな?

全体としては特に可もなく不可もなく。

普通の音。

オーディオ、アガリか?

 

 

音がつまらないか?

前に中音がすごくきれいな時もあった。音場が今より広がった時もあった。

でもあれはどこかに欠点があった時のこと。

低音が無く中域に肉感が無かった。

意図したわけでなく、訳もわからずそういう音が出てた。

なのでまっとうな音を「まず」求めよう。当時そう思った。

チューニングはそれから。

これからが楽しいのではないか!

 

 

高音多めのポップスなどを掛けると物足りない

けどここを伸ばすと低音が犠牲になる。

なのでバランスは今が良い。

 

20230614

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カソード電圧に注意

2023-06-29 00:04:36 | アンプ

ユウチューブで「魅力あるDIY・真空管アンプ」というチャンネルがある。

これを見てて、パワーアンプの入力トランスには注意、というのが耳に入った。

なにやらトランスの二次側の電圧が高くなると次段の真空管のカソード電圧を超えてしまい。グリッドに電流が流れる、らしい。

 

 

なんと、うちのパワーはIPT二次側が5Vにもなる。

確か次段の12AY7のカソード電圧って2V程じゃなかったか?

こりゃグリッド電流流れてたかも?

 

 

そういえば以前、パワーの入力信号を上げていくとプレート電圧が下がってカソード電圧が上がっていったっけ?

これって普通の動作かと思ってた。

上グラフ、上二本がプッシュ管とプル管のカソード電流値、真ん中二本が同電圧値、下の黄色線が電圧の差。

当時はこの差が気になってた。

が、見るべきとこはそこではなかった。

カソード電圧が30Vほどあったので気にしてなかったが、前段の出力電圧は12AU7で30V程、12AX7で45V程だった。

これってカソード電圧超えてるじゃん。

しかも入力電圧上げるほどカソード電圧上がってた。

5Wのカソード抵抗焼き切ったこともあった。

それ以降容量の大きいものを使ってる。

これってもしかしてグリッド電流・・・

 

知らないからって無茶してたんだな。

EDさんに言われた電圧上げすぎ注意ってこういうことだったのか?

(って今更かよ?)

 

20230611

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鳴らしてみた (TD‐521 SL15E 47kΩ)

2023-06-28 00:02:54 | PhfD‐3.2

フォノイコの入力抵抗を47kΩに戻してオルトホンのSL15EでLPを掛けている。

これがまた良い。

薄い感じが無くなった気がする。

チカラが出てきたようだ。

 

なんだ、いろいろ回って戻ってきた感じ。

ガックリ・・・はしないんだな。

なぜかって、負荷抵抗による音の違いが分かるようになった。

いわば勉強代。

 

10年位前かな、フォノイコの入力抵抗を替えると良い、というのを某HPで見た。

下は20kから上は100kまで替えてみたが、違いがさっぱり判らなかった。

まああの頃は電圧伝送のプリで電力伝送のパワーをドライブしようなんてやってた時だから、判らなかったろうなぁ。他にも色々やってたし。

最近は負荷を考えながらやってるので前よりは分かるようになったかな?程度。

 

ああ、いい音で鳴っている。

 

20230611

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フォノイコ調整

2023-06-27 00:03:53 | PhfD‐3.2

オルトホンSL15Eの負荷抵抗を3.5Ωまで下げたいと思った。

抵抗を一回一回はんだ付けするのは面倒くさいので何とか切り替える方法は無いのか?下記事の以前やったのは音質的に耐えられない。

フォノイコの入力抵抗 その4 鳴らしてみる - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

セレクターで抵抗を切り替えるのがだめなら、47kΩの抵抗にパラう抵抗を切り替えたら?

どっかのHPで見たのだが、RCAジャックに抵抗を付けたRCAピンプラグを差し込む。

この抵抗を付けたプラグをいくつか用意する。

ここは基準47kΩは直結にしてパラにする抵抗を取り換える。

→ピンジャックをパラで二つ取付け、一つは信号入力、もう一つは抵抗を取り換えるピンプラグ用。

ただ問題点は47kより大きくしたいときにはどうするか?

47kを100kにしておいて、100kをパラえば50k・・・

いや待てよ。SYNERGYは負荷抵抗が10~50Ωと上限が決められてる。

EMINENTはターミネート抵抗で82Ωにわざわざ下げている。

っということは47kから上げることは無いな。

これ以上シャーシーに穴を明けたくないので既存の穴を使う。ここにジャックを付けると前に付けた昇圧トランスが邪魔になる。

赤丸は無視ください、左上のものがトランス。

一旦トランスはどけた。

改造してて気が付いたが、なんとフォノイコの入力抵抗が47kではなく30kだった。

前回18kの抵抗を外したが、外す前は13kだった訳だ。

MMカートリッジのシュアTYPEⅣMRには負荷が重かったのかもしれない。

合わせて行ったことは

入力の配線をモガミからアクロテックに替えた。

出力コンデンサの足を1cmほど短くした。

入力抵抗を理研RMG30k(1W)から47k(1/2W)に戻した。

 

簡単に各部の電圧をチェックして終了。

音出しは後日。

 

20230611

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THORENS TD‐521

2023-06-26 06:11:00 | アナログ

いまトーレンスが良い。

以前軸受けを改造して失敗し、もうだめかと思ってた。実際音もおかしかった。

いまは調整が上手く行ったのか、そんなことは無くなった。

高音低音が無くなってその分中音を充実させた?

この中音を聴くとセンスの違いを感じる。

多分こういう音を目指して組み上げたトーレンス。

 

カートリッジの性能を最大限引き出してると思うけど、なんかもう一つ。

いやあ、不満がある訳じゃないが、トーレンスがカートリッジの音場をてる・・・ごにょごにょ

ま、これがトーレンスの世界かな。

 

カートリッジをSYNERGYからSL15Eにしてみた。

このカートリッジ、もう1年ぶりになるかもしれない。

最初はぎらついた音で焦った。片方音ちっちゃいし。

LP一枚ほどでこなれてきた。なんか今までの評価が変わるな。もっと軽い感じだと思ってたが、割としっかり音が出てる。

 

 

トーレンスとエスピーユー、良い組み合わせ。

あ、うちのは124ではなく521ね。

 

 

良かれと思って寄せ集めのデンオン-SME-大理石 メインシステム。

う~ん。

メインシステムを何とかしたい。

 

202306110

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SL15Eを鳴らす

2023-06-25 00:06:37 | カートリッジ

オルトホンのSYNERGYを鳴らしてて、他はどうかと思い、SL15Eを繋いでみた。

シェルはGシェル。多分アルミの物。内部の重りは小さいようだ。

アルミを削って作ったスペーサーを介して取り付け

最初は高域よりのバランスで、次に中域がきつくなった。

昇圧トランスからフォノイコ迄のケーブルを替えたら落ち着いてきた。

ダンパーがヘタってるのか腹が擦りそうなのでアームの支点部分を持ち上げた。

SYNERGYと比べると音は薄いか。

向こうが透けて見えるセル画のような感じ?

でもその辺のカートリッジよりは鳴っていると思う。

 

 

 

そういやこのカートリッジの最適負荷ってどれくらい?

前にも調べたことが有ったが、大きいトランス使うなぁくらいのイメージしか無い。

analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

もう一度確認する。

某サイトからだが、推奨昇圧トランスはオルトホンSTA41。

こいつの表記は一次側1.5Ω、二次側20kΩだ。1:120ともある。

これによるとインピーダンス比は13,333。

逆算した昇圧比は115。公称多分40dB。

なるほど。47kのアンプにつなぐとカートリッジ負荷は3.5Ω。

私の昇圧トランスMc千は30dBなので47Ωになる。

インピーダンスが10倍以上か、結構差があるな。でも使えないほどではない、範囲に入ってると思う。

けど音は変わると思う。

 

 

こうなると昇圧比はともかくインピーダンスを下げた音を聴いてみたくなるな。

SL15Eは「軽い音」とイメージがある。

それが変わるかな。

まあ、プリントコイルの低インピーダンスカートリッジだし。

 

20230610

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カートリッジを替えてみる

2023-06-24 00:02:53 | カートリッジ

今鳴らしているアナログカートリッジはシュアのTYPEⅣMRだ。

そろそろ替えてみようかと思う。

いまトーレンスにはSYNERGYが付いている。

タンテをこれに替えてみた。

LPはイタリヤ合奏団のモーツァルト。

弦、とりわけコントラバスのブォンというか、ごりごりした感じが良い。

何気にトーレンスが良く鳴っている。

このプレーヤー、もう疲れてきたかな?っと思ってたところだったが。

レンジが広いとかクリアだとかは無い。

ただ、この上なく心地良く鳴らす。

さすがに良くできた組み合わせ。

 

MMも頑張ってたが、やはり格が違うみたいだ。

 

なんか今のシステム、上手くいったっぽい。

 

20230605

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これからやってみたいこと。

2023-06-23 00:02:12 | その他

プリにECC88を使うことにしたので5687が余ってしまう。

これをパワーの初段12AY7の代わりに使えないか?

増幅率はそんなに変わらない。

ただ、5687は高負荷では使ったことが無い。

5687の動作例に10kは有るが、100kというのは無い。

使えるんか?

使えるんだろうな。

抵抗負荷の軽いもの、トランス負荷の重いもの。

 

行けるか?

 

 

後は実現性が無さすぎだが、マルチアンプ。

四つのユニットを一個のアンプで鳴らそうというのが無理に思えてきた。

が、今の私には無理っぽい。

大体お金が無い。

今のパワーはタムラのトランスを使ってるがこんなのもう買えない。

チャンデバ通す気は無いのでCRネットワークにしたいが、帯域着とに分割しちゃうとインピーダンスが変わってしまうと思う。

もう少し勉強してからだな。

 

20230604

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電力伝送の疑問

2023-06-22 00:01:35 | アンプ

今回トランスの測定をしてて、パワーのIPT二次側電圧も測定してて思ったことが有る。

OPT二次側の抵抗=初段12AY7のグリッド抵抗の値を小さくすると、抵抗に電流が流れロスになり、Y7をスイングできない=音量が大きくならないと思ってた。

測定してて、抵抗値を下げてもゲインは変わらないような気がした。

伝送ラインの電流電圧を測ってて、インピーダンスが下がると電流が増える。

ん?そうか、電圧が下がっても電流が増えた分でグリッド電圧を励振できる?

それで出力が下がらないのか?

 

そんな気がしただけ。

 

20230604

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現在の音

2023-06-21 00:03:44 | システム

多分行くとこまで行ったと思うので、ここで自分のシステムの音の感じを記録しておこう。

まあ、一言で、「薄い」。

けど、濃い音ってナンだ?

有名な「署名」スピーカーもJBLも薄いかな。

ハイもローもちょん切った、ラジオの音か?

そう考えるとこれも普通なのか?

ここで僭越ながらYOUTUBEで聴いたATC150SLPTの音の感想を述べてみる。

まず楽器一個一個が浮き上がる。

低音が多彩。

ソフトドーム特有の音色が感じられる。

まあいろいろあるが、動画よりの聴いた感じはこうなる。

 

 

 

対してうちのシステムは楽器が浮き上がらず、ステージを遠くから見てる感じ。

絵画的?

ATCを聴いて、ヤマハのソフトドームに通ずるものがあると思った。対してダイヤトーンのそれはハードドームの音色がある。パンっと張ったような、センモニの系統のような・・・

低音はドンドンだけの単調。けどヤマハのNS‐690Ⅲよりは多彩と思ったのだが。

 

「桁違い」というのを身をもって感じた。

 

こう書くとなんかいまいち、のような感じだが、中音の解像度が過去一だと思う。

プリの単段増幅、これを生かそうとやってきたようなもんだ。

古いレコードは古臭い音で、新しいレコードは高純度な音で・・・

そう思ってたが、古いレコードも新しいヤツも、ある一定なレベルで鳴る。

 

低音はミューラード型だった時の方が出てた。抜けは良くなかったが。

透明感は今の回路を作りたての頃の方が有った。まあ低音は無かったが

今の音は傑出したものは無いと思う。

けど中音の無機質感が無い。それでこの帯域バランス・抜け。

これが良い音か?

まあいい音には違いないが・・・

オーディオ的には面白くない?

いずれは自分の音を作る。そのためにまっとうなアンプを作る。

そう思ってきたが、今の音は有る意味終着。

もっと後かと思ってたが。

俺からは音をいじっていこう。

 

でも、良い音だ。

 

20230604

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フォノがおかしい? 入力抵抗戻す

2023-06-20 00:01:49 | PhfD‐3.2

それでは音量を上げて聴いてみる。

シュアのTYPEⅣを使った。私のMMのエース機。

低域もまず出てるしこんなもんか。

以前の方が満足感が有ったような気がするが、いろいろ聴いてると基準が分からなくなってくるんだ、私の耳(記憶)は。

LPを5~6枚立て続けに聴いた。

プリの調整は上手く行ったと思う。

 

CDを掛けてみた。

どわっと広がった。

なんじゃこりゃ。CDは物凄く良く鳴っている。

ってことはフォノイコがおかしい。

すぐに思いついた。

入力抵抗だ。

マイソニックの昇圧トランスのターミネート抵抗をフォノイコに移植してた。

黄色丸内の緑色の抵抗。

これを付けて負荷抵抗が13kΩとなっている。

これを外して47kに戻した。

(後日間違いに気が付きます)

これだ。来た。

これを聴くと前は息苦しいような感じだった。

何のストレスもなく音が出てる。

この抵抗を付けた当初は音はそんなに変わらなかったんだけどな。

そんなに爆音ではないのに以前のような「もっと。もっと」と音量を上げたくなる欲求が無い。

 

これならCDもLPもそん色ない。

やっと決まったか。

 

トランスの単体測定を始めて一か月。

ここまでしないとならないのか?

でも要領を得たのでこの先はそんなに手間もかからないだろう。

 

まだ調整するのかな?

 

20230604

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パワーのIPTをLL1689にする

2023-06-19 00:03:32 | システム

仕事終わりが早い時は家で鳴らしている。

低音はもう少し太いと申し分ないのだが、今のでも問題無い。

高域ももう少し伸びてくれれば・・・と思うのだが、低音が無くなるのは避けたい。これでも20kHz‐2dBにはなっているようだ。

 

音色はあっさり系で日本風と思う。

ここまでは良いのだが、音量を上げたときにキツイ感じが出る。

トーンアームの共振やスピーカーのミッドハイ、部屋などを疑ったが、どうも電力伝送のアンプを作ってからと思う。

 

先日パワーのIPTをルンダールにしたら良い結果だったので、もう一度やってみようと思う。

シャーシーは入力部だけ外せるので簡単かと思ったが、結構難儀した。

それでも昼間で何とか組み上げ、夜には音出しに至った

 

 

パワーの初段グリッド抵抗は2.2kとした。

これでプリのOPT初段は7k+7k程になるハズ。

 

F特を測定してみたが、超低域が急降下しているが、40Hzほどまでは他のトランスよりも盛り上がりがある。

下グラフ赤線。薄い青線はパワーのIPTにタムラA‐8713を使ったもの。

これが音にも影響してるようだが、こんな微小な違い聞き分けられるのか?

 

 

主にLPだが鳴らしてみた。

オーディオ的なバランスはさほど変わらない。しかし音色が違う。ほんのり肉感がある。これは国産のトランスには無いものと思う。

国産トランスで濃い目なのはアイエスオーだと思うが、これらよりもパリッと鳴る。

楽器がシンセのように感じるがまあ不快ではない。

 

 

いまのところの最終仕様だが、また飽きる時が来るのだろうか?

 

20230603

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ECC88差動アンプの音

2023-06-18 06:12:48 | プリアンプ

プリの出力管を5687からECC88へと組み直してから3日程経ったか。

そういややっつけ配線だった。

なんか良く鳴っている。

どしたの?って感じ。

前に聴いたパサパサ(言いすぎか)した感じが減った。

しっとりまでは行かないが、ほんわか鳴っている。

少し前は音場が平面のCDのようだった。

今は低域が膨らんで中音・声が豊かになった。

かぶる、までは行かないで絶妙な感じ。

いやはや、コナレテきたかな。

 

シュアのTYPEⅣなのに、クラシックが聴ける。

変な意地張って5687に固執しなければ・・・

でも勉強させてもらった。

 

おっと大事なことを忘れてた。

マイナス電源の整流にSCS206AGを使った。

どうもこれの影響が大きいようだ。

ECC88のパサパサした感じが無くなった。

 

 

音量はもう少し欲しいところだが、少し大きめでつまみが11時か。

12時だと結構な音量になると思う。

後で試そう。

 

20230601

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私の性格

2023-06-17 00:01:26 | その他

今回プリにECC88を使って好結果を得た。

それまでは5687で行こうと心に決めていた。

手持ちの真空管が勿体ない。

結局はゲインに問題あり、だったが、なんとかしようと思ってた。

この意固地さ、アンプ設計には良くない、関係ない。

思えば最初のプリもそうだった。

「この回路ならいけるハズ」としばらく他の回路には見向きもせず組み直したりした。

なぜか少し余裕が出来て、ほかの回路を採用してみた。

そちらが良かった。

「今まで何やってたんだ」

最初の回路はあっさり諦めた。

 

ひとつに固執する。

そして見る目がなく失敗。

これが結構ある。

DS-3000にも固執している。

これは私の死に際、他のにすれば良かった、が無ければ良いが?

 

 

 

あと、パワーアンプの出力段がEL34+ラジ技誌OPTのBW‐5k‐PPは変わらない。

一度三百Bにも挑戦したが、DS‐3000には合わなかった。

これを変える?いまは特別必要を感じないんだけどな。

やるとしたら・・・6L6当たりかな。

 

ほんとはスピーカーも違うものに変えたら、私のオーディオ人生変わったんじゃないか?

なんて思う。

まあスピーカーに関してはたとえ違う世界が開けたとしても変えようとは思わない。

欲しいスピーカーないし。

外で色々聞いてるし。

 

・・・これがいけないんだ。

 

20230530

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ECC88に戻してみる

2023-06-16 00:03:45 | CfD‐8 (差動)

プリの出力管5687にOPTがNP‐126、パワーにはIPTにA‐8713、初段12AY7のグリッド抵抗は3.7kΩ。

音のバランスは過去一番だ。

調整は上手く行った。

しかし、音量がもう少し欲しい。

ボリュームを上げればよいがすでに13時まで回している。

浴びるような爆音までもう一声ほしい。

現在でも十分な音量だが。

音量が欲しい?

音が薄くないか?

疑心暗鬼になる。

そこでトランジスタのプリメインアンプ、ソニーTA‐FA7ESで鳴らしてみた。

なんと、そん色ないばかりか、真空管の方が勝っている?

私の耳というか、音の記憶なんて当てにならんな。

 

 

 

プリの真空管をECC88に戻してみる。

マイナス電源を両波倍電圧にし、整流ダイオードにショットキーを使った。

ECC88のEpは180V、Ipは6.5mA、Ekは3V程になった。

調整がなかなか上手く行かなかったが何とか収めた。

気になる音量は?

ほんの少し上がった。

っと思う。

良くわからん。っというのは5687の時ゲインがプリ単体で15dB、今回は13dBと下がってしまったからだ。

記憶では5687では11dBほどだったのでなんかのミスと思っている。

 

それよりも“音”。

5687に比べて薄いのは有るが、シャリシャリというかパサパサというか、そんな感じが無くなった。

マイナス電源の整流にショットキーバリヤダイオードを使ったからか。

まあもう少し濃い音が良いが、悪くは無い。

しばらく鳴らしておこう。

 

20230530

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