analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

現在の音33

2018-02-28 00:21:53 | システム

ちょっと冷静になって現在の音を分析してみる。

上流から

エスピーユーSYNERGY、SME3012R、トーレンスTD521。

マラツンMC千、TAE-3 type NF

TAC-1 type

EL34PPmono + RW-20-5

DS-3000

 

・・・・

 

まず、音場が広い。正面壁(正確には襖)いっぱいに広がる。前後方向はどちらかというと前に来る。奥行きはさほど感じられない。TWを上下中心にして広がる。若干見上げる感じ。

音色はほんのり乗っている。コンデンサの音かとも思ったが、OPT RX-20-5の音かと思う。クリア感は余り無く、なんというか、ファゴットのような、木質感で、つるんとした感じ。全体像では若干眩しい方向の明るい目の音。それでもULよりは解像度が上がっている。ほんとはタムラのトランスのような少し細身でキリッとした感じが良いのだが、まあ良しとしよう。

高音は私の耳が劣化してるため伸びてるような感じは余り無い。低音は量感は少なめなのだが、下まで伸びている。ここはULの方が量感は有る。

エコー感が気持ち良い。どちらかというとエコーも再現、というよりスピーカーから出た直接音が響いてる、感じ。若干重い響きかもしれない。

 

やっとこの音に辿り着いた。一時はどうなるかと思ったが、思わぬところでブレイクスルーができた。これなら外で鳴らしても恥ずかしくない。

 

何ということか、もう一つRX-20-5を入手するか、6Ω対応のOPTを探すか。

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TAP-2 type その16 → EL34PPmono

2018-02-27 00:55:39 | MfD‐2 (那須氏)

EL34PPmonoにソフトンのRX-40-5を繋いで聴いているが、これがまた良い。三結なのでさすがにULのような低音は出ないが、まあ、聴けなくはない。そしてこちらは中音がバーンと来た。割とシングル並みのナイーブさだ。三結とULは中音か低音か、だ。これまた迷う。

さすがに今はこの音に酔いしれたく、次のアンプは頭に無い。

LCRフォノⅡ型にするとどうかとか、EL34PPmonoをどうまとめるかとか。漠然としか考えない。

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TAP-2 type その15

2018-02-26 00:32:38 | MfD‐2 (那須氏)

ふと、思いついた。ソフトンのRX-20-5は二次側が6Ω。ラジ技誌のBW-5k-PPは二次側が8Ω。DS-3000は公称6Ωなので、この辺が効いてくるんじゃないかと。それならEL34PPmonoのOPTをRX-20-5に入れ替えよう。そんなに時間がかからないはずだ。

・・・っとその前に、RX-20-5のアンプに8Ωのスピーカーを繋いでみよう。SP-50が8Ωだ。

まだ、冷静ではないのでチョイ聴きだが、多分ミスマッチだ。以前のBW-5k-PPの8Ωで聴いたときのような生き生きさは無くなった。これで見通しが立った。

それではEL34PPmonoのOPTをBW-5k-PP(8Ω)からRW-20-5(6Ω)に入れ替える。

テストなので仮接続だ。

自分何故か落ち着いてるが、音出し。やはりこれだ。いまは三結なのでそんなに力が無いが、BW-5k-PPの時より全然良い。2Ωのカートリッジを40Ωの昇圧トランスに繋いで鳴らした、力のない、スピーカーが空振った感じから、先ほどのULの、スピーカーをグリップしてる音になった。

試しにSYNERGYを昇圧トランスMC千の40Ωに繋いでみたが、力ない音になった。

 

ちょっとネットで調べた。OPTの8Ωタップに6Ωのスピーカーを繋ぐと負荷インピーダンスが3.5kΩになると。負荷が下がるとパワーアンプの入力インピーダンスも下がるのではないか?プリの出力を受け止められない?それで上杉さんは途中から6CA7のOPTを6.6kΩにしたのでは?

一般には音量が変わるだけで負荷インピーダンスは音に影響無いらしいが、うちでは違った。今まで何を聴いてたんだ。真空管オーディオフェアで聴いた、大西アンプのエネルギッシュな鳴り方、あれは一般人には無理だろ、って思ったが、少し近付いた気がする。

 

今までヤマハNS-690ⅢやサンスイSP-50がEL34PPmonoのアンプで良く鳴ってたのはこの所為だったんだ。DS-3000が鳴らしにくいスピーカーと言われる所以がこれかも知れない。尤もトランジスタでは少し事情が違うかもしれないのだが。

EL34PPstereoのアンプはこれからEL34PPmonoの作り直しをするためのリファレンスにするために組んだが、思わぬ収穫になった。

 

後はEL34PPmonoを組み直す時、位相反転段をトランスにするか、ムラード型にするか。今聴いたとこによるとトランスはあまり優位性を感じられない。二次側がBW-5k-PPの8Ωでインピーダンスが下がった方が良かったのか。それであの広がりが出たのかもしれない。副作用として低音が無くなるという。今はRX-20-5なのだが、三結でも若干低音が下に伸びた。ULほどではないが。

 

いま、オーディオが楽しい。

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アンプ設計について思う

2018-02-25 00:30:34 | その他

自作をはじめたきっかけは、良い音を求めたとき、メーカーでは使えない最高のパーツを使えば最高の音になる。メーカーは製品に余計な保護回路を付けているので、自作はそれらを省ける、という考えだった。今でもそれは変わらない。しかし、なぜだろう、自作をすればするほど良い音とは離れていった。

最近思う。メーカー製は音が良い。保護回路もそんなものひっくるめて音をまとめる。それが私一個人とは全く実力が違う。インピーダンスって何?と言っている私とはレベルが違う。

パーツを替えて良かった悪かったを言ってるうちは楽しかった。回路の違うアンプを作って、手に入らないパーツを使いまとめたときの音の良さを知ってからだんだん横道にそれた。私の「良い」と思ったアンプはちょっと変わった音、だったんだ。いまま聞いたことが無い音が出ると「良い」と思ってしまう。その回路にのめりこむ。「もっと良くなるはずだ」と。それで失敗したのがパワーアンプEL34PPmonoとLCRフォノイコだ。

まず大前提のマッチングが取れていない。インピーダンスマッチングは、プリの出力抵抗を下げ、パワーのインピーダンスをいい所に合わせてやる。そう思っていた。入力側の、例えばLCRフォノイコの入力抵抗を可変抵抗器にして変えたりもした。結果は全く意味をなさなかった。

今思うのは、その入力抵抗を換えた場合次段真空管の動作点が変わってしまいおかしくなる。なのでそこまで調整してやらなければならないのではないか、だ。・・・勿論そうでは無いかも知れない、勝手な想像だ。・・・それを出来るのがメーカーとしてアンプ作成を生業としてる人たちなのではないか。

私のアンプ設計の知識は微々たるものだ。ようやくNFBをやろうかと思う。メーカーの人たちはそんなものはとっくに理解してるのだろう。私の場合、作ったアンプの回路の数(カズ)分の知識しかない。アンプを新しく作ると「こういうことか」と思われることができる。私がアンプ設計の知識を十分に得るためにはもっと作らなければならない。

私の考えの中に「やってみなければわからない。そうして理解できることがある」というのが有る。本を読んだだけでは全く分からず、アンプを作ってみて、そういうことか、と分かったことが多々ある。そうなると本を読んだだけで理解できる人は凄いと思う。

そして、今までとこれから勉強していくアンプ設計の知識は何の役に立つのか?と考えたときむなしくなる。これから真空管アンプなんて発達するべくも無く消えていく技術だ。それを一生懸命勉強している。死ぬ間際に思うような設計ができれば御の字。そのころ、「違うものに打ち込んでおけば・・・」なんて言わなければよいが。

今回のムラード型アンプを作って、殊にそう考えるようになった。

 

 

現実に帰って、今まで作ってきたアンプを思い出してみる。

プリ基準で、

上杉氏設計マツキントッシュ型イミテーション。

最初に作ったEL34singleとは相性の問題はなかった。

12AY7のPPパワーとは相性が良かったと思う。

 

三栄無線PR-300

これはどのアンプとも問題なかったが、これと言った良さも無かった。

12AY7のPPパワー

EL34single これはサイズ的にも相性は良かった。

EL34PPmono

 

そして現在のTAC-1 type 。こいつも好き嫌いが激しく、

12AY7のPPパワー可もなく不可も無く

EL34PPmonoいまいち。(入力トランスTF-3、A-8713)

 

TAC-1typeは試作と本作で2機有ったが、クオリティが違ったが基本は同じもの。

こう考えると、ろくなアンプを揃えてないな。845や、300Bとか言ったらカッコ付くのかな。

 

ま、懲りずにこれからも続けていく。

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TAP-2 type その14

2018-02-24 00:42:23 | MfD‐2 (那須氏)

左のハムをどうにかしようと思った。そうだ、6CA7のヒーター、アースを取ってなかった。

音出し。

おお、ハムが減った。と思ったら、風呂から出てきて聴くとハム復活。なんじゃ・・・

CDからまたもや今まで聞こえなかった音が聴こえる。

低音はダンゴのようで「ドン」とする。欲を言えばもう少し下に伸びてもらいたい。

それよりも何よりも、パワーとプリのマッチングだ。いま、PR-300では無くてTAC-1 type で聴いているのだが、なんというか、ばっちりなのだ。何のストレスも無く、音場が横から頭の上までばーんと広がり、なんとも心地よい。音色に「濃さ」が残る。今まではこれをクセと思っていたが、良い感じだ。

いや、参った。

 

そしてLPを聴く。フォノイコは派手さを付けるべく、TAE-3。これでオール上杉システムになった。頭の上の伸びが減ってしまったが、低音が良い。ダンゴっぽいのが無くなった。

 

なんでだろう。設計者が違うと入出力インピーダンスの違いか、マッチングの取り方の違いが有るように思う。ずいぶん遠回りをしてしまった気がする。故上杉さんも記事に書いていた。「低能率のスピーカーには20W前後は欲しい、ULにした。」と。今までDS-3000に様な重いウーファーには真空管では無理かと思ってたが、これならなんとか行けそうだ。

TAE-3が目を覚ましてきた。CDほどの情報量は無いが、頭の上の方に音が伸びてきた。

この音で満足できるか?もう少し抜けが欲しい気もする。

でも抜ければ「純」な音になるわけでもない。今のこのシステムでもそれっぽい音はする。

そういう訳で若干不満も有るが、いま、過去最高の音。

いや、参った。

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TAP-2 type その13

2018-02-23 00:58:49 | MfD‐2 (那須氏)

TAP-2 type の出力が取れない。一応音は出てるが、音量を上げていくと音(声)が歪む。

❶初段と位相反転段の真空管X7とU7が逆か?

❷出力段の配線を間違った?

 

❶についてはすぐ確認できる。間違いない。

❷についてはネットで調べた。6CA7のピン配置G1はコントロールグリッド➽前段より信号の入力、G2はスクリーングリッドSG➽OPTのSGタップへ、G3はサプレッサグリッド➽カソードに繋ぐ。これも問題ない。

 

じゃあなんだ?

取り敢えずEL34PPmonoに繋いで音出しをし、TAP-2 type をひっくり返す。6CA7の真空管ソケットのピン配置がひっくり返ってないか確認し、他のパーツをまじまじと見る。すると・・・

2470・・・2470?4番目の数字は乗数。0ってことは、ゼロ。ZERO?じゃあ、243Ωじゃん。グリッドリーク抵抗はEL34PPmonoの初段でさんざんやった。これはほぼン100kΩ。丸三つ足りないじゃん。ってことは信号がほとんどここへ流れた?小さい信号を無理やり増幅し破たん?交換交換。ちょうどアムトランスの抵抗が有ったので速攻交換。

音出し。・・・・

やった。左に若干ハムが有るが無視。

音は、抵抗を交換する前は広がりを感じたが、それは無くなった。いたって普通な音。良く言えばリファレンス的な。これにもうひと捻り欲しくて色々弄ってしまうんだよな。そして泥沼へ。

低音は思ったほど量感は無い。が、深く沈む感じが出る。音階も分かる。思わぬ収穫。派手ではない私好みの低音。

まだ出来上がって3日。エージングで化けるか。でもエージングで化けるのは不安定なアンプと思う。最初から音が変わらないのは安定のアンプ。

今、夜9時、試しに数秒ぐいっと音量を上げた。広がり感は気持ち良い程は無い。が、十分。低音が深く沈む。こりゃ参った。入力トランス付のEL34PPmonoでさんざん聴いたが、あれは変わり種の音。このムラード型の至極まっとうな音も良いかも知れない。難点は一つ電圧増幅段の真空管12AX7を半分しか使わないこと。それでもMONOで組むのも良いかも知れない。造像は膨らむ。こうなると他の位相反転回路も試したくなる。

 

 

そうなるとBW-5k-PP OPTの使い道だ。これは低音が期待できないのでフルレンジとか、古いスピーカーように組むか。どうせ低音が出ないならタムラのA-8713を使って綺麗な中音を目指すとか。

 

 

それにしてもTAP-2 typeが良い音色だ。入力に使ったCR類が成功してる。プリは三栄無線のPR-300でクオードに近い回路だ。これだけよいと正式に、蜘蛛の巣配線では無くてきっちり組みたい。

一時はまた泥沼か、と思ったが、久しぶりの成功。

 

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TAP-2 type その12

2018-02-22 00:04:02 | MfD‐2 (那須氏)

TAP-2 type のアンプが何かおかしい。アンプの入力ボリュームを3/4位に上げると音が歪む。それに音量も小さい。そこで、まず考えた。NFBがおかしいと。本来のアンプはOPT二次側に16Ωのタップが有って、そこから初段に22kΩの抵抗で戻す。しかし私が使ったソフトンのOPTは16Ωのタップが無く、6Ωから戻している。これではNFB量が変わってしまうのではないか?抵抗が小さいとこから戻してるのでNFB量が大きく、ゲインが小さく鳴ってるのではないか?そしてかけすぎたNFBにより発振?という事で22kΩを220kΩにした。これはソフトンのHPに参考機の情報が有り、それが確か220kΩだったから。

これは全く持って変化なし。う~ん。

そして、終段のカソード抵抗を220Ωから、元設計通りの250Ωにした。

それではドロップ抵抗を使って電源の電圧を合わせよう。電源トランスのタップを165Vに戻し、25W75Ωのドロップ抵抗を付けた。

電源は終段が416Vと2%ほど高くなったが良しとする。他もまあまあな電圧だ。

電源はこれで一度鳴らしてるので、これは改善にはなるまい。よって、OPTの配線を替えよう。今まではP1、SG1、B1とP2、SG2、B2の接続を元設計と逆に繋いでたのを正確に合わせた。

これで音出し。おお、少し良くなった。音量上げても前より歪まない。が、まだだと思う。UL30Wはこんなもんでは無いと思う。もう少し考える。

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TAP-2 type その11

2018-02-21 00:26:56 | MfD‐2 (那須氏)

アンプが一応仕上がった。三栄無線のプリPR-300に繋いでメインスピーカーで音出し。接触不良が有ったが、音出し成功。その音は、爽やか。低音はあまりなく、少し鳴ってる程度だが、その低音とアンバランスなほど中音が広がる。音量を上げると歪む。何かおかしい。声に若干歪みが乗る感じ。質感は今までトランジスタで鳴らしてたためか、ほんのり心地よい。まあ、一応成功だろう。アンプの特色が解った。前の12AY7の時は音が厚いが高音の伸び、広がりが無い。こちらは真逆で、入力トランス付のアンプの音に似ている。不思議だ。回路でこんなに違うのか。このアンプでこの音が出るのなら、入力トランスに拘らなくても良いかも、などと今は考えている。

このアンプは、位相反転段がムラード型のウルトラリニア増幅。初段は12AX7の片方のみ使用、位相反転は12AU7。終段は6CA7ULのPP。真空管はエレクトロハーモニクス。電源トランスはアイエスオーのS-2017(MS-330D相当)、チョークはタムラA-4003、OPTはソフトンRX-40-5。配線はサーマックス、CR類は特に拘ってはおらず、安いもので纏めた。・・・そうだ、CRが安物でこの音だ。何ということだ。抵抗なんて私の嫌いな酸金だ。それでもこの音を出せるのは、回路設計の賜物か?オイルコン、デール抵抗を使って音変わるのか?

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TAP-2 type その10

2018-02-20 00:00:00 | MfD‐2 (那須氏)

そろそろ仕上げに入る。NFB配線を取付け、整流回路をチェックし、出力段のカソード抵抗とヒーターのアース配線をした。

電源投入。こいつは両波倍電圧整流なのでちとビビる。まずは真空管を刺さず、ヒーターのみのチェック。AC50Vで6Vチョイ(電圧増幅段)と3Vチョイ(出力段)出てる。まずは良し。

真空管を刺して電圧を測る前に、コンデンサに貯まった電荷を放出させる。100Ω程の抵抗を電源のコンデンサの+と-につなげる。電圧がスルスルと下がる。なんだ?このアンプ電荷を放出しないんか?

では各段の電圧測定。50V、良し。70Vで、ん?煙??電源のドロップ抵抗から煙がぁー。すぐに電圧を下げる。これだから倍電圧整流は怖い。って、さっき付けた100Ωの抵抗を外すの忘れてた。ここに電流が流れすぎた。念の為、此処の抵抗を2Wのデールをパラって4Wにする。ゆっくり電圧を上げ、AC100Vに。ちょっと焦げ臭いがじき収まるだろう。

結果は(カッコ内は規定値)

初段140V(69.2V)

次段200V(270V)

出力段436V(403V)

まあ、一応ミスは無いようだ。試しに鳴らしてみる。・・・なんじゃこりゃ、歪みっぽい。中音張り出しで低音は無い。ガーン。でも中音の肌触りは良いかも。上杉流。

では電圧調整と行こう。電源の、最初のドロップ抵抗を半分にする。2W1kをパラ。2段目を1W221kをパラ。2段目が落ち切らないので1W1Mを3パラにして333kとした。これで規定値に近い値になった。音出し。歪みっぽいのが少し収まった。でもなんか臭い。焦げるような臭い。電源トランスのタップを165Vから145Vに下げる。1割も下がればいいかと思い、電圧測定したら376Vちと下がりすぎか。まあ、良い。メインのアンプではないので。

試聴。ヤマハNS-690Ⅲで鳴らす。中音がなんとも良い。作られた音な感じは凄いするが、やりすぎてはいない。これで上杉流の音作りを見た気がした。ちょっと音量を上げると歪むのでどこか間違えてるのかも。まあ、良い鳴り方なのでメインに繋げてみよう。

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トランジスタの音6

2018-02-19 00:36:25 | AX‐1200

※昨日のリード線付きトランスというのは、ソフトンのOPTのこと。

BTLシステムがなんかおかしい。トランスを入れると音が変になる。今までこんなことは無かった。それではヤマハAX-1200単体で使ってどうか?

まず、昇圧トランス無しでMMポジションにて試聴。

おお、良いではないか。よこの広がりは多少少なくなった。音色に張りが乗った。ウェストリバープリに比べると若干落ちるが、このアンプも頑張っている。

そして昇圧トランスを噛ます。これも、おお、だ。まともに鳴る。細かい粒の集まりのような鳴り方だったのが昇圧トランスを入れたことによって滑らかになる。「場」より「像」寄りな鳴り方だ。これは以前聴いたものと一緒だ。と言うことは、WRC-α1FBALがおかしいのかも。フォノの入力インピーダンスが低いのか?おっと、そういえばWRCプリはバランス型だ。マイソニックのSTAGE202もバランスのポジションが有った。この辺の兼ね合い?

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TAP-2 type その9

2018-02-18 00:13:49 | MfD‐2 (那須氏)

 一気に組んだ。このトランスはリード線が付いている。BELDEN製だ。この先のことも考えてリード線は切らないでそのまま使ったが、邪魔だ。リード線付も善し悪しだ。

ほぼ、目途がついた。か、完成かー?はやる気持ちを抑えて、通電は明日にする。

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トランジスタの音5

2018-02-17 00:13:37 | AX‐1200

現在BTLシステムの音が良い。これなら鑑賞に堪える。

EMINENTにSTAGE202昇圧トランスをかませる。そうすると音を整理された、周波数特性が凸凹で、まあ、聴かせる帯域を強調した感じになり、トランス特有の艶やかさが出る。しかし超低音が切られ、音が中央に寄りモノラルのようになり広がりが出ない。こうなるとつまらない。これはマラツンのMC千も同じ傾向だ。

WRC-α1FBALにMCカートリッジ直結で良い。真空管アンプでは出ない広がり、低音の音像が出る。声が浮き上がらない、音色がやや乾いた、ざらついた感じになるが、この広がりは堪らない。

なぜ昇圧トランスが上手く鳴らないのか、勝手に想像。BTLではパワーアンプのインピーダンスが半分になるという事で、フォノイコのインピーダンスも下がったのではないか。そうなると昇圧トランスではカートリッジの見かけのインピーダンスが上がってしまいミスマッチ、そう考える。

ならばあとでプリメインアンプ単体で、昇圧トランスを使って鳴らしてみようか。

真空管アンプをちょっと焦ってたが、これでゆっくり制作にかかれる。

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トランジスタの音4

2018-02-16 00:00:00 | AX‐1200

BTLシステムは高音が無いようだったので、試しに昇圧トランスを噛ましてみた。

高音云々より、音が詰まらなくなった。

高音だった。高音は若干出てきたようだが、これは音のエッジが効いてきたからで、特に伸びは感じられない。伸びの無いのは他の原因:台の不安定さか、アームの調整が煮詰まってないのか。

低音も歯切れが悪く🍡ダンゴ。総じて普通の音になってしまった。

トランスの音としては良い方なのかもしれない。しかしこの辺がトランスの限界かも知れない。

真空管アンプなどで組むのは、トランスは良いのかもしれない。いま、真空管のシステムはトランスだらけだ。プリにはアウトプットトランスを付けたことが有ったが、やめてしまった。フォノイコは段間トランスとEQ部のインダクタ。パワーは入力トランスと出力トランス。

トランジスタアンプには「異物」のようになってしまい、なんか馴染まないようだ。そういや、トランジスタアンプはケーブル類の違いを結構出すが、真空管のシステムはケーブル類の違いをあまり出さない。これはやはり真空管システムはトランス類で「電線:ケーブル類」を多用しているので、スピーカーやRCAのケーブルの違いを吸収してるのではないか、と思う。

真空管システムが纏まったら、フォノイコ直結でやってみよう。

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TAP-2 type その8

2018-02-15 00:05:15 | MfD‐2 (那須氏)

地道に地道にパーツ取り付け。

Rchだけだが、だんだん先が見えてきた。ジャングルというより蜘蛛の巣配線。短絡に注意しなければ。

2Mの抵抗も手持ちに有ったし、何とか行くかも。

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TAP-2 type その7

2018-02-14 00:00:00 | MfD‐2 (那須氏)

コツコツと組み上げる。

カップリングコンデンサなど、めんどくさい配線に入っていく。

なんかラグの端子が足りなくなってきたようだ。ま、何とか進める。

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