analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

EL34PPmonoの測定その5

2017-01-31 01:10:04 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

周波数特性が取れたところで、入力トランスA-8713の消磁を試す。トランスを回路から外すために配線を外す。

掛ける電圧がわからない。CDを2Vとして、これを最大と考え2倍の4Vとする。

1kHzの信号を30秒かけて0Vまで下げるという。慎重すぎて2分ほどかかってしまった。

これで再度周波数特性を測定。おお、よくなったかも?と思い昨日の特性を重ねてみたら、そんなに違わない?

ちょっとがっくっり。

実際に音出しをしたが、低域の改善はなかった。・・・ただ、中域はなんかクリアになったかもしれない。気がする。



「トランスなどの誘導性の信号源は、後段のインピーダンスが小さいほど高低とも周波数特性がよくなる、という特徴があります。」とのこと。ラジ技の筆者や千葉市のアンプ屋が言ってたことはこういうことなんだ。でもゲインが下がる。このゲインとの兼ね合いでどこまで抵抗をブラ下げるか。以前はトランス単体で周波数特性?を測ったが、もう一度やってみる価値はあるように思う。



 

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EL34PPmonoの測定その4

2017-01-30 07:04:14 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

うーん何がおかしい?とHPをいろいろ見ていた。周波数特性は良いのか。昨日のグラフ。

周波数特性表の作成を参考にしたHPを見てたら、計算式が、あれ?違うわ。dB=20LOG10(比)の20を忘れてた。作り直したら・・・

こうなった。おお、低域が下がってる!っていうか高域も下がってる。これか。それでは入力トランスの消磁をやってみよう。

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EL34PPmonoの測定その3

2017-01-29 07:16:26 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワー単体で周波数特性を測ったら優秀じゃないの。低域カットの原因をHPで調べたら、電力増幅段と電圧増幅段のカップリングコンデンサと、電力増幅段のグリッドリークでローカットフィルターを為すという。そいや、JENZENのオイルコン、劣化したかな?参考にコンデンサを変えてみるか。と思ったが、それなら周波数特性に影響出るじゃんか!と思いやめた。

ならば、プリと繋いで周波数を図ってみよう。

結果はこうだ。そんなに悪くない。うーん困った。

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EL34PPmonoの測定その2

2017-01-28 21:05:42 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

測定条件を揃えてみた。

入力は1V、1kHzを基準とし、周波数を変えて電圧の差を測定。基準の1kHzとの比を対数でdBとする。

横軸は周波数、20~20kHz。これによると-1dB以内に入ってしまう。これによると周波数特性は問題ない・・・。

直流磁化は無い、のか?

入力電圧はテスターで測ると7kHz程で下がってくる。UA-3Sで確認した。この機器は周波数を変えても出力電圧は安定しているので出力電圧のチェックはしていない。

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EL34PPmonoの測定

2017-01-27 23:59:59 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

EL34PPmonoの低音が出ない件、ふとネットで見つけた「直流磁化」。このHPでは高音が落ちるとあるが、ほかのHPを見ると低音が下がるというのもあるらしい。そうか、入力トランスの周波数によるインピーダンスの変更はあり得ないと考えると、直流磁化はあり得る。あり得るか?・・・そういえばトランスの抵抗を測ってしまったかもしれない。しかも電源トランス、チョーク、出力トランスも。まあ、今できることを考える。消磁器なるものがあったようだが、今は入手が難しい。そこでトランスを磁気飽和させる方法をとることにする。それには発振器が必要、幸い日本オーディオのUA-3Sがある。これを使おう。飽和させる電圧って幾つだ?CDの出力がが2Vだとすると倍の4Vもかければよいか。

と、 そ の 前 に、

折角だから出力とかも測ってみよう。

ダミー抵抗8Ω50Wをスピーカーケーブルにつなぐ。

入力電圧を1Vとすると約8W。

うーん意外と小さい。15Wも出てると思っていた。

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monoパワー入力トランスの負荷抵抗その2

2017-01-25 02:02:37 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

それではmonoパワーの入力抵抗を変えてみる。まずは現状:ラジ技の回路図通りで聞く。

そして2次側巻線の両端に抱かせてある20kΩの抵抗を外す。

音量が少し大きくなった。次に両端の20kΩを戻し、2次側の各巻線に抱かせてある82.5kΩの抵抗を外す。

音量が少し小さくなった?。次に両端に抱かせてある20kΩの抵抗を外す。これでトランスに抱かせてある抵抗は無くなった。

この時点で音量は最大となり、stereoパワーとプリのVRつまみの位置がほぼ等しくなった。だが音は低音がない。

トランスについて少し調べた。A-8713は600Ω:20kΩであり、これによるとインピーダンスは巻線の2乗なので巻線比は、24:141。これで昇圧比は約5.7となる。昇圧比が6近くもあるのにいまいち音量は大きくない気がする。

 

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と、その前に

2017-01-24 19:32:17 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

今回の入力トランスの負荷抵抗は片chだけでやることにする。両方はめんどくさいのと、右と左で聴き比べながらやろうと思う。それなら?右chはmonoパワー、左chはstereoパワーで鳴らしたらどうか?案外バランス取れたりして。

結果はう~~~ん。stereoパワーの中音の抜けの悪さが全体を支配してしまった。最初はちぐはぐな音だったが、アンプが温まってきたらまあ、普通に聴ける。

でもお遊びだった。

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monoパワー入力トランスの負荷抵抗

2017-01-23 19:28:15 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

それではmonoパワーの入力トランスの負荷抵抗を変えてみる。以前であれば抵抗を一個代えて試聴、一個代えての試聴だったが、今回はワニ口クリップを付けてやることにする。

現状:

部品購入:

そして取付け:

これで一個一個付け替える。

 

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EL34PPmonoの測定その4

2017-01-23 07:47:23 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

周波数特性のHPを調べたら、F特の計算が間違ってた。dB=20LOG10(比)の20を掛けるのを忘れてた。

訂正したらこうなった。ほぼ聴感と一緒だ。やっぱりパワーアンプだ。

原因の予想は

入力トランスの帯磁

カップリングコンデンサの劣化

たぶんトランスの方だろう。左右の音が同じだからだ。コンデンサの劣化なら左右にばらつきがあると思うから。

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現在の音9

2017-01-22 22:19:05 | システム

現在の音、それがどんな音かを考えて次のステップアップを模索する。

実際今のシステムは低音が無い。これが一番の問題。中音のために低音を犠牲にする、という考えはありだと思う。でもそれは正道ではない。いつか飽きる。

試しにEL34PPステレオを引っ張り出す。

今日で二日目、本領は出てきてると思う。肝心の低音は「出る」。本来このバランスだと思う。流石に地を這うような低音は出なさそうだが、オーケストラを聴くには十分だ。この低音がEL34PPmonoパワーにもほしい。

ただし、このアンプ、低音のためかどうかはわからないが、中音の抜けが悪い。高音も大分落ちてると思う。これでは「ただ鳴っている」に過ぎない。以前はメインで使っていたアンプなので決して悪い訳ではないがmonoパワーを聴くとこのアンプでは音楽を聴く気になれない。全体にだいぶ音色:クリームっぽい?も載っている。反面良いところもある。エネルギー感はこちらだ。monoパワーはエネルギーをそぎ落としてあの音にしてるのでは?なんて思う。

monoパワーのチューニングをしようと思う。入力トランスの負荷抵抗を変える。良くなるかはわからない。以前交換したときはバランスが狂っただけのようにも思う。しかしもう一度チャレンジしようと思う。

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現在の音8

2017-01-21 20:56:17 | システム

部屋を変えて3日。過去最高の音がここにある。集成材積層の台にスピーカーを乗せてるが、音離れが良い。エネルギー感も戻ってきた。若干ほぐれないというか、中低音が濃い気もする。前の部屋ではDK-5というスタンドにのせていたが、どうもこのスタンドは音が薄くなるようだ。

フォノイコを作り直す気でいたが、パワーを何とかしたい。もう少し低音を伸ばしたい。EL34PPのステレオはもう少し低音が厚かったので、チューニングでmonoパワーを追い込みたくなった。

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地味なセッティングその2

2017-01-20 20:37:25 | スピーカー

昨日はスピーカーの向き:角度 を変えてみた。思ったより違いが出た。今日は左右の間隔を変えてみた。まずは内に寄せてみた。

思ったより広がる。これなら横の壁の反射も少ないと思う。なにより中央の音像が聳え立つ。これは意外だった。それでは幅を30cmほど広げてみる。

期待したが何かこちらは位相ずれっぽい音がする。中央の音像はふやける。なんだ今一だ。最初と今の中間に戻す。

この辺か。ベスト、とは言い難いが、今は判断しかねる。何せ今まで(去年)聴いてたより数ランク上がってしまっている。幅を変えて聞き分けたが、正直どれも不満はなかった。どれか?といったときの選択が今のセッティングだ。

 

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地味なセッティング

2017-01-19 19:42:50 | スピーカー

スピーカーの向きを攻めてみた。最初は意味もなく若干の内向き。良いも悪いも基準とする。

真正面。正面バッフルは左右一直線上にある。声が凝り固まってたのがほぐれた。

試しに外振りにしてみた。意外や期待も有ったが、こりゃだめだ。定位がごちゃごちゃ、声が小さく遠く、音量を上げると迫力もない。

内振りでリスニングポジションにまっすぐ向ける。なんかごちゃっとする。

二番目の左右バッフルは一直線上、が一番だった。

何となくだが、片チャンネルがバッフルに全ユニット正面についてるから左右の全ユニットは真正面が良い、ふとそう思った。だいぶ前にはコーナー型というのがあって、だいぶ内振りなセッティングだった。こんなのは低音重視であって定位はあまり重視しない。でも以前聞いたものはよかったんだけどな~。そのコーナー型を正面向けて鳴らしたらどうなのかも気になる。

以前はこのようなチューニングは反応しなかったが、最近はよく反応するようになった。


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CHANGE THE ROOM

2017-01-18 23:06:35 | セッティング

部屋を替えた。今まではほぼ正方形8畳に板の間だったが、細長い9畳にした。理由は前の部屋は隣のうちと近く音漏れが気になり音を大きくできなかった。今回は右は前の部屋、左は台所と壁:窓があり外になる。左は隣のうちと距離があるのでまあ良しとしよう。

現状

段ボールと白いラックを片付ける。

スピーカー用の板を敷く。

集成材の板をブチルでサンドイッチしたベースを置く。

やっとスピーカー設置。

機器用の板をスピーカーの前に敷く。今回はアイソレーショントランスを中心に置き、両サイドをパワーアンプにする。アイソレーショントランスの唸りが少々気になる。

その上に板を敷く。

プレーヤー、昇圧トランス、フォノイコ、プリを設置。

リスニングポジションより。

前の部屋は音の純度はよかったが、全体に音が薄く、エネルギーに乏しかった。部屋の影響(反射)が無いというのもあったと思うが、本来のエネルギーなんてあんなモノかもしれない。エネルギーは音量で稼ぐのかもしれない。低音も無いのでスピーカーは若干横の距離を狭めた。縦長の部屋を使ってるので、横の広がりが少々心配だ。横の壁の影響も避けるようスピーカーの横の距離を狭めたというのもある。

少し鳴らしたが、音色が少し濃くなったか?というところだ。後でじっくり聴こう。







 

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今度はSHURE M97HE

2017-01-15 07:51:10 | カートリッジ

MCがここまで鳴るときは、いつもMMも良くなる。そこでM97HEを鳴らす。

流石にMCを超えるのは難しいが、良いところもある。JAZZの雰囲気。暗い部屋で鳴らしてる感じが良く出る。(ああ、これは偏見かも知れない。)高音のシャリシャリ間が良い。空気感を伴っている。ピアノもこちらに飛んでくる。SHUREは音作ってるな~(いい意味で)と思う。

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