analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

グランド配線引き直し その2

2022-06-30 00:03:04 | プリアンプ

入力配線を針金で束ねるのは良くないのかと思い、結束バンドでやり直してみた。

これでノイズを測って見たら変わらないか若干大きい?

なんてこった。

入力ショートで2.3mVの出力電圧が出る。

ケースに触れると1.8mV程に下がるがまだまだだ。

なんてこった。

 

 

なのだが、音を出してみるとそんなにハムは悪くなった気がしない。

 

なんだかな。

測定器がダメなのかな。

 

20220415

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グランド配線引き直し

2022-06-29 00:04:46 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

今出てる音に不満は無いが、入力周りの配線の引き直しをしてみた。

入力ジャックからグランドに落とすのを止め、U7のグリッド抵抗まで持って行く。

この時配線の結束は針金の入ったテープ?よく電源ケーブルを縛ってるもの、を使ってみた。

 

ここで入力ショートで出力電圧を測って見た。なんと1mV以上となり、悪くなったようだ。

針金がチョークコイルになってるのか?でも両端開放だから影響無いと思うんだけど、と思いながらタイバンドでやり直した。

これで再度測定したらさらに悪くなった感じだ。

 

 

不思議なのは、ケースに触れるとノイズが下がる。

ネットで検索すると「人にはキャパシタンスが有る」らしい。けど、対策が判然としないんだよな。

 

 

今回初段U7のグリッドからグランドに落とす抵抗を220kから620kΩに替えてみた。

そうしたらATTを調整するときに出る「ボッ」っというノイズは無くなったようだ。

ATTが歪んでるようなので接点が浮いたのかと思ったが、どうだか。

そして

電源部と増幅部に鉄板の衝立を立てた。本とはATTのすぐ脇に立てようかと思ったが、OPTが当たってしまい諦めた。

これもあまり意味は無かったようだ。

 

20220414

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ノイズについての考え

2022-06-28 00:05:14 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

ノイズへの考えは、私は特に目くじら立てるようなことは無い。

なんでかな?

子どもの頃、残留ノイズ?と言う言葉を知った。ツイーターに耳を付けた時、シーっという音が聞こえた。

ショックだった。

この時に音楽には影響ないけど取れないノイズは有るんだなぁ、と思った、思ってしまった。のかも。

 

現実的には、鳴ってる音に影響が無さそうなら多少は目を瞑る。

 

とは言いながらノイズは無ければ無い方が良い。今回更にハムノイズは小さくなったと思う。

曲が終わってふと耳を傾けると聞こえる、そんな感じ。

 

 

さらに最近はハム対策をしていると音が良くなっている。

気のせいではない。

SNが上がるだけではなく音色が生きてくる感じか。

ノイズが取れたから、とも言えるかもしれないが、どうもそれだけでは無いような気がする。

 

 

今回測定してて、不具合が有った。

ノイズ測定の為にATTを最大にする時、針が振れた。

視聴中に音量を上げると、ブッ。ブッ。っと結構な量で音が出る。

何かおかしい。

ケースに触ってるなら音が出ないと思うのだが、グリッドリークの接触がおかしいのかな?

結構大きいので後でチェックしてみよう。

 

それからATT最小から最大にする時、ノイズメーターの針はほぼ動かなかった。

これによるとノイズの発生源はATT以降なのではないか?

 

20220410

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オーディオの聴き方

2022-06-27 00:01:50 | その他

私の音の聴き方が随分変わったように思う。

オーディオを始めたころは、高域の繊細さ、伸びなどを一生懸命聴いていた。

次はバイオリンなどの中音のクリアさ。

それから広がり。

入力トランスのパワーアンプを作るようになって低音に気が行くようになった。

最近は高音が聴き取りにくくなったのでそこは少し離れたが、現在はこれらを全部満たすように考えてる。

 

定位に関しては、此処に声が有る。トロンボーン、バイオリン、トランペットなどがここに有って、と言うようにどこに何が有るか?が分かるような物が良いかと思ってた。

 

それが今のプリを聴いて少し考えが変わった。

どの楽器がどこにある?ってのが少し曖昧だ。

そして楽器と楽器の間が空いてた様だったが、押し競饅頭のようにせめぎ合っている。

なんか判然としない。

が、これが正しいのでは?と思うようになった。

客席で目を瞑って(オーディオ的に)聴く感じに近いと思う。

 

 

後はエネルギー感だな。

ユニット8個でホールを揺るがす感じは無理だ。

40人からの奏者が出すエネルギーは相当なもんだ。

これは絶望的に無理っぽい。

ユニット一個に一個のアンプで。

 

20220409

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CfD‐5.3組み直し(またかい?) その6 鳴らす

2022-06-26 17:00:00 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

それでは鳴らすのだが、セッティングの前と最中はサブアンプ使って鳴らしていた。

よってその比較になる。

 

サブは低域が太い。

声がこちらに迫る。音色を少し感じるが、これが上杉トーン?

横の広がりは不満では無いが制限が有る感じ。

高域は繊細と言う感じは無い。結構大雑把。

 

それに比べメインシステムは、

此方には来なくて奥に広がる。少し平面的かも?

縦横の広がりはあまり意識させず、自然なのかな?

声は、自己主張しない。コーラスなんかと平同、って感じ。そして多分何も加工が感じられない。純、って程でもない気がするが。

低音は締まっていてバランス的には少し弱いかな。ただ、ズドンと言う感じはある。

 

まあCD一枚も掛けてないのでまだまだ変わると思う。

一個一個の音がこちらに来ると言うより空間がこちらに寄ってきた。

こうなると音楽全体のエネルギーがあふれてくる。

サブとは一線を課す。

ツイーター、スコーカー、ウーファーが鳴ってるというよりフルレンジが鳴ってる感じ。

統一感が有る。

そしてハムはほぼ気にならない。

耳を澄まして、あ、聞こえる。って感じか。

明らかに前より小さくなっている。

 

 

素晴らしい。

 

 

多分こちらの方が好き。

って、そういう風にチューニングしてきたんだし。

サブシステムで出てる好きでない音は知らず知らず排除してきたのかなぁ。

 

困ったのが、「次何しよう?」

やることが無くなった。

これではオーディオが面白くない。

ま、音楽聴きながら考えよう。

 

20220409

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CfD‐5.3組み直し(またかい?) その5 測定

2022-06-26 13:01:04 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

測定してみた。

各部の直流電圧。

電源電圧は思ったより上がらず、思いのほか30Hのチョークの抵抗が大きいようだ。

5687はEpを200V程にしたが、Ekが10Vより若干低かった。

 

 

F特は前とほぼ同じ。

今回は出力管5687の電流を二割ほど下げたことになる。

歪率は悪くなってしまった。

 

 

そしてノイズ。

入力ショートでAで測定すると0.8mV。

前回0.27mVとしたが、これは間違い。

測定器に(×10)と有るので10分の一としてた。

多分2.7mVだ。

 

入力ショートで出力電圧を測定すると3.6mVとなった。

 

今回はチョークを強化したのだが、ノイズは減ったのかな?

聴いて判断しよう。

 

20220408

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CfD‐5.3組み直し(またかい?) その4 増幅部・入力部

2022-06-26 10:05:22 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

引き続き組み立て。

リアパネルの入力端子の余計なハンダを除去し、アース端子を一個追加した。

入力セレクター、ATTを組付け、フロントパネルの穴を明け直した。

増幅部のサブサブシャーシーを組付け、

アース配線を取付け。

今回は、下画像右上の方、ATTの上の黒いラグ端子、ケースグラウンド手前の集合端子を左右で分け二個とした。

 

もう少しと思うのだが、いつもここで焦っていい加減になる。

ここまでにしておく。

今回は仮で組んで、それをいったん外して、また組んでから配線をやり直している。

手間なのだが、仕上がりには結構満足している。

電源トランスの100Vタップが折れてしまったのでハンダで誤魔化す。

なんか配線が上手く行かない。

電源はAWG16を使っているが、太過ぎの様だ。

そろそろ細めの線でエレガントにワイヤリングが出来たらな、思う。

 

 

 

翌日。

そろそろ仕上げなのだが、いつもはここでいい加減にやってしまうが落ち着いて。

入力端子、セレクター、ATTの位置調整・配線。

忘れてた初段の給電配線。

出力トランスと出力端子。

グランド配線。

電源部と増幅部の間の衝立はネジ山が邪魔で付きそうにないので止めて置く。

 

音出しの前に測定をしておこう。

 

20220405

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CfD‐5.3組み直し(またかい?) その3 電源部

2022-06-26 00:04:19 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

電源部の配置を考える。

前回考えたレイアウトは実際に置いて見たら全く上手く行かない。

ので電源部はほぼやり直しで考える。

天板より見る。

 

サブシャーシーの裏側。これも予定と全く違った。

あれこれやって見てこうなった。

これだけの物を100mm×300mmの衝立に組み込んでたんだから今回の実装密度は下がったが、電圧測定はしやすい。パーツの交換も容易。

電気的なものは・・・?

取り敢えず、電源部はほぼ終わったな。

この配置に満足だが、今までの経験から満足した配置はハムが多いんだよな。

私は配線を短くするようにするからかな?

 

20220402

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CfD‐5.3組み直し(またかい?) その2 品購入と増幅部

2022-06-25 00:03:54 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

いまの回路では、チョークが少し足りないかもしれない。

電源出た後には30Hを追加する。

電流は45mAとした。

東栄CH3045Z。

振込手数料が勿体ないと思ってたので代引きにしたが、ショップの手間を考えたらこちらが早く到着する。

朝頼んで昼前に発送連絡が来て翌朝(今朝)到着。

段ボール箱はもっと簡易的なものにならないかな、といつも思う。

30mAでも良かったが、なぜか手持ちが一個あったのでこれにした。

画像右の20H20mAより一回り大きかった。

納まるかな?

stereoで組んだ時は電流が少し足りないかもしれないが、電源トランスのPMC‐35HG(30mA)に組合わせるならこれで良いかも。

 

 

原材料の高騰で数日後には値上げするらしい。

ほか、容量が100H程のチョークも欲しい。

将来的にクラーフをもう一度試すような気もするが、上手く行かなかったら何に使うか?

イマイチ踏み切れない。

買うなら今なんだが。

 

 

増幅部を改良した。

出力段のカソード抵抗Rkを850Ωから1kΩにした。

真空管ソケットの取付スペーサーネジを短いものとした。

これだけでエライ手間が掛かった。

 

20220327

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真空管のサブシステムでSP‐50を鳴らす

2022-06-24 00:05:52 | CfD‐2 (TAC-1イミテーション)

プリをばらしてしまったので何で鳴らそう?

ヤマハのPS‐LX80ではすぐに飽きる。

そうだ、EL34PPのステレオタイプを持って来よう。プリはX7+U7カソホロ。

ある意味私の真空管アンプの基準だ。

これがいまいちだったらプリのシングル化が本物だし、良かったらTRプリメインをプリで使った時の変わりようがスピーカーもしくは部屋・セッティングが原因だろうと判断できる。

 

まあ、その前に久しぶりなので試験的にSP‐50で鳴らしてみた。

低域を出すためと、プリの解体にスタンドに使ってた丸椅子を外したので床に直置きとしてみた。

超低音がないので物足りないが、一応低音がふっくらした。

そうだった。このスピーカーは低音が寂しいのを床に近付けるか壁に寄せてバランス取るんだ。

そして懐かしい感じになった。

ツイーターが低い位置になったのでハイ落ちがすごいのも一因か。

これだと私には物足りない。

 

 

 

 

DS‐3000で鳴らしてみた。

思ってたよりは良く鳴っているが、細かいニュアンスが出てない。

張りの有るというより硬い棒で叩いてるようなカンカンした感じ。

それ以外はメインのアンプより一段落ちるが聴くに堪えないわけではない。

安定感と言うか聴いていて安心できる音。

なかなか面白い。

 

記憶ではこのアンプがここまで鳴ったことはない。

っとすると、ミッドハイの振動板交換か、セッティング。

位置替えをする前は今ほど鳴ってなかったから、今の位置がハマったのか。

まあ、もう戻して確認する気はないからこの辺にしておくか。

 

位相ずれかと思ったが、スピーカーケーブルのプラスとマイナスを入れ替えてみたが問題無い。

そういえば、サーマックス?のテフロン被覆のクリーミーな音が気にならない。

良く聴くと片鱗が聴こえる、程度だから問題無い。

多分「サブだから」と言う気持ちが有るからこれはこれで良いかも、なんて思えるのかな、なんて考える。

 

良い感じで鳴っている。

 

20220326

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CfD‐5.3組み直し(またかい?) その1 計画

2022-06-23 00:02:37 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

プリを(また)組み直す。

 

今の考えは、5687の動作点を変える。

※下記回路は実験用です。真似することはお勧めいたしません。

 

 

ついでに電源部を一部サブシャーシ下に持って行き配置を替える。今はの使い方は勿体ないのでサブシャーシー下を有効に使う。。

衝立に組み込んだが込み入ってる感じがしてた。

サブシャーシはスペーサーネジを長くして持ち上げ、下のスペースにチョークが入るように高さを大きめにとる。

真空管の頭が当たってしまうので真空管ソケットを持ち上げてるスぺーサーネジを短くし、持ち上げたサブシャーシーの高さを吸収する。

もしかしたらまたやり直すかもしれないので、穴だらけのサブシャーシーをもう一度使う。

納得いったらアルミ板を新規購入しようと思う。

 

20220324

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シングルプリの動作点を確認する

2022-06-22 00:01:37 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

だいぶ前になるが、シングルプリを組み始めた時、コメントで動作点のアドバイスを頂いた。

現在5687は、Ep 153V、Ip 12.8mA、Rk 470Ω となっている。

下図赤線。

これを青線の様にするという。

過去のデータより、5687のrpは2.9kΩ程になるが、カソード抵抗Rk1kΩを足すと4kΩ程になる。

現在の状態はrpが2.8kΩ程だが、Rk470Ωを足すと3.3kΩ程になる。

 

もしかしたら変更したら高域のピークが無くなってOPTを20kΩで使えるかもしれない。

前回はこのピークが取り切れず、20kΩは諦めて10kΩで使う事とした。

正式に組む時はやってみようと思う。

Ipを減らすことによって低域が改善されないか?というのと、Epを上げることでrpが上がれば高域のピークが無くなれば、という期待が有る。

 

では次回製作の時にやることで、今考えていること。

今回はサブシャーシの上にパーツをすべて乗せてるが、これを前の下側に持って行きたい。

配置が窮屈で電圧測定がやりづらい、と言うのと下が空いてしまっている。

チョークを4H60mAと20H20mAを入れ替える。

5687は4H+20Hが入ってるが、12AU7は4Hしか通ってないのでもう少し掛けたい。

後は窮屈なケースグランドを左右に分けるか?

 

20220321

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PPorS

2022-06-21 00:02:01 | プリアンプ

何か思い出したことが有ったんだ。

SP‐50なら良いが、DS‐3000を鳴らしきるにはもっとエネルギーが必要ではないか?

っとなるとプリもPPが必要?

でもなぁ、PPは曇りガラス越しに見てるようなイメージになっちゃう。

そうだ。電流値。

プリのOPTに流す電流値。

NP‐126を励磁するには電流を沢山流す。

PPの時は二本の管で24mAほど流してた。

今はシングルで12mA・・・

半分。電圧も変わらないってことはエネルギーも半分か。

2L直6エンジンと5LV12エンジンの違い、かな。

分かりやすいようにターボを付けよう。

300km/h出すにはV12がいいけど、町乗りでは直6。

40~50km/hでは加給圧が掛からない。(最近は低圧ターボ?)

って考えるとシングルのが良いのか?

PPはオーバースペックで感度の悪い部分で使ってるのかも。

超大音量出すわけでもないし、こう考えるとシングルが良い。

そうなるとOPTだな。NP‐126はPPだ。

シングル用ラインOPT有るのかな?

 

 

現実的に考えてみる。

今まではラインアンプの歪を出力10Vとかで測ってた。

パワーは概略入力1Vで18W。

まあこんな音量を出すわけはないので1.8Wとしようか。これは実際のかなりの音量。

0.18Wとしたら大きめの音量、か。

このパワーの入力電圧は0.01V。

今はプリの出力を0.5VとしてF特を測っている。

1/50で0.01Vか。

大分的外れなところで測定してたな。

まあ大きいとは思ってたがどっれ位なの?と言うイメージが湧かなかった。

プリ出力0.01Vって、歪を測定するときの最小出力値じゃないか。

実際はこの下の値だ。

 

まあ実際は0.001Vや0.0001Vなんてところで聴いているんだろうな。

そんなところの歪率なんて測れるのか?

入力信号の調整が微小過ぎてやりにくい。

なので10倍、100倍として測って相対的に見てるのかもしれない。

プリに出力を0.0001Vとしてみたら、測定値の五千分の一・・・。

100μV。この辺は真空管の動作について、どうなんだろう?

感度が悪いところで使ってないか?

想像だが、スマホなどの動作はこれ位か、

もっと小さいものかもしれない。

そう考えると、真空管にはまだ使える範囲に入ってると考える。

っというか入っててほしいという希望?

 

ここでPPかシングルかを考えた。

この微小信号を扱うのに、真空管二本通す(PP)のはもしかしたらロスになるかもしれない。

という事で、プリはシングルが良いと思う。

 

 

 

あとはトランスだ。

最大4Wとかだったはずだが、大き過ぎる気もするが測定時等そこまで上がる時が有るから仕方ないか。

もう少し小さくても良いかもしれない。

実際はNP‐126でなく電力ロスを考えるとTD‐2程で良いか。

 

20220321

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SP‐50をトランジスタアンプで鳴らしてみる愚痴

2022-06-20 00:01:54 | SP‐50

フェイスブックでSP‐50を真空管で鳴らした方が良い、とあったが、有る方がダンピングファクターが低いので緩い、高域が暴れるからそう聴こえる、と言う意見が有った。

ちと「むっ」としたが、トランジスタアンプで鳴らしてみた。

ずいぶん遠くで聴いてるようだ。

真空管はステージ真下のポジション。

低音はTRが良い。

 

魔法の言葉「ダンピングファクター」

ケーブルの音の違いはダンピングファクター。

まあ、ダンピングファクターを否定はしないが、なんか安直すぎる気がする。

こういう人は高純度銅線を・・・・

やめておこう。

カルトになってくる。

 

TRアンプで聴くと、音がスピーカーから離れない。

1967年は、サンスイがTRアンプを始めたころだと思う。

音決めをやってればこのスピーカーは真空管を使ってる。このころのTRアンプの性能は・・・。

 

まあ、うちでは圧倒的に真空管アンプが良い。

とだけ言って置く。

アンプの性能差はあるかもしれないが、高級なTRアンプを使えば・・・とは思えない。

今はヤマハのRX‐SL80だが、ソニーのTA‐FA7ESでもそんなに変わらなかった。

 

20220321

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久しぶりにSP‐50を鳴らしてみた。

2022-06-19 00:03:33 | SP‐50

フェイスブックでSP‐50を入手した人が高域がキツく低域が出ないという事を書いていた。

そういえば私もそうだったなぁ~なんて思いだした。

私も引っ張り出してきた。

やはり低音は無い。

高域もキツいかな。

 

 

 

コーン紙を押してみたが、エッジは未だ柔らかい。

ダイヤトーンみたいなのが塗ってある。

多分ビスコロイド?

エッジにライターオイルを塗ってみた。

CD一枚ほど掛けた。

スピーカーから音が離れてる。

パリッとした感じから空間が出るように変わった。

これだよこれ。

張りのある感じかな。

コーン紙を押したらエッジが少し柔らかくなっている。

が、コーン紙が柔らかいため撓んでるようで、ダンパーが硬い気がする。

ま、こんなもんだろ。

低音も少し膨らみが出たかな、って感じ。

相変わらず下は無い。

まあ、フルレンジだから期待しちゃだめだよね。

 

 

当時はこのスピーカーは結構売れたと聞く。

当時の初任給から考えると、ペアで10万程になるか。

う~~~ん微妙。

 

しかしこの音が当時から出てたとは考えづらいんだよな。

当時のパーツはもっと劣悪だったはずで、音は良くないと思ってる。

それともこの素質を見抜いてた人が多かったって事か?

どうなんだろ?

 

いま、ちゃんとステージを想像できる音が鳴っている。

高域も上品だ。

これで低音が下まで伸びたらこの音は台無しになる気がする。

 

チューニングを重ねた私のアンプだからこの音が出てると思う。

 

20220321

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