analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TAP-2 type その29

2018-03-31 01:21:19 | MfD‐2 (那須氏)

NFBについて勉強している。ほんとは手を出すのが嫌だった。意味が分からない。噂では・・・

●NFBを掛けすぎると、躍動感がなくなる。これはプリで味わった。

●ひずみ率がよくなり、各特性も良くなる。

●発振の恐れが出る。

これではメリットが無いではないか。

 

 

元設計のTAP-2 type にOPTの16ΩからNFBが付いていて、今回のRX-40-5の二次側には6Ωしかない。そのへんを何とかしなければ、と思った。

設計の本を何度か読んだことがあるがさっぱり分からん。しかし・・・

 

今回のRX-40-5、二次側35W16Ωから電圧と電流を算出。

元設計から14dB22kΩから初段の電圧を算出。

初段電圧から35W6Ωにする抵抗値を算出する。

としてみた。これがあってるかどうかわからない。もう少し勉強する。

 

左右の電圧を測ってみた。位相反転段の上下の球で電圧が同じなのはLcHだけだった。真空管の特性かも。

それから10%ひずみで出力が上がったのは、単純に入力ボリュームを最大にしたからだった。

 

やれやれ。

ドロップ抵抗が220Ωパラで、両面テープで止めてるので、電圧を下げるのと、固定するので抵抗を調達するか。

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TAP-2 type その28

2018-03-30 00:58:30 | MfD‐2 (那須氏)

 

今回は測定をメインにしてるので、また測定をした。その前に、NFBをなんとかせねば。元設計はOPT二次側16Ωタップから初段に戻してる。これが実機では6Ωから戻さねばならない。

調べてみると電圧利得=アンプの出力電圧(ピーク値) ÷ 6CA7の入力信号電圧 で28倍となる。らしい。これにOPTの巻線比をかけて1を足すと1.98倍(電圧比)で5.9dBになるらしい。・・・だからどうした?なにに5.9dBなの?

元設計の回路図を見たら、14dB、22kΩと有った。なんだい・・・って設計の本には10dB以上は難しいとあったぞ。

電圧比とあったので、OPTの電圧と電流を計算した。14dB(電圧比5.01倍)これより入口の電圧を算出し、OPT6Ω35Wで抵抗値と電圧比を計算してみた。

結果、12.7dB4.34倍となり、抵抗値は12950Ωとなった。いいのかなー?

7kΩをパラにして取り付け。

 

それでは調整を。

まず、電源。タップを145Vから165Vへ戻す。ドロップ抵抗に220Ωのパラをつないだ。B電源が前より6Vほど低く416Vほどになった。なんで?

そして初段の電圧のためにドロップ抵抗を500kΩから360kΩにした。70V程ほしいところ、130V。抵抗が低すぎた。こないだ買った820Vをパラにして410Ωにした。これで67V程になった。450Ω位の抵抗が欲しいが手持ちにな無い。この辺で良しとしよう。

 

 

測定。

まずはひずみをば。

10%の時、27W。前回22.6Wだったので少し上がった。出力段の電圧が上がったからと思う。35Wに届かなかったのは、私の実力だと思う。OPTの性能と、初段の調整と、真空管をしっかりしたものを使うのか?あといつも思うのは、出力段のカソード電流・電圧が所定にならないんだよな。

あとは位相反転段の電圧が上下で差が出て、いいところに行った。Rchのみだが。

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TAP-2 type その27

2018-03-29 00:52:11 | MfD‐2 (那須氏)

恐る恐る測定してみた。最大出力を計ろう。・・・ん?何をもって最大とするのか?入力電圧?ひずみ?ひずみだよな。確か3%ひずみで何ワットかを計る。

参考にダミーロードにテスターをつないで両端の電圧を測定。6.3Ωより、E×E/6.3から出力を計算。

基準信号は1kHz。

最初、ちょっと入力電圧を上げただけでレベルオーバーのランプ点いた。?あれ?おかしい?レンジを上げたらすぐには点かなくなった。ああ、ひずみのレンジが小さすぎたんだ。フルスケール0.3%これを入力電圧に合わせて徐々に上げる。~1%~3%~10%。

なんかずげー。3%ひずみで15W。大体10%ひずみで17W。・・・うーんこんなもんか?確か設計では35Wは出るんだよな。そいや、電圧が適当だったり、NFBを16Ω端子ではなく6Ωから引っ張ったり、いろいろ変ではあるんだよな。

測定中、なんか「ピー」と聞こえてきた。アンプ発振?ダミー抵抗のベースプレーと触ると結構熱い。60Wでは不足か?これが音出してるのか?

所定の性能出すのって、結構難しい。

 

 

少し考えた。10%ひずみで17W。少し小さくねか?そいや、UA-3Sの最大出力の測定方法に「8Ωのダミーロードをつないで測定し、ダミーロードが4オームの場合は2倍、ダミーロードが6オームの場合は1.33倍」とある。こうなると17×1.33=22.6W。テスターでダミーロードの両端電圧を計って得た出力は21.3W。テスターの周波数特性に少し疑問があるが、UA-3Sは1kHzでひずみ、出力を計っている以上これは仕方ない。確か以前テスターで1kHzの電圧を計ったら良い感じだったので今回は良しとする。まあ、このテスターで交流を計るのは1kHzまでと思っている。

22W前後、と考えればこれから調整するとすればいいところか。

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トランジスタの音7

2018-03-28 00:00:59 | アンプ

TAP-2 type を外した。測定をするためだ。出してきたのはヤマハのAX-1200だ。

いまはDS-3000が鳴っている。以前ほどひ弱な感じはしないが、力強くも無い。でも、まあ、有りではないか。シュアのM97HEとも相性が良い。

このスピーカーは2m近く広げないと本領を発揮しないんだ。そしてアンプを選ばなくなる。まあ、かつて一世を風靡した59800のクラスよりは鳴っているだろう。

ピアノがふわーではなくピーンとくる。トランジスタの、電流を流したオペレーションだからか。この辺が真空管とは違う。

もう少し鳴らしてやってみよう。

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TAP-2 type その26

2018-03-27 00:40:18 | MfD‐2 (那須氏)

本日パーツを取ってきた。注文してた記憶とちと違う気がする。後で確認しよう。

18Ω20Wのセメント抵抗は3つパラにして6Ωのダミー抵抗にする。

2Wの300Ω、330Ω、360Ωはパラにして4W150Ω、165Ω、180Ωにし、電源のドロップ抵抗にする。

 

まずはダミー抵抗を組む。ホームセンターに銅板を探しに行ったが、アルミでも良いじゃん、それなら家に有ったはず、と買い物せずに帰ってきた。時間の無駄だ。

端子台に組み、シリコングリスを塗ってアルミ板に接合。配線を適当にしたら、奇しくも8Ωのダミー抵抗と同じ配線だった。

抵抗を測ったら、6.3Ω。びったり来るかと思ったが、意外と適当だな。5%だからJクラスギリか。8Ωの方なんて、8.9Ωだった。あいーやー。

今日は測定までは行かないな。

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MMカートリッジその5

2018-03-26 00:41:08 | カートリッジ

APISのAP-1phを聴いて見る。なんでこの針かというと、いまだに存在してるメーカーだからだ。

スペックは

出力電圧 5mV(3.54cm/sec 1kHz)

針圧 1~2g(最適 1.5g)
再生周波数帯域 5-40,000Hz
チャンネルセパレーション 30dB
チャンネルバランス 
コンプライアンス 15×10-6cm/dyne
直流抵抗 
負荷抵抗 47kΩ
内部インピーダンス 
針先 ラインコンタクト
自重 17g(シェル含む)
交換針 OR-1PH(3,800円)
発売  1980年
販売終了 1993~94年頃

ヘッドシェル、シェルスタンド付き。

 

SME312に繋いだ。贅沢かもと思ったが、ならしてみると、性能をすべて発揮という感じだ。個性(くせ)が感じられず、細かいニュアンスなどもしっかり鳴らす。まあ、このカートリッジの個性かと思うが、中音がぽこっと膨らむ。

これを聴くと高級カートリッジ必要ない、とか、3012Rとの差を感じてしまう。3012Rの利点と言えばSYNERGYと相性が良い、という事。まあ、それだけでも価値がある。312ではSYNERGYが能力を発揮しない。

 

 

今日、もしかしたら若松通商に代引きで注文したパーツが来るかと思った。東京から富山西の郵便局に来て足取りが途絶えた。ナビで探したらそんなに遠くないので富山西郵便局に行ってみた。

追跡番号から、富山西からもう出てしまっていて、小杉郵便局に行ってるとのこと。私「小杉は3時までですよね?」局員「あそこは5時までやってます。指定以外の局で受け取る場合は送り主の了解が必要です。」親切に教えてくれた。

急いで小杉郵便局へ。到着。結構人居るな。ゆうゆう窓口へ行くと、ドアが開かない。やっぱ3時までだった。

荷物追跡もいい加減、情報も適当。民営化になって愛想は良く成ったがクオリティが今一。まあ、どこぞのBLACK CAT便と大差無い。ここは会社の運営方法が気に入らない。いつでもいいですよと言ってて「個人情報は三か月で消去ですので無理です」。

頼んだ部品はTAP-2 type の電源ドロップ抵抗と6Ωにするダミー抵抗。これが有れば今日はTAP-2 type を仕上げるつもりだった。

 

そして、LCRフォノイコⅡ型からA-8713を外し、EL34PPmonoの入力トランスとして復帰させ、6SL7を6188にし、グリッド抵抗を82kΩにしてラジ技の設計に近付けようと思った。その場合、上手く行ったら6188はどうするか。出来たら手持ちが少しある6SL7で行きたいのだが。このEL34PPmonoはNS-690Ⅲ用のアンプとしたいと考えてる。

 

NS-690Ⅲと言えば、最近思った。このスピーカーの良いところ。どんなアンプでも良く鳴る。ヤマハC-4,B-4が一番良かった。同じくAX-1200も良い。EL34PPmonoもトランジスタの対局として良く鳴った。オンキョーのA-7はいまいちだった。ソニーのTA-FA7ESも能力以上を発揮という感じだ。

このように鳴らしやすいスピーカーは銘機、とは行かずとも結構語り継がれる。DS-3000のようなものは中々鳴らないスピーカーでも、どこかで鳴っているという噂で伝説的な物になっているものも有る。・・・言いすぎか。

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M97HEなど

2018-03-25 00:53:06 | カートリッジ

オルトホンSYNERGYをそろそろ休ませる。結構使ってしまった。そこで久しぶりにM97HEを鳴らしてみる。1985年で¥20,800-

出力電圧 4.0mV(5cm/sec 1kHz)
針圧 1.25~2.0g(ダイナミックスタビライザー分0.5g含む)
再生周波数帯域 20-20,000Hz
チャンネルセパレーション 25dB(1kHz)
チャンネルバランス 2dB
コンプライアンス 
負荷抵抗  47kΩ(並列容量 200~300pF)
負荷容量 
内部インピーダンス L・700mh R・1,550Ω
針先 ハイパーエリプチカル
自重 6.4g
交換針 N97HE
発売  1980年2月
販売終了 1986年頃

こう見るとTYPEⅣにそっくりだが、そのはず、TYPEⅣの低価格モデルだったらしい。

少し前はこのカートリッジは、ふわっと幻想的な音を出していた。今はシェルにセイシン、シェルリードは不明の古臭いもの。レトロを狙ってみた。ビルエバンスを掛けている。結構パリッとして音色のみ懐かしい感じか。ピアノは角が立ったキリッとしたものだが、高音はふわっとしている。あまり上の方は伸びていない。

以前とは違い、ベースの音階が良く分かるようになった。前も分かってたと思うが、量感が出たので気に付くようになったのだと思う。

何よりマッチングが良い。この乾いた感じ。SYNERGYでは肉感たっぷりだったが、M97HEは乾いた感じで、雰囲気が出る。

JAZZは良いけどクラシックはあまり期待できそうにない・・・。

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TAP-2 type その25

2018-03-24 00:54:33 | MfD‐2 (那須氏)

部品を取ってきた。二段目三段目、ドロップ抵抗。

ほんとは早く交換したいが、電源トランスのタップを165Vに戻して、ドロップ抵抗でB電圧を合わせてやりたい。その抵抗を先ほど注文した。少ない金額で申し訳ない。それを受け取ったら調整を始めよう。そして測定だ。

半分はこの音を聴いていたいというのが有る。やはり低音も出たウェルバランスだと音楽が豊かに聴こえる。TAP-2 type は音が厳しいと思う。そんなアンプはドイツ音楽、ベートーベンやシューベルトが合うのではないか。シューベルトの未完成だ。何がいいって、心地良くは鳴らない。それでもなんというか、厳しさの快感?とでも言おうか。頭の中で鳴り響く。うーん表現が難しい。

ABBAを掛けた。昔は脱力するような、心地良さが有った。今は無い。音楽に入っていくというか、なんというか。決してつまらない訳ではない。

JAZZも掛けた。ビルエバンス。低音が出てきたことによって今までとは違う良さが出てきた。肉感が出てきた。音場が奥に広がるとか前へ飛んでくるとかではなく、こちらに寄ってくる。ちょっと違うかもしれないが、奥に広がるが、こちらに寄ってくる。空気感はそんなに無い。それでも心地よく鳴る。オーディオ的にはグレードダウンしてるが、音楽性が強まった、感じか。古いスピーカーで鳴らしてる人はそんな感じなんだろうな。

実はPOPSが怖くて鳴らせない。さっきABBAを掛けたが。肉感が強すぎて抜けが悪く成ったのでは・・・。

いま、WALTZ for DEBBYを掛けてるが、観客の声が分離した。こんな声は前は聞こえなかったはずだ。なんだ、オーディオ的にも随分良く成ってるんじゃないか。

ソフトンのOPT、実は凄いんじゃね?前から思ってたけど。

 

 

ま、先の取ってきた抵抗、ショップに注文したわけだが、ちとトラブった。一回目、この抵抗と真空管の箱を金曜朝にネット注文。自動配信の返事メールが来てたが、何故か迷惑メールの方へ。私はMSNのメールソフトを使っているが、こいつが非常に具合悪い。以前にもやり取りしてるが、今回のメールが迷惑メールと判断された。気づいたのは日曜夜。金曜の返信の内容に「入金がまだですが」ときた。えらいせっかちだな、と。追加の部品を再度注文たいとメールした。返事は管理上の都合で都度注文してほしいと。再度ネットから注文。明日追加の分の入金済ましてから返事しようと考えたここで私がミスった。入金金額の返事が来なかったが、自動返信メールが来たので入金したが、その金額が最初の金額で入金してしまった。先方より「なんですかこれは。面倒掛けないでほしい。返金するので振込先を知らせてほしいと」振込先を知らせたら、「手数料は不要。」とお金が戻ってきた。二回目の注文に関しては触れなかったが、キャンセル扱いになっただろう。もう頭来たからほっておく。

最近自分自身も腐ってる部分が有り、なんか気の触ることしたかもしれない。覚えはないが。もうこのショップとは取引しないだろう。埼玉から出雲の方へ引っ越したショップだ。よく海外に買い付けに行く。先のヤフオクも気分悪かった。外人らしいが、変な悪評付けられるよりましか、と思う。

日本の売り手は客より随分下手にでる。「お客様は神様だ」と。誰だこんなこと言い始めたのは?海外では売り手が客より偉いと。売り手が客を選ぶと。まあ、それで売れればいいが、「商品への責任」を考えたら、それも有りだなとは思う。私は日本人なので、神様だが、そのショップは日本でそれやって生きていけるんだへぇ~。

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TAP-2 type その24

2018-03-23 00:04:45 | MfD‐2 (那須氏)

外は雨。そんなときは大音量。

オーマンディ指揮ストラビンスキー火の鳥を掛ける。

ああ、良い音だ。遊びの無い中音。深い低音。高音は特に特徴のない、空気感も感じられない。それがどうか、「音楽」を聴きに行っている。心地よさは何もない。音の正確さの快感のみ。

バイオリンのみ、なんか詰まった感じがする。

RX-40-5はトロっとした感じがする。全くの勘だが、ムラード型の音ではないか。

 

二楽章のこの迫力、今までは無理かと思っていた。OPTの6Ωマッチング。素晴らしい。今まで何を聴いてきたのか。横の広がりは今までも出ていた。もっと出てた時も有る。それに合わせて低音の深さ。私は中音に魅力を感じているが、低音にぞっこんの人の気持ちも分かった気がした。やはりカタワはダメだ。バランスよく鳴らさないと。

いま、一つ完成。後は、タンテを・・・・沢山あるじゃない。

1.タンテをDP-80にする。

2.カートリッジをEMINENTに、昇圧トランスをSTAGE202に。

3.LCRフォノイコⅡ型を完成させる。

4.パワーアンプを作り変える。

 

パワーアンプはOPTの数だけ作りたい。

RX-40-5

FX-40-5(片ch不良)

BW-5k‐PP

F-5006これは使えないなー。取っておきたい。

U-608

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TAP-2 type その23

2018-03-22 04:19:38 | MfD‐2 (那須氏)

いま、TAP-2 type を鳴らしている。オルトホンSYNERGYとマラツンMC千、トーレンスTD521にして、フォノイコを購入品のLCRフォノイコでプリはTAC-1 type だ。

ずいぶん爽やかになった。エレキギターがおもちゃのようにキャラキャラ鳴っている。全体に薄い感じだが透明感が出てきて物足りない感じではない。それよりこのフォノイコが本領発揮という感じだ。見知らぬ山奥の一軒家に辿り着いた、そんなイメージが思い浮かぶ。親に連れていかれた見知らぬ場所・・・。

低音を期待してこのパワーを組んだのだが、あまりズンズンは来ない。でも小音量で聴いているのだが、不足感は無い。

ちょっと焦げ臭いにおいもしたが、それはストーブのものかもしれない。もう少し様子を見る。

二段目のプッシュとプルのところのプレート電圧が元の設計とちと違うが今のところ音は出てる。プッシュとプルでバランスが崩れると出力が小さくなると思われる。

抵抗を手配して歪み、周波数特性、最大出力を測ってみようかと思う。

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TAE-3 type 入力抵抗その6

2018-03-21 00:31:34 | アナログ

TAE-3 type の入力抵抗を可変抵抗器にしてシャシ内部に両面テープで張っておいたが、使い勝手が悪く蓋も置きっぱなしで片付けたいので正規に取り付けることにした。

可変抵抗器本体の、回り止めポッチはニッパーで切り離した。ちと勿体なかったか。

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TAP-2 type その22

2018-03-20 00:08:29 | MfD‐2 (那須氏)

TAP-2 type の抵抗が来た。

これで出力段EL34のカソードバイアス抵抗値を元設計通りに出来る。

前は10W220Ωだったが、どうも焦げ臭くなったのはこれの容量不足だったと考える。

よって10W500Ωをパラで使って20W250Ωにした。

電圧を測ってみた。

計算すると、カソードに流れる電流は、220Ωの時は0.126Aほどで、250Ωにしたら0.118Ω程に下がった。そりゃそうか、抵抗値上がったので電流が流れにくくなったんだ。電流が流れなくなったんだ、B電源の電圧が上がった。

B電圧下げようと手持ちの抵抗、というか、カソードから外した220Ωの抵抗をパラって110Ωにした。もとは100Ωだったので一割しか上がってないので期待薄。電圧測定では3Vしか下がらん。こうなったら電源トランスのタップを165Vから145Vにしてみる。

そしてカソード電圧は30Vを少し下回る程度だったのに27.42Vと、元設計の一割ほどの低下となった。これは私が組んだアンプはいつもカソード電圧が低いんだ。

今度は下がりすぎだ。一気に392Vまで下がった。元設計は406.5Vだ。14.5Vなので3.6%減。まあ、良しとしよう。でも調整用の抵抗を注文しておく。タップを165VにしてB電源は400V以上にしたい、心情的に。

あとよくわかんないのが移送反転段のプレート電圧が上下で10Vほど差が出来るはずなんだけど、ほぼ同じ電圧になってしまった。なぜ?

 

 

これで一旦測定をしよう。・・・よく考えたらOPTは二次側6Ω。手持ちのダミー抵抗は8Ω。なんてこった。昨日追加注文したばっかなのに・・・測定は抵抗を入手してからだ。

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仮のアンプ

2018-03-19 08:19:38 | アンプ

テクニクスのSU-V7Aが壊れてしまったので、代わりのアンプを探す。ジャンゴのA-200が有った。これを鳴らしてみる。

結構鳴る。どしたんだ?最近高音が伸びてない気がしてるのでツイーターに耳を近づけて聞いてみた。出てる出てる。が、繊細さも伸びもない。スピーカーの向きを内側にしたら・・・低音は超低音とはいかないが、バランスはいい感じ。バスもラウドネスも効く。まあ、全体に抜けの悪さを少し感じるが、聴けないわけではない。

このアンプはメタルカンのトランジスタを使っている。小さいがつくりはしっかりしている。ジャンゴというメーカーは元はNECとか聞いたことがあるので、哲氏の設計?なんて想像してみる。

 

 

まあしかし、DS-3000覚醒って感じ。以前は鳴らしにくいスピーカーでこのA-200でも鳴らない、良くわからないスピーカーと思っていた。でも現在はそんなことはない。A-200でもなんとか鳴る。良いスピーカーはどんな(安い)アンプでも鳴る、と聞いたことがある。しかしいいスピーカーは良いアンプで鳴るととてもいい音を出す、とも信じている。

一歩前進だ。

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SU-V7Aその2

2018-03-18 02:35:58 | アンプ

アンプダメかも。

左のほうは一応まとも。右はパネル左の赤いランプ、右下の緑のランプが点かない。

もうスタンバイにもならない。私がサイクルヒットから買ったものだ。やっぱり昨日落としたのがまずったか。音も出ない。

 

 

二日経って、やっぱり駄目だった。諦める。廃棄の前に御開帳。

ヒューズは大丈夫そうだ。しかしホコリがすごい。

トランスはそこそこ、コンデンサは小さい。特徴は放熱器。チューブが刺さる。

これは記念にだ。

さよならだ。

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テクニクスSU-V6A

2018-03-18 00:33:57 | アンプ

いま、テクニクスSU-V6AでBTL接続をしている。・・・6Aではなく7Aの方だった。間違い。

このアンプはだいぶ前にサイクルヒットで買った。・・・サイクルヒット?ネットで検索したらオークションストアが出てきた。店はどこに行ったのだろう。

もう一台はヤフオクで入手。最初電源入れたらバリバリノイズ出てびっくりしたが、放っておいたらまともに鳴った。しかし、バスが効かない。

もどってSU-V7Aには幸運にもパワーアンプの分離が出来る模様。しかしボリュームを通ってしまう、バスト・レブルを通ってしまう。ってあれ?これはプリアンプの前か?もしかしたらWRC-α1FBALの後にプリメインアンプを入れる?プリアンプが二回通る?・・・それで(それでも)ヤマハAX-1200の半値でこの音が出る。この痛快さを買って今まで所持してきた。が、さすがに疲れてきた。接触が悪い。

設置には、上に重ねていたDATを持ち上げたら脚がくっ付いていて、5cm程持ち上げたら落っこちたガッチャン夜中になんて音を。

壊れたかな?と思ったが難なく音が出た。うんうんこの音だ。ちょっとナロウな音場だが、二年ぶりくらいか、音が出てとりあえず安心。少し経って本領発揮だ。広がりが出てきた。低音は締まってるが、響きで量感を出してる感じか。声は若干、表情を隠すような、音色が乗る。幾分硬めでつるんとした。トランジスタにありがちなものだ。

それでも良い感じだ。もうしばらく鳴らしておこう。

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