analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

現在の音30

2017-12-31 00:13:46 | システム

いま、メインのシステムで聴いている。フォノイコは2段目3段目にカソードパスコンを追加したものだ。分析的に聴くと低音が少ないかも知れない。ただ、ながら聴きでは気にならない。もしかしたら良いバランスなのではと思う。

前に鳴ってた、パスコンの無いときは中音がもっと広がって、一音一音も浮き上がってたが、あれは薄れてしまった。今はごく普通の音。それでいて飽きることのないバランス・鳴り方。凄みは無いし、システムの特徴:一言で言えば、というのが無くなってしまった。ただし、そこに音楽が鳴っている。オーディオマニアもここまで鳴らせるのだ。でも他人が聴いたらメタボロに言われんのかもしれない。

何というのか、浸透力。いま、非常に軽い鳴り方をしてる。薄いではない。軽やか。なんのストレスも無い音の出方。ああ、過去最高の音だ。さりげない。迫力とか、重低音とかは無い。それぞれの楽器が何の色付けなく出てる。

思えば私の音作りは何なのだろうか。第一は透明感。低音を無くすと出てくるが、これはやりすぎると肉感のない、痩せた、病的な音になる。一時期そんな音に満足もしていた。しかし今は違う。出るものは出さなければならない。そのうえでチューニング。ジェームズさんのスピーカーのように薄くは無い。実在感が有り、出来れば広い音場。これらは目指すものではないと思う。まともに、まっとうにチューニング、設計された回路を持ってくれば結果として出てくる。決して位相ずれのような広さは出ないが、十分な広さが出る。決して透明ではないが、楽器のニュアンスが解る。最近はこんな感じかと思う。

今回フォノイコの音がコロコロ変わった。今思えばエージングが済んでなかったのではないか。その中で弄ってしまったので迷ってしまったのだと思う。

今の音は凄さは無いが自然な音。

クープランの墓を聴いている。寂しくなる曲だが、良い曲だ。改めてそう思う。

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アイエスオーFX-40-5

2017-12-30 00:21:39 | トランス

EL34PPstereoの出力トランスがおかしかったので、何がおかしいか探ってみる。

ほんとは直流抵抗を測ってみたいが、直流磁化を起こす危険性があるのでやめておく。尤も最近のデジタルテスターは、流す直流が小さいため問題ではないという話もあるが。パワーアンプの症状は、片チャンネルで電源ON後、30秒ほどでビーという結構な大きさのノイズが出る。カソード抵抗の電圧を測ると、、10Vほどまで上がると下がってしまう。通常は30Vほど電圧が掛かる。

二次側16Ω端子は145.55H。

二次側8Ω端子は6.05H。

一次側 P1-B間は4.07H。

一次側P1-B。変動すると10%位動く。

一次側P1-P2間は16.46H。ちょっと値が落ち着かず、動く。


まあ、今回はインダクタンスを測ったが、それがどうした、なのである。インダクタンスが動くというのはどういうこと?断線してればインダクタンスは発生しないのでは?

コイルを流れる電流を変化させたとき電磁誘導によりそのコイル,あるいはほかのコイルに発生する起電力の大きさを表わす量。誘導係数ともいう。単位はヘンリー。記号はH。1秒間に 1Aの割合で電流が変化したとき,1Vの起電力を生じるものを1ヘンリーという。電流変化のあったコイル自体の誘導を表わす自己インダクタンスと,ほかのコイルへの誘導を表わす相互インダクタンスに区別されるが,単にインダクタンスといえば前者をさす。

イメージとしては、電圧一定で、終段6CA7で起こした電流をOPTの一次側に流すと、二次側にも電流が発生する、ということか?・・・じゃあ、インダクタンスって何?:(誘導係数)電磁誘導によりそのコイル、あるいはほかのコイルに発生する起電力の大きさを表す量。大きいほどいいのか?

ふーん。コイルが断線してれば電流が発生できないので、断線ではないのかもしれない。

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LCRフォノイコ低音が出ない13カソードパスコンその7

2017-12-29 00:35:47 | PhfD‐3.2

二段目12AU7のカソードパスコンを追加した。10V220μFをもう一つ追加して440μFにした。

結果は上々。末広がりなバランスではないが、フラットな帯域バランスとなったようだ。高音も良く出ている。ただ、音場が以前の空間に浮き上がる感じが減ったかもしれない。平面的になったようにも思えるが、トランス無しの普通のアンプの音よりは良い。

多分これで行く。後でちゃんと取り付けよう。

 

 

実はこれを以前にやっていたと思ったが、此処のコンデンサは電解の50V100μFにしていた。カソードの電圧が6.1Vなのだが61Vと勘違いしていた。「パンクせず、結構大丈夫なんだ。実際の耐圧はもっと高いのか?」などと思ってた。

前回の音質の記憶は、末広がりな帯域バランスで、ちょっとやりすぎかとも思える音だった。それに高音も伸びが無くなった。全部電解コンデンサの所為だったのかもしれない。

 

 

ここ二、三日、もしかしたらDS3000には真空管アンプでは鳴らし切れないのでは?という思いがよぎっていた。ウルトラリニアの30Wほどのアンプで鳴らすのが良いのでは?そんな風に考えた。そうなると、ULの中間タップのないBW-5k-PPのOPTが使えなくなってしまう。今までの苦労はどうなるのか?後悔がよぎる。それでも今日の音を聴いてほっとした。もう少し行けそうだ。

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LCRフォノイコ低音が出ない12カソードパスコンその6

2017-12-28 00:00:12 | PhfD‐3.2

前回は一気にカソードパスコンを沢山付けてしまったのでどこがどうか分からない。今回は一個一個潰して行くことにする。

まずは初段E80Fのカソードパスコン。ここは220μFが付いている。

これを倍にしてみる。

試聴。

低音は変わらない。中音:声は、こちらに飛んできて元気がいいが、ちょっとキンキンしてる様だ。あまり良くない。

そりゃそうか。まあ、設計者もその辺は考慮してるんだろうな。でも低音が無いのを良し:無視してるかもしれない。フルレンジを使ってる人は重低音は不要なのかもしれないし。あまり意味が無さそうなので外して元に戻す。

 

引き続き、二段目AU7のカソードにパスコンを付ける。

これはちょっと低音が出てきた。が、ハムも一緒に増えた。音だけならいい感じかも。

それじゃあ、終段ECC99にもカソードにパスコンを付ける。

結果は、アレ?あまり変わらない。ちょっと音量を上げてみよう。低音の質が変わったような。下まで伸びてない。全体の音量も上がったのかな?こうなると、どっちだ?ECC99のパスコンをダブルにして440μFにしよう。

これでどうだ。

変な、超低域がカットされたような感じは無くなった。こんなもんか。中高音が少しおとなしくなり、引っ込んだようだ。この辺のやり取りは難しい。バランス的には今が良いのかもしれない。もう少しこれで聴きこもう。

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オンキョーD-200Ⅱその2

2017-12-27 00:12:14 | スピーカー

そういえば久しぶりのスピーカーに関する投稿だった。

私のスピーカーに関する考えは、メーカー製には敵わない、だ。バックロードホーン、ドライバー+ホーンをやっていたら違っていたかもしれない。しかし私の時代は少し遅かった。良いドライバーしか残ってなく、高価になっていたので手が出ないでいた。雑誌の記事もホーンに対するものは少なく、ほぼダイレクトラジエーションのものばかりとなり、乗り遅れた。今となってはそれで良かったのかもしれない。振動板はハイテクで、こんなの自作しようなんて一般の人には無理。キャビネットもせいぜい集成材。MDF材のキャビネットなんて自作では大変。ホーンにハマっていたら地獄を見たと思う。私のDS3000は、大量生産の、価格破壊の、最後期のもので、今だったら100万超えるんじゃないか、そう思う。


使用ユニット:低域用:16cmコーン型、高域用:2.5cmドーム型方式:2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁設計(EIAJ)

再生周波数帯域:38Hz〜45000Hz

最大入力:150W

インピーダンス:6Ω

出力音圧レベル:89dB/W/m

クロスオーバー周波数:2400Hz

エンクロージャー内容積:9.9L

外形寸法:幅216×高さ352×奥行228mm

重量:6.8㎏


いま、真空管アンプで鳴らしている。メインのEL34PPmonoだ。

金属的な硬さはなりを潜め、しなやかになった。しかも音、というのか、響きか、こちらに飛んでくる。これは良いスピーカーだ。結構厳しい音のように感じる。ここまで鳴らした人って、どこまでいるのだろう。多分ソニーだったらふやけていたかもしれない。


勝手なもので、オンキョーには、音像が肥大する、というイメージが有った。モニター2001のミッドドーム、あれからは絞り込まれた音像は出ない気がする。いや、聴いたことは無いが。


聴いたことのあるオンキョー製スピーカー

M3

D-200

セプター30001、2002

残念ながらこんなもんしかないかもしれない。

オンキョーには良いスピーカーが沢山ある。

GS-1

モニター20001

セプター5001

D77FXⅡ

これらは聴いたことが無い。

オンキョーに対する偏見が有るのかもしれない。


D-200Ⅱは良いスピーカーだ。


そういえばケンウッドのLS-11ESも有った。これも聴いてみたい機種だが、3ウェイだ。今回はフルレンジに近い鳴らし方を求めたので、2ウェイのD-200Ⅱにした。勿論ビクターとか、フルレンジが安く有ったらそっちに行ってたと思う。

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オンキョーD-200Ⅱ

2017-12-26 00:25:36 | スピーカー

富山のハードオフを回ってきた。昨日の新潟が不発だったのでリベンジだったはずだが、富山は結構回ってるのであまり期待してなかった。

掛尾、天正寺と回ったが、気になっていた機種は無くなっていたりしたので、商品の回転はしてるのだと思う。オンキョーのD-500Ⅱを狙っているが、買うのは今では無い気がする。最後に豊田店に行ったらオンキョーのD-200Ⅱが有った。値段もいい。入口に20%オフと有ったが、多分間違いだろう。購入決定。

なぜD-200Ⅱなのか。マークⅡまで改良され、D-500も発売された機種。ヤフオクでもよく見る。よほど売れたのだろう。多分ドンシャリなんだろうけど、良いアンプをあてがうと、良く鳴るのでは?という思いがよぎる。高校のころだったか、よくヨーカドーで聴いてたのがこれだったと思う。オンキョーのシステムコンポはラディアンがあったが、このスピーカーはリバプールというコンポに付いていたような記憶がある。音の、その時の記憶はない。

ほかにソニーのSS-A3がスタンド付きであったが、ソニーはA5を狙ってるのでやめた。多分音はこっちが良い。


早速鳴らしてみた。

アンプ、CDはソニーだ。

やっぱりドンシャリな音だ。なんか思い出した。当時の音だ。うるおいとか無く電子楽器のような音。

まあ、このスピーカーはアンプのテスト用に残すつもりでもある。アンプを作ったり、改造したら最初の音出しはこのスピーカーでやる。飛ばしても良いように。メインスピーカーを飛ばしては敵わない。そして真空管アンプで鳴らしたらどうなるか。それが気になる。しなやかさが出れば。


長年の疑問が解けた感じだ。

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新潟のハードオフその2

2017-12-25 00:37:28 | その他

音楽を聴きながらうつらうつら寝てしまった。10時ころ目が覚めて、折角の休みだ、新潟のハードオフを行ってこようと思った。三条店、燕三条店、長岡川崎店、長岡古正岡店に行ってきた。ボザークのムーリッシュが2ペア有った。タンテも沢山だ。パイオニアのS-X7が有った。欲しいが意外と小さかったので思いとどまった。カートリッジのDENON DL202というのが有った。初めて見た。こないだ買ったDL-109Dに似てるのでちょっと興味が出た。しかし今回は何も買わずに来た。総じて値段が高い。この半値なら買ってたかもしれない。新潟はハードオフの本拠地で、オーディオサロンもやっている。めぼしいのはそちらに行ってしまうのではないか。見たことも無いスピーカーなども有ったが、「欲しい」と思えるものは無かった。一日かけて、高速使って、得るものが無い一日だった。

失敗。

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LCRフォノイコ37入力抵抗

2017-12-25 00:37:17 | PhfD‐3.2

では、ぼちぼちと、仕上げに、入りますか。

入力抵抗を調整する。

MMカートリッジは不満が無いというほどマッチングは取れていると思うが、たいしてMC、EMINENTはどうも力感が無いような気がする。某HPでも結構これ(昇圧トランスとフォノイコアンプの入力抵抗)のマッチングが取れてないようなことを書いていた。

元の設計は47kΩ。まあ、順当なところだろう。これを調整してみる。

まず、パワーから外した可変抵抗器を47kΩの代わりに取り付ける。その前に目印として47kの所に印を付けた。

これで音出しをする。どうなるか。

 

まず、47kΩで聴く。入力抵抗が東京高音の固定抵抗から可変抵抗に変わったからか、抜けがいまいちになった。音のバランスは前(固定抵抗)と変わらない。そこで可変抵抗をいっぱいに絞ってみた。すると声が肥大して低音が無くなり、これダメの判断。今度は逆に最大にしてみた。これで100kΩのはず。これは47kΩの時と音はあまり変わらない。わずかに低域がカットされたような、声の上の帯域の音が元気よく飛び出してくるような、でも周波数帯域が凸凹のようなというか、なんかフラットではないような気がする。高音も伸びてない。そのせいで47kΩも100kΩも変わらないように聴こえたのかもしれない。パワーの周波数帯域も怪しい。上下が伸びてなく、これも凸凹なんじゃ、と思う。

実は前もこれやったんだよな。その時は一番良かったのは47kΩだったんだよな。

試しにCR型のフォノイコを鳴らしてみた。こちらの方がLCRフォノイコよりまともな音がする。これで聴くとNFはちと演出しすぎのような気もする。CR型はいたってまともな音。つまらなくは無く、十分鑑賞に堪える。LCRフォノイコはなんかおかしい。そろそろLCRフォノイコ完成で舞い上がってた私の頭も落ち着いてきたので、各部の詳細チェックと行くか。

 

 

同時にEL34PPstereoの解体も始めた。OPTを外したので、後でインダクタンスを測ってみようか。それからアンプの回路もそろそろ決めよう。ごくオーソドックスな物、リファレンスにできるもの。これに限る。

ほんとはアイエスオーのトランスで纏めたかった。OPT:FX-40-5、IPT:NP-126、PT:S-2017(MS-330相当品)、チョークは無いんだよな。

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EL34PPstereo解体

2017-12-24 00:47:39 | MfD‐2 (那須氏)

長らく使ってきたEL34PPstereoを解体した。最後になるであろう画像である。

某有名PERCHE氏HPより、広域の設計の知識を得た。得たといっても実践したわけでもなく、計算式にいささか不安も有ったが、このEL34PPstereoは高域が伸びてないのではないかと思うようになった。入力ボリュームの配線を後ろから前へ引っ張っている。これが高域のフィルターになっているのかもしれない。それでEL34PPmonoに比べるとハイ落ちに聞こえたのではないか、そう思うようになった。よって次はオーソドックスな回路を組もうと考えてる。

そして、外した可変抵抗器は、LCRフォノイコの入力抵抗の代わりに付け、抵抗値を替えたらどんな風に変わるか試すつもりである。

PECの可変抵抗だ。

 

アンプ制作は奥が深い。一作目(マツキントッシュのイミテーションプリアンプ)は幸か不幸か、うまく行ってしまった。その後、回を重ねるごとにトラブルが発生、その都度解決し、学習にしてきた。最初はヒーターなんて分からなかった。回路図がヒーター配線を省略してたので、繋げず、音が出なかった。電流が流れないので電圧降下が起きず、高圧ではらはらしながらの時が有った。一番困ったのはEL34PPmonoの低域不足。今やトランスの資料などなかなか無い。入力トランスを試行錯誤して何とかモノになったようだが、時々変な音を出す。

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DL109Dというカートリッジ

2017-12-23 00:00:00 | カートリッジ

今日DL109Dを聴いてみた。SME312のシェルには取り付かなかったので、タンテはトーレンスTD-521になる。シェルはデンオンのPCL-3だ。シェルはDL-8Aと一緒に購入したもので、PCL-5だと思ってたら、なんか形が違う。調べたらPCL-3だった。’73発売、8.5g、アルミプレス、DA-305の標準シェルとのこと。

そして音は、太くでっかいイメージ。なんか、音色ではない独特の芳醇さを感じる。こりゃいいと思い、シュアV15TYPEⅤxMRを鳴らしてみた。ああ、年代が違う。こちらは音場が解れる。DL-109Dは像が中央に固まる。まあ、シェルの違いもあると思うが、純正同志はマッチングが良いと思う。


こうなってくると、EMINENTがどうなるか、気になってくる。もしかしてこいつ等より音悪かったら・・・

危惧だった。トランス噛ましてるが、ゆったり、余裕な感じで鳴る。低音はどーん、ばーん、と鳴るのがエネルギッシュかと思ってたが、この余裕感のことを行ってるのではないか?そんな風に考える。まあ、しかしもっと鳴らしてみたいと思うのも確か。カソードパスコンをLCRフォノイコⅡの初段E80Fに追加してみようと思う。

エコーが「ファッ」とこちらに来て、声・楽器も何とも心地よい鳴り方。あー音量上げたい。

やはり格が違うというのと、もっといい音を出すはずだ、という思いがよぎる。これからばらすEL34PPstereoの入力ボリュームを外して、LCRフォノイコⅡに取付け、いま設計の47kΩの入力抵抗より良い値があるか、マッチングを探すつもり。


高音の減衰は、いまミラー効果というのを調べてて、もしかしたらパワーアンプの6SL7が良くないのかもしれないという所に来た。まあ、本来高信頼管の6188を使うはずなのだが、ケチって6SL7にしてる。この大型三極管は高音の減衰を来す可能性がある。見栄えで選んだが、もしかしたらMT管に変更するかもしれない。

故上杉さんがなんでパワーアンプの初段にMT管を使うのか不思議だった。そういうことか。そういえば、6SL7なんかよりMT管の方が良い、みたいなことを書いていたっけ。


中々次のステップ:ステレオパワーに行けないが、こう色々考えるのも楽しい。

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現在の音29

2017-12-22 01:04:53 | システム

カートリッジがEMINENTではなくシュアだが、他はほとんどメインの機器。これで鳴らす音は、声に何か色が乗る感じ。だが、シュアTYPEⅤxMRの能力を最大に発揮した音のように聴こえる。やはりSMEのアームは、シュアとの相性が良い。EMINENTのように重量のあるものは、少し手に余るのではないか?そう思える。じゃあ、どんなアームが良いの?った時に、「これだっ」という機種が思い浮かばない。金属で重量のある材質を使い、太めのパイプでって、そんなアーム無いのか?SME312はもうちょっと重量が欲しい所である。

それでもこの消え入るような音の感じ、最高じゃん。

EMINENTもこう鳴らしたい。良く低音のエネルギーが凄いといわれるが、これについては全く出てこない。

今はマッチングがうまく行ってない、そう考えてる。


って、少し鳴らしていくうちに、音がさらに良くなった感じ。音色が影を潜め、線が細くなったが全体にダイナミックになったというか、元気になった。昨日替えたばかりで、カートリッジがシェルに馴染んだか。


今回は同時にスピーカーの台を替えた。この部屋は、スピーカーを少し持ち上げた方が良い。音離れが良くなる。前の部屋はしっかり置いた方が良いだろうという事で、べた置き(直置き)だったが、それでは今は音がこもる感じだ。山根樫材という会社に作ってもらったベースで、確か楓の集成材だ。もう使うことは無いかと思ったが、思わぬところで価値が出た。やってみなければ分からないという所だ。


あと一つ気になるところ。新しいソファによって試聴位置が若干高くなったこと。降り注ぐような、包まれる感じの音場を望むが、これでは今一なのかも知れない。若干ツイーターが耳より下に来る。

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いたずら。

2017-12-21 02:13:44 | スピーカー

NS690Ⅲを鳴らそうと思った。良い感じで鳴っている。時々メインスピーカーのDS3000が鳴っていると勘違いしたりした。

DS3000は脇に行った。TA-FA7ESでドンドン鳴らした。少しウーファーを動かしてやる。

何故か、抜けない、濃い音だった。そうなるとNS690Ⅲが少し物足りなくなる。さあ、DS3000を戻そう。

やっぱり格が違う。レコードが何故か濃くなった。カートリッジはシュアⅤxMRだ。抜けがいまいちよくないが、この濃さも良いかもしんない。もう少し聴き込もう。

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DL109D

2017-12-20 00:00:26 | カートリッジ

ソファを購入して少しお金が浮いたので、カートリッジを買うことにした。ハードオフの割引券も有効期限があるので使っちゃおうと思った。

前回パトロールに来たハードオフ野々市店。何か無いかな?と思ったら、DL109Dが有ったではないか。ちと高価いが、一度聴いてみたかったものだ。

購入して思い出した。最近はDL-8Aが普通の音で鳴るようになっていた。DL109Dを購入することも無かったのでは?それならオンキョーのP388を買えばよかったか?いや、うちにはウェストリバーの良いプリがあるじゃないか。などと考えてた。

作りは全く違う。ちと調べたら、ポールピースがプッシュプルで4つあるとか、CD-4のために周波数を広げてるとか、その為に音が薄いとか。早まったか?DL109Rというのも有って、こちらは丸針。Dは特殊楕円。ネットの試聴記はRの評価が高かった。でも定価はDの方が高価いとか、周波数は広いとか、言訳をした。

背面はDL103FLに似ていたので並べてみたが、別モノだった。

早速試聴するためにSME312のシェルに取付けた。音出し。ん?方ch出ない。落ち着いてもう一度接続。今度は両ch出ない!なんだ?不良品か?

デンオンのシェルに付け替えて、トーレンスで鳴らした。あ、出た。良かった。ちょっと濃いめで太い音。まあ、悪くは無い。なんせ、当時国産最高のMMカートリッジだったらしい。悪いはずない。

国産はカートリッジのボディが後ろに長いので、結線がめんどい。

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パーソナルソファ

2017-12-19 20:21:26 | その他

前のチェアが壊れてしまい、オットマンを椅子に使っていた。新しい椅子を探していた。

ニトリの高岡、富山、砺波を回ったが、いまいち欲しいものが無かった。チェーン店でも品物の内容が違うんだ。

金沢の東京インテリアに行ったらめぼしいのが幾つかあったが、座ってみるといまいち。なんか、椅子に拒絶されてる感じの座り心地だった。良いのも有ったがン十万だった。

そしてファニチャーエクスプレス。アウトレットだが、中々品揃えが豊富。そして見つけた。椅子に包まれる感じで良い。リクライニングも電動だ。倒してみると足掛けが最初に上がって背もたれが倒れる。ちょっと苦しいが、まあ、良し。一週間ほど経ってもう一度購入しに行ってみた。・・・無かった。ええ~?店員さんが来てくれたので尋ねたら、出てしまったと。メーカーに納期を聴いてもらったら一か月・・・そんなに待てない。

代わりに何かないか、見てみた。20基ほどあったか、どれもなんか拒絶されてるようで、座り心地の硬いものが多かった。最近の流行りか?17万近くの物が1/4程の値段で有った。内容は満足だろうが、いかんせんいまいち柔らかくない。その一個前に有った。これだ。定価は7万ほどで大分落ちるが、座った感じが良かった。先の品切れ品の、きゅーって沈む感じが良かったが、これもそこまでは沈まなくても良い感じだった。

先の店員さんに相談。軽自動車に乗せたい、バラせるか?取り敢えず載せてみますか?と。お願いした。私のアイにすっぽり収まったじゃないか。はい、購入。品切れ品より輸吉っつぁん一人少なかった。電動は重くて部屋に入らない大きさかもしれない。と自分に言い聞かせた。

最初は座面が低いの、ひじ掛けが高いの、脚は畳に突き刺さらないもの、背面は頭まで支えられるもの。出来れば軽いもの。いくつか条件に満たない項目が有るが、良いものを手に入れた。不満は背の部分が私に合わないような気がするが、そのうち落ち着くだろう。

畳を傷めないよう、板を探しに行ったがいまいち良いのが無かった。そいや一枚、パソコンのラックの下に敷いてたのが有ったな。おもい出したので購入はやめ。オットマンの下に敷く小さいカーペットだけ買ってきた。

良い感じじゃん。

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ネタが無い

2017-12-19 00:52:31 | パワーアンプ

というか、時間が無く、オーディオやっている時間が無い。


取り敢えずLCRフォノイコは低音が出てる様だ。ここ二、三日少しづつだが聴いてみた。十分というほどではないがとりあえず出てる様だ。これも設計者が意図した分は出てると思う。オーマンディのナッツクラッカー、これは重低音らしきものが入ってる。それがまあ、出てるので良しとする。

あと少し、カソードパスコンで調整してみよう。

 


そこでぼちぼち。パワーアンプを始めようと思う。monoは、今現在stereoが故障中なので、もしmonoをばらすと音出しがトランジスタになってしまう。それでもいいのだが、比較にする基準アンプが無くなってしまう。ここでstereoタイプが基準といったがmonoではないか?と思う所だが、monoは一般には大層変わった音だと思う。基準になるアンプが無いと、正しい音を見失ってしまう。

アイエスオーの出力トランスFX40-5の片方が調子悪いので、もう一個探してるのだが中々出てこない。そこでソフトンのOPTを調べた。これはUL端子付きで、しかもスピーカー端子(二次側)がΩだ。何たることか、DS3000向きではないか。思えばFX40-5は8Ωか4Ω。BW-5k-PPは8Ωだったと思う。非常におあつらえ向きではないか。価格も安い。これで何とか考えよう。

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