※以下に述べることは私個人の考えであって、受け入れられない方もいると思います。
適当に流してください。
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私が高純度銅線を使うようになったのは定かではないが、大学の時だから自作を初めて2~3年後位かと思う。
スピーカーケーブルが先か、アンプの内部配線が先か。
スピーカーケーブルは最初パイオニアのJP‐201だったかを使った。
次はモニターPCかな。
その後にダイヤトーンW‐1120も買った。
そして日立の6Nだったかな。
っとすると、6N‐AWG18をアンプに使ったのはモニターPCを買った頃と近いように思う。
当時はどちらも良さが分からなかった。
ただ、雑誌の評判が良かったから使ってたようなもんだ。
アンプに関してはそれ以外ずっとメインで使っている。
他にも色々使ったが6Nに戻る。
高純度銅線がけなされた時もあった。
薄くなる、とか、どぎつい音が出る、とか言われたが、いつも「そうかぁ~」っと思いながら使っていた。
おかげで対外的に「使ってる」とは言いづらかった。
最近ようやくその効果が出てきたと思う。
表面で演奏してる音の、その裏の音が聴こえることが有る。
楽器の演奏の仕方が分かるようになる。
一つの楽団で40人からいればもっと色々な音が聴こえても良いと思うが、スピーカーの限界かとも思う。
その代わりそれらが混ぜ合わさった音色が効けると面白い。
楽団の音色ってそうやって出来るのではないか。
そしてレコードが良く鳴る。
今までは「録音が悪いからなあ」と諦めてたLPが良く鳴ると嬉しい。
メータの春祭
スメターチェクのアルルの女
楽器一個一個が曖昧な鳴り方だが、突然開ける鳴り方する。
楽器一個一個はそれなりだが、そういう録音なんだ、と言うような感じが分かるとそうかぁ、となる。
これって高純度の配線を使ったからと思う。
高純度銅配線は悪いものは何もないハズ。
ストレートに出す、と言う点ではシステムのアラを出してしまうかもしれない。
問題が有るとすれば他の要素・・・
私もどうしても荒れてしまう音のLPが幾つかある。
回転シェルを使うと良く鳴ったり、余り鳴らさないLPは問題無いことから音溝が荒れてるのかなぁっと考えている。
そう言うのも含めて出してしまうのは厄介だが、マスクして誤魔化した音を聴くよりは良いと思っている。
後は配線材を極力使わず、パーツの足を有効利用するようにしている。
足を切って電線繋ぐなら、足を切らずそのまま接続。
接点を減らす。
おかげで、かどうかは分からないが、合わないパーツもある。
昔は音を聴いて却下したコンデンサー類が結構あるが、そういうものは今になってもメインでは使おうとは思わないかな。
もしやと思って使ってみるが、やっぱり・・・と言うのがほぼすべてかな。
十数年前にアクロテックは6Nの配線販売を終了した。
製造機械は手放したと聞いた。
もう終わりかと思ったが、半導体の世界では高純度銅が使われてるらしく安心した。
先日の話では、100m単位でなら注文できるかも?という事だった。
私の手持ちもプリに使ったのでもうほぼ無い。
いま、オヤイデの3398と言うのが代わりになるかな、っと思っている。
信号ラインに使っているが、特に6Nと遜色ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5b/b30d4313f46e374121f342ca0ad187b0.jpg)
多分私のシステムの音は、他人からは薄くて物足りないものだと思う。
リボン型スピーカーが私の根底に有るのかもしれない。
今さら変える気も無いが。
20220315