CfD-7.1は600Ω出力で行こうと思っている。実際には後段のパワーにもよるらしいのでどうなっているかは分からない。今の私のチカラでは、600Ω入力のオーディオ測定器で出力電圧とその時の入力電圧を測定しておいて、プリとパワーを繋いで出力を測定し、それに近づけるしかない。
じゃあ、今の値はどんなの?と疑問が湧いた。
以前プリとパワーを繋いでパワーの出力及びパワーの入力電圧がほとんど上がらないことが有った。前のCfD-8の時だったが。
負荷抵抗がどのくらいが良いのか?って言うか、どのくらい以上なら良いのか?
なんとなく頭にあったことを実践してみた。
出力に可変抵抗器を繋いでぐりぐりしてみて、出力がどう変わるか?
手持ちには30kΩ位のしか使えそうなものが無い。これでやってみる。
入力1.2V一定で
出力に繋いだ30kΩ可変抵抗器を回してみる。0Vから段々上がって、安定したところの抵抗値をDMMで測定。
なんと、15.6kΩ程になった。
これは意外だった。もう少し低い抵抗値から安定すると思ってたが、高めに出た。
もしかしたら、600Ωって、ベストじゃないのかも。
まあ、ロー出しハイ受けが通用するってことで良しとする。
CfD-7.1は出力トランスのプラス側に51Ωの抵抗が噛ましてある。設計者の那須氏によると負荷抵抗とか。
実測74Ωに51Ωだから23Ωになるらしい。
直列に繋いであるから125Ωじゃないの?なんて突っ込み入れたいのだが、よく分からない。
これは次段に来るネットワークが150Ωらしいのでそれより低くしたかった、のだそう。
私は600Ωにしたいのだから、ここは600Ωじゃね?ってことで600Ωの巻線抵抗と入れ替えた。
鳴らしてみて、少し音量が小さくなった気がする。VRのつまみの位置が少し上がったような・・・気にするほどの事ではない。
もう一回可変抵抗器で出力電圧測ったら、変わるんかな。