analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

今、SYNERGY

2016-12-31 02:50:33 | カートリッジ

SYNERGYを聴いている。とても良い。思ったより高音も繊細、中音も張り出してくる。が、私には少々濃すぎる。おなか一杯。高音も繊細さはあるが、太い。ビルエヴァンスの軽やかさが少し後退。トロっとする。弦とか楽器は良いが、声はいまいち聴く気にならない。うーんTD521+SME3012R+SYNERGY、ある意味黄金の組み合わせなんだが、さて、サブで組むシステムが思い浮かばない。

エスピーユーアルミシェルに自作アルミのマウント、そしてSL15Eの組み合わせ。音色がかみ合わない。ピアノは電子音、ベースはフォークギター、シンバルは小太鼓。そんな風に聴こえる。が、雰囲気が良い。古臭い音だが、1970年代にトリップした感じ。クラシックは流石に良い。ただ、ハムが大きいこのカートリッジ。

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イッセルシュテット

2016-12-30 02:08:06 | ソフト

レコードを探してたらこんなの出てきた。

イッセルシュテットの第九。昔、AKBの石丸電気でソフトを買うと、店員が在庫を探してくると「・・・・をお買い上げのお客様~」と呼ばれた。その時あるお客がイッセルシュテットを注文し、指揮者名で呼ばれたのが記憶に残っていた。いつか聞いてみようと思い、たまたまハードオフで見つけ、安いので購入した。mono録音かも。

詳しくはないが、まあ、ドイツ的な振り方、思うに縦割りなリズム感というか、重厚さも感じる演奏だと思う。(s)サザーランド。こんな人聞いたことが無い。ちょっと弱いか、歌い方が。もっと響かせてほしい。(ms)ホーン。この人も聞いたことが無い。明瞭で鼻に詰まった歌い方をせず、好ましい。もしかしたら一番好きかも。

でもまあ、第九はやっぱりフルトヴェングラーが一番良い。



アンプが調子良い。音量が上がり、今はボリュームが9時半だ。このくらいだと使いやすい。フォーレが良く鳴っている。以前の心地よい音色はないが、オーディオ的に気持ち良い。gavotteでファゴット(ギャグではない)が「こんな吹いてたんか」てなのが判る。

部屋を変えて一か月半、少しこなれてきたのかも。もう最初から今までに無い鳴り方だったのでDS3000本領発揮!と勘違いしてたかな。やっと座ってきたかもしれない。DS3000は周りから離し部屋の影響を無くすとこんなにも音場感を出す。パストラーレではホルンが聴こえ、キレイに響いてる。エコー感、響きがほかの音と干渉せず、純粋に鳴り響く。まぶしい何か、昔見たことが有るような場所を思い出す。一音一音をていねいに鳴らしてる感じ。力感、躍動感は無いし、スピーカーを使い切ってるか、と言われればそうは思えないが、いま、過去最高な鳴り方ではないか。満足である。





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本命一個前

2016-12-29 01:29:09 | カートリッジ

システムが進歩したところで、カートリッジを換えてみた。本命はEMINENTなので、次点のエスピーユーSYNERGY。久しぶりかも。

おお、すげえ。MMはチャラチャラというイメージに落ちるくらいばーんと来た。近くで鳴っているように、音場は大きく、音色は濃い。おお、こんなにも違うのかというくらい。ここにきてMMとMCの差が開いてしまった。

ボリュームは10時くらい。それでも近所に気を遣うくらいな音量。十分だ。心なしか低音も少し、ほんの少し太くなったかな。音色が濃いのでそう聴こえるのかも知れない。

ただ、なんか、アースを付ける前より各楽器が音に埋もれてるような・・・空気が濁ったような・・・まあ、これが本来の音だろうし、少し前の私のシステムでは考えられなかったような音。・・・でもアースが無かった時の「狂人的」なクリアさも欲しかったりする。ここはチューニングで何とかしよう。今はHATTのLCRフォノだが、自作のLCRフォノはもっと濃い音色だし。

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今頃配線追加その2

2016-12-28 02:16:20 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

今、アースを追加したEL34PPmonoパワーアンプを聴いている。かれこれ4時間ほど火入れして、30分くらい前から真剣に聴いている。

良い。エコー感、各楽器のニュアンスが良く分かる。なんというか、各楽器が表現したい意図が分かる気がする。ちと大げさかもしれないが、今はそんな気分。たぶん入力にトランスを使わないと、のっぺりした、各楽器が浮かび上がらない、なんか全体にノイズっぽいというか、煙っぽい感じだが、今のアンプはそんなことはない。煙が晴れたような感じ。それで各楽器に勢いが少し出てきた。ピアノの高いパッセージでも音の勢いに頭打ち感が無い。ボリュームの位置も12時超えだったのが、今では10時位だ。これなら「おかしい」まで行かなくても「ちょっと音が小さい」位だ。いいところだろう。

今は「過去最高の音」を更新した気がする。(以前はこれをったが、今思うと配線ミスのアンプで評価をしてた。実に恥ずかしい)。それでもアースを追加する前はあれはあれでキワドイところを行ってたのではないか。クリアで繊細、線の細さなんて病的だ。まあ、今思うとちょっと違ったかなぁ~というところだ。その頃は良かったがいまは「間違い」に気が付いたので戻ろうとは思わない。今の方が「正規」な音と思う。

それでも不満は有る。やはり低音が出ない。実際はこれが普通かな、いややはり小さいかもしれないが、今まで聴いていた「ずーん」という地響きのようなものは有ると心地よい。サブウーファーの音は「うその低音」となってしまうが、あれはあれで心地良い。それがら全体に音場感が薄く、エネルギー感が無い。これは音量を上げればどうだろうか?今は音量を上げられない。

以降、表現が難しいが、真空管アンプの音について。真空管アンプというのは突き詰めていくとトランジスタアンプのようではない、もっと古い感じの雰囲気(音)を出すのではないか?某八王子で聴いた音。ノスタルジック感のある音、白黒テレビを思い出す、木管的な音とでもいうか、そんな気がする。時々片鱗を見せるが、時々である。

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ハードオフめぐり

2016-12-27 02:10:15 | その他

ハードオフイオンタウン野々市店と金沢諸江店に行ってきた。北陸はオーディオが充実している。海外製のビンテージ物も見かけるようになった。がこの二店、内容が似ている。数は多いが、私の琴線に触れるものは無かった。

それにしてももうハードオフは価格的に魅力がなくなった。買うことは無いだろう。

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今頃配線追加

2016-12-26 02:29:53 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

EL34PPmonoアンプの音が小さい。これは最初からではなく、途中からだ。画像を探すと2014年らしい。このとき入力トランスを600:600のTF-3から600:20kのA-8713 に変更した。当初は全く使いものにならない音で、負荷抵抗をいろいろ変えて音を聞いたものだ。・・・そのうち正しい音が分からなくなった?

ラジオ技術誌の回路を参考に組み直した。正規の回路に、だ。最初は音の周りの空気が浄化されたような気がして「これがトランスの威力か」と思ったものだ。プリ(TAC-1イミテーション)もほぼ同時に組みなおしてしまい、パワーの本来の音がわからなくなってしまった。プリのボリュームは12時を回ってしまい、パワーのゲインが小さいな、と思ってきた。プリを変えても同じ状況だったから。

最近YOUTUBE等聞くにあたりどうもおかしいと思うようになった。フェイスブックか教えてgooにでも質問しようと思っていた。まあ、時間が少しあったので検証しようと思った。ふと、入力トランス一次側にアースが無い「浮いている」。いいのか?ラジ技の実機の画像を見て確認した。・・・・・・・・・・

・・・・・・一次側にアースが有る。

アル?な、ナニー!もしかしたらこれで音量解決?配線をして音出し。なんと音量が上がった感じ。ながら聞きなのでじっくり聞く必要があるがどうやらこれらしい。

もう少し真剣に聴いてみよう。

 

 

 

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PR-200を改造

2016-12-25 01:09:33 | プリアンプ

QUADⅡのプリは一段増幅でゲインがありすぎるからNFBで調整する、というのを雑誌(?)で読んだことがあった。TAC-1型は一段増幅をカソホロでゲイン下げてるらしい。というわけで、

PR-200のNFBを外した。これで出力が上がるはず、である。

安全のため、後段のTAC-1イミテーションは繋いでおいて音出し。音は出たが思った通り音は歪みっぽい。心なしか音が大きくなったように思ったので、PR-200を単独で使うことにした。

結果は、なぜか音が小さい。NFBは殆ど掛かってないのか。うーんダメか。音は以前よりは良い感じだ。一音一音が浮き上がる感じが出た。前のは少し濁っていたように感じた。

残念ながら失敗のようだ。

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フォノイコ―ライン―ライン―パワー その3

2016-12-24 01:28:08 | アンプ

先日からダブルでプリを使ってる。キレは良くなったが、どうも中音がきつい。一音一音が浮き上がらずのっぺりしてるがこれは仕方あるまい。目的は半々達成、というところか。

特別意味はないが、カートリッジをTYPEⅤからTYPEⅣに替えてみた。きつさが取れたがどうものっぺり。以前のキレキレの音を思い出すと、なんか物足りない。でも落ち着いて観察すると、結構な音で鳴ってると思う。

やはりプリをダブルでは、抜けが悪い。いまいちだ。

 

 

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フォノイコ―ライン―ライン―パワー その2

2016-12-23 08:23:46 | アンプ

それでは本命のmonoパワーにしてみる。

おお⤵いまいち。なんかもやもや。うーんダメか、と音量を上げたらなんと、良く鳴った。良くと言っても低音は相変わらず無い。しかし中音がしっかりした。そう、BTLのような、この前のステレオタイプの時よりもしっかり感が有る。以前はもう純度が落ちると聴く気にならなかったが、今はもう後には戻れない気がする。

実はこれは新忠篤さんが似たようなことを推薦してた。確かブースターアンプと言ってたような気がする。アンプとアンプの間にまたアンプ?純度が落ちる出ないの?と思ってた。しかし今日風呂に入る前、なんでプリアンプが必要なんだろう、とふと思った。パワーアンプの前にインピーダンス変換回路を持たせれば・・・それじゃあプリメインアンプじゃん。・・・以前パワーアンプにCDを直結して聴いていたが、プリを通した方が良いと気が付いた。ならラインアンプ二つでどうよ。フェイスブックか教えてgooにでも聞こうか?と思ったが、試してからにしようと思った。

後もう一つ実験が有る。それはクオードタイプのプリのNFBを外してゲインを上げる。それでもう少しmonoパワーで音量上がらんか?と。これは後日にしよう。

 

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フォノイコ-ライン-ライン-パワー

2016-12-22 21:48:48 | アンプ

私の使ってる6CA7PPmonoは音が小さい。でも音質は気に入っている。(低音は出ないが)そこで変なことを思いついた。ラインアンプを2つ繋ぐと。

うちには三栄無線のプリアンプPR-200が有った。早速持ち出し繋いで電源オン。んん?電源ランプが灯かない。

テスターで一次側105Vは確認、二次側が0V。ああ、またやったか?このアンプ、以前電源トランスの巻き線切れでトランスを交換したことが有った。またかな、と思って巻き線の抵抗を測ると0Ω。うーん良いはずだ。なんて思ってると真空管が点灯。

なんだぁ?良く分からん。

まずは今使ってるステレオタイプのパワーに繋いでみた。TAC-1タイプのプリの後に挿入。

いやはや、良いではないか。純度は上がった感じはないが、一音一音がしっかり鳴る。そう、BTLを聴いてるような。これは期待できるかも。この次はパワーをmonoにしてみよう。







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EL34PPmonoの健康状態

2016-12-21 21:08:18 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーをステレオの6CA7PPにしてから6CA7PPmonoがオカシく思えて来たので、電圧チェックをした。結果は特に問題ない、と思う。というのはこっちでは100Vが実測105V程ある。それに合わせて全体が数%ずつ上がっている。・・・トランスって電源周波数の制限ってあんのかな?

今更ながら「こんな配線してたっけ」なんて思った。「配線ミス?」かとも思った個所も有るが、そうではないらしい。

考えてみれば出力管も電圧増幅段もカソードパスコンが入ってないので増幅率は良くないかもしれない。そう思えば出力が小さいことも納得だ。

う~~~ん困った。何とか音量をもう少し上げて使いやすくしたい。そのためにはプリか?このプリは入力に変なフィルター回路が有った。一時は納得したものだが、もしかしていらないのではないか?もしかしてマラツンの回路がそうではなかったか?

他の回路をちょっと調べてみよう。

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YOUTUBEの衝撃~EL34PPへ

2016-12-19 22:28:56 | パワーアンプ

YOUTUBEを見てて、衝撃が走った。現在の音は力が足りない?サンスイ、パイオニア等のプリメインアンプでDS77クラスのスピーカーがキリキリ鳴っている。まあ、うちのプリメインBTLでようやっとそこに近いという感じはするが、これは和室で低音が床下に逃げていく、と考える。というか言い訳だな。

というわけでアンプを代えてみる。ステレオ仕様のプッシュプルだ。確かこれはウルトラリニアにしたはずだが、ひっくり返してみたら普通のPPだった。うーんサブウーファーにつないだ時戻したか。

引っ越した時、真空管を抜いてしまったのでペアを探さないと・・・。

まず、左ch。下の方、真空管のガラスの部分にRussiaのRの下の辺、「8」が見える。

よく見ると「0803」とあり、2008年3月製だ。これは簡単に見つかったが、右chがいかん。数字が見えない。

よくよく観察すると、ゲッターの内側にリングが有る。これの大きさが他の二つと違うのが有る。これだ。

これでペアが揃った。

繋いで音出し。ドキドキ。このアンプは以前爆音を出して焦ったことが有った。すべてが真空管の所為。左chの一本が灯かない。ヒーター切れだ。もう一本は構造が違うが仕方ない。挿して電源オン。おお、ついた。音も出た。

しかしなんだな。中音が曇る。これは10年ほど前はメインで聴いてたモデルだが、今となっては古い音。でも上下のバランスは良い。低音が厚い。トランジスタのBTLよりいい感じだ。

こうなるMONOの600:20kの入力トランスのアンプはどうなんだろう。なんか、あの中音の為に音量・力感を犠牲にしてるのか、はたまたただの調整不足か?

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ハードオフ富山豊田店

2016-12-16 07:34:29 | その他

職長の講習の帰り、ハードオフ富山豊田店に寄ってきた。買ってきたものはLP2枚だが、そのうちの一枚、オーマンディのビートホベン第5。この人、大好きな指揮者だが、時々とんでもない変な演奏をする。今回も不安だったが、まともな振り方で安心。もう少し溜めを作ってほしい曲だが、楽譜がそうなのであろう、みな溜めが少ない。まあ、でも聞いてるときは良いが、今思うと深みの無い演奏かも知れない。しかし若いな~この画像。’60頃?

機器はLo-DのHS400が有った。これはフェイスブックでべた褒めしてる人がいるので興味が有るが、ちと高い。もうスピーカーはこれ以上は・・・

DS-V5000の値段が付いた。買えないが、思ったより高くない。

長岡教のスーパースワン。これもちと高いがユニットが良いのでそれを考えると良いかも。ラックスのLX38か?繋いであったので鳴らしてみたが、やはりスワンの音。以前の記憶よりも音が大きい:能率が高い気がした。塗装が変だが、まあ、白で塗りつぶしてしまおう。

PROJECTのアクリルタンテが有った。姉が次と云ったらこれだろうな。でも売れてしまいそう。買っとくか?

NS-890もある。ウーファーのエッジが無いが、これは治せるだろう。しかしミッドローのセンターコーンが少し潰れてる。惜しい。外観も汚い。

M97HEが有った。私のスタイラスの値段より安価い。ちと悔しい。

A10Ⅱも有ったが、ちと高価い。これは秋葉のハイハイ堂で聴いたとき、思ったり駆動力が無いと感じたので興味が無くなってしまった。

それにしてもプロジェクトのタンテ以外、欲しいと思ったのは微妙に高価い。

スペンド-ル、JBL、コ-ラル、この店は興味のある「スピーカー」が多い。

そいや、パイオニヤのヴァーチカルツインは無かった。

雪国は、冬は家でクラシック、何だろうか。

 

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真空管のシステムにした。

2016-12-15 22:35:45 | システム

カートリッジがTYPEⅤMR。

アームが3012R

タンテがTD521

そして、

フォノイコがハットのHEQ-LCR。負荷はMCで良かった600ΩがMMでも良さそう。

プリがTAC-1イミテーション。これはNFB抵抗を1Mから2Mにし、NFB量を減らしたつもりである。

パワーが入力トランス付6CA7PPmono

そしてダイヤトーンDS3000・・・・

音は、やはりこちらがしっくりくる。一番は音色。真空管は、木管の質感がそれらしく出る。その代りか、金管の鮮やかさは少し後退する。弦楽器も木質の胴を鳴らしてる感じが良い。

トランジスタは、前も書いたと思うが、セルロイドの絵を見てるような、みんなつるつるでパリッというか、乾いた感じだ。金管は良いが、他の声、弦、木管も乾いた感じになってしまい、これがどうしても許せない。

プリのNFBを変えた件だが、今までは抑え付けられた感じだったように聴こえる。今は若干、ほんの少しだが、のびのびしてる。それでもわくわく感までは到底行かないが。前よりは良い。ただ、以前やったが、NFBの抵抗を取っ払うことまではしない。その時はなんか歪みっぽい、じゃりじゃりした感じに聴こえたから。

低音が寂しいが、これは後で考えよう。今はトーンコントロールも有りか、とも思ってる。






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真空管プリ ちょっと改造

2016-12-14 22:26:41 | CfD‐2 (TAC-1イミテーション)

真空管プリをちょっと改造した。NFBの抵抗を1Mから2Mにあげ、NFB量を減らし、出力アップを狙う。抵抗はDALEの酸金。ちょうど手持ちが有った。

 とりあえず今日はここまで。

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