analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

LCRフォノイコ不調3

2015-05-31 15:23:30 | PhfD‐3.1(製作編)

うーんこのフォノイコは不安定だ。前回音出ししたが、なんか歪っぽい。思い切って気になってたヒーターの整流を改造。

整流器D6SBN20と言うのを使っている。これが熱くなる。ショットキーバリアの整流器で店に聞いたら半分くらいの仕様ならそんなに熱くならない、という事だった。放射温度計で計って確か70℃前後だった。仕様は200V、6Aで100℃だったと思う。真空管のヒーターはE80Fが800、12AU7とECC99が300mVなので方ch1.4A、左右計でも2.8Aなので半分以下ではある。

安定化回路のLM338Tも熱くなる。これも同じような仕様で熱くなる。

画像は0.3Ωの抵抗の外装が剥げている。なんかの拍子に外装が剥がれた。結構やられている。そしてリードが焦げてる?基盤も怪しい。時々変な焦げ臭い時が有ったし。

ばらす前に電流値を測っておけば良かった。

という訳でもう一組部品を買ってきて左右を分けた。

組みあがったが、電圧が出ない・・・あ、整流器の+側を繋いでなかった。やり直しして再測定。・・・?またでない。おっと、スライダックの電流値が6A?やばいやばい。電流流れ過ぎ。ってことは+と-間違えた。整流器の+をアースに落としてた。

そんでまた測定。おお、今度は出た。6.3V、と。うまく行った・・・・あ、いや、電源部を本体に繋いでなかった。本体に繋いで再測定。おお、また6.3V出てんじゃん。安定化電源て、負荷が繋がってなくても繋がってても電圧一定なのね。こりゃ便利。

実は今回整流器後に0.3Ωを繋ぐはずが買ってくるのを忘れた。無しでも調整範囲に入ったみたいなのでこれで行く。

音出しは次回。まあ、ヒーターで音が変わる経験はしてないので、安心感のみか?電源の温度はどのくらいになるかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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現在の布陣2

2015-05-30 22:33:50 | システム

なんか音がイマイチ。ちぐはぐ。うーん。一度最も安定してるフォノイコTAE-4typeを繋いでみよう。CR型なのでNFが掛ってなく音の判断ができる。

音出し。うん真面だ。そうなるとプリまたはパワーとLCRフォノイコとの相性か、LCRの不安定さか。まあ、どっちにしてもヒーター整流回路に無理が掛ってるみたいなのでそこを見直そう。

このCRtype、ゲインが小さい。LCRを聴いたらのっぺら平面的に聴こえるが安心感が有る。少し経つと立体感が少し出てきた。これはパワーの入力トランスの使い方だろう、LCRの時も同じ感じだ。抜けが悪いし何か音色が乗ってる感じだが、312で鳴らすエミネントは相性がいい。低音も良く出てる。中音に少しかぶってるが問題無い。

作りなんて今見るとなんだこりゃ?だ。マツキンタイプのNFフォノイコの次に作った二作目のフォノイコだが、電解コンデンサなんて安物?配線材は良かれと思ってOFC単線、しかも継ぎ足し。それでもレイアウトを優先して丁寧にワイヤリング。この辺の特徴が出てると思う。

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部屋のレイアウト変更その6

2015-05-29 22:52:35 | セッティング

今日何か位相ずれっぽい。DP7300のシェルリードを戻してみた。良い訳ないのだが一応試しに。でもこないだまでのモノラルっぽさは出なかった。もっとほんとは調子いい時に出張ってもらう予定だったTD521+312+EMINENTに登場して貰った。

位相ずれっぽいのはほんの少し後退したが、まだ音が薄い。低音は輪郭がはっきりしてきた。それよりなにより一音一音がはっきりしている。音が薄い問題どこじゃなくなった。AS309Sの時はDP7300と個性を競っていたが、今回は格が違う。

CDでは位相ずれっぽいのが無いので後でフォノイコを交換してみるか。大体CDよりLCRフォノが劣ったことは今まで無い。

今思ったのだが、LCRフォノイコを作る際、アキバの店主は一個4ケタもする抵抗を勧めてきた。もしかして微妙な抵抗値の左右のずれがこの位相ずれを起こしているのか?

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部屋のレイアウト変更その5

2015-05-28 22:12:50 | セッティング

夕べは雨の中、大音量で聴いた。最中は満足感ありありだったが、後味が悪かった。

終わった後の記憶では、なんか歪っぽくCD程力も無かった。私はこの記憶の音を重視する。なんかまずい。

先程また鳴らし始めた。すぐ良くなったが電源投入開始後は位相ずれ?と思われる音だった。さっき思った。音圧が有って低音が伸びて無くてもいいなら2S305で良いじゃないか?・・・いかんいかん。調整をしていこう。

セッティングが変わって馴染むのにもう少しかかるのかもしれない。

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部屋のレイアウト変更その4

2015-05-27 22:12:14 | セッティング

いま、雨が降っている。こんな日は・・・・

大音量=だ・い・お・ん・り・ょ・う

低音がもう少しってとこまで出てきた。これは高音が少しきつく聴こえるからかもしれない。と書くと酷い音に思われるかもしれないが、ごくまともだと思う。高音の繊細さは過去にもっと出てたことが有る。低音の下への伸びも以前のが有った。腫物を触るような質感、此れも過去に経験した。しかしこの質感、以前はのっぺらぼうだったが今は若干立体的であり何と言うか、この肉感、普通にやってたら出ないだろう。スピーカーもそれに反応する。スピーカーのためにもっと大きな台を作ってやるか。今は4段で7cm位か。これを15段位にしてやりたい。今までの経験でスピーカーの下に空間を開けると高域が繊細になる。なんとなく低音がかぶってる気がする。でもこの安定感は捨てがたい。もう少し悩もう。

SME model 312の登場はもう少し後か。

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部屋のレイアウト変更その3

2015-05-26 22:38:58 | セッティング

レイアウト変更後、アナログを鳴らしてみた。そのためにはリスニングポイントとスピーカーとの間にアンプを下ろし、SWの上にはタンテと昇圧トランス、フォノを置いた。

最初は真正面から音が聴こえてきて、しまった、と思った。少しして像が上へ上がった。ホッとした。アンプの下が弱い=畳の上に毛足の長いラグマットを敷きその上にパイン集成材板2枚重ね、これが台となる。やはりカーペットの類は良くないと思いながらも若干低域の歯切れが良く鳴った。

昨日のエネルギー感はは少し後退気味だが、電源が汚れているのか、時間が良くないかもしれない。馴染むのも合わせてもう少し聴く。

しかしこのリスニングポイント、足の踏み場がない。

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部屋のレイアウト変更その2

2015-05-25 22:33:15 | セッティング

それではと、DS3000を鳴らしてみた。先日の事も有ってあまり期待していないが・・・。

驚いた。インシュレーターや角材を使わずただ置いただけなのだが、こちらもARと同じような傾向になった。高音のキレはイマイチだし、声と言うか全体にベールが掛ったようななり方。だが、だがしかーし、音場の広がりが出た。これは予想外。前後感は余り無いが一音一音が肉付きよく鳴る。なんか以前聴いた、懐かしい鳴り方。これはタオックのインシュレーターを使う前の音だ。だが当時はもっとあっさりした鳴り方だった。今回は音場に各音がひしめくというか、押し競饅頭のように埋まる。インシュを入れると音がシェイプされてしまう。それに疑問を持ちながらも悪い訳がないと、そのまま聴いてきた。今は音場が頭の上から降ってくる、これが好きな音だ。

今回の変更点。

1.部屋の短辺から長辺に移動:同時にリスニングポイントがスピーカーに近付いた。それらによって定在波の様子が変わってエネルギーが出る方向へ変化。短辺にしてた頃からスピーカーに近づくと音場がガラッと変わるところが有った。

2.スピーカーを思い切り内振りにした。もしかしてたまたまベストポジション?これは後で微調整する。

3.スピーカーの後ろのふすま取外し。これが一番大きな効果な様な気がする。後ろの反射が無くなり変な影響が無くなった。

4.アンプのセッティング:SWの上にのせる。もしかして一番安定なラック?

5.スピーカーケーブルをアンプに直結。まあ、あまり上質でないケーブルだが、接点の影響はかなり減ってるはず。

6.スピーカー台はパイン集成材とブチルの積層の台。以前はこれに桜?集成材ブロックを乗せ、タオックのTITE-35Sを乗せてスピーカーをセッティングしてた。もしかして何も無い方が良いかもしれない。以前から思ってたのだが、インシュレーターは必要悪ではないか?音が良く成るのであればインシュ10段重ね最高!だろう。もっともそんなことをやる奴はいない。どこぞのP-Propなるものが有るが、ガタが増えるだけと思う。

7.アンプの電源ケーブルなんて左右違ったり、付属品だったり。RCAケーブルも付属品だったり。

まあ、とにかくこれで詰めていく。もっと高音切れてほしいとか、低音の歯切れを良くしたいとかあるが、それは音を変質させてるのではないか?と今は思う。スピーカーの置台をもっとなんとかする(高くする)とか、アナログのセッティングをするとかやることはいくらでもある。

実は短辺セッティングの時はお先真っ暗だった。折角組み直したアンプがあの音だったとは・・・今思うと定在波とアンプの相乗逆効果だったのだろう、今はこんなにも良く鳴っている。まあ、インシュ無しに戻っただけだと思ったがこれからまた積み上げて行こう。

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AR-4Xその2

2015-05-24 19:39:11 | AR‐4X

部屋のレイアウトを変えて、いま、AR-4Xが凄く良く鳴っている。位置を縦から横に代えただけでこうも違うか?と言う感じ。

ふわっとした音色の心地良さは以前の方が有ったが、今は痛快に鳴る。実力を出した、と言う感じ。まあ、気になるところは下の台になるスピーカーだが、角材とタオックのインシュレーターを取っ払った。その台の影響か、それだけじゃないだろう、なんか聴いたことも無い音も出てくる。DS3000を聴く気にならない。もう少しこのままでいこう。

このスピーカー、ちょっと過去の情報をネットで調べたら、あまり評価はよくない。いま、この音が当時出てたら評価も変わるんじゃないかな?と思う。すっごい広いホールで一人で鑑賞してるような鳴り方だ。

仕様はアコースティックサスペンション方式。1967年発売。ウーファーユニットは20cm紙コーンの様だが強度は余り無く、押すと撓む。ダンパー、エッジは柔らかそうだがアコサスの所為で制動が効いてる。センターキャップは網で空気抜きになってるのでは?まあ、一般的にはここで高音を稼ぐのだろうがそれを捨ててる(予想)。ツイーターは6cmの紙コーンの様だ。ツイーターにしては口径が大きいようだが高域の伸びも充分である。ユニットに耳を近付けて音を聴くとフルレンジ+スーパーツイーターの様な鳴り方だ。各ユニットを軽量化して能率を稼ぐが広帯域化は無理と言う数世代前の設計と思われる。

現在の6CA7PPmonoとの相性は抜群だ。低音の下が無いのも幸いしている。まあ、鳴りっぷりが良い。スピーカー個々の音色の好みよりも、慣らし切った満足感が有る。

もしかしたらこのなりっぷりは今までとは逆の増幅の方で定在波の影響で本来の力ではないかも?とも思ったりするが、今は心地良いので良しとしよう。

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部屋のレイアウト変更

2015-05-23 15:38:52 | その他

或るブログを読んだ。「部屋を出ると低音が鳴っている。定在波の所為だ」なにー?そうなのけ?定在波とは対向する反射面で音が行ったり来たりするもので有る周波数が増幅されるものだと思ってた。まあ、振動数の進み具合により増幅も有るかもしれないが、逆に打ち消しも有るのではないか?そうか、そういう事か。トイレに入っていて「この低域が部屋内でも出ればなー」と思っていた。

このレイアウトにしたのは特に理由も無かった。試聴位置後方の空間を取りたかったのとスピーカーと試聴位置の間に機器を置きたかったこと。それでも何故か最初は不満なく聴けていた。

それがどうだ、長手方向にスピーカーを置いたら音が増えた。前はなんか音が吸収されてしまって息苦しい感じだったのが解放された。DS3000にはこのアンプは荷が重い、と思ってたが、AR4Xの場合だが元気に鳴りだした。とんだ間違いだった。この小さいスピーカーから部屋中鳴り響くような音が出た。ほんと、定在波だったのか?思うほどである。今は壁がスピーカー脇より離れてるが、近いのが問題だった気がする。近いと「ミラー効果で音像がもう一つ出来、像がそちらへ寄る」などと説明の有った雑誌も有るが、うちの場合反射によって音が打ち消される距離だったのではないか。雑誌のうそつき、などと今は言わない。問題解決のヒントをもらったと思う。雑誌が無かったら全く解からなかったはずで、今頃アンプをせっせと弄って、?やっぱ駄目か、と途方に暮れてたと思う。

今では台にしているDS3000が鳴ってるのか?と錯覚するほどARが鳴っている。

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ハム1 シャシーアース

2015-05-22 23:30:28 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

6CA7PPmonoを組み直してからハムノイズが出る。そいやシャシーアースを取っていなかった。

追加後、やっぱりハムは出る。

しかしこのシャシーアースの考えが解からない。シャシーを大地アースにでも落として電位を下げるならともかく、宙に浮いている。それでどうやって電位を保てと?

もう一個、ハムの原因で気になるのは電源のコンデンサ。これは半田付けをすると「じわっ」と液が端子の周りに出る。某ショップの特注品で結構高価かったがだめかも。あとで他のものと交換でもしてみよう。

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手持ちのシェル

2015-05-21 23:14:05 | アナログ

EMINENTを312に付けてしまったのでシェルが余った。組み直しを図ろうとしてたらばらばらになったので、重量を測って見た。

まずはPCL5。これはDA307標準シェルとの事。DA307は以前使ってたことが有る。

これは今DA303に使っている。本当はこのアームには専用シェルが有るはず。しかし302ならともかく、303(しかもぼろ)にはもったいないかと思った。まあ仮にも純正だし使ってみたらいい感じだ。本来軽量システムは薄いちゃらちゃらした音になると思うが、このシステムは違う。もっと重量を、と思ってセイシンのシェルを使ったことが有ったが、レコードのそりに付いていかなかった。アームにも使いこなし(向き不向き)が有るものだと思った。多分これが最軽量のシェルだろう。似たものにPCL7というのが有る。こちらは重量が若干重い。

次にS2R。これはPCL5より若干重い。まあ、アルミだから仕方ないか。

これは使い道がない。シュアのローマスハイコンプライアンスで聴くのはたまにはいいが、シュアはやっぱり重量級のシェルで聴きたい。3012Rも重量を掛けて使いたい。3009辺りなら良いかもしれないが、生憎ショートアームはメインでは使う気にならない。

これはAS-2P。良いシェルだが、此れも使い道がない。デンオンには良かったが、でもデンオンにはPCL5が有る。

価格の割に良いというだけで、これでなくては、が無い。

AS-5。312が来るまでメインのシェルだった。

響きが大層綺麗でこれ以上は無いと思ってた。他にジェルコの木製シェル、オルトホンの亜鉛合金のシェルとか気になるものが有ったが、シェル道楽はもう終わりにしようとおもう。これはタイプ5xMRでも付けようかと考えている。

そして最後はセイシン CS1750。いざと言う時にはこれ。安いプレーヤーに付けたらグレードが上がった。

これはM97にでも使おうか。

他にもIKEDA、木製とかあるが、カートリッジより種類が有る。この辺だったらまあ、買ってみて試す事が出来たので気になるのはほとんど買った。時代はユニバーサルではなく固定式なのである。まあ、コネクタ部分のガタが音質劣化の原因になるのは明白なので仕方なし。

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DP7300その4

2015-05-20 20:11:52 | アナログ

なんかDP7300がモノラルっぽい。CDと切り替えるとよく解かる。SME312で聴いたときは「位相ずれ?」って思うほど広がった。まあ、ダメもとでチェック。出力のRCA端子とアームのシェルコネクタ―の部分の導通をチェック。・・・-側が逆だ。なんてこった。今までずっと逆で聴いてきたのだ。

シェルのリードワイヤを入れ替えたついでにリードワイヤも入れ替えた。オーディオテクニカのPCOCCからマイソニックの物へ。

普通に広がった。今まで国産だから広がりは無いもの、としてこんなもんだ!と聴いてきた。いったい何を聴いてきたというのだ。

デンオンらしいかっちり感で聴かす。前は若干乾いた感じだったようで、今はちょっと輝きが出てきた。なめらかさ、柔らかさは余り無い。まあ、これがデンオンの音であろう。若干響きを押さえた感じが有るのはいつも通り。前後感は無いが音が制限なく出てくる心地よさが有る。これは此れで良いではないか。

 

 

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312その6

2015-05-19 19:57:31 | トーンアーム

ではそろそろ本格的に組み込むこととする。

アームベースだが、今までは仮に3012R用を使っていた。取付穴位置が共通なため。そうすると3012Rが余ってしまうので、AS309Sに使っていたものを流用することにした。まずはけがく。

元々ついてたベースはしっとり感のある塗装で、後で買ったものはごつごつ感のある塗装だ。どちらが音に良いかはわからない。穴開けはちょっといびつだが、まあ隠れるとこなので良しとする。もっと時間を掛ければうまく行ったかもしれないが、この辺はせっかちな性格が出てしまう。

そしてスライドベースを取付け。

アームを取付け、タンテキャビに組み込む。

カートリッジの水平は良いようだ。

完成。音出しはデンオンDP7300をちょっと調整してからとする。

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312その5

2015-05-18 19:33:38 | トーンアーム

まずはシェル。マグネシウム製で軽い。ちょっと鳴きが有るようにも感じるが専用なのでどうしようもない。アームパイプを巻き込んで挟むという方法でセットする。ガタは無い。このシェル、高価いのでそうそう買い足し出来ないのでパイプ一体型にしてもらいたかった。

次にカウンターウェイト。大きさの割にずっしりと重い。確か以前この材質はタングステンだとか聞いたことが有る。あまり大きくしないようにして慣性モーメントを大きくしないようにするとか。言われてみれは幅広の形だ。しかし、このナナメのデザイン、素晴らしい。

ベース部分はかなりがっちりしてきた。3012Rではこの部分を変えると音が変わる。それを知ってか、かなり肉厚にしてきた。いい。半割のパーツで支柱を押さえ、その両サイドにスライド調節部が支柱押さえとも挟み込む。中にばねの押さえが効く黒いパーツが仕込んであり、仮止めが容易にできるようになっている。

アームエレベーションはアームパイプが乗るゴム部に穴が開いていて、そこに六角レンチ(サイズはインチ)を差し込み回すと持ち上げる部分の上下の調節が出来るようになっている。

アームパイプはマグネシウム製。加工が大変らしい。よく見ると板を曲げて作ったようで頂部に塑性変形の様な歪が見られる。塗装も鳴きに影響あると思われる。

ベアリング部はいじっているがガタは無いようだ。精密機械と言うよりかっちり感が有る。この辺はばらすのはまだやめておこう。今の所手放す事は毛頭ないが、もしか、という事が有る。

ずいぶん高価いな、と思ってたがそれなりの事は有ることが分かった。日本ではちょっと考えられないまとめ方ではないかと思う。

 

 

 

 

 

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入力トランスチューニングその3

2015-05-17 17:40:22 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

最高の音、と昨日まで思って聴いてたが、なんかこじんまり、力の無い音に聴こえてきた。なんかおかしい。

うーん周波数特性測って変だったラジ技誌通りの抵抗値でやってみるか、と思い直す。トランス二次側両端に付けてた82kΩを20kにする。

音出し。ナンダまともじゃないか。力の無いのは少し向上した。やっぱ声とか各楽器が生きてくるというか、浮き上がる。空気感の様な物は無くなったのでTF-3に戻そうか?と頭によぎるが、この音の浮き上がりは無くなる。のっぺらな音になってしまう。これでもう少し見よう。

 

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