analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦25 K389の測定

2020-10-01 00:01:00 | TA‐F555ESXⅡ

製作した治具で、付いていた2SK389と、先日購入した2SK170を測定してみた。

治具に100Vを掛けると電源電圧が16V程になってしまう。アダプターが大きすぎなのか?

よってスライダックでで80V程に下げて使った。電流値は1.9mAに少し下がったが、これでやってみる。

結果、バイアス電圧は

K389は Lch 0.548・0.545、   Rch 0.474・0.483

K170は 高いのは0.34が一本、

0.2前後は3本、

それより低いものが6本。

うお~ペアが取れ無さそう。

あと20本くらい取らないとダメかな?

ただ、これを見るとK389はまだ使えそうなんだ。

折角作ったのだが、K389の状態が分かったので良しとしたい。

左右を戻してオフセット電圧を測定しÞが、変わらなかったのでK389は問題無さそう。

 

 

 

実はA‐Class段のみだが、今回路図を起こしている。

それでオフセットが高く出てしまう原因に2SA995に注目してみる。

オフセット調整半固定抵抗は固定抵抗を介してデュアルトランジスタA995の両方に入っている。

この抵抗の良否と、A995の電圧を測ってみよう。

Rchと比べて少し高め。それでふらふら動く。

ならば両端のエミッタにつながる抵抗を外して測定。

片方は220Ω、もう片方は50Ωの半固定抵抗がつながるので少し小さく180Ω。

実測してもそんなに違わない。

 

 

この修理、なんか私には無理に思えてきた。

 

20200930

コメント