プリのOPT二次側に抵抗をパラって、パワーのIPTにHL‐20k‐6を使い二次側抵抗を100kとした。
これでプリとパワーを繋いでF特を測ったがあまり良くなかった。
なんでだろう。
F特は低域が無く高域が伸びてる。
これってトランスを高インピーダンスで使った時ではないか?
パワーのIPTは一次側が多分3k、二次側が100k+100k。
これが高めだからか?と目星をつける。
これを下げるために、プリのOPT二次側に付けた低奥を外し、代わりにパワーのIPT二次側にいくつか調整しながら最終的に18kのターミネート抵抗とした。
これでプリの出力管の負荷は6.4k程になりプリの出力管の内部インピーダンスの2倍程になった。
F特を測ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/a3/44b2f62e2185a0762136b9576e9351f2.jpg)
上図の赤線。全くダメだ。
この状態ではパワーのIPTは500Ω:18kくらいかな。
試しにパワーのIPTのターミネート抵抗を18kから47kとしてみた。
これは低域端しか見てないかさらに悪くなった。
以上から推測すると、
プリのOPTは高負荷で低域を伸ばしてもパワーのIPTで足を引っ張ってる?
パワーのIPTの二次側で負荷の四倍が良い、とラジ技誌で言ってたのはここで「ロー出しハイ受け」をしてるのではないか?~伝送ラインはマッチングがロスが少ないのでそれを目指す。
ターミネート抵抗で定格インピーダンスに近付けたとしても、負荷として繋いだ100k+100k:低負荷の性質が残っているのではないか?
以上よりこの100kを少し下げてみる・・・元に戻る のか?
プリの二次側に繋いだ抵抗て対応する場合、LL1689を使った方が低域が伸びる。
・・・この辺がルンダールが評価される理由か?
定格インピーダンスの範囲が国産より広い?
後はこの辺を試してみる、か?
20230820