analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

再度挑戦

2023-08-30 00:08:26 | トランス

UA-3Sの発信機が調子悪い、と思う。

終端抵抗を付けてF特が良くなかったのはこれが原因かもしれないので、もう一度終端抵抗でやってみる。

プリのOPT二次側に600Ω、パワーのIPT二次側は82.5k+82.5k。

(※真ん中辺の青塗りの数字2.42mAacは測ってません(ミス)。よってその下の412Ωも正確ではありません)

 

これでプリの出力管負荷が6.3kΩ程になった。

 

さて、いよいよF特を測っってみた。

上グラフ赤線。

・・・

なんだー、やっぱだめか??

 

20230828

コメント

発信器がだめかも

2023-08-29 00:02:07 | 測定関係

終端抵抗が上手く行かなかったので、元に戻してみる。

パワーアンプのグリッド抵抗Rgは10kでプリの出力段は7k程の負荷になる。

これでF特を測ったらオカシイ。

下グラフの赤線。

なんだこれ。

 

 

上グラフの緑線はアンプを変更しないで発信器をUA‐3SからWAVE GENEにしてみた。

そういえばUA-3Sは時々おかしいときが有ったんだった。

忘れてた。

なんてこった。

 

 

今だったら終端抵抗で上手く行くような気がする。

 

20230827

コメント

気になってた事を確認する

2023-08-28 00:03:18 | アンプ

終端抵抗は一旦離れてみようと思う。

抵抗を外す前にやっておくことが有る。

分圧がどうのっていうやつ。

 

 

 

 

分圧っていうと下図のイメージ。

二つの600Ω抵抗が有って、パワーに行く電流ってどんな感じ?イメージわかない。

これを少し詰めていく。

 

 

まず、電流を測ってみる。

出力トランスの二次側出力の手前に終端抵抗680Ωを付け、その両端に電流計、負荷として600Ω抵抗を出力に繋ぐ。この抵抗の両端の電圧を1Vとしこれを基準電圧とする。

これで電流を読んだものが下図。

終端抵抗の入口電流は1.32mA,出口が1。42mAとなった。

出力電流は出力電圧1Vを負荷抵抗600Ωで割った値の1.67mA

入口がなんで低い電流なのか?出力に電流を持ってかれたので下がったのか?っと思ったが、DMMを入替えたら電流値も入れ替わった。

抵抗入口のDMMは通常の物、出口はRMSの物。

実効値なら平方根掛けてやれば良いのか?

1.32V×1.41=1.8・・・

これは違うな。DMMの誤差かな。

 

 

次に終端抵抗を外して見た。

出力電圧が1.5倍になった。

入力電圧は変えてないので終端抵抗に流れてた分の電流が出力に行ったのか?

1.5V÷600Ωで2.5mA。

終端抵抗が有った時の値は、終端抵抗の電流1.42mA、出力の電流は1.67mA。足して3.09mA。2.5mAになるのかと思ったがちと違うな。

 

この終端抵抗と負荷抵抗の電流によって発生した電圧が分圧、になるのかな。

でも終端抵抗も負荷抵抗も同じ1Vなんだよな。

分流なんじゃないのか?

 

電力で考えてみると終端抵抗有りの時は、終端抵抗の電力は1.47mW

負荷抵抗は1.67mW、足して3.14mW。

 

終端抵抗無しの時は3.75mW。3.14mWと同じとなると思うのだが・・・。

分圧とは終端抵抗と負荷抵抗で分けたモノ、としておくか。

(確信は無いです)

 

20230826

コメント (2)

私には、なんか無理っぽい

2023-08-27 00:03:24 | トランス

終端抵抗を付けると(私のアンプの場合)低域特性が悪くなる。

なんでだろう。

いま、プリのOPT二次側に680Ω、パワーのIPT二次側(初段12AX7のRg)は100k+100k。

プリの負荷が軽い(=低域特性が悪い)のか?と考え、パワーのRgに100kをパラって50kとしてみた。これでF特を測ってもあまり変わらなかった。

 

 

パワーのRgを100k、75k、50kとしたがF特があまり変わらない・・・

これってプリの出力管ECC88の負荷(周波数特性にかなり影響する)はプリの終端抵抗680Ωによってパワーのインピーダンスが変わっても影響を受けない・・・

ってことか?

680Ωにするとプリの出力管の負荷が7~8kほどになるようだ。

これを下げてやればもしや、っと思ったが、パワーのIPTの終端抵抗を15k程にしてプリの出力管の負荷が6kとなるようにもやっていた。この時も低域は良くなかった。

 

終端抵抗を付けるとF特が悪くなる?

もう一個試してないことが有った。

プリの終端抵抗をもっと下げてプリの出力管の負荷が7~8kから6kになるようにする?

 

 

終端抵抗680Ωに2kをパラって500Ω程に下げてみた。

結果のF特は下グラフの赤線。

測っては無いが多分プリの出力管の負荷は7kよりは下がってると思う。6k?。

中々しぶといな。

 

終端抵抗、外部(パワーアンプなどの負荷)の高い低いの影響は受けないようだがこの辺、なんとか出来るかな?

終端抵抗でパワーのIPTを高インピーダンスで使うのは音が良いが低域が・・・

 

20230826

コメント

なんかおかしい。

2023-08-26 08:41:38 | トランス

プリかパワーのトランスに終端抵抗を使うと低域特性が悪くなる。

なんでだ?

終端抵抗を外して似たようなインピーダンスになるようにしたが、F特がやっぱりよくない。

上図は前回の物だが、この定数は今まで何回もやってきたものに近い。

っとすると他の不具合か?

パワーの初段12AX7の、邪魔なプレート抵抗を外してグリッド抵抗を付け直した。

終端抵抗を外すために100kにしたものを7.5kへ。

 

 

これで再度F特を測定したらなんと下が伸びた。

下グラフ赤線。

低域の悪い緑線は同じ定数で前回測ったもの。

低域の良い青線はずっと前に測ったRgが3k、終端抵抗無し、の時の物。

多分今回の赤線が正しいと思う。緑線は何か不具合が有った?

 

これで更にプリのOPTに680Ωの終端抵抗を付け、パワーのRgを100kに戻してF特を測定してみたが、上グラフの緑線のように低域が戻ってしまった。

試しにRgを100kから75kに下げてみたがほとんど変わらなかった。

(インピーダンスを揃えるために終端抵抗は少し上げている)

続く

 

20230824

コメント

元に戻す・・・

2023-08-25 00:02:37 | トランス

終端抵抗を使ってみたが、低音が無い。

っというかF特の低域が悪い。

終端抵抗の位置が悪いのか?

パワーの二次側(グリッド抵抗)100kを7.5kとし、ターミネート抵抗を外してみた。

これで低域が良くなると思う。

プリの出力管の負荷を測った。

結果は6.3k程になった。良い感じ。

これでF特を測定した。

上グラフ赤線、前の二次側100kとターミネート抵抗アリとほぼ重なった。

なんで?

・・・そりゃそうか。

インピーダンスは似たようなもの。よってトランスの動作も変わってないんだ。

当たり前か。

 

っというと、低域の悪いのは何か他の問題か?

配線間違いとか。

 

20230821

コメント

ちょいと変更

2023-08-24 00:05:23 | トランス

プリのOPT二次側に抵抗をパラって、パワーのIPTにHL‐20k‐6を使い二次側抵抗を100kとした。

これでプリとパワーを繋いでF特を測ったがあまり良くなかった。

なんでだろう。

F特は低域が無く高域が伸びてる。

これってトランスを高インピーダンスで使った時ではないか?

パワーのIPTは一次側が多分3k、二次側が100k+100k。

これが高めだからか?と目星をつける。

これを下げるために、プリのOPT二次側に付けた低奥を外し、代わりにパワーのIPT二次側にいくつか調整しながら最終的に18kのターミネート抵抗とした。

これでプリの出力管の負荷は6.4k程になりプリの出力管の内部インピーダンスの2倍程になった。

F特を測ってみた。

上図の赤線。全くダメだ。

この状態ではパワーのIPTは500Ω:18kくらいかな。

 

 

試しにパワーのIPTのターミネート抵抗を18kから47kとしてみた。

これは低域端しか見てないかさらに悪くなった。

 

 

 

以上から推測すると、

プリのOPTは高負荷で低域を伸ばしてもパワーのIPTで足を引っ張ってる?

パワーのIPTの二次側で負荷の四倍が良い、とラジ技誌で言ってたのはここで「ロー出しハイ受け」をしてるのではないか?~伝送ラインはマッチングがロスが少ないのでそれを目指す。

ターミネート抵抗で定格インピーダンスに近付けたとしても、負荷として繋いだ100k+100k:低負荷の性質が残っているのではないか?

 

以上よりこの100kを少し下げてみる・・・元に戻る のか?

プリの二次側に繋いだ抵抗て対応する場合、LL1689を使った方が低域が伸びる。

・・・この辺がルンダールが評価される理由か?

定格インピーダンスの範囲が国産より広い?

後はこの辺を試してみる、か?

 

20230820

コメント

もう少し測定してみる(HL‐20k‐6)

2023-08-23 00:09:36 | プリアンプ

まずはパワーを繋いでプリの出力でF特を測ってみた。

上グラフの赤線。

まあこの辺はプリの定数が変わってないからか、前と変わらない。

F特はプリの出力1Vで測定した。そしてこの時の歪率は1kHzで0.03%。

 

 

 

パワー単体で測定してみた。

低域はまあ他のと変わらないが、高域が伸びた。

あれ?

 

 

今までと違うのは、パワーのIPTを高インピーダンスで使ってること、か。

 

20230820

コメント

ショック(HL‐20k‐6)

2023-08-22 00:02:05 | トランス

パワーのIPTをタムラのA‐8713からハシモトのHL‐20k‐6とし、プリとパワーを繋いでパワーの出力でF特を測っってみた。

上グラフの赤線、なんと結果は今までで一番悪かった。

パワーの他の定数を変えず単にIPTを入替えただけなので、プリの出力管の負荷はあまり変わらないはずだが、念のため測定してみたら少し下がった5.9kΩ。

手持ちのトランスで低域が伸びてると思われる組み合わせだったが、予想の反対を行った。

 

 

 

今まではF特はトランスによるものかと思っていたが、何か足りないようだ。

今思い返せばプリOPT二次側に抵抗を付けた場合、音場が広がったが低域がいまいちだったような気がする。

でもEDさんちではちゃんと出てるんだし。

(パワーはちょっと違うんだけど)

プリのOPT二次側抵抗を付けてもパワーのIPTは二次側100k+100kなので、定格の4倍になるのか?

これがいけないのか?

もう少し考える。

 

20230819

コメント

最後の手段

2023-08-21 00:01:20 | トランス

タイトルが大げさか。

プリのOPTにNP‐126、パワーのIPTにA‐8713を使い、NP‐126の二次側に850Ωの抵抗をパラって使った。

通常の音量ではF特なりの帯域バランスだが、音量を上げるとドワッと広がる。

低域が伸びてるけどゲインが少ないからと思うのだが。

今はプリの出力管の負荷が7k程なのでこれで低域が伸びないと今の私にはどうしようもない。

 

そ こ で

フォノイコに使っているトランスを使ってみることにした。

ハシモトのHL‐20k‐6というやつで、これを使ったら低域のRIAAカーブが伸びたという代物。

NP‐126、A‐8713、TSMでだめだったものだ。

このトランスの低域は確かこれらの中で一番伸びてたはず。

反対に高域は減衰が早かった記憶が有る。

NP‐126との組み合わせでは最強の低域が出れば良いのだけれども。

 

20230818

コメント

早速入替え (終端抵抗)

2023-08-16 00:05:07 | トランス

プリのOPTにNP‐126、パワーのIPTにA‐8713にした。

NP‐126の終端抵抗は850Ω(前回は1kΩ)、パワーの初段12AX7のグリッド抵抗は100kΩとした。

これでパワーのIPT一次側(=伝送ライン)は7kΩ程、プリの出力管の負荷は7kΩ程になるハズ。

 

今回はこれで行けそうな気がしたのでそのまま音出しした。

一個一個の音が元気よく出てきた。音場も広い。

とりあえず安心。ロー出しハイ受けの特徴が出たと思う。

前回の実験は間違いじゃなかった。

もう少し細かく聴くと、抜けはいまいちだが一個一個の音が飛び出してくるのでまあいいか、って感じ。

ただ、低音、が問題。普通に出てるが地響きのようなものが無い。

試しにLS3/5aにしたらM.F.のA100に負けている。

 

あ~あ。

プリの出力管の負荷だけ見てみた。

8kΩ程になった。

あれ?少し高いな。

前回のが上図。

パワーのRgが82kΩと今回より少し低いがプリの終端抵抗が1kΩだったので今回の方(850Ω)が低くなるハズなんだが・・・。

 

なんかトランスって生き物?

なわけないか。

もう少し冷静にいこう。

 

20230815

コメント

トランスの組み合せ (終端抵抗)

2023-08-15 00:05:43 | トランス

プリのOPTにルンダールLL1689、パワーのIPTにタムラA‐8713を使って調整したものを鳴らしてみた。

マッチングはロー出しハイ受け。

F特をみて予想はしてたが、その通りの音だった。

まあフルレンジっぽい低音で、もっと低いレンジが空振る。

マッチングの時は中音がクリアだが広がりがいまいちだったが今回は充分な広がりが有る。

プリの真空管の負荷を重くして低音が出るハズなんだが、いまいちなんだ。

もうどうしようもないな、低音は。

 

 

 

思い出した。

この低音が無いのはプリのOPTに電流を流したものだ。

今まではパワーのIPTに使ってたから直流が流れない。

タムラのA‐8713は直流が流せない。

っとするとNP‐126は直流に強いんか。

ハシモトのHL‐20k‐6もそうか。

 

 

今回A‐8713をハイインピーダンスで使っても問題なさそうだったので、NP‐126はプリのOPT、

パワーのIPTにはA‐8713 かLL1689。

プリの真空管の負荷を小さくしたいので、パワーのIPTの昇圧比は大きいほうが良い。

ってことはA‐8713ということか。

 

この組み合わせ、どう決着付けるか全く予想できなかったが、こんな感じで行くことにする。

(大丈夫か?)

 

20230813

コメント

トランスの組み合わせ (終端抵抗)

2023-08-14 00:03:07 | トランス

F特を測ってみた。

プリ単体で測定。

下グラフの赤線。

プリとパワーで測ってみた。

下グラフ太い赤線。

プリ単体ではいいのだが・・・あ~あガックリ。

 

念のため各部の測定をしておいた。

これが想定したもの。

(実はパワーのIPT一次インピーダンスの桁が小さい)

 

 

実測は下図。

ターミネート抵抗はパワーのIPT一次側。

参考にターミネート抵抗をプリのOPT二次側にしてみた。

パワーのグリッド抵抗は100kΩと少し違う。

まあパワーは良いとして、プリの測定結果がおかしい。

OPTのインピーダンス比が違う。

 

 

 

測定方法は

プリのOPT一次巻線の電圧、電流。これにより真空管の負荷インピーダンスを出す。

プリの出力の電流と電圧を測定し、伝送ラインのインピーダンスとする。

たまにパワーのIPT二次側の電圧。

 

これによりトランスの巻線比を出すのだが、これがその都度違ってくる。

多分ピーダンスの違いにより電流の大小が出来、電流が大きい時には電圧が小さくなるのでその辺が問題なのかなぁ、っと思っている。

もう少し測定を続けていけば、もしや?

っとなればいいが。

 

20230813

コメント (2)

トランスの組合わせ (終端抵抗)

2023-08-11 07:17:44 | トランス

先日、プリのOPTにNP‐126 パワーのIPTにLL1689を使い、NP‐126の二次側に1kの抵抗を噛ませてLL1689を高インピーダンスで使った。

この音は今までより広がり、エネルギーも強いと感じた。

私はトランスを使うと低域を伸ばすと高域が落ち、その反対もあると感じてた。

この辺がトランスの限界かなと。

 

それが違ったようだ。

’07当時のラジ技誌記事にIPTについての内容があり 「IPTは二次側負荷を巻き線の4倍以上で使った方が音が良い」 とあった。

これは以前やったが音が曇っただけでメリットがなかった。

なにかアンプに問題が有ったのかと思う。

 

そこで今回プリ側につけた抵抗をパワー側に持っていってみようと思った。

ラジ技誌の設計に近いもの。

 

のはずが、何を思ったかプリのOPTにLL1689を持っていき、パワーのIPTをA‐8713に変更した。

これは先日もやったがいまいちな結果となっている。

今では何とかできないか?という予想もある。

 

それと漠然と思ってたが、LL1689をプリのOPTに使うと伝送インピーダンスを上げることができ、NP‐126を高域を伸ばした状態で使えるか?と思った。

途中で忘れたようだけど。

 

結局はパワーのIPTにNP‐126ではなくA‐8713とし、プリのOPTにはLL1689とした。

NP‐126では(同じでは)面白くない。A‐8713を使ってうまくできないか?

解体途中で気が変わってしまった。

プリのOPT一次側を6.8kほど(真空管のrpの二倍ほど)にする。

そうすると伝送ラインは621Ωとなった。あれ?

もっと高くなると思ったのに。

F特は後日。

 

20230810

コメント

M.F. A100 今度はアナログを 2/2

2023-08-09 16:02:21 | MF A100

姉にスピーカーも持ってきてもらった。

これでオールイングランドとなった

 

ロジャースLS3/5a

M.F. A100

M.F. CDT

この音はほっこり。

中音が肥大した感じ。

国産のナローレンジとは違う、なにか交換できる音、色気?がある。

昇圧トランスを使わなくてもパリパリにならない。

これがヨーロピアンサウンド?

っというかMFサウンドだと思うのだが。

なんか納得した。

 

20230805

コメント