analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦29 また元に戻ってしまった。

2020-10-05 00:04:11 | TA‐F555ESXⅡ

音は出るのだが、Rchに比べるとLchオフセットが安定しない。Rchはビシッとしてる。

まだどこか問題が有るのかと思う。

部品が到着したので交換してみる。

A‐Class段基板の液が漏れだすマイカコンデンサーだ。

7pF4個・22pF2個はマイカコンデンサー、

180pFは銅箔フィルムコンデンサー・0.068μFは普通のフィルムコンデンサーに交換した。

赤い矢印は電解(今回未交換)の裏にある0.068μFだ。容量を確認しといた。

これで直ったろ、と期待したがダメだった。

しかもオフセットが35Vより下がらなくなった。

ショック・・・。

 

 

 

 

またA‐Class段基板を外した。怪しいハンダを盛り直した。トランジスタは外してパターンを拭いて綺麗にした。

100μF・47μFの電解コンデンサーも換えてしまった。

 

100V1μFと100V22μFは手持ちがなくそのままだ。

Lchのアースは、A‐Class段基板とB‐Class段基板で測ると数ミリボルト出る。

メインボリュームの基板からA‐Class段基板の入力までの導通も確認した。

小さいコイルの容量も測ってみた。

随分小さいモノだ。

 

抵抗の値も確認し、パターンの導通も確認した。

ハンダ付けの配線コネクタの、基板へ配線を差す部分は前回なかなか通らなく苦労したので、穴を少し広げた。

今日はこれまで。

基板の取付は後日としよう。

 

20201004

コメント