ちょっと空いてしまった。音は良いのだが、何か聴く気にならなかった。音色とかは良いのだが、広がりが無い。包み込まれるような空間感が無い。音量を上げれば広がりは出るが、小音量ではツマラナくなってしまう。そこでDS-3000の純正スタンドDK-5を使うこととする。
やっぱりこの音だ。前は中央集中型であったが、今は空間に漂う感じが出た。低音はやっぱり減るが、仕方なし。
このスタンドを使わなくなったのは、ある考えのもと。それは、スピーカーは前後に動いてはならない、ということ。振動板が前後に動く反作用を殺す、というか振動板の支点が動いては音が成り立たないという考え。その為に集成材の板をブチルで挟んだ台を作った。べた置きにして振動板の前後の反動を無くす。これは低音が良く出てたと思うが、それは床に近いから、だったかもしれない。今はスピーカーの底板が鳴ってるようで、地鳴りのような低音は無いが、軽いふわっとした低音のような気がする。これの方が良い。
ほんとは集成材の台をもっと背丈の高いものにすればよかったが、そこまで気力が無かった。
いま、良い音で鳴っている。これなら聴きあきることも無いと思う。そしてこのパワーアンプ、EL34PPmonoパワーが良い音だ。こういういじった、変わったものは最初は良いが、だんだん飽きてしまうものである。そんなわけで、至極まっとうな、サブシステムを組んで対決、ほんとは今のメインシステムが「やっぱりよかった」と確認できる自己満足のためなんだが、をしようと思う。
それから、パワーアンプでスピーカーを鳴らし切れば、ソース(CD、LP)は安物で良い、を実践するため、安物のアナログプレーヤーを物色して来よう。ハードオフにREGAの白いプレーヤーが有るけど、音良さそうなんだよな。もっとこう、父親が使ってたTRIOのKP-R404みたいなプラスチッキーのやつ、JUNK可、なんて狙ってる。