analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦26 C995から追っていく

2020-10-02 00:03:50 | TA‐F555ESXⅡ

現在の問題点、Lchのオフセット電圧が電源電圧で出てしまう。

それでもオフセットの調整でリレーが入るまでにはなるが、安定しない。これは邪道だ。

30分ほどでリレーが切れてしまう。

 

 

青丸は2SC995。

 

LchのC995からプラスの電源までは問題が無さそう。Rchより少し高めに出ているが、ここが悪いわけではない。

電圧測定をしてて、転寝してしまった。リレーが切れてた。

今度はこの近くのマイナス電圧から追いかけてみた。

抵抗、

ダイオード

ときて、2SC3504の電圧を測ったらコレクタ電圧がRcHと違いエミッタ電圧と同じ。

短絡?また購入??と思ったが、C3504を左右で入れ替えた。

この時、短絡はパターンかと思いテスターで測ってみたが導通はないようだ。目ぼしいところをカッターで削ってみた。

 

そうしたらなんと、電源電圧ではなく、3V程に下がった。整流回路の電源電圧も60V超えだったのが10Vほど下がった。電源の電解コンデンサーが耐圧63Vなので、この辺で落ち着いてくれればいいのだが。ただ、この時でも電源のスライダックは80V程なのでもう少し上がりそうだ。

電圧が落ち着かないのははんだ不良かコンデンサーだと思う。C3504のコレクタに続いてる63V47μF、7pFを外して測定したが問題ない。左右入れ替えたらオフセット電圧が数百ミリボルトまで下がった。だがまだ振れている。

右はバイアス、真ん中はオフセット、左の赤いテスターは電源電圧。この時スライダックは80Vだ。

 

 

もう少しかと思うが、フィルムコンデンサーを交換しようかとも思う。

ただし、今までダメかと思った部品は左右入れ替えたが、そのすべてが問題無かったんだよな。

単なるハンダ付け不良なのかな?なんて思う。この基板やり直したんだっけ。

 

20200930

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