analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

UA-3Sで鳴らす!

2019-07-31 00:03:53 | その他

どうも中高音に歪が乗っているように聞こえる。

風呂に入って考えた。これってもしかしてスピーカー?アンプの歪を勉強しようと本を開いたが。もうこうなると本に手が付かない。

どうやって調べるか。一個気になるのがミッドハイのネットワーク。結構複雑で、純正のネットワークから配線図を起こす時に間違えたか?今その配線図を見直すとどうも分からない。

ネットに質問するか?

そうか、山梨のスピーカー修理工房に聞く。ってあんた、教えてくれんかい?スピーカーOHでも出さないと教えてくれんのじゃないの?

 

そうか、良いのがあんじゃん。UA-3Sで信号を鳴らす。

いま、BTLシステムに繋いであるので早速やってみよう。

最初に1kHz。

パッと聴き、じりじりと歪っぽい音がする。ユニットに耳を近づけるとMHは大丈夫そうだ。ほっとした。ただ、音圧が小さい気がする。

そしてTW。こいつだ。1kHzのぴーという音のほか,じーも聴こえる。なんじゃ?もしかしたらボイスコイルにごみかんだ?試しに反対のチャンネルも出してみた。同じ音だ。まあ、MHでは無かったので対策は後回しだ。ユニット安いの出てこないかな?

ミッドローはMHと同じ音が出てる。

しかし単一のサイン波なのになんで三つのユニットから音が出てる?クロスオーバーなのかな?ってことはTWとMLもかぶってることになるね。

まあ、一安心。

コメント

MfD-7 調整その11 OPT二次側を替えてみる。

2019-07-30 00:03:31 | MfD‐4 (Mullard)

今回は試してみたかったことをやってみる。

OPTのスピーカー側を今まで6Ωで使っていたが、4Ω、8Ωにしてみた。

まずは4Ω。これは出力が上がることが期待できるので試す。

次に8Ωもやってみた。

 

周波数特性。

黒っぽいのが8Ω負荷で8Ωとして出力で測定。

以前測定した周波数特性とほぼ一致した。

黄色は6Ω負荷で電圧を測り、出力を計算。少し良くなったが、ほぼ一緒とみなす。実機と同じとみなす。

負荷によって周波数特性は少し良くなるが、そんなに気にすることも無いと思う。

 

 

次に出力。3%歪み基準で測定した。

 

     ダミー抵抗 6Ω負荷 4Ω負荷 8Ω負荷
6CA7 8Ω3% Wout 1kHz 14.8   10.6
6CA7 8Ω3% Vout 1kHz 10.9 0.0 9.2
6CA7 6Ω3% Vin 1kHz 0.895   0.832
6CA7 6Ω3% Vout 1kHz 8.0 9.2 6.8
6CA7 6Ω3% Wout 1kHz 10.6 14.2 7.8
6CA7 6Ω3% Vout 10kHz 8.0 9.2 6.8
6CA7 6Ω3% Wout 10kHz 10.7 14.0 7.7
6CA7 6Ω3% Vout 100Hz 8.1 9.2 6.8
6CA7 6Ω3% Wout 100Hz 10.9 14.0 7.7
※以下、この時(100Hz)の入力電圧固定で測定 Vin.100Hz 0.874 0.868 0.781

 

DS-3000が公称6Ωなのでダミー抵抗を6Ωで測定してみたが6Ωで8.0W、4Ωで9.2W、8Ωで6.8Wとなった。これは4Ωで使いたい。結構違うものだ。ただ、音に現れるかは分からない。

これを確認することを思いついたのは、一次側が適正な負荷になってるかが気になっていたからだ。

一次側5kΩ、二次側は8Ωの時、二次側に6Ωのスピーカーを繋いだ時、一次側は5000Ω×8Ω÷6Ω=6666Ωとなる。

今回4Ωでの出力が一番高かったのでこの時の負荷が一番マッチングしてると考える。

これを試算してみると5000Ω×4Ω÷6Ω=3333Ω。

今は出力管の使い方が負荷低すぎ?なのかな?

この辺のマッチングって重要だと思うんだけど、どうやるかわかんない・・・。

コメント

釣行18

2019-07-29 13:09:40 | 釣り

時間が早かったので、川の後に関南の池に来た。

ここのコイはパン鯉にかからない。

いつも右に流されるのと、右に魚が寄ってるようなので、今日は右に投げた。

フナの仕掛けを準備してると、パン鯉の竿が引かれてる。

へ?なんか来た。引いてみると、動かない。泥に潜ったかな?

竿で少しテンション掛けて放置。

5分くらいで竿が動いた。

引いてみた。結構な顔のコイが掛かった。

手袋準備して、上げた。

針を飲み込んで外すのに苦労した。

胸鰭も小さく、顔も丸い。野鯉にかなり近いが、肩が少し盛り上がっている。残念。


近所のおじさんが近付いてきた。

この池は近所の田んぼの人が放したものだという。

急に釣る気が失せた。

「個人の物だから釣るな」そう聞こえる。


この池は調整池かもしれないが、コイを放してるから儂の物、そう聞こえる。そうやって占有しようとする傾向は北の方の地方に見られる。

だから米屋は・・・

だから農協は・・・

釣り人が少ないのはこのせいじゃないか。

この辺で止めておこう。



流れの無いところか、エサも豊富なのか、池のコイはあまり走らない。

その点川の奴は一気に走る。

大和や雄の方が引くイメージがある。

もたもたしてると潜られる。

最近知った。掛かった瞬間の引きが面白いのだ。

よそ見してて掛かってた奴を引いてもつまらない。

なので浮子にしてるんだ。

浮子は目印。錘を大きめにしてるので浮かないで沈む。水面すれすれより仕掛けを長めにする。少し遊びを持たす。鯉が咥えて頭振った時違和感ないようにだ。

ほっといても、いや、ほったらかしの方が釣れるが、それでは面白みがない。

そうなんだ、これだ。

コメント

MfD-7 調整その10 鳴らしてみた。

2019-07-29 00:00:40 | MfD‐4 (Mullard)

ちょっと大きめの音で鳴らしてみた。ゲインが小さいのであまり音量が上がらない。

・・・。

おお、良いかも知れない。若干きついが、これはソースの音ではないか?

いや、そんな音分かるの?

今まではコンデンサーの音を聴いてたのではないか?パスコンの音。調べると、このMfD-7は最初からカソードパスコンを付けていた。ノンNFBアンプなのに、TAP-2TYPEのノンNFBの音が出ないなーおかしいなーと思っていた。

目の前に一列になっているようなことも無い。入力フィルターの癖が減った。

 

しばらく聴いたが、イメージ的には正直まだきついのが残ってる。

ドロップ抵抗で電圧下げたはずなのにまだトランス類が熱い。

後は三結にしてみること、OPTの配線を4Ωにしてみること。

しかし、もう少し聴いていこう。きついのが本当か?確信になるかな?

 

まともな音を聴こうと思いBTLシステムに切り替えた。

 

おっと、こちらもきつい音がするではないか。どうした?

部屋かな?

スピーカーだったらヤダな。

ただ、高域は大人しい。MfD-7はちょっと変かな?

 

少し経ってBTLをもう一回鳴らした。少しうるさいかも知れないが。許容できる程度。

MfD-7をもう少し詳しく見てみよう。

コメント

釣行17

2019-07-28 12:53:51 | 釣り

川のコイが天然では無いと聞いて、少し遠ざかっていた。

久しぶりに始めたが、まったく反応が無い。雨の後はダメなのか、堰を倒して(この場合、ゴム風船の堰なので潰している)いるときはだめなのか。

翌日リベンジ。雨がまた降って、諦め掛けていたが、流れ込みに魚影が見える。

パン鯉放置して、高架下へぶっこみ。

ちょんちょん、来るが、もしかしたら流れてきた草がラインに引っかかってるのかもしれない。

と、パン鯉の竿が弓なりになっている。

落ち着いて・・・っとずっこけた。

竿をもって巻いていく。なんか、魚影が平たい。巨大なへら鮒か?そんなまさか。

上げてみた。

ひげが無い。

肩も異常に高い。顔も変。鱗も違う。なんじゃこりゃ?

帰って調べた。

ヘラと鯉のあいの子、らしい。ヘラ鯉だ。

でもこの川にヘラ居るのかい?


一匹上げたので満足。帰る。

コメント

MfD-7 調整その9 チョークをパラに変更

2019-07-28 00:01:44 | MfD‐4 (Mullard)

歪を測定してて、モーターボーティングが気になりだした。

コンデンサーは充分な容量が有るはずだ。出力段に初段が振られるなら、振られないようにするためにはどうするか。電源のレギュレーションを良くする。チョークで首を絞めてるのを少し緩めてやろう。

タムラのA-4006は二巻き線ある。シリーズで10mH200mAで使っている。電源のリップルは、プッシュプルのアンプでは出力段で相殺されるのであまり問題にならないという。ならばパラで使ってみよう。2.5mH400mAだ。

これで周波数特性を測ったが変わらなかった。

歪みが減って出力がほんの少し上がった。各部の電圧が上がったからだ。パラにして直流抵抗が120Ωから30Ωに下がったからだ。

これだと出力管の動作点がズレてしまう。ドロップ抵抗を復活させる。なんだか本末転倒で同じことを繰り返してるようだが、実験だ。

出力と歪が元に戻った。良いところに来たと思う。

 

今回の変更、測定では、電源の電圧変更では周波数特性は変わらない、歪み・出力が変わる。コンデンサー類:例えば入力フィルター、カップリングコンデンサーの変更では周波数特性が変わる。そんなことが漠然と分かってきたように思われる。ちと乱暴なまとめかも知れない。

 

どうでもいいのだが、エスパー魔美にスピーカーが出てた。ミッドバスの位置から多分DS-5000だ。

コメント

MfD-7 調整その8 測定の基準

2019-07-27 00:06:26 | MfD‐4 (Mullard)

最大出力26~7W(0.775%入力)。この時歪は11%を超える。後に分かることだが、私の言ってた大音量は20W超えていて、そのせいで歪っぽく聴こえるのだと思っていた。

 

まずは出力段のカソードパスコンを外してみよう。

画像の⑧になる。

これで歪みを測ってみた。

 

グラフに取り込むと、前の有りの時とゲインが違ってしまい比較がめんどくさくなった。これではグラフの意味が無い。縦軸は出力、横軸は入力。

今までは入力電圧を0.775Vacで決めていたのだが、そうすると0.775Vでも1W出るアンプと10W出るアンプでは縦軸が揃わなくなる。

5パーセント歪で何ワット出るの?と見直しながら見るのだったら歪み基準で測ることにしよう。故上杉さんは最大出力、感度を3%歪み基準でやっているようだ。以前「歪が5%超えると聞いて分かるようになる」というのをHPで知ったが、それより厳しい値だ。

 

そしてカソードパスコン無しの状態で測定をした。

3%歪みで比較すると10.7W at 0.847Vac ㏌ となった。縦軸は出力、横軸は入力。

 

グラフから読み取った数字で少しずれるが、パスコン有りでは13.7W at 0.3Vac ㏌ となった。

三割減といったところか。ゲインが大きくなったのですごく悪くなった感じだったが、思ったより良い数字だ。

 

これで100Hz、1kHz、10kHz と測ってみた。縦軸は出力、横軸は入力。

最初10kHzの値がとんでもないことになったが、多分測定ミス。「原因はこれか!」とテンションが上がってしまった。

UA-3Sオーディオ測定器はこの三種類の歪が測れるのだが、今までは1kHzしか測ってなかった。

100Hzの歪を小さい入力から段々上げて計ってたら、最初電圧が揺れてやりづらかった。電圧を上げると収まったので、小さい振幅の揺れだと思うが、これがモーターボーティングだと思う。

しかし大きく見ると特に三種類とも違いはない。

周波数特性はカソードパスコン有り(黄色)無し(青)で比べたが、多分負荷抵抗が違う、とかの要因だと思う。

カソードパスコンと周波数特性の関係をネットで調べたのだが、それっぽいのは無かった。手持ちの書籍で武末数馬氏の物を見ると出ていた。

パスコンで通る(正式にはカットされる)信号は上から下まで全周波数だと思っていたが、カットされるのは低域、と理解している。ある程度周波数が高くなるとカソードバイアス抵抗が通してしまうのでカットされるのは低域のみ、かな?まだ頭の中が整理できていない。

 

UA-3Sは、出力を測るときは8Ω規定となってしまうので、DS-3000が6Ωなので6Ωの固定抵抗の負荷でも測っている。この時は出力Wではなく電圧Vを測定して算出していた。その辺の違いが出たのだと思う。

 

最大出力は、入力と出力のグラフを作って頭打ちになるところが分かった。これは歪が5%を超えるところで真空管のDCバランスが崩れ始まるところだ。最大出力をここにするのは苦しいので、クリッピングポイントになるだろう。

 

感度が違うと歪みの比較が出来ないので出力基準で歪率のグラフを作ってみた。なんかそれっぽいグラフになった。

 

 

 

なんとなくグラフと聴感が近付いてきたように思う。

コメント

MfD-7 調整その7 聴いてみる。

2019-07-26 00:01:35 | MfD‐4 (Mullard)

ちょっと大きめの音で聴いてみた。

声のきつい感じは残っている。残念。

ちょっと頭を冷やそう。BTLシステムを持ってくる。

そしてトーレンスのプレーヤーも持ってきた。メインのシステムでカートリッジを付け替えるのはめんどくさい。

 

今ではこのBTLシステム、いまいちになってしまった。抜けが悪い。平面に聴こえる。真空管のダイナミックさ、SNの良さ、今では少し聴き劣りする。

じゃあ何が良いの?

安定感。安心感。音像の輪郭の危うさが無い。

これを聴きながら腰を据えてMfD-7を測定してみよう。

コメント

釣行 16

2019-07-25 19:35:49 | 釣り

釣りの番外。

鉄橋の下でコイ釣り。試しにミミズでやってみた。

 

針はセイゴ12号でぶっこみ。沈むが、目印で玉浮子。

投入してすぐ、ちょんちょんと当たる。が、なかなか持って行かない。

上げてみるとエサが無い。

カメか?退治してやる。

後日、ヘラスレ針で仕掛ける。またちょんちょん。合わせると、カジカの様だ。

 

もう一回投入。またちょんちょん。

カジカ。

 

 

 

最初に行った調整池。ここは良そうなんだけどな。

マブナの釣り方が少しわかったので、再々再トライ。いや、4回目かな?

餌を底に付けるように探る。その後少し棚を上げる。うーん当たらない。

また底狙いで枝の周りを探る。

ちょんちょんきたー。ぬーっと上がって途中でバレる。ザリか?

ザリでも良いか。一匹釣ったらやめよう。

ちょんちょん、掛かった!

何だこれ?ヌマチチブ?

 

ここはもう諦めよう。

コメント

MfD-7 調整その6 じっくり試聴

2019-07-25 00:02:28 | MfD‐4 (Mullard)

EMINENTでレコードを掛けると音がビビる。減ってきたかなー。レコードかなー。

少し鳴らすのやめよう。

そこで代わりのカートリッジだが、何にしよう。103?ここはやっぱり志向を変えてシュアーのM97HEだ。

このカートリッジは気に入っている。ほわっと鳴る。が、ここはちょっと工夫を凝らして、メインのアクロリンクのシェルリードワイヤ―を使ってみよう。

早速鳴らす。クラシックで行こうか。惑星。

あはは、空気感のない、音だけ鳴っているつまらない音。ミスマッチだったかも。

なんて小一時間も鳴らしていると変わってきた。

全体のほわっとした感じは薄れてるが、一音一音の優しい感じ、これは97HEの奴だ。こじんまりしちゃってるけど、小音量で良い感じに鳴っている。

あーもう一台プレーヤーが欲しいな。って、トーレンス持ってこようかな。どうせ遊んでるし。

 

CDも鳴らしてみた。

何て言うの?やはり電解の音だった。

音像はヘタな絵を紙に書いて切り抜いた感じだった。その周りは水でふやけてるような。

今はちゃんと音・楽器の音として聴こえる。微細なニュアンスも良い。

 

さて、音量を上げてどうなるかな?

コメント

MfD-7 調整その5 取り敢えず試聴

2019-07-24 00:04:24 | MfD‐4 (Mullard)

今日は親がハタケへ行ったので、音量を上げて聴く。

おお、声の歪は無くなったようだ。よく聴かないで改造してしまった自分のミス。

ただ、奥の、遠くから噴き出して来る、ホーンのような鳴り方は無くなった。

今は面がそこにある、CDのような鳴り方だ。この鳴り方は勘弁だ。

高音のチャキチャキ感もなんか作られた感じがする。まあ、これは次期に収まると思う。

 

こうなるとどうしよう。入力フィルター無しでのあの10kHzの盛り上がりを何とかしたい。

カップリングコンデンサーとグリッド抵抗では高域ではなく低域のフィルターだ。

ちと調べたところ、カソードバイパスコンデンサーと信号に直列な抵抗でハイパスコンデンサーらしいが、どれだ?

この辺はもう少し勉強が必要だ。

 

しかし故上杉さんはこのような音が好きなのか?パッと聴きは良いかも知れないが、私はそのうち飽きてくる。氏は結構なスピーカーを使っていたので、その辺が分からないはずはない。むしろよく分かってたはずだ。え?奥行きは充分出てるスピーカーなので問題ない?そんなのも分からないスピーカーを使ってる私が悪い?

わたしのような人間は相手にしてないのね。・・・段々卑屈になって来る。

 

まあ、いろいろ勉強させていただいた。

入力フィルターを外す件は勉強するとして、それまでしばらくの間 今の音を聴くのも良かろうて。

コメント

MfD-7 調整その4 入力フィルター?

2019-07-23 00:03:52 | MfD‐4 (Mullard)

音量を上げると煩い件、もう手詰まりだ。

小音量だと大丈夫なのか?

少なくとも今聴いてる感じでは問題ない。

しかし、スピーカーの各ユニットに耳を付けて聴いてみて愕然とした。ミッドハイがゴショゴショしてる。ああ、聴こえなかっただけなんだ。

 

ちょっと音量上げて聴いてみた。やっぱり残念、中高音ひずみっぽい。

あ~あ、このアンプダメかな。

次はP-K分割の位相反転段にしよう。などと考えた。

声が歪む。今日聴くと声以外の楽器の音も歪む。ああ、段々悪くなる。

何キロHzくらいかなぁ、

声が1kHz、まあ、実際はもう少し低いと思うのだが、として、それとその上、10kHz位かなーと漠然と思った。

そういや歪率測定って1kHzのほかに100Hzと10kHzが有ったっけな。

Rch、10kHz測ってみっか。

いつものように入力にDMM KEW1012を接続、測ってみるととんでもない歪率が出た。数ワットでもう歪が二けた。アレっ?こんな悪いんか?そういやMfD-4(TAP-2type)の時は入力フィルター外したら70kHzが持ち上がったっけ。

Rchの入力フィルターを復活してみる。

 

過去の記事を探した。

5/31にNFBを外して聴いている。この時は歪感無し。

6/3にNFB復帰。視聴結果、覚えてない。まだ発振中だし歪感あったと思う。

 6/29に入力のフィルターを外している。この後からまた音が歪んだ?

 

記録を見ると入力フィルタークサい?

 

入力フィルターを付けて周波数特性測定。

抵抗はAMRGの1MΩ。信号が流れるとは考えないが、かといってどうでもいい抵抗ではない。1MΩで手持ちの一番良いものだ。コンデンサーは600V0.47μFの物で手持ちの一番良いものだ。スプレイグビタミンQ。時期的に有毒なPCBの入ってるものと思う。トライガードと銅テープ巻いて熱収縮チューブ被せたんだっけな?

ここはパワーアンプに置いて、信号が通る最上部なので奮発した。リード線は7Nのスピーカーケーブルを解いて本数減らし熱収縮チューブを被せたものだ。

 

っと、思い出した。さっきのF特は失敗だった。KEW1012は1kHz以上は測定値にずれが生じるんだった。

Lchはフィルター付ける前と後でF特を測ってみた。

歪率(上グラフ)も入力-出力(下グラフ)もフィルター有り無しで特段変わりない。

青線は1kHzのデータ。

 

F特は、フィルター無しで10kHzで持ち上がっている。(赤線)

有りでは持ち上がりは無くなっている。(黒っぽい線)

 

いま、夜中なので小さい音量で鳴らしているが、滑らかになった。反面、奥行き感が無く鳴った。この辺が副作用なんだよな。

 

明日にでも音量上げて聴いてみよう。

コメント

MfD-7 調整その3 さて、どうしよう。

2019-07-22 00:01:51 | MfD‐4 (Mullard)

測定していてなんとなく分かってきたような。

やはり過大出力なのでは。

MfD-7は、元が故上杉氏設計TAP-29の初段・位相反転段に本来は三結の出力段なのだが、TAP-2型のULの出力段を組み合わせた。初段12AU7のパラ、12AU7のミューラード型位相反転段、EL34のUL出力段。ノンNFB。

そして各電圧を合わせるのにドロップ抵抗を外した。初段のデカップリングコンデンサーは33μFでは無く22μF。

整流はダイオードでは無く整流管。違うとすればそれくらいか。

何回も測定してきて、なんとなく見えてきた気がする。

入力(本来は出力)-歪率をグラフにすると28Wくらいで5%となり、それが0.5Vacとなる。これ以上出力が上がるが、曲線が寝てくる。グラフ下。

0.5Vacを超えるとTAC-2型のMfD-5は歪がグンと上がる。これは後から気が付いた。グラフ上。

これらからMfD-7は28Wを超えると歪むのではないか。一般に歪が音として聞こえるのは5%からと言われるし、上杉氏の真空管アンプ製作集を見渡すと、大体歪率は3%、そこを最大出力とし、その時の入力電圧を感度としているようである。EL34のPPアンプは皆そのようである。

一般に20Wで十分と言われるが、DS-3000は90dBでまあ、通常・普通の音圧出力で、私の場合の爆音はもしかしたら28W超えてるんじゃないか?会話は出来なく、二階の部屋から窓を閉め切った外に聞こえるほどの音量。

そしてペアーチューブのばらつき。入力電圧が0.5Vacを超えると、これもプッシュとプルの電流値が離れていく。0.775Vacでカソード電圧が6Vほど差が出る。

OPTのメーカーの説明書では、許容アンバランス電流は10mAとある。カソード抵抗500Ωより5mA×500Ω=2500mV=2.5V。二本で5Vか。これは許容だから音質に影響するのはどれくらいなのかな?

2か月ほど悩んだ結果がこれ?

 

 

とも言ってられないので、まあ、寄生発振防止の抵抗を1kΩから4.7kΩに戻し、カップリングコンデンサーをJENTZENから東一に変更。ハンダ付けはイモハンダになりがちだが丁寧にやり直した。JENTZENのコンデンサーのリードが切れそうだったのでハンダを盛ったらぷしゅっと言って穴が開き油が漏れた。

 

ありゃりゃ、貴重なコンデンサをだめにした。

今小音量で聴いてるのだが、最初は高音がガサガサで発振してるのかな?とも思ったが、1時間ほど聴いてると落ち着いてきて元の音になった。

大音量はおあずけ。

コメント

マブナを求めて6

2019-07-21 20:48:09 | 釣り

もう一度池に行った。

到着間際、昨日のは夢だったんじゃないか?不安になる。

竿は九尺の一本針。

折角なのでミミズでやる。

当たりが有るが、掛からない。

アカムシに変更。2,3回からぶって、掛かった。

後は入れ食い。多分針が落ちる前に食われる。所謂落ちパク。

小一時間で16匹。ははは。

最後、コイが来た。寄っても逃げないので人に慣れてるのかもしれない。

仕掛けにかかったが、まあ、切られた。

納竿。わっはっは。

コメント

CfD-8 測定2 やり直し

2019-07-21 00:02:57 | プリアンプ

折角なんでプリを再度測定し直した。

前回は負荷抵抗を10kΩでやったが、今回1MΩの抵抗を作成した。

手持ちの抵抗は確かこないだ買った1/4W。これだとプリの出力1Vで0.16Wでなんとか。もし5Vなら4Wを超える。

なので理研のRMGが4本有ったのでシリパラで使おう。あとで調べたら単体で1Wなので4本で2Wか。こんなもんか。

周波数特性は高音は少し伸びたがあまり変わらない。低音はほんとか?って程伸びた。

負荷抵抗10kΩは深緑、今回の1MΩは青だ。こんなもんか。

ちなみに6V掛かってるとして、6V×6V÷6Ω=6W。6W÷6V=1A。結構流れてるのね。

ちなみにパワーアンプ。1kHzで12V出てたんだから24W、24W÷6Ω=4Aおお、こんなに流れてるんだ。

 

プリに問題無い事は分かってるのだが、念のため、パワーにDAPを直結して聴いてみた。

変わりなし。問題はプリではなくパワーだ。

もう手が無い。

 

 

参考に今回使ったピンプラグについて。

中を解体して驚いた。絶縁体がベークライトだ。さすがソニー。昔のこの社はこういうこだわりが有ったんだ。だから良い時期だったんだな。

と、思いきやこいつはmogamiだった。

コメント