カセットデッキが4台有るが、再生できるのは1台になってしまった。
機械ものは定期的に動かしてやらないとならないな。
まずはR‐919Xなのだが、リールが回らないようだ。
リール用アイドラのゴムを探してきた。
OリングのG5番だ。
これを取付けた。
再生したが、回らない。
アイドラが問題じゃなかったんだ。
失敗。
20211030
カセットデッキが4台有るが、再生できるのは1台になってしまった。
機械ものは定期的に動かしてやらないとならないな。
まずはR‐919Xなのだが、リールが回らないようだ。
リール用アイドラのゴムを探してきた。
OリングのG5番だ。
これを取付けた。
再生したが、回らない。
アイドラが問題じゃなかったんだ。
失敗。
20211030
R‐919Xの元所有者の友人からさらにソニーTC‐K222ESGを引き取ってきた。
一応カセットデッキの入手予定は以上になる。
電源は入ったが、カセットリッドが開かない。
あらららら。先が思いやられる。
蓋が開かなくて梃子摺った。なにかヤニのようなものでくっついてたので無理やりこじ開けた。
メカ部は見た感じどのネジを外せばどこが外れるか分からない。ネジを一個一個外しながら結局全部ばらした。
丁度ゴムベルトの手持ちが有ったので交換したが、滑ってしまいテイクアップのリールが回らず再生できなかった。
急いでしまったので、後でゆっくりやり直そう。
メカユニットをもう一度外し、解体した。
組付けには動作を確認し、グリスを塗り、前回交換したゴムベルトとプーリーを拭いてみた。
これぐらいしかやることが無い。
これで動作確認すると、動いた。
" target="_blank" rel="noopener">TC-K222ESG修理
ヘッドホンで軽く聴いただけだが、音は一番安定してるようだ。
これで一安心。
デッキ4台も有ってどうすんだ?
20210507
※本記事は積極的に調整を推奨するものではありません。
不都合が起きても当方は責任を負いかねます。
押し入れの本を探していたらカセットテープのケースが出てきた。
その中に探していたTDKのカセットテープ FERMO が見つかった。
これで ソニー スーパーメタルマスター、マクセル METAL VERTEX、THAT’S SUONO が揃った。
そんな訳で前回レベルを確認したことを参考に、TC‐K555ESLの再生レベルを調整した。
https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/e/56eccacf7bf320aa3ec17291ce3ae53d
これにより再生レベルを上げてみた。
下画像の赤丸内の青い可変抵抗器。
こいつを回してみる。ふと、レベルメーターが合っているのか?と疑問になった。
本来は基準になるカセットテープでレベルメーターを合わせてから行うらしいがそんなもの持ってないし、そのあとはアジマスも調整してと大変だ。まずは聴感でやってみる。
(実際のレベルは動きっぱなしなので画像を撮ることは不可能。前回の画像がピンボケになったので、シャッタースピードを上げて撮ってみた。)
最初にA&D GX‐Z9100のレベルを確認。
そして555ESL.
最初2dB分ほど上げたが、まだ小さいようだったのでフルスケールまでメーターが触れるように結構上げてみた。
ヘッドホンでは分かりにくかったようなので、スピーカーで鳴らす。
ドルビーを入れても不自然な広域の押さえつけは無くなったが、少し歪むようだ。
色々なテープを掛けると、+10dBまで行ってしまい、振り切ってるようなので戻していった。
取り敢えずこんなもんか。
TDKのFERMOを掛けた。
このテープには、高校の先生のところで録音させてもらった曲と同じものを自宅で録音したものがある。
いわばEMT981とマンラツCD‐94LTDの勝負だ。
一切の虚飾を配した鋭い切れ込みの前者に対して滑らかな音色と膨らませた低域。
性能的には差はない、好みの問題だと思う。
以前ならCD‐94LTDを取ったが、今なら悩む。
久しぶりに聴けて良かった。
20210126
古いが、ジャネットジャクソンのCD:コントロールを録音したものを掛けてみた。
カセットデッキの「枠」の限界みたいなものを感じながら、それでも不満無くなっている。
っと、バックの音に気が行くと音色が不自然だ。
ノイズリダクションを掛けたような、空気録音ではない、人工的な音。
CDプレーヤーはデンオンのDCD‐1600のはず。
多分発売は35年ほど前。結構売れたという製品だ。
当時はこんな音を聴いてたんだ。
高校時代にトリップしたような感じになる。
いやあ、懐かしい。
実はキャプスタンのフライホイールの樹脂ブッシュを一つ失くした。
一週間後、ようやく出てきた。
赤丸の白いわっか。
これで一応完成だ。
20201229
ソニーのTC‐K555ESLとA&D GX‐Z9100のテープスピードは気にならないが、それらと比べるとR‐919Xは少し遅く感じる。
キャプスタン駆動用のモーターの後ろに調整用のねじが有る。
ゴミが入らないようにスポンジのようなものが詰まっていて調整用ネジが砕けたか?と思った。
テープを再生しながら調整しようと思ったが、モーターの中はローターが有るはずなので一旦止めた。
ドライバーを奥まで突っ込んだらあった。
適当に合わせたが、しばらくして少し早い気がしたので少し戻した。
テープスピードの測定機なんてなんて持ってない。
デッキの個体差もあるから大体にした。
トリオ KX‐500
ヤマハ KX‐R700
アカイ GX‐Z5000
ソニー TC‐K555ESL
A&D GX‐Z9100
ティアック R‐919X
Lo‐D D‐E70M、D‐70S
ビクター KD‐85SA
今まで使ったデッキってこんなもんかな。結構あるな。
昔はテープのインデックスになんでNRの種類とかデッキの型番書くのかな?って不思議だったが、結構個体差が有るのね。
以前目を瞑ってタンテの回転数をマニュアルで調整したらストロボがぴったり止まったことが有った。
ピッチを聞き取るのは自信がある。
と言いつつ今やると出来ないと思うので、二度とやらない。
20201229
ソニーのカセットデッキは再生に少し難がある。
ドルビーを掛けると音が不自然になる。
これは再生レベルが低いときに起きた現象と同じだ。
そこでデッキが3台あるので比較してみた。
同じ曲の最大音量が出る位置のレベルメーター読み。
ソニーTC‐K555ESL
ティアックR‐919X
A&D GX‐Z9100
画像で見ると、555は6dB、919は11dB、9100は8dB。
ただし、555と9100はDBマークが‐2dB、919はDBの表示がなかったが、同メーカー他機種の位置は0dBなので、555・9100のほうが2dB低く表示する。
よって555は6db、919は9dB、9100は8dBとなる。
記憶ではピークが確かフルスケール10dBで録音した記憶がある。
これだけ違うとドルビーも能力発揮しないと思うので後で中を見てチェックし、できれば調整しようと思う。
ティアックは調整用の半固定ボリュームが沢山あった。多分ソニーにもあると思う。
20200822
キャプスタン駆動用のベルトが少し短いようで、少し長めのベルトを取り寄せた。
20mmほど引っ張ってたようだったので90mmと98mmとした。
かけてみたら90mmでも長すぎた。
失敗。
80mmにもどして組みなおした。
録音はしてないが、再生系は鳴っている。
ただ、異音がある。
スタンバイではキャプスタンが止まらず、再生でピンチローラーが持ち上がる。この時に音が出る。
異音はうねっていてその周期はキャプスタンのフライホイールに合っている。
ちょっと判らない。様子見。
テープのリールを巻くときは回転速度の低下は見られないようだ。アイドラにラバープロテクタントが馴染んだかな?
いちいちガチャンガッチャン音するのは愛嬌。
再生してみる。
アジマスはこれで良いんじゃね?って感じ。
まあ、テープによって音の出方が変わる。
最初は「以前はこんな音だったかな~」と思ってたが、一時間ほどでこなれてきた。
音はこんな感じだったかもしれない。
たしかソースはマンラツのCD‐94Ltdだったと思うが、もう一度聴きたくなった。
コクがある。
しかし音が古い。
一世代前の音の感じ。以前使ってたケンウッドのKX‐500もこんな感じだったようだ。
音の輪郭がはっきりしない。滲んでるとかぼやけてるとかいう感じではない。「朽ちている」
古い木がポロポロ砕けるというか、コルクがむしれたような、そんな粗い感じ。
音色やバランスは問題ない。
大体テープはこのデッキで録音したものではない。
R‐919Xについて。
’83発売。この後R‐888X、R‐999Xが発売される。価格的には888が後継になる。メカニズムも似てるらしい。
バイアス、レベル調整のできるリバースデッキはこの辺位。AKAIもリバースデッキに力を入れてたが、A&Dに成って以降、ワンウェイに絞られていく。
リバースデッキはどうしても性能が落ちる。
まあ、聴いたほどには劣化は感じられないが。
モーター部はワンウェイでシングルキャプスタン、ForwardかReverseで右と左のピンチローラーが切り替わる。ヘッド回転型。
駆動モーターは馬淵製で、キャプスタンの大きめのフライホイールを回す。
キャプスタンの反対側の軸受けはプラスチック。多分PP。
これで充分じゃないの?
ソニーやA&DのクオーツロックDD、必要なの?っと思ってしまう。
デザインの重点、レベルメーターはなんと+12dBまである。dbxの効果だろう。
筐体は軽く、奥行きも無い。
整備性は良い方だと思う。
ワウは0.03%
NRオフでのSNは60dBと良い方だが、測定基準が分からない。
ハードパーマロイヘッド、なんかの合金?
実は4ヘッドデッキなんだな。
頑張っているんだが、勿体ない。
という私の感想。
後日アイドラ用ゴムを見つけた。
ユニオンパッキン
SANEI PP40-10×6
20200807
部品が到着した。
リール駆動のためのアイドラゴムは合わなかった。
純正はOD 10mm、ID 6mm、W 2mm。
購入したものはOD 8mm、ID 6mm、W 1.8mm。
このアイドラは Take up も Feed にも共用で、スイングして切り替える。よって多少小さくても良いかと思ったが、アイドラゴムを取り付けるプーリーはゴムリングがずっこけないように鍔が付いていて、これが結構大きい。ゴムリングが埋まってしまう。
なので不本意だが古いゴムをラバープロテクタントに付けてごまかした。
キャプスタン用のベルトは少し短いようだ
ヘッドブロックを動かすモード用の角ベルトはぴったりにようだ。
電源の少し大きいコンデンサーを5個ほど交換して、とりあえず作動させてみる。
取り敢えずForwardでは再生できた。
ヘッドホンで少し聴いて見たが、低音の量感が出てる。
左右のバランスも良さそうで、レベルメーターも揃ってそうだ。アジマスもくるって無さそう。
ただ、駆動系がおかしい。
最初、20秒ほどで再生が止まってしまった。
テープのハブがリールを抑えてしまって重いのかと思い、一旦最後まで巻いて見たが、最後の方は早送りでも止まりそう。何か負荷がかかっているようだ。
そして少しこすれてる音がする。止まることもあるので、も一度蓋を開けながら動きを見てみよう。
20200731
部品を注文しようとネットで修理記録を調べたが、ベルトの長さが不安だ。
自分で計ろうと思った。
糸で輪っかを作ってベルトの代わりに掛け、長さを計ろうと思う。
駆動部を解体する。ヘッド周りの埃をふき取った。
ふき取り前。
ふき取り後。
ダメな一本の角ベルトはヘッドユニットの上下とリバースのためのヘッドの回転だ。
動きは良さそうだ。
キャプスタンを外す。奇麗なもんだ。
この時はダイレクトドライブじゃないんだ。
キャプスタンの駆動ベルトは張り付いて取れない。
ドライバーでコジたら傷がついた。
ヤスリで擦っても傷がついた。
ピカールで磨いたらピカピカになった。
ゴムの長さは仮に組んで糸を張り、外して測定したらネットの情報とほぼ一緒になった。
ベルトだけではさみしいので、コンデンサーも交換しよう。
なんせ発表されてから47年も経っている。
念のため、コネクターの画像を収めておく。コネクターの色と形がみな違うので間違いはないと思う。
今日はここまで。
20200728
友人がオーディオを処分するというので引き取ってきた。
TEACのカセットデッキR‐919Xだ。
奥行きが小さく6kgと軽量だ。オーディオが盛り上がる少し前のもの。
3ヘッドのBIAS、LEVELが調整できるリバースデッキはこの後に出るR‐9000くらいではないか?
’93発売とのことだが、確か友人が購入したのは96年以降だったと思う。
友人とは以前記事にしたビクターSX‐511の所有者だ。
A面からB面への反転はヘッドの回転で行うのだが、ほんの一瞬音が途切れるだけなので、まあ、BGMには良いのかもしれない。
しかしこの919の意味は何だろう?ティアックのネーミングは良く分からない。
実はティアックは所有したことはなかった。
正直、興味なかったのかな?
赤井と同じでデッキしかないというイメージ。もしかしたらシステム一式を組めないから、というのかもしれない。
しかしよく見るとデザインが良い。文字の使い方が良い。
キーの配列もバランスが取れてるが、つまみの小さいものもある。
パネルも真っ黒ではなく少しグレーがかっている。
少し調べたが、キャプスタン(巻き上げ機とでも訳すのかな)のゴムベルトなどがダメになってるらしい。
簡単に拭いた。
電源を入れず蓋を開けてみた。
蓋にはブチルと銅板の薄いものが貼ってあった。さすがティアック、と思ったがどうやら友人がやったようだ。
やはりゴムベルトがダメだった。もう一個の各ベルトもだ。
シリコンゴムでなく生ゴムなのか?
基盤は半固定抵抗が多用してありLSIも多い。これを見るとソニーの中身はやりすぎ?なんて思う。
電源トランスも斜めに取りつけてるが、なぜにこの向き?と思う。
部品を探して手配しよう。
参考(確かではない)
モードベルト 角Φ55mm
アイドラーゴム OD10mm、ID6mm、W2mm
キャプスタンベルト Φ80mm
20200726
GX-Z9100の音出しに満足いったので、今度はソニーを動かしてみる。
30年位経ってるからそろそろ・・・と思ったが、何とか動いた。
ただ音がダメだ。曇ってて話にならない。
こいつはヘッドに向かって左のねじでアジマス調整するらしい。
結構回したが、イマイチだった。
ヘッドをヘッドクリーナーでゴシゴシ拭いたがダメだ。
ヘッドがすり減っちゃったかな?
良く見ると、なんか、ヘッドが錆びてる?
もうこのまんまじゃ使い物にならないので、WAKOテクニカルのメタルクリーナーで擦ってみた。
そしたらなんと、音が蘇った。
これでデジタル化再スタート。3本ほど録ったが、音量が小さいのかもしれない。
ドルビーCを掛けると、音が不自然になる。
ので、不本意だがドルビーBにした。
テープ三本程なので、もう少し再生してみて判断しよう。
結構音量は高めで録ってたはずなんだが。
直ると楽し-。
音なんだが、GXは全体の滑らかさで聴いてる感じ。音楽を聴くには良いかも。
TCは中音と低音のバランスが良い。ただ、全体に何か不自然な感じがする。録音機。そんな感じか。
でも展示品だったが買ってからずっと持っていて、手持ちのテープはほぼこのデッキで録音したのでこの機種を生かしたい。
20200709
アンプが大体決まったので、何を思ったかカセットデッキを引っ張り出してきた。
A&DのGX-Z9100というモデルだ。
こいつは解体したときフロントリッドを落っこどして壊してしまったので、クローズ後にとん、とリッドを押してやる。
大体のテープがLchが小さく聴こえる。
アジマスか?と思い、以前作ったミラーカセットなるものを出してきた。
上半分くらいが鏡像なのだが、半分しか映ってない。
それでも少しは見える。
アジマス調整をしてみる。
少し曲がってるようなので修正しようとしたが、どこが真っ直ぐか分からない。
聴きながらネジを回し、高域が増え始めと落ち初めの中間に合わせた。
やってみてわかったが、片チャンだけの調整は出来ないんだ。
そうすると、最初の録音が問題だったんだな。
それでもなぜかバランスはして、かつ滑らかな音になった。
少し前はよれよれな音だと思ってたが、結構いける。
ただ、二時間ぐらいすると、再生できなくなる。
あ~昔はカセットの音ってCDと遜色無いと思ってたけど、結構落ちるもんね。
エネルギー感が薄い。
まあ、それでも「過去の遺産」。
大事にしよう。
手元にあるカセットテープは取り敢えずウォークマンに録ってデジタル化しておこう。
やっぱ、趣味のオーディオって、機械がカラむものだと思う。
え?アンプ?
20200708