片チャンだけだが一応完成したので電圧測定をした。
スライダックでAC30V程に上げた。各部の電圧が少し上がってきたが、初段12AX7のカソード電圧が出ない。
DMMのセレクターを動かしたら出てきた。接触が悪い。
ACを50Vにしたが、順調に上がってきた。問題ない。
10Vずつ上げて100Vまで行ったが問題ない。
念のため出力電圧も測った。
DCはちょっと出たが0になった。
ACは34mVほど出てる。まあ、音出ししてから考えよう。
今回出力段のカソード電圧が25Vくらいしか上がらなかった。
これの意味は?
想像だが、(合っているかは分かりません)
回路インピーダンスを下げるため、カソード抵抗はではないかと思っている。
元設計では600Ωの抵抗で30V程になるハズ。
いや私も当初はこの値でやってたから事実だ。
どうもDS‐3000の低音が弱い気がして抵抗値を下げていったのだ。
じゃあどの辺まで良いの?
バイアス電圧は前段の出力電圧以下にしないとダメではないか?
前段12AX7の出力電圧は30V位だったはず。
そこまで上げれないということか。
前回の測定値を見てみると、3%出力で11Wほどだった。この時12AX7の出力電圧は23V。
おお、結構危うい数字だ。
これが超えると?
もしかして真空管をプラス領域で動作?
これっていけないんじゃなかったっけ。
まあ、11Wも出すことはないしな。
やっぱOPTは5kではなく6.6k位が良いな。
うちはDS‐3000にすると途端に元気がなくなるんだよな。他のスピーカーは良い。
違いはDS‐3000が公称6Ω、ロクハンは16Ω。
この辺だと思うんだが。
あれ?そういえば12AX7の時に出力電圧45Vなんてあったな。
あの時は大丈夫だったのかな。
大丈夫だろ?カソード電圧って信号入れると上がっていったし。
なんて強がっても実際はどうなんだろう?
そのうち見えてくるだろう。
いやあ、こんな考えが出来る自分が嬉しい。
(考えが合ってるかどうかはさておき)
30年前はなんでグリッド抵抗は47kΩなの?って感じだったんだよな~。
音出しの前に、最後にAX-1200を聴いておくか。
20240823