今頃になってDP7000の回路図を探す。
三端子のコネクタをちゃんと確認しよう。
某さんのHPにはモータードライブ基盤の回路図は無かった。
海外のHPで色々な機器のマニュアルを公開してるものが有る。フェイスブックで紹介してもらった。会員登録して、DP7000をダウンロード、しようとしたら、回路図(サービスマニュアル)が無い。キャビにセットするテンプレートだけ。あぁ。
よくよく調べたらDP7000は回路図を公開してるところが無いのだそう。
最悪DP6000のを参考にしよう。
・・・基板パターンと見比べると、大雑把には回路はほとんど同じ。三端子のコネクタも問題ない。
一か所電解コンデンサのパターンが浮いたので、切ったコンデンサの脚で短絡。
回らない。終わったな。シャフトをつまんで起動しても全く手応え無し。
しかも電源を切ってもストロボのランプが2~3秒点滅して消える始末。トランジスタ回路の知識に乏しい私には、もう無理である。
記憶がよみがえる。
購入当初、回転が不安定。磁気パターン部を掃除したら安定。
しばらくしてまたロック掛からず。VARI/NORボタンを数回押すとロック掛かる。
電源コード交換。
DP7000専用タンテシートが運よく見つかり購入。
東京防音にハネナイトシートを特注で製作してもらう。
回路のケースにブチルゴム貼り付け。
コントロール部の接点を掃除。
モーターをばらし、ベアリング交換・グリス塗布。
トランジスタ30個ほど交換(数年前)
キャビネットを交換。ブナ集成材鉛。DK200:DP7700にするためのケース。大理石キャビネット。
マイソニックの松平さんに手紙を返信してもらったとき、「タンテも重要」と有った。私はいまだにタンテのベルト駆動方式(BL-71)が中音が有利と判断したが、何故かDDを使い続けている。これはアームが関係してると思う。ベルトはSMEが使えない。使えたとしても土台のしっかりしたものにSMEのアームは取付けたい。
若いころ、MJ誌で写真を見たとき、大きなベースに乗っかったUFOみたいなタンテがこのDP7000だった。欲しいと思った。当時はシリーズの中では「最上機種が一番良い」と考えた。今でも買うなら最上位機種だが、それでDP7000を探した。当時すでにDP80という後継機も出ていたが、眼中になかった。なにせ価格、重量、物量が段違いだ。不思議なのはDP7000が出た二年後にはDP80が出ていること。もう古い話なので調べようもない。
色々やってきたDP7000であり愛着も有るが、もうそろそろお別れとするか。