analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

DP-80その10

2017-08-31 00:05:48 | アナログ

タンテのフレームの脚をセイシンにした。あそびでオヤイデのスパイクを買ってきた。これを使ったらどうなるか。まあ、セイシンの実力を確かめる、という意味もある。

OSPという商品。これは電源タップの脚に使ったことが有る。そのタップはケースがFRPなので、このスパイクを付けたところで効果は分からない。

サイズ的に丁度良いと思い替えてみる。

おお、ちょっとは変わった。

セイシンPB-17。これはちょっとコクまでそぎ落とした感も有るがSNが良い。楽器の周りのノイズが減った感じである。特徴が無い感じ。


そしてこのOSP。多分真鍮特有のものと思うが、音色が乗る。良い方向に。なんというか、こってりしっとりではなく、薄くねっとり?表現が難しい。シンバルが出てくる。これは歪みかもしれない。でもなんで?

取り付けには付属の両面テープを使った。


私の場合、音を聴いても今回のような、思い込みによる機器の選択をする。音は真鍮のOSPの方が良い。でもオーディオ用に高価いもの、セイシンのような、物を選択する。


ま、今回はOSPの取り付けは両面テープで納得いかないし、最近の私のシステムは、個性が乗ると良くない。OSPは他にも使い道有りそうだし、何とかなるだろう。

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新潟のハードオフ

2017-08-30 00:33:05 | その他

新潟のハードオフを回ってきた。

遠くから,


新発田店

ここは発祥なのか、ガレージオフやホビーオフ、オフハウスが集中してる。品ぞろえも気合が入ってる。そんなに高級なものは無いが、古いものを手入れしてるのか、置いてある。


松崎店

ここはいまいち。早々に出てきた。


万代店

忘れた。


オーディオサロン紫竹山店

驚いた。品揃えが凄い。私の知ってる中古店の中では一番ではないか?価格も一番だろう。アナログも充実。ビンテージスピーカーも私の知ってるものが多い。

入口にタノインバークレーが有り、エレキットのスピーカーとデノンDCD2500?で鳴らしてた。成程この軽やかさ、発音が軽い、これがタノインね。これなら欲しいかも、思った。帰りによく聞いたら、上に載ってる小さいパイオニアのスピーカーが鳴っていた・・・。

それから、サインでないガイRファウンテン(こう書くと変)が有った。モニター赤が付いていて、初めて見た。が、DU386と同じでないかい?とくに特徴のつかめない外観だ。

ユニットも多かった。

今回落としたDP-80と一緒に見てたDP7000システムが有った。これだったのか。

局用のDN-308Nか、アームはDA-309のようだった。


女池店、黒埼インター店、新地店も寄ったが、サロンを見たらもうおなか一杯。帰ることにした。


不思議だが、どの店にも高い確率で置いてある機種が有る。

サンスイ607MOS

デンオンDP3000

アキュの初代アンプ

など。


トーレンスのタンテ用ベルトが欲しかったが無かった。


あと、父親が買ったTRIOのKP-R404や、従妹のビクターKD-85SA、パイオニアA-780、デノンDL-8Aなどが有り欲しかったが我慢した。


最初にも書いたが、価格が高め。もはや中古屋というよりビンテージショップ。そりゃこれだけ集めて店開くとなると高価くもなるわな。その影響が他店のオーディオ機器にも波及して、全体に価格が上がったのか。最近はポイントカードなんて作って。H.O.はほかの商品とついでに、と気楽に入れる店なのだが、こうなると敷居が高くなって入りづらい。ブームが去ったオーディオの商売は難しい。


また、何か物色するときは行こう。

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DP-80その9

2017-08-29 00:43:16 | アナログ

それでは集中して聴いてみる。

さぞや透明でクリアでいろんな音が聴こえてきて、今までに聴いたことが無い音。

それがどうしたことか、普通の音。特に可もなく不可もない、いたってまっとうな音。

抜けは良いのだが、どうも浅い。真空管で聴いた音はもっと浮かび上がるような透明感が有ったはずだ。美化しすぎか?


いや、まてまて。今はスピーカーがNS690Ⅲ、カートリッジはシュアのⅣじゃないか。サブ的機器でこの音だぞ。凄い事じゃないか。


真空管フォノイコ、そろそろ始めよう。

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DP-80その8

2017-08-28 00:18:38 | アナログ

良い事思いついた。確かセイシンの螺子みたいのが有った。

PB-17。何に使うでもなく三個一組を2つ買っておいた。

私はセイシンに絶大な信頼を寄せている。時々失敗もするが。

SME3012Rにセイシンエッジを使ったとき、音のうねりのようなものが聴こえた。

セイシンシェルを使えば、どんなカートリッジもそれなりに鳴る。

ただ、アームベースは微妙。

ノイズと一緒になんか大事なものまでもっていってしまったような感じ。


取付けてみる。

螺子がM4で小さいかと思ったが、取り付いた。良い感じ。

神経質な部分は無くなった。が、コクも無くなったかも。でも乾いた感じでもなく、高音のしゃらしゃら感も無くなったかもしれない。

そして、ここまで来たのに、聴きなれたレコードから未だに聞こえなかった音がする。ベースギターのような音。

気のせいかも、と、聞き返してるのだが再現できない。まあ、集中力も落ちている。


タンテは横の回転力が発生するはずなのでその力を受けたい。大理石に小さい穴掘って、セイシンのスパイクピンを落とし込もうか。

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DP-80その7

2017-08-27 00:16:25 | アナログ

キャビへの取付けを考える。

ねじ穴を決めようとけがいたら、際に行ってしまいちょっと無理そう。これはDP3000やDP5000と一緒の寸法なんだ。DP6000やDP7000はあまり売れないから見限られた?んなわけないか。でもどうして共通化しなかったんだろう。

では三点の脚で受けよう。・・・良いものが思い浮かばない。そこでFo.Qシートを見つけた。

これを切って使おう。ちょうど失敗した円盤が出てきた。

三点支持にしたがまだガタが有る。

他にも支えてる箇所が有るんだ。このシートでは薄く、もっと厚いので浮かさないとダメかも。こういう時に2㎜厚のソルボセーンが有ると良いのだが。

まあ、何か有るはずだ。ブチルゴムとか。


さて、音出し。刀根麻理子のいつもの奴を掛けた。声に滑らかさが出た。低音は弾力系。おおっとDP7000に近付いたじゃないか。ヴァイオリンのキツイ音はタンテフレームとキャビが微妙に触って共振してたのかも。

もうちょっと何か考えよう。そういえばオヤイデのスパイクなんて良いかも。

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DP-80その6

2017-08-26 00:00:10 | アナログ

タンテとキャビをどうやって固定するか。

置くだけではきつい音になる。固定するか、何かを挟むか。

木製キャビならそのままでよいが、大理石は何か考えないと。

タンテフレームを見ると線接触のようだ。

三つのねじで固定しようとするともう一個穴をあけなければならない。しかしその場所が縁過ぎて、キャビが欠ける可能性が有る。

もう少しあれこれ考えよう。

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DP-80その5

2017-08-25 00:49:46 | アナログ

そろそろ本気でセッティングをしよう。

ねじ穴を確認。大理石キャビのねじ穴にDP-80のねじ穴を合わせようとすると、一か所だけ合わない。まあ、取り敢えず2か所だけにでもするか。その前に、フレームと大理石のガタを何とかせねば。ゴムを噛ますと音が死んでしまう気がする。セイシンの材料を使うとしても、加工が大変。三点のねじのとこだけセイシンのワッシャを噛ますか。そいやオートバックスにピロボール用の制振ワッシャが有ったかも。まあ、もう少し悩もう。

製造番号は180471

いま、サウンドトラックを聴いている。

生楽器のはずだが、金属っぽいというか、シンセサイザのようにも聞こえる。解像度が良い。非常にデリケートな感じが良く出てる。ガタを取って、この辺を残しつつ、コクみたいのを引き出したいと持っている。

TUBELAR BELLS。昔は、第九のパクリでつまらない音楽だと思っていた。それが今では何気に聴ける。

MORNING AFTER。声が良い。SNが良いからか、男声が心地よい。こんなことは今まで無かった。

もしかしたらTA-FA7ESとシュアⅣMRの相性が良いのかもしれない。SYNERGYよりも。他のカートリッジもかけてみるか。・・・それか、このタンテ、SNがいいのか?世界的に見ても。


キャビにもう一か所ねじ穴開けて、強制的に締め上げるか?噛まし物無しで。妄想は尽きない。

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DP-80その4

2017-08-24 00:50:46 | アナログ

色々忘れてた。

アームが尻下がりだった。

これは低音寄りになるセッティングのはずなのだが、それ以前の話。音の輪郭が乱れ、音像が痩せる。情報量不足のような音。

電源トランス固定用ボルト。

トランスなんて振動する訳ないじゃん。リジッドが良いよなんて思ってた。

外したら、若干だが音に肉付いた。おお、変わるカワル。


上の方の周波数切り替えは60Hzだ。岐阜から来たので同じっ、とこれは確認済み。



これで結構DP7000に近付いた。デジタルっぽい音からアナログっぽい音へ、って意味で。


ゴムマット。

なんというか、うにゃ、ってする。生ゴムではないようだ。二つに折る感じにすると、水平に戻ろうとする反発が少ない。前に触った、イギリスのガラドーの301の物に似ている。へぇー。

最後に磁気ヘッド。これは最初うっかりタンテを取付けたらヘッドに思いっきり当たっていた。ヘッドすり減ったかも・・・。調整する。ギャップは0.2㎜らしく、厚手の紙一枚とした。


馴染んだか?だいぶデジタルっぽい感じが減ってきた。滑らかさが出てきた。そして弱音からすうーっと出てくる音が良い。昔を思い出す音が出た。多分このタンテ、SNが良い。


勝手な想像。

二重タンテは効果大きいかもしれない。そうなるとDENON最上級機DP100の音は?これに似て結構細い音なのかも?そういえばあれを絶賛してる記事は見ないな。スタジオユースの音には良いかも知れない。まあ、FMの音か。

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DP-80その3

2017-08-23 00:15:08 | アナログ

仕事終わって夜中、じっくり聞く。

一発目から音の佇まいがなんか違う。

ずいぶん線の細い、いわばトランジスタアンプのような音?

でも、でもSNが良くなったと思う。高音はシャリシャリと無機っぽいが、まあ、これは様子見だ。時間が経てば変わると思う。

空気感ではなく、空間感、楽器の前後感が良くなった。SNが良くなり、各楽器の音色の純度が上がったか。まだヒリヒリ感は出てないが、腫れ物に触るような感じが出た。

初、低音が無いと思ってたが、出てるには出てる。バランスは末広がりではなく高音寄りだが。音色は電気的だ。シンセサイザのような金属感がする。クラシックを聴いたとき、この音に耐えられるか。




大理石キャビに取付ける時、ガタが有った。タンテのフレームの上下(奥と手前)を押しても動かないが、左右を押すとガタが有る。DP7000はハネナイトのゴムで浮かしてたが、その所為でSNが悪くなってたかもしれない。今回は直かだ。ガタは何とかしたい。

大理石のキャビネットとのデザインはいまいちだ。まあ、大理石の表面には何か皮シートでも張って表面の音の反射を何とか抑えたいと考える。



このタンテ、レコードを回してクリーナーを使ってモーターに負荷を与えるとみーんと音がする。離せばなくなる。



電源スイッチが独立して無いと、何か不安だ。スタートが電源入りを兼ねている。


DP7000

安定感のある音。だが、抑え付けられた感じもする。


DP6000

残念だが所有したことは無い。


DP5000

個体が古いせいか、やや危なっかしい、不安感の付き纏う(不安定)な音。


DP3000

成程伸びやかな音。余韻も棚引く。中古で沢山出てる(当時沢山売れた)というのも納得。

DP5000にそっくりな音。


DP-80

レコードからCDにしたような感じ。SN感は良い。音はDP7000より良いと思う。



以前マイクロのBL-71とDP7000をじっくり聞き比べて、そんなに差は感じられなかったので、もしかしてDP-80、凄いのか?二重タンテってそんなに効果あるのか?そういえばDP3000の伸びやかさはタンテ(円盤)の音と感じたことが有った。DP3000もDP7000も音は、タンテを指で弾いた音に近いと思った。

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DP-80その2

2017-08-22 00:07:08 | アナログ

どれどれ、音だしと行ってみる。DP7000とは物量も価格も違う(格下)。まあ、そんなに変わらないだろうと。

おぉー、凄い低域寄りなバランスだ。

・・・と思ったら、シュアのTYPEⅣをフォノイコのMCポジションで聴いていた。

MMに切り替えたら、ありゃりゃ、低音がなくなった。でも最初の感触は悪くない。

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新ターンテーブル

2017-08-21 03:02:38 | アナログ

 落札したDENON DP-80、先ほど商品受け取った。早速開包した。

画像で見たほどキレイではなかった。期待が大きすぎたようだ。それでも綺麗な方だと思う。

椅子の上で仮に組む。

モーターシャフトを手で回すと重い。三極モーターだからかな?

回転読み取りのヘッドを組んでタンテを乗せる。おお、このタンテ重い。流石二重構造。タンテが重くなった分モーターが強力になったのかな?それで手回し重く感じたのかも。

こりゃ期待せずに居られない。

回転チェック。まあ、ロックはするが、若干流れる気もする。良しとしよう。

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TA-FA7ESその3

2017-08-20 01:30:37 | アンプ

TA-FA7ESが鳴っている。

これは本物と思いたい。

AX-1200はヤマハらしくて良い音なのだが、どうも人工的っぽい感じがしてならない。

しかしこいつは違う。音作りはしてるかもしれないが、それが人工的っぽくは無い。良い感じではある。

不満が有るとすれば高音。どうもスパッと切り落としてるように聴こえる。違うスピーカーにしたら出るのかな?

中音というか、声は真空管アンプほど浮き上がらない。なんというか、ノイズに埋もれてるというか。決してノイズっぽい訳ではない。それでも声にはエネルギー感が有るので不満ではない。


こうなるとやはりこの後継機を聴きたい。TA-FA777ESにしておけば、という気もちょっとある。

TA-F555ESLも聴いてみたい。これは555シリーズ最高と言われている。

ソウルノートも聴いてみたい。オーディオとは一線を隔した音らしい。

ラックスのL570も聴いてみたい。きっと音はそんなでもないが、憧れ、A級の衝撃。


いま、挙げるとこんなものか。


先日ちょっとハードオフ新高岡店に行ってきた。TA-FA7ESと迷ったテクニクスSE-A5とSU-C5が無くなっていた。サンスイのα907Limitedだと思うが、これも無くなっていた。

結構サイクル激しい。これ、っと思ったときは買わないと。

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集~合~

2017-08-19 01:53:00 | アンプ

プリメインアンプを集合させる。

ただ単に並べてみるだけ。意味は無い。

ソニー         TA-FA7ES

ジャンゴ(NEC)     A-220

テクニクス        SU-V7A 2台

ヤマハ         AX-1200 2台

テクニクス        SU-3500

ヤマハ         RX-SL80


BTLにするため2台あるものはメインイン端子が有る。

フォノイコが充実してる(はず)

プリメインアンプは、アンプ的には私は嫌いなのだが、回路がシンプルになる。

なかなか手放せないんだよな、こいつら。増えてく一方。でもようやく満足できるプリメインに出会えた。TA-FA7ES。これでもうおしまいにしたい。でもラックスのL570は聴いてみたい。駆動力とかどうなのか。似た世代のアキュフェーズE305は聞いたことが有るので。

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DP-80

2017-08-18 23:25:36 | アナログ

まだ到着してないが、明日には来るのではないか。


1978年8月発売。

3相ACアウターローター形サーボモーター採用、コギングがおきないらしい。大きさはDP7000と同じくらいか。

駆動方式:サーボ式ダイレクト・ドライブ

モーター:3相ACアウターローター形サーボモーター

スピード制御方式:周波数検出によるスピードサーボおよび位相サーボ併用

回転数:33・1/3、45rpm

起動時間:1.2秒以下(33・1/3rpm時)

ワウ・フラッタ:0.015%wrms以下(磁気パルス円盤を用いたDENON測定法による)

SN比:77dB(DIN-B)

ターンテーブル:アルミダイカスト30.8cm 自重3kg 慣性モーメント370kg・cm2(ターンテーブルシートを含む)

回転数偏差:0.002%以内

負荷特牲:0%(針圧250g)

ブレーキ方式:電子式ブレーキ

回転数調整範囲:±6%(半音)以上

消費電力:8W

外形寸法:376φ×140H

重量:約10kg

適合キャビネット:DK-100、DK-100F、DK-100G、DK-200、DK-2000、DK-2000G、DK-300、DK-2300

 

対してDP7000は

駆動方式:ダイレクトドライブ

モーター:2相ACサーボモーター

スピード制御方式:高精度磁気記録再生方式と水晶発振器を基本とした周波数検出によるスピードサーボおよび位相サーボ

回転数:33・1/3rpm 45rpm

スピード調整範囲:±6%以上(VARIABLE時規定スピードに対して)

起動時間:0.9秒以内(1/4回転)以下(33・1/3回転時)

ワウフラッター:0.02%w.r.m.s以下(テストレコードによる)

SN比:77dB以上(DIN-B)

ターンテーブル:312mmアルミダイカスト自重1.88kg(慣性質量23.3kg-cm2)

回転数偏差:0.001%以内(NORMAL時)

負荷特性:0%(針圧150g最外周)

停止時間:1秒以内

電源:AC100V 50/60Hz

消費電力:15W


こうやって見ると特に差は感じられない。しかしタンテの構造、シャフトの押さえの有り無し等、音にどんな差が有るのか。無かったりして。

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DP7000修理13

2017-08-18 01:22:05 | アナログ

今頃になってDP7000の回路図を探す。

三端子のコネクタをちゃんと確認しよう。

某さんのHPにはモータードライブ基盤の回路図は無かった。

海外のHPで色々な機器のマニュアルを公開してるものが有る。フェイスブックで紹介してもらった。会員登録して、DP7000をダウンロード、しようとしたら、回路図(サービスマニュアル)が無い。キャビにセットするテンプレートだけ。あぁ。

よくよく調べたらDP7000は回路図を公開してるところが無いのだそう。

最悪DP6000のを参考にしよう。

・・・基板パターンと見比べると、大雑把には回路はほとんど同じ。三端子のコネクタも問題ない。

一か所電解コンデンサのパターンが浮いたので、切ったコンデンサの脚で短絡。


回らない。終わったな。シャフトをつまんで起動しても全く手応え無し。

しかも電源を切ってもストロボのランプが2~3秒点滅して消える始末。トランジスタ回路の知識に乏しい私には、もう無理である。



記憶がよみがえる。

購入当初、回転が不安定。磁気パターン部を掃除したら安定。

しばらくしてまたロック掛からず。VARI/NORボタンを数回押すとロック掛かる。

電源コード交換。

DP7000専用タンテシートが運よく見つかり購入。

東京防音にハネナイトシートを特注で製作してもらう。

回路のケースにブチルゴム貼り付け。

コントロール部の接点を掃除。

モーターをばらし、ベアリング交換・グリス塗布。

トランジスタ30個ほど交換(数年前)

キャビネットを交換。ブナ集成材鉛。DK200:DP7700にするためのケース。大理石キャビネット。


マイソニックの松平さんに手紙を返信してもらったとき、「タンテも重要」と有った。私はいまだにタンテのベルト駆動方式(BL-71)が中音が有利と判断したが、何故かDDを使い続けている。これはアームが関係してると思う。ベルトはSMEが使えない。使えたとしても土台のしっかりしたものにSMEのアームは取付けたい。

若いころ、MJ誌で写真を見たとき、大きなベースに乗っかったUFOみたいなタンテがこのDP7000だった。欲しいと思った。当時はシリーズの中では「最上機種が一番良い」と考えた。今でも買うなら最上位機種だが、それでDP7000を探した。当時すでにDP80という後継機も出ていたが、眼中になかった。なにせ価格、重量、物量が段違いだ。不思議なのはDP7000が出た二年後にはDP80が出ていること。もう古い話なので調べようもない。




色々やってきたDP7000であり愛着も有るが、もうそろそろお別れとするか。

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