部屋を縦長に使っていた。スピーカーの両サイドに空間があまり無く、それでも何とか広がりを出そうとしたが、ダメそうだ。スピーカーからリスニングポイントまでの距離を取ると高音が減衰してしまうようだ。
紗を垂らしてからセッテイングと思い順番を決めてやったら結構時間が掛かった。
でもやってよかった。
このDS-3000の音場が出た。これだよこれ。ふわっと広がる。富山に居たときの感じが出た。そして音色が良い。絹のような音色になった。縦長の時は少々きつい感じに鳴ってたが、もしかして定在波の影響だったのかも?
ただし、悪いとこも有る。低音が無くなった。なんでだ?スピーカーの間隔を広げたからか?
使い勝手も悪い。後ろの押入れが増々使いづらい。それから機器のラックと左スピーカーが寄っていて、通り抜けがしづらい。
パワーのEL34PPmonoもどこに置くか。スピーカーケーブルを長いものを使えばどっか寄せられるんだけど、アクロリンク7N-S1040Ⅲは短いんだよな。さて。
今はTA-FA7ESでCDを鳴らしている。まあ、こなれるまでもう少し聴き。スピーカーの間隔をもう少し寄せ、機器のラックをもう少しずらそう。
しかし後ろの壁に垂らした紗。効果が大きそうだ。これはSTEREO誌でやった手段だ。部屋についてはあまり効果が有った対策の経験は無く、疑心暗鬼だったが、これを聴くと、当時金子さんはいい音を聴いてたんだと思う。最近古いSTEREO誌を読み直して思い出した。