analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

CfD‐7.3 4配線

2020-02-29 00:04:06 | CfD-4 (オートバランス)

パーツが決まったので配線に入る。

右の電源周りは仮配線。これで様子見て組み直そう。

OPT周りの配線は抵抗の脚も使って無駄に長い配線を切り詰めた。縦の黄色い丸。ここに有ったコンデンサーは上の横置き(黄色丸)へ移動。

増幅部のほとんどの配線はアース。

上流側から順番に引いてくるのではない。一点集中だから各々配線を引っ張る。いつもゴチャっとしてしまうのだが、まだまし、という感じか。

今回はデカップリングコンデンサーを信号の経路と考え、接続を最短でするようにした。

電源トランスのアースは、どうしても長くなっててしまう。リーケージフラックスを考えると遠くへ置きたいので仕方の無い事だが、フィルターコンデンサーにつなげられたらいいのに。

今回新たにやったこと、と言うか、気に留めて組んだこと。

①OPTの給電は、抵抗で直接接続したこと。今まではドロップ抵抗から配線を引っ張ってた。

②整流管ソケットにフィルタ―コンデンサーを直接繋いだ。これは整流管の条件により小さいものを選んだので出来た。

③電源トランスを左右別にした。NOGUCHIのPMC‐35HGがちょうど二つあった。チョークも同社PMC‐813も二つあった。・・・それならシャーシーを二つにしてモノブロックにした方が良いのかな?でもアルプスのボリュームRk50がステレオタイプだからな。これ、単連で二つにしてれば。ああ、変な妄想してしまう。

 

セレクターとボリュームだけでボックス組んだらどうだろう?増幅部と別躯体で。アンプ部は別にモノで組む。

本来プリアンプと言うのはそういうのもひっくるめて云うものったいらしい。正確にはコントロール部:トーンコントロールやフィルター類、時にフォノイコ も含む。これらをどうやってまとめるか?がプリアンプ製作の醍醐味。まあ、私の場合は使わない機能は省いて仕舞っているのでこの目的からは外れてしまっているのだが。

一体型で行こう。

話が反れた。

④デカップリングコンデンサーを最短で接続。こいつはカソードパスコンのアース側を繋いで一点アースへ。

⑤OPTのコアアースを接続。画像左下の方、青い細い線。

結構完成に近づいた。

 

後は入力回りの配線だ。めんどくさい奴。

 

電源周りを修正したい。

右上の電源トランスはサブシャーシ上辺にアングルで補強するのに当たってしまうので、少しずらす。

整流管はトランス側に寄せて配線を短くする。

増幅段ヒーター配線を綺麗に収める。

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ちょっと一息

2020-02-28 01:01:47 | その他

ここの所プリに掛かりっきり。もう何日音楽かけてない?6日?

サブシステムで音楽鳴らす。

CfD‐5とMfD‐4でCDを鳴らした。スピーカーはAR。

なんだ、良く鳴るじゃないか。まあ、メインシステムとは比べるべくも無いが。前はもっと軟らかくなったようだったが、けっこうパリッとしてる。ならロクハンならどうなっちゃう?

此方は意に反してパリッとしない。声の周りの空気が澄んだ感じだ。ただ、低音はサチってしまう。

アンプの配線は、プリもパワーも高純度は使ってない。でもこの鳴り方はアリかも?サブだから許せるのだが。

難しいことを考えないでいいなら、心地良い。

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CfD‐7.3 3パーツ取付け。

2020-02-27 00:01:29 | CfD-4 (オートバランス)

引き続きCRの取付け。

なんとなく上手く行った。想像とは少し違ったが。

ヒーター配線。これが難儀した。イメージが湧かない。B+と交差してしまう。一旦配線しておいて、全体が終わったら再度考えよう。

フィルタ―コンデンサーとデカップリングコンデンサーの位置を考えた。なんかいまいちだが、仕方ない。フィルタ―コンデンサーの容量を増やしたいときどこにしようか・・・。まあ、音聴いてから考えようう。

上手く行くか、中々手を付けられなかったが、やって見たら良い感じ?横向きの薄青い電解コンデンサーがつんばだが、ネジが当たってしまうので仕方ない。

進むの結構遅い。ここまで三日。

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CfD‐7.3 2シャーシー穴あけ~

2020-02-26 00:02:10 | CfD-4 (オートバランス)

なんとなく見えてきた。電源トランス・チョークを2個ずつ用意して配置を確認し、サブシャーシ―の穴あけを行い、ある程度のパーツを付けて見た。

良い感じかも。基本左右チャンネルで差が有るのは好きでは無いが、ケースを流用してる以上、Lchが電源に近くなるのは仕方ない。

さて、真空管ソケット周りから始めよう。

基本は配線からだ。ヒーター配線をし、カップリングコンデンサーを付けようとしたら何か邪魔だ。あーでも無いこーでも無いとやり直して何とか取付。

続けてCR類を取り付ける。今回はアースを、カソードパスコンの初段と出力段で一緒にし、カソード抵抗は初段と出力段で別とした。これもあーでも無いこーでも無いやって、何とか取り付けた。今回はさすがに納得いった。

電源のフィルターコンデンサーの位置が決まってないが、なんとなく見えてきた。折角電源を左右別にするので、ユニット内でアース共通のブロックコンデンサ―はやめておくつもり。

後はイチョウ型のアース端子の場所。これはひっくり返して位置を確認しよう。

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CfD‐7.3 組み直し 1配置計画

2020-02-25 00:04:05 | CfD-4 (オートバランス)

それでは組み直しを始める。

実際パーツを並べてみて、若干修正した。

今回は音が出るのは分かってるので、ゆっくり、ゆっくり組む。

電源トランスは、これでいいのか?

当初はアイエスオーST‐30Sだった。二次側260V、30mA、ヒーターは17Vがある。

今は5687一本11mAほど流してるのでこいつでは片チャンで一杯になってしまうし、電圧ももう少し欲しい。

これをもっと大きいPMC‐100Mにした。二次側280Vなので、チョークインプットにするともうちょっと電圧が欲しい。

ならばもう一回り大きなLH‐150にするか?だんだん大きくなる。これはパワーアンプ用だ。

並べてみた。

バランスが悪い。大きすぎる。この機種はハムも気になる。ノイズは良いが、ハムはいけない。っという勝手な解釈。

いけないいけない、またドツボにハマるとこだった。これやるんだったら別躯体電源だな。

ハムの原因は電源トランスの気がしている。

300Vタップで電流小さい電源トランス、無いかなー?いろいろ探してみたが、中々これってものが無い。

探したら手持ちにPMC-35HGとPMC‐813というのが2個ずつ出て来た。

コンデンサーインプットにすれば行けるか?

整流管が2本と仰々しいが、取り敢えずこれで行ってみよう。

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CfD-7.2 解体。

2020-02-24 12:03:25 | CfD-4 (オートバランス)

同じ回路のCfD‐5を残してサブのCfD‐8を解体した。現行メインのCfD‐7.2が有るが、もう組み直して良い音(?)になる(ハズ)なら、このまま持ってても仕方ないのでばらしてしまった。ボリューム・セレクターの位置はこのままにしたいので、真空管とかあると寸法取りがやりづらい。

まだ詳細を詰めてないが、こんな感じで行くことにする。

前はこれ。

現行はセパレーションを良くしようとして左右の真ん中にコンデンサーを持ってきたが、これってB+配線が長くなってしまう。左右のアースの引き回しも偏る。電源トランスのリーケージも気になるのでチョークとともに端に持って行こうと思う。

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MfD‐3.2で鳴らしてみる。

2020-02-23 00:05:03 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

いま、NS‐10MMで鳴らしている。

よくまあこんなに小さなスピーカーからこんな音出るな、って感じ。

低音は伸びるはずも無いが、十分な量。これにバランスさせる高音は伸びて無いのだが、それでいて籠りとか抜けの悪さを感じさせない。時代的にはヤマハの社長松本豊作氏の時代か、その前になるのかな?

ヤマハは纏める人が良いのだと思う。

でもDS‐3000にすると「やっぱこっちだよな」って思っちゃう。

 

そういえばパワーにパスコン付けた後ロクハンを鳴らしたのだが、何かこういまいちになってしまってた。電解の音かな~?なんて思ってたが良く考えたらあの時は出力インピーダンスが4.6Ω。その前は20Ω。16Ωのロクハンにはパスコン無い方が良かったんだな。おかげでほら、AR‐4Xがよく鳴っている。つややかでかる~~~くなっている。でも低音はどっか行っちゃった。あーあ、ロクハンには悪いことしたな。stereoタイプのアンプで我慢してもらおう。

ちょっと根暗な低音の雄大な、大人しい音がヨーロッパトーンっと思ってたが、結構パリッと鳴っている。

でもやっぱり独特だな。少し奥からホーンと言うか音響レンズを響いてくるような、そうドライバーの鳴ってる感じを思い起こさせる肌触り。いやはや今まで何鳴らしてたんだ、って感じ。「重い空気感」とでも言うか。でも前の根暗な音も好きだったりする。

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CfD‐8 解体する

2020-02-22 00:01:36 | CfD-4 (オートバランス)

CfD‐8を解体する。

こいつは結構気合い入れて作ったので初期型のCfD‐5型より音が良い。ダンチだ。

しかしCfD‐7.2を組み直すに当たってこいつのパーツを使いたい。主にセレクター。

確かBTS規格の・・・

 

 

こうやってみると、今では考えられない配線。主にアースに付いてだが、今ではなんとなく見えてきた。色々本の実態配線図を眺めてみた。

CfD‐8は電源トランスから順番にアースを繋いで入力端子でシャシーアースを取る。これが無難だ。多分アース母線を引くとこうなりやすい。館山の人もこうだったのかな?割と古い人はこの方法の様だ。デカップコンを左右で共通とし、カソードの抵抗とパスコンはパラっている。

しかしラジ技誌を参考にしたアースの取り方は、例えばカソードの抵抗とパスコンは別に取る。電源トランスのCTは直でアースポイントへ。デカップコンは左右別。最近の人はこのようにするようである。聴き分けたわけでは無いが、なんかこの方が良い気がする。

まだ「なんでこう(配線)するの?」が分からないが、じきに分かればと思う。

 

確認のため、整流管6X4の規格をチェックする。

現在出力電圧250V、電流55mAだからチョークインプットでも範囲には入っている。今は11.5mAだが、もし5687の片ユニット20mAも流すと80mA程になるので6X4では足りないかもしれない。

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プリのハム その3

2020-02-21 00:04:24 | CfD-4 (オートバランス)

あんだけやってハムが取れない。(16回!)

90度回したが効果無かった電源トランスを外に出す。

まだハムが残ってる。

また思いついた。

⑰シャシーアースの端子。これってどうなの?ステンネジで接続してる。

外してみよう。

音出し前に導通を見てみた。アース線とシャーシーには導通が無いので一点にはなっているようだ。

多分これは問題無い。

またまた思いついた。

⑱信号線を動かしたらハムが減った。これって電源トランスが問題かと思ってたが、この信号線が問題では無いのか?私は今まで信号線が回路の影響を受けないよう内部のサブシャーシの上に通していた。これがシャーシーアースを挟んでループ作ってる?

本を開いた。フォノEQ&プリアンプというもので、内部の写真がある。これを見ると、信号線は回路側を通っている。

これを試してみよう。

サブシステムで鳴らしているが、なんとなくハムが減ったような。

メインシステムに繋いだ。やはりハムは減っている。これなら聴くに堪える。が、もう少し小さくなると良いのだが。

やっと目途がついた。

点線が今までの配線。結構凄い発見と思って気に入ってたのだが、これが問題だったとは。実線が対策後。

試験のため、セレクターは省略している。

音なのだがこれまたクリアになった。ハムが減ったことによるものと思うが、セレクターを省略したおかげかもしれない。ある程度のハムは仕方ないと思っていたが、音質向上には無い方が良い。当たり前なんだ。

今まで我流でやっていたことがことごとく否定される。

上記配線。

カソードパスコン。

トランスの使い方。などなど。

 

実はこれを試す時、左だけ余計ハムが増えた。はぁ~と思った。シャシーアース端子かなと思って締め直してるとき、たまたま配線に手が当たり、ハンダ不良を見つけた。

なんともまあ。

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プリのハム その2

2020-02-20 00:01:52 | CfD-4 (オートバランス)

①チョーク・電源トランスのシールド。薄い銅板に電磁波吸収シートを貼って衝立てにしたが、これは本来鉄板で隙間なく包まないといけないとか。

②電源トランスのCTアース位置変更。アースポイントからフィルターコンデンサーに戻してみた。

③フィルターコンデンサーの容量増加。5687の分を20μF→60μF、12AU7の分は140μFに47μF追加。

④入力端子回りのアースを12AU7のグリッドを外して入力端子からアースポイントへ変更。

⑤コンデンサーインプットにして電源トランスのタップを280Vから240Vに下げた。

いづれもだめだった。効果無い。

ということは、電源トランスもしくはチョークコイルか?

⑥電源トランスを90度回してみたが効果無し。

⑦真空管ソケットは何回か抜き差ししてるので大丈夫だと思う。が、ここまで来たら掃除しよう。

おお、それでもだめならチョーク?

⑧チョークを外してメタルクラッド抵抗25W75Ωにしてみた。この場合、右チャンネルのハムが少し小さくなった。

困ったな。

こうなるとコンデンサーの不良かな?ネットで調べると、コンデンサーにパラってみると分かるらしい。

⑨コンデンサーを追加した。247μから447μF。

ひとつ思いついた。

すぐ下にパワーが有るが、そのリーケージ拾ってないか?

ここで一回一回メインのアンプに繋ぐのがめんどくさい。サブのアンプに繋いだ。これなら電源入れながら確認できる。

⑨外してEL34PPstereoに繋いでみたが、変わらない。がっかり。

折角だから、コンデンサーとか触って反応見るか?

⑩まずはボリュームから初段12AU7に行っている配線を触る。

ハムが減った。「へ?」これけ?やったー。

電源トランスはリーケージフラックスを放散した時何に影響するの?真空管?なんて思ってたのでおしgooに聞こうかと思ってた。念のため入力配線のアースが断線して無いか確認したが、ダイジョブそうだった。

メインのシステムに戻してスイッチオン。あれ?ハムが出て来た・・・。

⑪ボリュームの位置を仮にだが変えた。

⑫それなら整流後の抵抗をチョークに戻して鳴らそう。

繋いでONしたらまた出たブー・・・。

⑬入力配線とヒーター配線が触ってた。話したら少し減った。

⑭電源か?と思い100Vのコードを動かしたらハムが少し減った。

⑮なら電源コードを外したれ、ダメ。

ここで初段真空管を刺すのを忘れ、電源を入れてしまった。なのにハムが出てる。まあ、少しは減ったが。なので5687回りが怪しい。

⑯アースを確認した。電源トランスからアースポイントとフィルターコンデンサーの二か所に引っ張り、コンデンサーからのアースポイントへは外した。

少し減ったかな?赤丸は⑨のコンデンサー増量分。

ここでシャーシーを触ったらハムが増えた。もしかしたらどこかハンダ不良が有るのかもしれない。→入力端子のアースのハンダ忘れだった。

 

さて、困った。

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プリの組み直し2 構想

2020-02-19 13:28:54 | CfD-4 (オートバランス)

今のプリはハムが取れない、アースの引き方が間違ってる、配置の所為でB+配線が無駄に長い、という問題が有る。今回の組み方は無駄な変更だった。まだ初期型の方が良かった。

それでもう一度組み直そうかと思う。

チョークインプットで行うともう少し、あと10V程電圧が欲しい。しかし市販には二次巻線300Vというトランスは無い。高圧巻線を落として使うか?もったいないけどレギュレーションが良くなる?などと考えてた。

そういえば三00Bシングルのトランスって300Vじゃね?

これにしよう。どうせ三〇〇Bのアンプは電圧が低すぎて本領発揮して無い。後で手持ちのPMC150Mにでも入れ替えるつもりだった。

ただ、少し大きので、リーケージフラックスが心配だ。

今見るとこのアンプ、上手く組んだな。アースや配線拘らないと上手く行くんだ。

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真空管の内部インピーダンス

2020-02-18 00:01:56 | アンプ

この表題の言葉が正しいかは分からない。ググってみたが出てこない。

プリのOPTをTSM、NP‐126に換えて出力インピーダンスを測っていた。

おおよそだが5687の内部抵抗は直流で2.8kΩ。TSMやNP‐126にして出力インピーダンスを測定し、逆算すると大体4.8kΩ(NP‐126)、2.5kΩ(TSM)となった。

そうか、交流の内部抵抗は5kΩ弱なんだ・・。

 

ところが、である。先日コンデンサーインプットは電流流れすぎなのでチョークに戻した。その際カソード抵抗を430Ωに下げたらDC内部抵抗が2.5kΩ程に下がった。出力インピーダンスを測定したら474Ω。ちと下がった。ここから逆算した交流内部抵抗は3950kΩ。

電源トランスをもう少し大きくして電流を流そうか?とも考えてるので、8kΩのライントランス、やっぱ買った方が良いのか。

ここまで来ると、何とかTSMのトランスを使えないか?どうもあのトランスをプリに使った音が忘れられないようだ。AC4kΩを2.5kΩまで下げるのは難しいが、3kΩ位には下げられないかな?なんて考える。しかしシングルで20mAが上限として電流が片方11mAを超えている。これ以上流しても大丈夫か?シングルで20mAならPPで40まで大丈夫か?分からんので試してみるか。

 

パワーは5kΩ : 8ΩのOPT二次側の出力インピーダンスを測定したら、カソードパスコン有りで4.6Ωとなった。この時の真空管の交流内部抵抗は1.5kほどだ。確か以前に調べたら6CA7の内部抵抗は1.7kΩだが、これは直流だろう。DS‐3000が6Ωなので、せめて5Ω以上にしたいところだな。

カソードの抵抗を600Ωに戻すか。

 

ここ何日かはプリの電圧を上げたり下げたり何回(何十回?)も変更しては試聴、変更しては試聴の繰り返しだ。いい加減見切り付けたい。

いま、電源トランスのアースをアースポイント直接からコンデンサーに戻して音出しをしている。

ハムの音はこの所為では無い様だ。

しかしなんだ?いま、音が良い。思えば5687は、内部抵抗が高くなるが高電圧大電流で動かした方が良い。今まで電圧を上げたり下げたり、漠然とだがその結果だ。まだ高音に下品なシャリシャリ感が有るが、少し空間から音が離れて来た。音離れってやつ?

それで5687に高圧高電流を掛けるとハムが増えるようだ。

回路の最終型ががなんとなく見えてきたので組み直すか。

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チョークインプット2

2020-02-17 00:03:10 | CfD-4 (オートバランス)

なんとなくチョークインプットにしてからハムが増えたように思う。

いつの間にか歪っぽい音もチョークインプットの所為のように思えて来た。言いがかりみたいなものなのだが。

一旦コンデンサーインプットにしてみよう。

試しに5.6μFフィルムコンが有ったので使ってみた。チョークとコンデンサーインプットの中間位で行けないか?

実際は電圧がどーんと上がってしまった。

調整して、前と近い電圧にした。

音出ししたらハムは前と変わらないが、歪感はかなり減った。

 

コンデンサーインプットは、整流後の電流は波形の最頂部の山が少し残るが、その山が尖る。脈流がコンデンサーに一旦入って、0まで下がる脈流の山が山頂付近で連峰のように連なる。

チョークインプットはその山頂の様子が尖らず丸い山の様だ。

 

コンデンサーは交流部分をカットする。いや、一旦コンデンサーに貯めて放出。チョークは言葉通り交流を絞って直流にする?から効率が良い?

取り出せる電流はチョークインプットの方が大きいが、電圧が下がってしまう。まだ抵抗の方が高い電圧を取り出せるかもしれない。

 

なら一回高負荷で5687を動作させたら?

思い切ってカソードの抵抗を1kΩから270Ωにした。

5分くらいで「ビーパチっ」。しばし茫然。

少し考えた。電流が増えたんだ。そういやこのサーキットプロテクタ―は切れる前ビーって鳴るんだっけ?電流0.5mAでぎりぎりで使ってるんだった。半数位の確率で電源投入時、このサーキットプロテクタ―に拒否される。

1Aのものに換えた。

今度は変な臭い。電源落とす。チョーク下流の抵抗は1200Ωで150V下がると18W?おいおい、5Wじゃ全然足りない。

コンデンサーインプットは諦める。

 

復帰はチョークインプットに戻し、1200Ωの抵抗を100Ωにし、カソード抵抗は560Ωから430Ωにした。

これで5687一本に11mAほど流れる。

調べたらNP‐126はPPで40mA流せる。でも電源トランスが足りないかな。

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オーディオの転換点

2020-02-16 00:03:56 | その他

革命、とは大げさな。でもその位大きな変化が有ったこと。それを思い出しながらつらつら書き出し。

最初はパイオニアのスピーカーケーブル。JP‐201。音の変わることを知った。

SHURE V‐15ⅣMRを最初に使ったとき。音の割れたレコードから瑞々しい音が出た。

スピーカーの下に一枚板を置いて左右のスピーカーの機械アース共通化。ある意味メインのDS‐3000を超えた音を出した。

フィルムコンからオイルコンに変更。作った音から生音に変わった気がした。以降、オイルコンをメインに使っている。

カセットデッキGX‐Z5000の電解コンのブラックゲート化。録音した音がCDより良い音に聴こえた。が、すぐに壊してしまった。

MfD‐8のNON NFB化。真空管アンプから生き生きした音が出た。

アンプの電力電送。現在ハマっている。

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パワーアンプの調整 鳴らしてみた。 (importance)

2020-02-15 00:01:37 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

それでは鳴らしてみる。

プリのハムは小さくなった。これなら行けそう。

まず第一印象は、曇ったというかやはり電解の音。それと力強くなった。

なんとなく予想通り。真面目に聴いてみる。

低音のしっかり感が出る。これは気持ちいい。太いとか伸びてるというよりもちゃんと出てる・・・何ともな表現。

なぜか、そんなの考えるまでも無い、スピーカーが鳴りだしたんだ。「ちょっと本気出すか」って感じ?今まではパワーアンプの動作がおかしかったんだ。パスコン付けて出力管とOPTの動作がマッチした。

エネルギーをスピーカーに流し込む。イメージ的にぶち込む、では無い。

中低音がしっかりした。後ろのチェロ、コンバスが心地良い。

残念ながらヴァイオリンは少し歪っぽい。レコードの針にホコリでは無く黒いカーボンみたいなのがこびりついた時のようなビリビリ感。

しかし前の妙なハイ上がりが無くなり。右肩下がりの周波数特性になって高低のバランスは取れた。私にはこの辺が良い。

 

やはり電解の音は残る。もう少し抜けてほしい。

これが普通の音なのかもしれないが、パスコン無しの音を聴いてるので欲してしまう。

しかしこの駆動力とどちらを取るか?こっちだ。

スピーカーに負けてない。この後はこれでパワーアンプをブラッシュアップだな。

 

MfD‐5の時、NFBを外した時の音が忘れられない。あの時の躍動感が出ないか?いつもそう思っていた。

故上杉氏のTAP‐2型。ミューラード型の三結PP。でもあの時もカソードパスコンを付けてなかったんだよな。なんで内部抵抗が下がってたんだろう?

小音量時は透明で良い音だった。しかし音量上げると煩くなる。

あの時はミューラード型位相反転段の欠陥と思っていた。作り方が悪かったのだと思う。いまステレオタイプの物を残してるが、これはこれで良い。酸金抵抗のカサカサ感やサーマックス線のクリーミーな感じがするが、そこそこ普通なアンプと思う。リファレンスアンプになっている。

 

ああ、今の音はイマイチなのに特性を解析したらこちらが良く聴こえる。

今までのは欠陥だ。

この変化は電流伝送にした時のような変化。私のオーディオ歴史の中での革命。

革命?今までどんなものが有ったろう?

これはまた後で。

 

今までは、良い音なんだがなんかいまいち、おかしいんじゃないか?というのが有ったが、解けたような気がする。これからはこれで音質改善していこう、と思う。

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