analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

おっと、いつの間にかよく鳴(成)ってる

2024-06-17 00:02:14 | PhfD‐3.3

レコードを掛けてるのだが、いつの間にか良くなっている。

LCRフォノイコ。

リアルではないのだが、一個一個の音が元気に飛び出してくる。

場所の空気感?が良くわかる。

スタジオ、ホール、などなど。

目の覚めるような音になった。

これは前のフォノイコの終段SRPPでは出なかった。

カートリッジの103FLの生真面目の音にほんの少し色気が付いた。

ドレスではない、和服的な?

古いレコードが良い。

昔の空気がそこにある感じ。

 

アンプは回路だ、思う。

 

20240603

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本日の戦利品

2024-06-15 05:54:18 | PhfD‐3.3

ゼネラルトランスのPMF5P 10k600CTを購入した。

これはプリのOPTに使おうと思う。

そしてここに使ってたNP‐126はパワーに持っていこうかと。

NP‐126は二次側が5kとなり、今の1キロよりは大きくなり、音も大きくなるのでは?

そしてプリはインピーダンスが 20k から 10k になり終端抵抗無しでも行けるのではないか?と考えた。

 

 

購入するとき、型番の確認をさせられた。

なのに価格を間違えられた。

「後ろにWとか何もつかないやつですよ」

と言ったら価格を修正してくれた。

ライントランスなんて買う人いないのだろうな。

そしてこのトランス、中点タップがある。あ、いや端子でなく配線が出てる。
五極管なんてこんなとこに使うのか?
 
 
 
 
もう一個、桜屋電機店で抵抗を買った。
オーマイトのブラウンデビル5W1.2kΩ
ネットでも買えるが久しぶりにアキバパトロール。
なんと一個しかなかった。
1kでは小さいので1.2kの巻線抵抗を探したが無かった。
 
秋葉原は去年とそんなに変わらなそうだった。
(なんか行間隔がおかしい)
 
 
20240601
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また一つ悩みが出た

2024-06-10 00:05:37 | PhfD‐3.3

フォノイコとプリの組み合わせ、調整は今の自分ではやるとこはやった。満足。

っとすると、気になるのはプリとパワーだ。

プリのOPT(NP‐126 20k:600)とパワーのIPT(TSM 5k:600)を入替えたら終端抵抗を外せるか?

今、プリの真空管5687の負荷は6k+6kくらい。

パワーのIPTは1.25k:1.25kになるところを1k+1kで使っている。

感覚的に伝送ラインは500Ωになり、プリのOPTは4k+4kとなるハズだが???

TSMをプリに使うと二倍で使っても2.5kだから重すぎる。使えないな。

 

ならばNP‐126を10kで使えば2.5k+2.5kか。

これも低すぎだ。

オートバランスの時は10kで使った方が良かったが、差動にしてから10kでは音が痩せて聴くに堪えないかった。

っとなると5kではなく10kのトランスが欲しいな。

 

 

 

 

 

 

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フォノイコの終段 鳴らしてみる

2024-06-08 00:05:39 | PhfD‐3.3

フォノイコの終段の入力トランスの二次側抵抗を換えて音出ししてみた。これが決まったようだ。

コントラバスが太くなった。

中域を求めると低域の犠牲は仕方ないかと思ってたが、出てきた。

抵抗を交換してた時、そういや「なんか曇った感じ、焦点が曖昧だったかな・・・」なんて思ってた。

RIAA回路は600Ωではなく1.2kで動作させてたわけなんだ。

それでもRIAAカーブは50k以上以外、そんなに問題なかった気がする。

ただ音は違うと思う。

パリッと抜けが良く、焦点が合った感じ。

欲を言えば、もうちょっと柔らかく、ほぐれた感じになってほしいんだけどな。

この辺はもう少し鳴らしていけば良くなるかもしれないし。

 

電源はまとめきれてないし、整流管がヘタっててそれに合わせているので定数が合わないかもしれないので省きました。

 

20240524

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フォノイコの終段

2024-06-07 00:09:09 | PhfD‐3.3

フォノイコのRIAA回路を考えてて、終段アンプについて確認しようと思った。

RIAA回路を切り離して、終段の入力トランスに信号を入れる。

そしてF特を測った。

ほぼ重なっているが、1kHzから低域のみプリのみの物を乗せている。

まあ問題ないと思ったが、高域が少し持ち上がっている。

負荷が軽いか?っと思ったら、入力トランス二次側の抵抗が間違っていると思った。

センタータップをグランドに落としてる10kの二次側に5kの抵抗を二個付けてた。

ここは2.5kでなければいけない。

これで測定してみた。

低域が少し良い上グラフの赤線。

 

なんともな結果だが、どんな音になるのかな?

 

20240524

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LCRフォノイコのRIAAカーブ?

2024-06-06 00:04:10 | PhfD‐3.3

前回フォノイコの負荷インピーダンスを変えてみたがRIAAカーブ(の低域端)が変わらなかった。

LCRフォノイコのRIAA回路のインピーダンスは600Ωだよな。

これは1kHzの値であってここで言う低域端15Hzのインピーダンスはもっと高いのか?

そしてフォノイコの負荷インピーダンスの影響がRIAA回路には無い?

だからRIAAカーブが変わらないのか。

上グラフ下から

紫線はトランスの電流

鶯色は電圧

青は終端抵抗

赤線は低域端の電圧。

 

終端抵抗を替えても他は変わらなかった。

終端抵抗はいくらにすればいいのだろう?

 

20240523

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フォノイコで再調整

2024-06-05 00:02:58 | PhfD‐3.3

現在プリのIPTはタムラのA‐8713で、二次側は8.9k+8.9kとしている。

この値は本来10k+10kが良いと思ってたが、先日の検討で二次側は5k+5kになるようだ。

30kのATTが有るので7.5kにすると合成抵抗は5k+5kになるハズ。

やはり定格で使う方がいいと思うので交換した。

 

これに合わせてフォノイコをどうするか。

周波数特性の低域端15Hzで-3dBとなるような終端抵抗を探す。

14k、10k、5k、4k、3k、2.2k、1.2k、600Ωとして、一次側の電流電圧を測り、15Hzの時の減衰量を測定した。

が、なぜかほぼ一緒な結果になってしまった。これだと何を採用したらいいのかわからない。

14kはグラフが乱れるので削除。

横軸は終端抵抗。

下二つ、鶯色と紫は電圧と電圧。

※訂正 紫は電流です

その時の真空管の負荷インピーダンスが青線。終端抵抗に合わせて上がっていく。

赤は周波数特性の低域端電圧。これがほぼ変わらない。これが判らない。

低域端電圧が終端抵抗によって変わればそれで終端抵抗を選択出きるのだがそれが無い。

F特(RIAA)を測って思った。

低域端の電圧は増幅度が大きすぎてインピーダンスの影響が出ないのか?

 

20240523

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TSMのトランスは間違ってないか?

2024-06-02 00:03:50 | PhfD‐3.3

gooブログのアクセス解析に、TSMトランスの単体での測定が有った。

全く忘れてた。

ラインアンプの低域を伸ばす方法(10)ライントランスを単体で測定してみる (importance) - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

これを見ると2k+2kが良いらしい。

今は1kでやっている。

2kで使った方がいいのか?

そういえばこの時は低域の測定のみで、高域は測ってなかったな。

TSMの美味しいとこを外して、プリのNP‐126で補ってバランス取ってないか?

前から不安が有った。

 

1kを2kにして、上がった分を終端抵抗の抵抗値をさげる。

これでTSMも良いところ、5687も良いところ、で使えないか?

 

 

TSMトランス二次側に2.2kの抵抗を付けてみた。

ここでぐだぐだ考えてしまった。

前の時は2kより小さい値では測定してなかったな。

1kHzより下の周波数でしか測ってなくて、1kΩの時に高域も測ってたら伸びてない結果になってたかな?

そういえば前回、A級の時はセンタータップで使うとインピーダンスは1/4になる、ってやったな。。

600Ω:5kのインピーダンス比は8.3。

よって電圧比は2.9。半分で1.44。これの二乗で2。

よって1.25kΩとなる。これが5kの1/4のインピーダンス、ってことか。

だとすると今の1kΩはあながち間違ってない。

2kΩにはしないで今のままにしよう。

 

 

 

ここまでトランスをやったら自分で巻けないか?と考えてしまう。

なんでこのトランスは5k:600なんだろう?

2k:600でも良いんじゃないか?

このインピーダンスの決め方が分からない。

・・・昨日やったじゃないか。インピーダンス比は電圧比の二乗。

20k:600はインピ比33.3。

600Ωの√33.3倍(5.8倍)で巻く。

では600Ωは?

1Ωの600倍なら√600で24.5?

二次側24.5巻けばいいのか?

いずれはトランスを自分で巻いてみたいと思う。

 

20240520

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終端抵抗の調整

2024-05-30 00:05:58 | PhfD‐3.3

前回フォノイコの終端抵抗の取付を行なったが、ちとやりすぎな感じだ。

曇った感じになったのはデールの巻線抵抗(RS‐2Bの)せいかな?と思う。

チリチリ過負荷が怖いので、フォノイコの終端抵抗2.7kを3.3kにしてみた。

高域は少し伸びたかも?だが、低域は痩せてしまった。

まあある意味予想はしてたので良しとした。

低域寄りの末広がりの感じは無くなって、高域から低域までバランス良くなった。

フルレンジスピーカーのようだ。

 

 

現在プリのIPT二次側はセンタータップをグランドに落としているので定格のインピーダンスは5kになっているはず。

これが今は6kの抵抗を繋いでいることになる。

これを10kにしたらどうなのか?

実際は今付いている10kの抵抗を30kにすると10kになる。

そうすればフォノイコの終端抵抗がもう少し下げれるのではないか?

 

この辺を次回やってみたいなぁと思う。

 

20240520

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フォノイコに終端抵抗を付けてみる

2024-05-29 00:06:07 | PhfD‐3.3

前回あそこ迄想像したのでやってみない手はない。

ということでフォノイコに抵抗を付けてみる。

の前に、現状を確認のためもう一度測っておく。

各部の電流・電圧値よりインピーダンスを出す。

多分前と変わらないと思う。

そしてF特、というかRIAAカーブ。

今回勘違いしてパワーのIPT二次側で測ってみたら低域が変になった。

いつもは一次側で測定だった。

 

まあ取敢えずだったので、調整に入る。

プリのIPT二次側の抵抗は10kと82kのパラで8.9k程だったのを、82kを外して10kにした。

ここは次段に30kのATTが付くので見かけ上は6kになると思う。

下図左半分はフォノイコの出力段、右半分はプリの入力部。

伝送ラインは457Ω。これでフォノイコのOPT二次側に2.7kΩを付けてフォノイコの出力管5687の負荷は6k程になった。

フォノイコの出力インピーダンスはON‐OFF法により402Ω。

ここから逆算すると5687の内部ピーダンスは3.1kで負荷は2倍弱。

実際の5687の内部インピーダンスはもう少し低いと思われるので2倍は行くのではないか。

これでF特を見たら低域は良いのではないか。

カーブがちょっとばらついてるが、良いだろう。

 

これで鳴らしてみた。

低域は充分だ。

が、高域がちと寂しい。

キツい音もしてる気がする。

フォノイコの5687はちと過負荷気味かな?これを思っちゃうと気になって聴く気になれなくなる。

バランス的にはそんな感じだが、音場が広がった気がする。

終端抵抗を付けるといつもイメージは同じと思う。

 

やっぱり終端抵抗は付けたほうが良いと思う。

 

20240520

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フォノイコとプリの調整

2024-05-14 00:05:00 | PhfD‐3.3

プリのIPTの二次側抵抗を10k+10kや、

(※上図には間違いがあります。右半分のプリですが、IPT二次側の二つの12k抵抗の間はグランドに落としてあります)

 

4.7k+4.7kにしたが、低域が少し細い気がしている。

(※上図には間違いがあります。右半分のプリですが、IPT二次側の二つの12k抵抗の間はグランドに落としてあります)

 

そしてなんかキツい音がする気がする。

低域を出すには抵抗値を下げたい。

でも過負荷になり音がキツいのではないか?

この辺の折り合いを付けたい。

 

まずちょっと確認をしたら4.7kではなく47kを使ってた。

しかも一個だけ4.7k・・・ 右側の4k7000。

4.7kでキツい感じがするので上げてみようと8.2kにしてみたが変わらない。

もしかしてアルファの抵抗か?10kでは良かったのでもう少し上げてみるか?とデールの10kとアルファの82kをパラったがこれも変わらない。

 

あれれ、なんかドツボだ。

もしかして、こないだ交換したブレーカー?なんて思えてきた。

 

頭を冷やそう。

 

20240505

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音出ししてみた

2024-05-13 00:03:17 | PhfD‐3.3

パワーのIPT二次側の抵抗を10kΩにした。

それでプリの出力段5687の負荷は8k程となり、伝送ラインは457Ωとなった。

これで音出ししてみた。

なんか普通の音になってしまった。

DALEのRS‐2BをプリのIPT二次側に使ったが、肉感が出てきて私好みの音になった。

ただ、VISHAYの抵抗の時のような、音場がそびえ立つ感じは無いんだな。

 

 

まあ冷静になれば若干ハイ寄りのバランスかも、と思えなくもない。

 

 

もうちょっとフォノイコの負荷を下げてもいいかも。

10kに30kをパラってれば7.5kになるな。

 

20240501

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正式に組んだけど?あれ?

2024-05-12 00:01:58 | PhfD‐3.3

フォノイコの終端抵抗をワニ口で付けてたが、正式にハンダ付けしようと思う。

けど、終端抵抗付けないでプリの入力トランスの二次側抵抗で調整しようと思った。

12k(30kと20kパラ)+12k から 4.7k+4.7kにした。

測定もせず音出し。

高域がやや弱いかと思ったが、音場がそびえ立った。

エネルギー感も申し分ない。

これだよこれ、と思い音量を上げてみた。VISHAYの抵抗だからだな。

けど、だんだんキツいというか歪っぽい感じがしてきた。

 

念のため、というか、データを残しておこうと思い測定してみた。

(※上図には間違いがあります。右半分のプリですが、IPT二次側の二つの12k抵抗の間はグランドに落としてあります)

 

なんと伝送ラインが10.5mAも流れてインピーダンスが95Ω!

プリの5687の負荷なんて209Ω!!

おっと真空管壊しちゃうかな?

 

 

もう適当にプリのIPT二次側抵抗を4.7kから10kにしてみた。

(※上図には間違いがあります。右半分のプリですが、IPT二次側の二つの12k抵抗の間はグランドに落としてあります)

 

多分フォノイコの終段は負荷が8k程だと思う。

伝送ラインも457Ωとなった。

これはターミネート抵抗付けてた時の値と近い。

音出しは明日。

 

20240501

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トランス、結局

2024-05-11 00:07:06 | PhfD‐3.3

F特を測り、音を聴いて(完全ではないが)トランスの使い方が見えてきたと思う。

でもその結果は過負荷気味。

多分3kΩの真空管の負荷が5kΩくらいになる。

これはフォノイコとプリ共に、だ。

真空管の内部抵抗の1.5倍くらいが負荷になっている。これは一般に2~5倍のはず。

条件がF特の低域になる。

どうも職業柄、効率を考えてしまうのだが、真空管の内部抵抗と負荷が同じ時が一番と考えている。

出力(増幅度)が上がる。

なので過負荷なのだが使っている。

 

 

 

過負荷ってなんだ?

今回測定してて思ったことが有る。

トランス二次側に流れる電流が6mAとなったことが有りぎょっとした。

 

5687のプレート損失は7.5W(単管)。

DCについては160V13mAなので2.08W。

ACについては2.67V0.21mAで0.06W

足して2.14W。うーんあまり大きくないな。

まあAC2.7VはトランスのP-B間の電圧だから真空管のP-K間の電圧ではない。もう少し上がるかも。

・・・・この考えは合っているかどうかわからないけど。

 

20240501

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今まで・・・

2024-05-10 00:02:41 | PhfD‐3.3

フォノイコの測定をしてて、RIAAカーブがおかしくなったり5687の負荷が大きくなったりと有ったが、単にRCAケーブルの接触不良だったかもしれない。

鳴らしてみて良く分かった。

音像なのだが、CDは正面に壁のようにずらっと並ぶ。

LPは前後“感”が出る。少し上から見た感じ。

こりゃ参った。

多分トランスを沢山使ったから?なんて思う。

 

これだけやっててアレだが、低音が元のままだった。

ならフォノイコのOPTに終端抵抗(1.2kΩ)を付けよう。

上図左半分9、500Ωだったインピーダンスが5、183Ωに下がるハズ。

これがまた嵌った。

低いズウ~ンはまだ感じられないが、ベースのあたりが太くなった。

高音は大人しくなってしっとりな感じになったが。

 

 

昔は自分の好みにチューニングするのが自作の醍醐味と思ってた。

好みのコンデンサーや抵抗で音色を作ると。

しかし今や好みの回路を選ぶようになった。

 

あれ?アンプに関してはもうやることが無くなったかも。

まあ聴いてればなにかそのうちにやりたくなると思う。

 

20240429

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