analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

SHUREその6

2016-10-26 07:58:28 | カートリッジ

SHUREのⅤxMRのシェルをオーディオテクニカAT-LH18occからセイシンCS-1750Gにした。

これだ。ぐっと現代的な音になった。幾分クールな感じ。線が細い感じがしないでもないが、雰囲気は出てる。JICOのノーマルスタイラスを使ってるが、S.A.Sは必要ないかも。

97HEの方は冷たさを感じない、もわって感じか。でも切れがないわけではない。もしかしたらBEST SHUREに返り咲きかもしれない。それとLH18occはSME3012Rとは合わないかもしれない。

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P-610AJその2

2016-10-25 22:20:54 | ロクハン

ロクハンを鳴らした。そろそろこなれてくる頃だろうと。低音過多でもわっとした音だったので椅子にのせてみた。

結果はいまいち。椅子のがたが原因と思われる。フルレンジの定位の良さはない。DiangoのA-220というプリメインアンプを使ってるがエネルギー感はある。

ふと思った。メインのDS3000が良いところまで行ってしまったからロクハンがいまいちに聴こえる・・・。ほんとかヨ。

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SHUREその5

2016-10-25 07:23:53 | カートリッジ

実は前回IKEDAのシェルに97HEを取付けるとき、シェルリードワイヤを破損してしまってた。

これを応急的にはんだ付け。はんだのノリが悪く、赤色のチューブが熱でしぼんでしまった。

まあ良かろう。このシェルリード、まだ手に入るらしいがどうした物か。

今、TD521でビルエヴァンスをかけている。良い。ほんの僅か、乾いたっぽい感じもしないではないが、張りがありなめらかな、とてもいい雰囲気で鳴っている。リアルではなく作りっぽい音ではあるが、なんか懐かしい雰囲気で鳴っている。

これで聴くとDP3750はただ鳴らしてる、って感じで、楽しくなかった。DL103FLというのもあったかもしれない。今日はレコードを聴くのを辞めようかとも思ったが、こんなとこに辞めようと思った理由が有るものだと思った。





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PREの初号機

2016-10-24 07:56:38 | プリアンプ

私の真空管アンプにのめりこむきっかけはプリアンプだった。大学の時、故上杉佳郎氏が1970頃に発表したマツキントッシュの超有名な機種のイミテーション版だった。この回路が最高と信じ何度も組み直し、考えられる最高の配置で組んだ。15年くらいこのプリ一筋できたが、試しに同じ上杉氏が設計したTAC-1というのを模作した物の音質が優れており、あっさり鞍替えした。

思い入れがあったが場所の問題もあり解体することにした。

このプリによってどこのパーツがどんなふうに影響するかを学んだ。当時はまだオイルコンが手に入りやすかった。パーツは取っておくが、銅板で作ったシャシーは廃棄だろうな。

おつかれさん。

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DP3750その3

2016-10-23 22:32:57 | アナログ

そろそろDP3750を評価してもいい頃かと思う。

中音・声は固くはない。柔らかいかというとそうではなく、なまったるい。刺激的な音は出さず、なんか肉感が付き纏い抜けが良くない。

低音は弾力的で量感が無い。

高音はパチパチで繊細感は無い。

こうやって評価するととてもひどい音か?と思われるかもしれないが、非常にまとまっている。ただ、なんとなく、なぜこの音にしたの?という疑問が付きまとう。

予想だがDA307、このアームが良くも悪くも全体を支配してしまってるのではないか。

タンテは薄く指で弾くとチーンと鳴く。回転精度もあまり良くないがなぜか心地よい音がする。

キャビネットはかっちんこっちん。いま私が考える最良の材質。タンテの性能を補っている感じがする。ユルい回転精度をこれ以上悪くならないようしっかり支えている。

しかしアームが良くない。DA305、DA401辺りだったらよいかもしれない。時間があったらその辺突き詰めてもよいと思う。

昨日のブログに乗せた画像はDP5300であって、DP3750では無かった。間違い。

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DA307というアーム

2016-10-23 07:14:53 | トーンアーム

実はDA307を買ったのは2回目である。前回はSME3012Rを使っていた時、3012Rの高音のヒステリックな響きが気になって試しに買ったのだと記憶する。このアームでかけるレコードはきつさが無かったように思う。

デザインは秀逸。アルマイト処理とウェイトの形が良い。

大理石のキャビが欲しくて買ったDP3750であるが、これにDA307が付いてきてしまった。まあ、あまり期待せず、もしかしたら大理石キャビとDA307は相性が良いのでは?なんて軽い気持ちだった。

まずこのアームベース。キャビとの間になるところにゴムが貼ってある。

そしてダイナミックダンピング。若干バランスウェイトが垂れている。

カートリッジにはDL103FLを使っているが、これはボディがセラミックで総重量9.7g。無印の8.5gより1.2gほど重く、1985年生産中止のDA307は1993年発売の103FLの重量は想定して無かったのだろう。しかもシェルに関しては重量6gのPCL-5使ってもゼロバランスが取れないので針圧計を使わなければならい。たぶんDL103無印専用ではないか?

オーディオは使いこなしで何とかなると思っているが、このアームとSME3009S2IMPはどうしようもなかった。

 

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DP3750その2

2016-10-22 10:00:00 | アナログ

DP3000は大理石キャビネットに乗せ、DA303と組み合わせて使っていたが、コンプリートということではDA307だろうということで、最初の組合わせに戻した。

これはこれで完成されたシステムではないか、と思う。DA303程エネルギーが出てないかというとそうでもない。充分だ。まあ、若干潤いが足りないかな?というくらい。

大理石で情報量確保して、ダイナミックダンピングできつさを取り除く、って感じか。EMINENTを持って(知って)いるから物足りなく感じるのであって、メインにしても全然問題ないと思う。

それでもDP5300システムの方が上だと思う。

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DA307不調

2016-10-21 07:27:24 | トーンアーム

実はDP5200を動かす前にDP3750をかけるつもりだったがどうもアームが水平方向の動きを妨げられてるようで辞めた。よく見るとアームエレベーターのアッセンブリーがアームが水平方向に動くためのリンクにあたってるようだった。

セッティング終わってからアームにガタがあるようだったので増し締めしたら動いたようだった。締め直し調整。

さて、これで動くか?

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DP5300?

2016-10-20 11:00:00 | アナログ

DP5000、DK200、DA302を組み合わせて、DP5200。いいのか?

カートリッジはDL103FL、シェルはPCL5、アームコードはモガミ2520、ピンプラグはバンセイ無はんだ。

このDP5000はセンタースピンドルに機械的抵抗を与えて・・・要は樹脂で押さえてトルクを掛け、変動に負けない回転力で回転の安定を図る。だったかな。

DP5000はDK200のねじ穴と合わないので、タンテはキャビに固定してない。

そして音出し。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。これがびっくり。いきなりスピーカーの存在を感じさせない音が出た。どちらかというと高解像度というよりは音楽性、官能的、トーレンスTD521に近い感じだ。像は多少甘いが、響きが心地よい。トーレンスは少し甘ったるい感じだが、こちらは少し無機的かもしれない。でも音楽を聴く気にならない、ほどではない。

もしかしたらDP3000同様、のびのび鳴らす感じか。タンテをはじくとチーンと響く。対してDP7000は抑え付けられた感じかもしれない。ただ、それが悪い訳ではない。

キャビネットの制作年代としては、木製のDK100相当品~大理石キャビ~DK200となるだろうと思われるので、DK200が音質的に一番検討されてるのではないかと考える。表面の合成レザーはどうかと思うが・・・。まあ、そのあとにDK300という綺麗な赤いキャビがあるのだが。派生でLEADの鉛を使ったやつ、私が持ってる鉛シートをブナ材でサンドイッチしたもの、色々ある。

余り期待してなかった組み合わせだが、思わぬ収穫だ。いやあ、スピーカーの上の方に音が広がる。気持ちいい。

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DP3000とDP5000

2016-10-19 08:26:51 | アナログ

DP5000を入手してきた。DP7000のキャビに取り付けようと思う。

と思ったら形状が合わなかった。どうやら互換が利くのはDP3000とDP5000、DP7000と互換が利くのは、キャビネットDK200と組み合わせてDP6700とシステムを作っているDP6000だろう。

DP5000

DP3000

とりあえずDK200にDP5000を付けてみた。入るには入るが、ネジが合わない。

まずはDP3750を復活させよう。

この柔と剛の組み合わせ、バランスを取るには良いかもしれないが、実際私の考えは違う。せっかくの剛:大理石キャビネットを、柔:ダイナミックダンピングのアームが殺している。一体この目的は何なんだろう。もう少し鳴らしてみよう。

 

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DP5000 DENON

2016-10-18 07:00:09 | アナログ

日曜にハイファイ堂に行き、タンテを購入してきた。デンオン(私は名称変更前の機種はデノンとは言いたくない)DP5000。Fが付かないノーマルの機種。なんかDENON最初のコンシューマー用タンテらしい。

 

DP7000用に買ったキャビと、DA303アームが余ってるのでこれで一式プレーヤーが出来ると思った。ただ、ねじ穴が合うかどうかが心配だった。ダメなら売り飛ばす、そんな考えだ。

なんかDP3000とそっくりのような気がする。古い資料を見ると、DP3000、DP5000は木製のキャビネットに入ってた。DP6000とDP7000はDK200というキャビに入ってる。各々それが互換性ではないかと思う。となるとDP7000で使ってたキャビにはちと小さいかも?などと考えながら買った。店員に聞いても確認しなければわからないとのこと。

お店ではNS1000Mをマークレビンソンで鳴らしてた。すごい良い音してた。びっくり。NS1000Mでこんなに鳴っていたのを聴いたのは初めて。

店員に頼んでMaxonicを鳴らしてもらった。こちらはNECのA10Ⅲだったが、音が飛び出してかないし、高音は若干歪み?自分ちで私が鳴らしこんだらどんな音するだろう?などと考えた。帰り際、店員さんに「マクソニックをマークレビンソンで鳴らしたら変わります?」って聞いたら「変わりますねー、(NS1000Mがあそこまで鳴ったのは)ほとんどアンプの力です」と言っていた。マークレビンソン、初めて聴いたような気がする。スピーカーの能力を引き出す、と言うか、それ以上の物を出す。世の中にはこれ以上に高価いアンプは有るが、なぜマークレビンソンが評価されるか分かった気がする。これなら真空管アンプは敵わないかもしれないと思った。

もう一つ、たぶんLE-8Tの付いたスピーカーだったと思うが、これも良い音出してた。こちらは声が肉感たっぷりに出てた。ただ、空気感は余り無かったように思う。その点はNS1000Mの方だ。ただあちらは声が浮き上がらず、音場で聴かせる感じかな。

帰りにハードオフ柏豊四季店に寄ってきた。ここではKEF(型番不明)のスピーカーを山水の607で鳴らしていた。KEFを聴いたのは久しぶりだったが、こっちはヴァイオリンが大層魅力的に鳴っていた。繊細なチキチキ音は出ず、太い響きはいつまでも聴いていたい。低音もズドンと鳴る。全体に一本調子になりそうだが、管弦楽は得意とするところ、だろう。20数年前にテレオンで聴いたKEFを思い出した。そして山水607、というより山水のアンプで魅力的な音を出してたのを聴くのは初めてかもしれない。

今日は今まで疑問だった機種の音が聴けて大層有意義な一日だった。

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DPF-3030

2016-10-17 07:09:18 | その他

本日、CDプレーヤーを処分した。プレイ、ストップ、サーチ等スイッチが効かなくなり、そのため再生はテンキー、ストップは電源オフなんてことをしてた。トレイの開閉は出来る。

こんな普及価格帯の機種だが音はめっぽう良い。中を開くと、

こんなだ。

実はヤマハAX-1200を使ってからある疑問が浮かび上がった。

それはDSPの様なもの。もしかしたら安価い機種でも低音ブーストとか、SN上げるやつとか、そんなので音作りをしてないか、ということ。そういうチップを組み込めば、安価い機種でも高音質に早変わり、なのではないか。

オーディオが衰退したのはこの辺だったり、などと考える。

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P-610AJ

2016-10-16 10:00:00 | ロクハン

オーディオを整理しようと思っている。以前作ったロクハン用はこ。これを解体する前に鳴らしてみようと思う。

今までDS3000を鳴らしていて、これを聴いたらちょっとびっくり。エネルギッシュに鳴る。ホントはDS3000でエネルギッシュに鳴らしたいが、それをやったら今の中音綺麗な音が無くなると思う。まあ、エネルギッシュに鳴るのはパワーぶっこんでやればいいと考えるが、(そんな簡単でないが)今のDS3000の音はちょっと簡単には出ないと考える。

それにしてもロクハンはポップスが生き生き楽しく鳴る。フルレンジだが低音もそれなりに鳴る。まあ、ユニットの値段考えて最低の合板を使ったが、やっぱりふやふやな音だった。でも市販でもこんなに鳴らないスピーカーは有ったし、値段考えたらすごいと思う。

時間出来たら集成材の板でまた箱を作ってあげよう。

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SHUREその4

2016-10-15 22:49:05 | カートリッジ

どうも97HEが能力を発揮してないように思え、シェルを替えてみることにした。IKEDAのIS-2TBだ。

なんとこれがHIT。乾いた感じと表現していたがそんなことはない、艶が出てきた。ⅣMRと山本チタンシェルのようなふくよかさ?はちと足りないが、いい感じだ。こうなるとオーディオテクニカのAT-LH18occが問題だ。このシェルは癖が強すぎかもしれない。二つ(確かもう一個あったはずだが)も有ってどうしよう。

そうだ思い出した。もう一個はSMEの内部配線直結の時にシェルコネクター部に穴をあけ、エポキシで固めたので仕舞ってあるのだった。

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今度はAPIS

2016-10-14 00:08:02 | カートリッジ

SHUREが思いの外よかったんで、痛快の極み(?)A’PIS A-1APを聴いてみた。

正直、最初現物見て「何だこりゃ?」と思った。見たこともないカートリッジで、ORT-1PHと姉妹品らしい。以前このブログでAP-1PHと書いてしまったが、これは交換針のNoで本体はA-1PHらしい。

なんともおもしろい音。なんて表現しようか、高度な古い音?一音一音は古臭いのだが、エコー感や雰囲気が出る。決してちゃちい音ではない。なんかの付属の安い音だけ出ればいい、というような雰囲気はあるのだが、HiFiっぽい。高級ターンテーブルで録音の悪いレコードをかけてるみたいな。。。それでいてバックの音が聞こえる。「こんな音入ってたんだ」。SNが良いのか、微小レベルの再現性が上がったのか。

でもこのシェル、回転シェルなんだよな反則。

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