ソケットを180度回転させてアース側の部品を外側(枠側)、給電側をシャシ中央にした。ラグ端子の位置が左右対称でないのか、そのまま付けるとまっすぐ付かないので若干修正した。
やっぱこうじゃないと。今日はこれまで。
ソケットを180度回転させてアース側の部品を外側(枠側)、給電側をシャシ中央にした。ラグ端子の位置が左右対称でないのか、そのまま付けるとまっすぐ付かないので若干修正した。
やっぱこうじゃないと。今日はこれまで。
ブログを書きながらバルトークを聴いている。最初なんでこんな曲を聞こうと思ったのか、たまにはこんなのも聴いてみよう、ってな感じだったと思う。現代曲?のはしりのような、メロディーが無くツマラナイ音楽と思っていた。今は違う。どこか別世界に連れていかれるような、なんというか不安のような気持になる。それがまた良いと思えるようになってきた。
そしてシステムの音。どこかほの暗いイメージだ。今はこれが良い。抜けも良くなく濃い感じだが、中音が充実したためと思われる。まっとうな音のはずなので不満はない。低音は弾力がある。はじけるというか、前の「シン」とした感じではなく、ワクワク感が少し出てきた。なのだけれども、やはり古典というかレトロというか、寂しい、昔を思い出して懐かしい感じが出ている。古いレコードを最新の機器で鳴らすと懐かしい感じはないが、今のシステムは少し悲しくなり、過去の自分の行為を後悔したくなる。これが本来の音ではないか、と思う。
アンプはそういう意味で非常に重要なものと思われてくる。アンプで機器の能力を発揮させてやる。そうすると、スピーカーが本来の力を出す。いま、森川美穂の古いレコードを聴いてるが、高校時代にタイムスリップしてしまう。あぁ、いい。・・・そして能力を出すと、安価いカートリッジで充分な音を出す。DL-8A、国産のMMのエース機だ。本来機器の能力が発揮し、バランスが取れれば、安いカートリッジで充分、という話がある。いま、その状態。いや待て、じゃあ、スピーカーも安価いのでいいのか?いやいや、システムの音のレベルを決めるのはスピーカーだ。これで音の質のレベルを上げてやる。アンプが決まればソースは安物でいいかもしれない。
アンプが本領を出してきた。今まで何度も聴いてきたこのレコード、今まで聴こえなかったコーラスが聴こえた。しかもこのアンプ、私の嫌いな酸化金属皮膜抵抗を多用してんだよな。もしかして酸金って良質なのか?でももっとクリアな音が欲しいので、デールと東京高音のRNタイプを使うんだもんね。抜けを良くしたいんだけど、肉感も持ってかれたりして。そろそろ抵抗の使い分けなんてのもできたらなぁ。カーボン、酸金、金皮、箔とかいろいろあるんだよな。
部品を用意しなければならない。まず手持ちを調べる。
デールの2W15kΩ、東京高音のRN65型金属皮膜0.5W100kΩおよびRD142A2H型炭素皮膜1W100kΩだ。RDの方はW数が不明なためネットで調べたら三栄電波というショップに出ていた。助かった。デールは位相反転段のカソードに使う。
ここでちと考えた。中心側にアースを持ってきてるが、どうだろう。チョークから給電を考えてるのだが、OPTへはOPTのリードをここに引っ張るからいいとして、初段、位相反転段への給電はどうしよう。アースを枠側の方にし、反対の方がいいような気もする。
入力には250V0.47μFの指定が有るが、遊んでるコンデンサを使おう。600V0.47μFだ。メーカーはスプレイグでオイルタイプだ。途中PCBの入ってないタイプに変更になったようだが、これはPCB入りの物ではないか、と考えてる。まあ、PCB入りの物が音が良い、という訳ではない。このリードが両方とも切れてしまっているので、アムトランスのリードを継ぎ足している。そして、確か、トライガードというものを巻いてからブチルを巻いて、熱収縮チューブを巻いた記憶がある。太くなってしまったので取り回しがめんどくさい。
今日はここまでにしよう。
抵抗を二個追加した。今日はこれだけ。
出力段カソード抵抗。プッシュとプルで各々600Ω。今まではプッシュとプルでカソードを連結し、そこからパラで600Ωを繋いでた。実質300Ω。そういえばstereo TYPEでは500Ωだった。調べてみるといろいろあるが、どうやらEL34をたとえば60mAで動作させる為の抵抗値のようだ。
EL34にはグリッドに直列に4.7kΩの抵抗が入る。寄生発振防止の抵抗だ。今までこれは入れたことがなかった。配線の不都合により起こるとかなんとか。「発振しなけりゃいいんだろ?」と入れなかったが、「発信したから入れたんじゃないか!」と思うようになった。stereoTYPEでは入れたが、カップリングコンデンサが0.047μFと小さかったのか、音の曇りはあまり感じられなかったのもある。
ちと問題が起きた。今回は今まで使ってたEL34PPmonoのパーツを外して組み直せばいいと考えてたが、初段が変わるんだった。
パーツを手配してない。なんつー。まずは手持ちで進めれる範囲で組む。終段SGへつなぐ3W100Ωを組んだ。今日はこれだけ。ラグと真空管ソケットの間隔も良い。
じっくり進める。
いま、EL34PPstereoを久しぶりに鳴らしている。色気のない、響きが突き刺さる、音像は細い、広がりはそこそこで不満はない、今そんな音で鳴っている。雨なので少し音量は大きめだ。
こんな音だが、凄い心地よい。柔らかい、滑らかとは程遠い。しかし、ドイツ音楽に通ずる感じが好きだ。MULLARDだからか?ググったらイギリスらしい・・・あそ。
とにかくEL34PPmonoを仕上げる。
オーディオで最初にハマったのはスピーカーケーブル交換だった。
オンキョーのスピーカーM3とプリメインアンプA7で最初は鳴らしてたが、いつも満足はしてなかったと思う。
アンプを真空管で作り始めた。雑誌で読んでたので、いいパーツをその当時は使ってた。アレンブラッドレー、理研RMG抵抗、ブラックゲート電解コンデンサ、トランスはタンゴ。フィルムコンデンサだ。ERO、RIFA等使った。ある時オイルコンデンサを使った。スプレイグだ。これがヒット。音色の不満が無くなった。ここからパーツ交換にのめりこんだ。オイルコンは他にウェストキャップを使ったが、スプレイグと同じだと思った。フィルムコンも色々使ったが、オイルコンには敵わなかった。
電解コンデンサは何使っても変わらなかった。BGは高価だったが、安いものでも変わりは無かったと思う。
あとは配線材。最初は何使ったか覚えてないが、アクロテックの6N-AWG18と20を使ったときは違ったような、違わないような。。。。使い始めはよくわからなかったが、だんだんこれじゃなきゃダメだと思うようになった。ちょっとギャリっと輝くような部分もあるが、くせのない音がいい。
いま、譲れないパーツはこのオイルコンと6Nケーブルだ。ケーブルはもう発売中止だが、スピーカーケーブルを代用している。オイルコンもう手持ちしか無い。
と、ここまで思い込んで?から回路にのめり込んだ。最初はフォノイコだった。マツキンタイプをしばらく使ってからCRタイプを組んでみた。マツキンタイプの作られた不自然な音がCRタイプで自然になった。そのあとNFタイプを組んだ。この派手な音が好きだった。それならとLCRタイプも組んでみた。前だったらNFタイプの方が好みのはずだったが、自然な音という点ではLCRタイプだったが、不満もあった。
プリもいくつか作った。OPT付は像があやふやで気に入らず、一段増幅+カソホロを一回作り直して今に至ってる。
パワーに関しては以前ウルトラリニアに改造してもあまり変わらなかったが、最近またやってみたらこれがもう・・・。入力トランスでいろいろやったが、最近ムラード型を組んだらこれが良い。好きな音ではないが、何か引き付けられるものがある。
この回路をいろいろ使ってからパーツは余り拘らなくなった。パーツ交換では基本的な音を変えず、チューニング程度だ。回路変更では基本の音が変わる。これを知るとパーツの音の変化は少しだ。とは言っても以前分かったコンデンサと配線材は好きなものを使う。そして、前回パワーを安いパーツで組んだが、不満というほどでは無かった。
要は自分が気になるか気にならないか、かも。でもそうやって「いい」アンプに仕上げていくんだろうな。そして最近気になるのは、市販のアンプは私のアンプよりいいのか?だ。素人の私が作るより、プロが作った方が・・・だ。気になる。
そもそもインピーダンスのマッチングが出来てないのにパーツ言ってもしょうがない。まずは「ちゃんと」組んで見ないといけない。その基準が市販プリメインアンプなのだが。その前にスピーカーのセッテイィングが決まってからなのだが。
何とかまとめていくのだが、もっと勉強しないといけない。
シャシが気に入らない。ぼこぼこだ。も一回スプレーした。
クリア吹いた方はぼこぼこが少し残ったが、ましになった。クリア吹かない方はきれいだ。あ”-。失敗。
シャシーが上がった!・・・上がったと思う。
塗装をする。一発目銅色のスプレーが残ってたので使う。
うまくいった!コーティング!!・・・・クリアスプレー吹いたらぼこぼこ・・・なんつー。この前のEL34PPmonoのシャシはこれだったンか。なんかキッタネーと思った。
ごまかしでその上からまた吹いて見た。。まあ、良し。
小物を組み込む。整流管のみ上付け西田。にした。あーこの変換まどろっこし。穴がずれすぎてみっともないので隠すためだ。
よしよし。
しこしことシャシーを削り、パーツが入るようにしていく。しこしこと。
昨日片ch、今日もう片ch削って何とか仕上げた。あとはパーツを取り付けていく。
インラインを少し崩したのでバランスが悪いかと思ったが、まあ、いい感じじゃん。
穴あけが終わった。った。っと思ったら、ラグの穴を忘れた。この辺は無計画なので、パーツの、足が届かない、収まらない、が起きる可能性大だ。いつも後悔するのに、また早まってしまった。
なんかいい感じ?どうだっ。
パーツをつけてみよう。
あれ?
合わない。
いつものことだ。
しかし今回はヒドイ。中心線がずれた。ホルソーを最初に当てたとき、ずれたんだ。ねじの入ってないとこは、穴が合わないとこだ。
「なんかいー気分っ」フェアチャイルド
シャシを作成中だが、ちょっと外れてホルソーについて。
以前は比較的大きな穴:30mmほどの丸穴を開けるのに小さい穴を丸に沿っていくつも明け、ニッパーで切り、やすりで仕上げてた。最初なんてその穴をハンドドリル(人力)を使ってたんだよな。
ちょっと調べたら、バイメタルと超硬合金というのがあるらしい。
画像左から二番目、これが超硬合金らしい。
こいつの切れ味が好きだ。刃が分厚いので力が必要だが、切れ味がすごいので問題無い。
他はバイメタルらしく、どうも精度に気に入らないものがある。首を振る感じがある。価格は安いので買ってしまうが出来ればもう買わないようにしたい。
前回までは間違って買った2mm厚のアルミ板にけがいて仮置きしていたが、若干修正して正式な3mm厚のアルミ板にけがいた。めんどくさいトランスの穴を最初に明けた。角に丸穴を二つ明け長孔にし、ジグソーで明けた。ジグソー使用には難儀した。アルミ板が溶け鋸歯に食い付いたり、二枚合わせのアルミ板6mmはしんどい。何とか明けた。だが、あとはねじ穴のみで、丸穴の大きいホルソーを使うのは今日は諦めた。
次は大きい穴をあけ、穴を修正する。そいやラグ用の穴がまだだった。
そろそろ配置を決める。OPTは送付されたとメールが来た。
詳細を詰めていく。
電源スイッチはトランスの後ろだと配線は最短だがいかんせん使いづらい。そこで整流管の脇にする。そのため整流管を少し内側にずらしたのでインラインから少し外れた。
なんとなくいい感じ?
左のボックス。
可変抵抗器。アルプスの大きいのが有ったはずだが。その他もろもろ。
真ん中上。ブロック電解コンデンサ。新しいものもぽつぽつ出てくるが最近は貴重だ。その下。オイルコンデンサ。スプレイグやウェストキャップの物で、もはや入手は困難。その下。ブラックキャットのコンデンサは、フィルムらしい。東一なども有る。
左のボックス上は電解コンのアキシャルリードのもの。その下。コネクター関係。これらは最高の物ではないが、そこそこ良いものだ。