analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

SME312その7

2016-07-14 21:54:58 | トーンアーム

SME312がよく分からない。どんな音を出すのか。今のイメージは「軽い」だ。なんせマグネシウムという比重の軽い素材を使ってる。そしてTHORENS TD521に取り付けると、何かもやもや、掴みどころのない音になる。3012Rの音には到底及ばない。

やっぱDENONか。鉛サンドキャビに取り付けてみる。うん。こっちだと思う。

全体に音が薄いが、しっかり音が出てる気がする。そしてちゃきちゃき音がしっかり出る。TD521はのわーんとおっきな音場が出来るが、何か木材のカラーのような雰囲気、金属的な音を出さない、な感じがする。だからちゃきちゃき音が薄まり、ハイ落ちにも聴こえる。実際は出てるのだが。

TD521はフローティングのせいで足元が覚束ない。じゃあ3012Rは?となるとあちらはナイフエッジでベースに乗っかってるだけ。上下の(左右の)ゆらゆらは上方向にはしっかり効くが、下方向はフリー。312はベアリングに刺さってるピボットニードルが上方向も下方向も抑え付けられるので、ふわふわと動くものには向かないのではないか、上下の動きを掌るピボットベアリングの中でニードルが踊ってしまうのではないか。こんな風に思う。

この鉛サンドキャビは穴だらけなので出来れば木材ではないアクリルか何かで新調したい。Ⅼ字のフォノケーブルもアームの接続部近くでキャビに当たってしまうし。探してるのだが、ロングアーム用って無いんだよなぁ。

コメント

ハットオーディオ LCRフォノ2

2016-07-13 08:53:39 | PhfD‐3.2

もうちょっと落ち着いてハットLCRフォノを聴いた。今回は入力抵抗も変えてみた。50kΩ、10k、600。結果は600Ωが一番良かった。音的にはあまり変わらない様だが、音量が違う。今回はこれで行く。

MYフォノとの違いはやっぱ広がりだ。昔音質向上にムキになっていた頃はこんな音を目指してた。いい、と思うがしかし、若干フィルムコンの音がする。例のヒーンという感じだ。しかし、この差だ。こんなパーツでよくこの音を出す。感服する。黙ってたらこれを使ってたろう。

やっぱこのインダクタを使ってワンシャシでトランス使って組み直したい、そう思う。

コメント

DA307クリーニング

2016-07-12 00:06:11 | トーンアーム

DA307を入手した。使うつもりはなかったが、デザインが良い。特にカウンターウェイトがボコッと膨らんでない。色もいい。艶消しのシルバーに艶出しのコーティング。そして・・・ヤニで汚い。

ウェイト部クリーニング前。

クリーニング後。

アームレスト部クリーニング前。

クリーニング後。

見違えて綺麗になった。これなら使う気が起きてしまう。だがどのシステムと組み合わせようか。懲りたはずだが、良い音が出てきそうな気がしてきた。今度はもっとゆっくりチャレンジしてみよう。

コメント

ベルト交換

2016-07-11 23:44:08 | アナログ

何かタンテが、もやもやな音に聴こえる。これはCDと比べての話。原因はタンテのシャフトがざわついてる、と仮定する。これは前回ベルトが伸びたとき、代替品を使った。ケチったのだ。これは丁度良い長さがなく長いと外れると思い短めのものを選んだ。純正を準備した。STANDARDBELT6800574。

代替品はくっきりはっきりだが、なんかかみ合ってない感じ。これが純正ベルトだとトーレンスらしさ、全体でもわっと来る。解像感は良くないが、全体の雰囲気が心地よい。どーんとかぶさってくる。ああ、なんという表現・・・。

ベルト幅と弾力が違うだけで音が変わる。トーレンス、すごいと思う。

 

コメント