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お正月は百人一首を

2014-01-12 13:48:34 | 趣味
 早いもので、もうお正月も過ぎましたが、

 今年の正月は、ン十年ぶりに百人一首の本を読みました。その中で;

 新暦、旧暦の差はありますが、今頃に詠まれた一首。

 君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ

 若菜は春の七草ですね。「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」のこと。

 詠んだのは光孝天皇(830~887)が若いころで、

 当時の貴族は人に何かを贈るとき、和歌を添えて心を伝えた由です。

 1月7日に1年の無事を祈って七草を食べる習慣は、このころからあったようですが、

 寒い季節、実際に雪が降って入る中、高貴な人がみずから若菜を摘んで、

 和歌付きで贈られた女性はなんて幸せな人でしょう。

 

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2 コメント

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Unknown (onigiri)
2014-01-12 17:16:59
あたしのオハコです!若菜とは、春の七草のことだったんですね。歌の意味や背景を読み解くと、興味深いですね!
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百人一首 (ひろもと)
2014-01-13 10:18:01
onigiriさんへ

 光孝天皇は幼い頃から勉強熱心・賢明で、性格も穏和無欲だった由ですが、

 愛する人のためには少しくらいの寒さは厭わない、静かに燃える恋心が感じられる歌です。

 良い歌をオハコにしているね。
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