中国発の世界同時株安

 昨日、上海・深せん株式市場では約9%の下落、1日の下げ幅はここ10年で最大でした。

 中国全国人民代表大会が来週開幕するのを前に、地元ファンド筋による利益確定売りが膨らんだ、というのですが・・・・

 それを受けたアメリカでは、耐久財新規受注が前年比マイナス7.8%と予想を上回る減少だったことも手伝い、ダウ平均は-416.02ドル(-3.29%)、ナスダックは-96.66ポイント(-3.86%)と大幅に下げました。

 ヨーロッパ市場もロンドンFTSEの-148.60(-2.31%)をはじめ軒並み安くなりました。

 アジア市場でも香港ハンセン指数が-360.08(-1.76%)下げています。

 日本でも影響は避けられません。

 いまやグローバル化している株式・為替市場です。ヘッジファンドをはじめ、目先筋などの投機的資金がどう揺れ動くのか・・・・

 冷静に状況判断をしたいものです。
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M&Aの防衛策

 わが国では時折大型のM&Aがでてきて驚かされますが、ここのところニューヨーク市場では連日の動き?になっています。

 M&Aに対してはいろいろな防衛策がとられていますが、アメリカでの代表的なものをいくつか見てみます。

 ①白馬の騎士(ホワイトナイト):敵対的な相手先に買収されそうになったとき、友好的な相手に買収してもらうこと。この友好的な相手が白馬の騎士ですね。

 ②マネジメント・バイアウト(MBO):経営者が自社株式を買取り、株式を非公開化すること。

 ③毒薬条項(ポイズン・ピル):買収株主以外の株主に有利な価格で株式の買取請求権を与えること。

 ④自己株式の取得(バイ・バック):平時?におこなう自己株取得ではなく、買収を仕掛けられたときに市場で自社株を買い、相手方のTOBを阻止すること。

 ⑤バックマン:TOBをかけてきた相手に逆にTOBをかけること。

 日本でもすでに実施されたものがありますが、あとは次回に。

 
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BRICsの次は?

 アメリカの証券会社ゴールドマン・サックスが、BRICsというネーミングで躍進する新興大国を表現してから注目されるまでにやや時間がかかりましたが、ここ1~2年であっという間に拡大しました。

 日本国内の投資家がBRICsという名の金融商品に投資した額は3兆円近いそうですね。

 さて、BRICsのあとに続くのはどんなグループ国なのでしょうか。

 ゴールドマン・サックスが提唱しているのが“ネクスト11(イレブン)”です。

 イラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコの11ヶ国です。

 このほかに、VISTA、VICs、TIPs、IBSACなどの有望国の組合せが言われているそうですが、知名度はネクスト11がトップの由。(日経紙)

 投資信託なども出始めているようですね。
 
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日本の株式市場をどう見るか

 昨日は証券学習協会主催の時局講演会でした。

 テーマは「日本の株式市場をどう見るか」、講師はソシエテジェネラルアセットマネジメントの白石茂治常務取締役です。

 「バブル崩壊後の長期低迷を脱し、日本企業の再成長を買う相場が続く」

 「日本市場は企業収益の好調を背景に、戻り高値を更新へ」

 など、10項目にわたって解説がありました。

 今年の株式相場については、4,5月まではいまの強い動きが続く。

 年央には、参議院選挙や利上げなどの問題があり調整場面もあろうが、秋以降は再び上昇局面を迎える。

 との見方でした。

 経済雑誌社から「昨年最も的確な相場見通しをしたストラジスト」という評価を受けた講師の歯切れの良い解説に、来場者はみんな満足そうでした。
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不動産投資信託指数が最高値

 不動産投資信託(REIT)が上げ続けていますね。

 REIT指数は指数算出開始以来4年になりますが、昨日現在最高値をつけています。

 それでもまだ利回りは3~5%のものが多く、魅力があるのですね。

 一貫して外国人買いが続いているほか、ファンド・オブ・ファンズに組み入れる投信買いが主力のようです。

 外国人からみると、「日本国内の地価や賃料は依然割安」だそうです。(日経紙)
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株式新聞に「証券の基礎学習」が紹介

 今日の株式新聞の新刊書紹介欄に、私どもが執筆した「証券の基礎学習」が紹介されました。

 本の内容を紹介していただいた終わりの方に:

 『・・・・いまさら人に聞けないような口座の種類や開設の仕方など、投資したいが何から手を付けたらいいか分からない人にはありがたい。

 熟練した投資家にとっても、復習のつもりで読んでみると意外に忘れていることは多く、初心に帰ってみるのも良い。

 投資するリスクと投資しないリスクのどちらを選ぶか、この本に目を通した後でも遅くはない。』

 と書いていただいています。
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金利が上がれば、なにがどうなる?

 「風が吹けば桶屋が儲かる」という古典落語をつい思い出してしまう昨日の各マーケットです。

 通常、金利が上がると“円は高く”“長期金利は上げ”“株価は下落”すると考えられますが・・・・

 昨日は、“円は安く”“長期金利は下げ”“株価は上昇”しました。

 なぜこんなに極端な現象がでたのでしょうか。一言で言えば:

 「次の利上げはかなり先」と各市場が受け止めたのですね。

 ◎金利は上がりましたが、世界の中ではまだまだ低い日本の金利。金利の安い円を借りて高い金利の国の通貨に投資する動きはまだ続きそうだという見方が強まり円安が進みました。

 ◎しばらく利上げはない、という観測から債券買いも増えて長期金利は低下しました。

 ◎「円安で利益アップが狙える輸出関連株」が買われましたし、「金利低位安定→カネ余り→株式買い」の動きや、「外国人投資家の安心買い」などで、株価も上げました。

 “次回利上げは夏以降”なんて声まででたそうですが、この際は“冷静”に相場を見つめる必要ありと思います。

 
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金利を引き上げましたね

 日銀は昨年7月以来、7ヶ月ぶりに翌日物金利を引き上げましたね。

 緩やかながらも経済が拡大基調を維持していること、個人消費や物価も先行き上昇傾向であると判断した由です。

 9人のうち8人が利上げに賛成でした。

 株式相場は、とりあえず(21日)は静観しましたが:

 今日(22日)になって“材料で尽くし”?→“当分再利上げなし”?の感覚で買われています。

 昨日買っておけばもっと儲かるのですが、相場はなかなかそうはいきませんね。

 
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信託報酬引き下げの動き

日本の投資信託の諸手数料が高いことは折りにふれ書いてきていますが、最近確定拠出年金向けの投資信託で信託報酬引き下げの動きがでている由。いいことですね。

確定拠出年金のように長期で運用する資金は、わずかな金利(利回り)格差も成果には大きく影響します。

確定拠出年金は投資信託会社にしても、長期に資金を確保できますので魅力ある収入源といえます。

この信託報酬引き下げの動きが一般の公募投信にも広がってくることを期待したいですね。

投資家としては、手数料の高い投信は買わないという圧力で対応したら?
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今度こそ金利は上がる?

 今日、明日と日銀の政策決定会合が開かれます。

 前回1月のときは意見が分かれて、結局利上げは見送りになりました。

 今回の意見の分かれ方は前回ほどではない?ようですが、まだどうなるか分かりません。

 仮に引上げがあると、まず為替相場に影響が出そうです。かなり“円高”になると予想しているムキもあります。

 株式相場では:

 ①金利高のマイナス影響を受ける企業中心に売られる。
 ②織り込み済みで直ちにはあまり反応しない。そのあと個別に折り込んでいく。
 ③悪材料出尽くしで買われる。

 などのどれかになるのでしょうか。

 クレディスイス調べでは「市場が予想する利上げの確立は61%」だそうですが、果たして・・・・
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