初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

解散・総選挙と株式相場

2009-06-30 09:16:05 | 株・いろいろ
 ここしばらく、解散・総選挙がニュースにならない日はありません。

 いつ?いつ?いつ?といいながら、9月の任期日に近づいていますね。

 “株価変動の政治的要因”の原則からすれば:

 「政局不安は、打たれるべき経済対策の実現が遅れる」ことから、株式相場にとってはマイナスです。

 ところが、昨今のように:

 長期間にわたって報道されてくると、“マイナス要素”は折り込んでいくことになります。

 ただ、早くすっきりして欲しいという願いが強くなり、

 選挙がいつであっても、

 “経済対策の遅れ”のマイナス面よりも、“すっきり”のほうが勝り、

 “アク抜け”になる、ことの可能性が大です。

 いらいらせずに、

 何を買おうかな、って考えているほうがベター?

経済指標・大事な週

2009-06-29 09:28:20 | 株・いろいろ
 毎月、月末から月初にかけては、重要経済指標が発表になりますが、

 今週は特に、今後の景気 → 株価の行方 を見る上でだいじです。

 日米ともにいろいろありますが、敢えて一つずつ挙げるとすれば、

◎日本は、明日(1日)の「日銀短観」で、

◎アメリカは、明後日(2日)の「6月の雇用統計」でしょう。

 日銀短観は、正式には「企業短期経済観測調査」といいますが、

 日銀が四半期(3,6,9,12月)ごとに全国1万社程度の企業を対象にしたアンケート調査です。

 このうち、最も注目度が高いのは「大企業製造業」の分です。

 この調査発表の特徴は、“調査時点から発表までが短時間”だということにあります。

 多くの経済指標は、だいぶ時間が経過してからのものが多く、株式相場からすると、

 “後追い”になってしまい・・・・“もっと早く”といらだつことしばしばですよね。

 明日は、どんな発表があるか、

 推理小説ならばひとつの山場?のようで・・・・緊張します

 


日米逆転の貯蓄率

2009-06-28 14:15:50 | 株・いろいろ
 貯蓄好きの日本より、消費先行のアメリカのほうが、

 家計の貯蓄率は高くなった、という日経記事がでています。

 家計貯蓄率は、家計貯蓄÷家計可処分所得 で表し、

 家計の可処分所得に占める貯蓄の割合を意味しています。

 日本では、1944年に42.1%という高い年があったかと思うと、

 1947年には▲4.6%と極端に落ち込んでいます。

 ここ30年の間では、1976年の23.2%をピークに下げ傾向となり、

 2003年以降は3%台と、0に向かって?低落。

 要するに、収入の無い高齢者が増える一方で、現役世代の生活環境(雇用、賃金等)問題大?の表れでしょう。

 一方、アメリカはもともと“まず消費ありき”で“貯蓄は二の次”

 の風潮だった(2005年の貯蓄率は▲0.4%)のでしょうが、

 ここにきて、そんなことは言っておれないので、上がってきているのですね。

 

さくら陶芸展で

2009-06-28 13:56:17 | 陶芸
 さくら陶芸展に出した私の作品です。

 作品というのは面白いもので、

 自宅に置いてあるときと、展覧会で展示してあるときとでは表情が違うのですね。

 ちょっと誇らしげに、つんとすましている感じがしました。

 高さは約40センチ位です。

 炎があたったところや、灰がかかったところに、

 薪窯の面白さがありますね。

 このような“花入れ”にはどんな花が似合うのでしょうか。

 春の花より、秋の花でしょうか。

さくら陶芸展

2009-06-27 09:35:41 | 陶芸
 いくつかのグループで陶芸を楽しんでいますが、

 それぞれのグループが参加する展示会が時折開かれます。

 今日は、そのうちのひとつ、“さくら陶芸展”に行こうと思っています。

 “さくら”の名前の通り、千葉県佐倉市にある佐倉市立美術館で開催されています。

 第20回だそうですから歴史はそこそこあるのでしょうが、私が出展するのは今回が初めてです。

 全部で20の陶芸グループが参加している由ですから、出展作品はゆうに200を超えるのでしょう。

 今日も30℃を超える暑さのようですが、

 散歩がてら、電車で行くことにします。

政府系ファンドが動きだす

2009-06-26 12:00:53 | 株・いろいろ
 ここしばらく沙汰止みだった?政府系ファンドが動き出したようですね。

 22日の日経に「アブダビ政府系ファンド動き急」という記事を掲載しています。

 “アラブ首長国連邦・アブダビ首長国の政府系ファンドが国際的な投資活動を拡大させる兆しがでてきた。

 欧州企業を対象にした出資や連携の動きが目立つが、日本への波及をめぐり、期待も高まりそうだ。・・・・”と。

 また、今朝の日経には「中国政府系ファンド 海外積極投資を再開」という記事が載っています。

 “・・・中国投資有限投資公司(CIC)の楼継偉会長が「資産の90%を現金化した」と発言するなど、昨年は慎重な運用姿勢が目立った。

 ただ、ここにきて世界の株価は底を打ったと判断した模様で、

 一転して海外投資に対し積極姿勢を打ち出しはじめた。”と。

 政府系ファンドは保有資金量が大きいので、

 積極姿勢への変化は、おおいに期待できそうです。

日本大学商学部で講義

2009-06-25 09:13:42 | 株・いろいろ
 今日は、日本大学商学部で講義をいたします。

 テーマはこれまでと同様に、「証券ビジネスの特徴と役割」です。

 最近年、経済とりわけ金融・証券のグローバル化が著しく進展しておりますが、

 特に、特に、この2,3年の変化は激しいです。

 それだけに、この分野を学習し、将来この分野で活躍を目指す学生のみなさんにとって、

 いま、やりがいのあるテーマだと思います。

 毎回多くの学生さんが聴講されますし、

 昨年度の最終レポートのテーマに“証券”関連を選んだ学生さんがいちばん多かった、と伺っています。

 金融・証券の基礎的考え方、いま金融・証券をとりまく環境は、

 などを説明したあと、

 証券ビジネスの特徴や、役割について話したいと思っています。

 できたら今後、このブログでも内容を紹介しようかな。

 

花器と狸

2009-06-24 10:27:40 | 陶芸
 先日、穴窯焼成した花器と狸です。

 サイズは、花器が高さ約47センチあります。

 ちょっと細工した藁を首から裾にかけて巻きました。

 優雅な?模様ができました。

 狸は、作陶した段階で紹介しましたが、

 こんな風に焼き上がりました。

 これでも高さは、28センチあります。

 よく見ると可愛い顔をしているんですよ。(笑)

株価調整のきっかけ

2009-06-24 09:28:03 | 株・いろいろ
 一本調子に上げてきた株式相場がちょっと一服?

 上げている過程では、

 “景気は良くないのに・・・”とか、“経済指標は悪いのに・・・”とか、言われていてもなんのその、でした。

 今回の調整のきっかけは、「世界銀行による経済見通し引下げ」でした。

 経済見通しが良くないことは分かっていたのに・・・・

 要するに、上げすぎ?を調整するための“きっかけ待ち”だったんですね。

 テクニカル面では“上げすぎ”がでていましたね。

◎日経平均株価の日々線と25日移動平均線の乖離率は、6月に入ってから危険水域の5%台の日が多く、

 12日には6.46%となっていました。

◎騰落レシオにいたっては、2日以降危険水域の120%台が続いており、

 10日には145.84%まで上がっています。

◎信用取引買残の評価損も、先日このブログで書きましたように、

 相場はちょっと上げすぎかな、という水準まできていました。

 因みに、昨日現在の騰落レシオはまだ126%ですが、

 乖離率はマイナス1.23%と落ち着いています。

 

株主総会に出席したことありますか?

2009-06-23 09:34:30 | 株・いろいろ
 今週は、3月期決算会社の株主総会が集中します。

 なぜ、6月の最終週に集中するのか、理由は二つ?

◎ひとつは、法律で「決算日(基準日)から3ヶ月以内」と定められていること。

◎もうひとつは、特定の日に集中させることで、「総会屋の出席を実質的に排除」すること。

 なのでしょう。

 もともと、自分が気に入った株を買って株主になると、株主総会に出席する権利が与えられます。

 で、いくつかの株主になって、いざ出席しようとすると、総会日が重なっている。

 ということになってしまいます。

 変なことだけど、仕方がないのかな?

 株主の3分の2は、目的が“儲け(値上がり・配当)”だというデータがあるそうですから。