初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

一人当たりGDP

2007-12-29 10:34:55 | 株・いろいろ
いろいろな経済指標の中で最近ショックだったのは「一人当たりGDP国際比較」でした。

1993年に2位だった日本は、昨年には18位にまで転落している由です。

その背景として日経では「構造改革への取り組み」を指摘しています。

昨今の円安には長い目でみた「日本売り」の側面があることも。

改革に向けて頑張らないと。

建築確認の厳格化で住宅着工が減少

2007-12-27 07:43:13 | 株・いろいろ
 きのうの経済産業省局長会議で、全国十地区のうち関東、近畿、中国、など大都市を擁する四地域の景況感が悪化したした由報道されましたが:

 主な原因は、建築基準法改正による建築確認の厳格化で、住宅着工が大きく減少したことにあるのですね。それは:

◎一定の高さ以上の建築物に第三者機関による構造計算再審査を義務付けたこと。

◎3階建て以上の共同住宅に中間検査も義務付けたこと。

 などですが、審査機関の人手不足が原因で確認作業が大幅に遅れているのですって。

 そのため、7月から連続4ヶ月新設住宅着工戸数が減少したのです。(6月から厳格化が実施)

 今日、11月の着工戸数が発表になります。

 今後の景気への影響が大きいこの発表に要注目です。

外国株で運用する投信と外国投信

2007-12-26 09:40:14 | 株・いろいろ
 今年も外国の株や債券で運用する投資信託が大きく増えました。

 ただ、知っておいて欲しいのは“外国の株で運用する投資信託”と“外国投資信託”の違いです。

 “外国投資信託”とは、「外国において外国の法令に基づいて設定された投資信託」のこと、つまり外国籍の投資信託を指します。

 「日本国内で設立して外国の証券で運用するものは日本の投資信託」であって外国投資信託ではありません。

 逆に、「外国籍の投資信託であれば、日本の投資信託会社が日本の株で運用していても外国投資信託」になります。

 目論見書や説明書には記載がありますので、よく見て混同しないようにしましょう。

 

季節商品の限界温度

2007-12-25 09:23:55 | 株・いろいろ
 冬至が過ぎると少しずつ昼間の時間が長くなりますが、寒さはこれからが本番。

 それにしても、日経が紹介している気象庁の「ビジネスと気象情報」は面白いですね。

 季節商品は地域によって多少異なるものの、固有の限界温度を持っていて:

 鍋物は13℃、西瓜は27℃、ハエ・蚊用殺虫剤は26℃を境に売れ行きがかわるのだそうです。

 全産業の70%以上は、業績が天気に左右されるそうですから:

 この限界温度を見ながら、いろいろな企業の業績予想を出して、

 株式投資の銘柄選択の参考にする?

 面白そう。

子年の相場

2007-12-24 11:42:58 | 株・いろいろ
 科学的な根拠がなくても?この時期になると干支でみる相場が話題になります。

 格言では「子年は繁栄する」年なんですが、過去はどうだったのでしょうか。

 戦後1949年に取引所が再開した以降の子年:

 はじめの1960年と次の1972年がいずれも、

 大発会がその年の安値で大納会が高値となっています。
(1960年:869.34円から1356.71円へ)
(1972年:2712.31円から5207.94円へ)

 次の1984年は7月23日に安値をつけていますが、高値は12月4日であり、この年も年末にかけて上げているのですね。
(安値9703.35円から高値11577.44円まで)

 ところが、直近の1996年だけは残念ながら年末にかけて下げています。

 高値は6月26日の22666.80円、安値は12月24日の19361.35円でした。

 さて、来年はどうでしょうか。

 専門家?が見通しを言う時期になりました。

 みなさんも占ってみたら如何?(笑)

 

金融教育フェスティバル2008

2007-12-23 07:22:15 | 株・いろいろ
 来年1月26日(土)、「金融フェスティバル2008」が日本銀行本店で開催されます。

 “行こう!みんなのきんゆう大冒険”と題して、三つのテーマで行われます。

◎おとなのお金セミナー“知るぽると金融教育教室”

◎ガチャピン、ムックと行く“しるぽる島たんけんツアー”

◎体験しよう!“知るぽると冒険広場”

 2番目のは「親子で」、3番目のは「子ども向け」で、最初のきんゆう教育教室は「一般社会人向け」セミナーとなっています。

 このセミナーは二つの教室(東、西セミナールーム)で行われますが、

 東セミナールームの2時限目(11時30分~12時20分)の講座を、“自分に合った投資信託選び”というテーマで私が行います。

 投資信託は“人それぞれの生活・性格に合ったものを選びましょう”と:

 いまどんな投資信託があるか、どんな投資信託が人気か、自分の資産配分をどう考えるか、などなどお話するつもりです。

 日銀本店にはふだん一般の人は入れないそうですが、この日は初?公開。

 私にとって来年最初の講座です。楽しみにしています。

講義が終わって

2007-12-22 16:19:10 | 株・いろいろ
 昨日、大阪経済大学の講義をしてきました。

 イブニング講座は、18時20分から19時50分までと、20時から21時30分までの90分授業を2時限行うのです。

 たまたま風邪気味で、喉の調子がいまいちでしたが、180分喋りました。

 大きな変化が起きている投資信託分野について、スライド、書画カメラなどで説明しました。

 受講している人はほぼ全員社会人で、年齢や投資に関する知識・経験もまちまちの印象でしたが、

 みなさん、とても熱心に聴いてくれました。

 質問も沢山ありました。

 証券市場論担当の樋口教授が受講生のひとりから「目からうろこが・・・」と言われた旨、私におっしゃいました。

 よかった!疲れもとびます。

 写真は往きの新幹線から見た富士山です。とてもきれいに見えました。(帰りは雨でした。)

大阪経済大学・証券市場論Ⅱ

2007-12-21 09:18:32 | 株・いろいろ
 今日は、大阪経済大学に行きます。

 同大学北浜イブニングスクールで、証券市場論Ⅱのうち“投資信託制度と証券市場”をテーマにお話します。

 大きく三つのテーマに分けて90分授業の2時限でやることにしました。

 1時限目は、「証券投資信託」について、最近年の動向、基本的仕組み、それに人気のファンドを紹介しながらポイントを話します。

 2時限目の前半で、「ETFとREIT」について、生い立ちや証券市場における役割、仕組み、特徴とリスクを話します。

 最後に、「投資信託の情報」について、目論見書や運用報告書、評価情報、投資信託にかかるコストなどを話します。

 グローバルに変動する投資信託について、具体例をあげて説明したいと思っています。