初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

どのように収まるか

2015-06-30 10:39:43 | 株・いろいろ

 世界中の株価がドスンと下げました。

 ユーロ圏の株価が下げるのは当然?としても、

 イタリア(4.9%)スペイン(4.7%)両国の5%近い下げは、これまでの動きからやむを得ない?

 仏CACが3.74%、独DAXが3.56%の下げもきつく、

 2.879%下げた日経平均がこれに続きます。

 日経平均の下げ方からすれば、

 英FTSEの1.97%や、米NYダウの1.95%はたいしたことがない、なんて考えちゃいますね。

 それにしても昨日の東京市場でのやや驚きは、

 値上がりが56銘柄あり、そのうち26銘柄が年初来高値だったこと。

 今日の東京は、下げた銘柄の買戻しなどで、

 幾分戻していますが、ギリシャ問題の先行きが見えないと、

 大きくは動けないですね。


ギリシャ震源地の震度は?

2015-06-29 10:20:19 | 株・いろいろ

 思った通り?思ったほどには?思ったより? いろいろの思いがあると思いますが、

 世界に先駆けて開いた日本のマーケット。

 為替は、ユーロが133円台、ドルが122円台前半をつけ、

 日経平均株価は、一時500円超の下げ、ですね。

 震源地のギリシャって・・・・

 人口は1100万人強、で東京都(1300万人強)より少し少ない位、

 面積は(3000あまりの島ぜんぶ合わせて)13万平方キロ強、で東京都(2200平方キロ弱)の60倍。

 ・・・・その他比較はヤメ!

 大きな震度です。

 今後の政策待ちですね。


ギリシャ問題・最初のマーケットは東京

2015-06-28 14:02:09 | 株・いろいろ

 ギリシャ問題について、日本の市場関係者は弱気というより、悲観的な見方が多いですね。

 明日の朝までに解決方向に進まなければ、世界で最初に開くのが日本のマーケットですが、

 日経紙から拾ってみますと;

 ◎為替について、

 パニック的なユーロ売りが出る可能性(みずほ銀行・唐鎌大輔氏)。

 円は対ドルでもリスク回避目的で買われやすい。

 ◎株価について、

 日経平均株価がいったん2万円を割る可能性(野村証券・松浦寿雄氏)

 などが悲観論。

 (日経紙は、それらのあとに “ただ、云々”との意見も書いてありますが)

 こんな時、ふつうの個人投資家は?

 まずは事態をみること?


穏健な?週末です

2015-06-27 10:16:01 | 株・いろいろ

 気になっているギリシャ問題は、国民投票という切り札?逃げ口?に・・・

 26日(金)のニューヨーク株式も、ダウ平均はプラス、S&P500やナスダックはマイナスで終わっていますね。

 東京市場の週末は:

 ◎株価平均は(幅はたいしたことはありませんが)2日連続安。しかし、

 ◎出来高は、まずまずです。(金曜日の金額は2兆26百億円、株数は21.9億株)

 ◎日経平均株価の日々線は、25日移動平均線にたいして1.30%のプラス

 ◎騰落レシオは99.86%と100%割れは5月14日以来でおとなしい?

 ◎信用取引の売残高は3週連続で減少し、買残高は逆に3週連続で増加しましたが、相場の動きからすれば普通?です。

 ◎信用買残の評価は-7.30%でやや悪化しましたがこれも普通の水準でしょう。(いずれも19日現在)

 これからでてくる材料次第、という週末です。


格言で学ぶ株式投資・24

2015-06-26 13:56:18 | 株・いろいろ

 “18年ぶりの高値水準”と言われるとびっくりしてしまいますが、

 そのようなときに格言でも、

 「万人があきれ果てたる値がでれば、それが高下の境なりけり」

 と教えています。

 何事にも常識というものがあるように、

 相場の世界でも一時的に法外な株価がでても、

 結局は落ち着くところに落ちくのですから、

 “異常値は転機”かとの注意が必要です。

 ところで、投資をしていると、

 株価ばかりに気をとられがちですが、相場にはリズムがり、

 活動期の後には休養期がり、永遠の活動期などありえません。

 リズムにも注意しなさいと、格言は言います。

 「値ごろより 日柄」 と。


株式格言・閑話休題

2015-06-25 09:48:42 | 株・いろいろ

 昨日のニューヨーク株式は3日ぶりに反落しましたが、これは、

 “金融資産バルブへの警戒心”からだそうですね。

 最近のニューヨーク株式は、日欧株式より動きが弱い?ようですが、

 ・・・・・

 ちょっと古い話ですが、面白い話があります。

 1908年12月10日、シカゴのクラブで銀行家であるJ.Pモルガンが彼の息子に、

 「この国(アメリカ)が将来ダメになると思っている弱気な人は、誰もいないことを憶えておきなさい。」

 と繰り返し語ったことが、後に:

 「アメリカでは、決して弱気になるな」となり、

 「アメリカを目先で売るな」 という諺になった由です。

 ・・・・・

 私は、株式の格言を取り上げてきました。もともとは、

 米(コメ)相場の格言からスタートしたのですが、気が付くと欧・米のいろいろなものを書いていました。

 そして、上記の例もそうですが、“ある文言”があるときから格言・諺になったものも数多くあります。

 また、IT関連がイニシアティブを握る世の中になっても、

 江戸時代からの格言が十分適用する物が多いのも事実です。

 とくに“相場に迷った”時などに。

 やはり、格言は生きています。


格言で学ぶ株式投資・23

2015-06-24 14:34:03 | 株・いろいろ

 引き続いて株式相場はしっかりです。

 これだけ上がってくると、うまく波に乗っている人は大きな利益を得ている?

 でも、どんなとき、相場に臨む人は?

 「投資を為す者は楊柳の如くありたし。」 と教えています。

 強気、弱気に頑なにならず、心は常に余裕を持ち、風に対する柳の如く、

 市場のトレンドを冷静に判断し、順応すべし、と。

 言い方を変えれば、

 「相場は戦場なり、真剣勝負なり。」 とも。

 多少儲かったからといって相場を安易に考えていると、

 そのうち深手を負う羽目になることもあり、

 相場の世界は厳しいものであることを言っています。


強い相場

2015-06-23 11:17:42 | 株・いろいろ

 今朝、昨日の世界主要国の株式を見ましたらがほとんど上げていました。

 その後、用事ありで、今戻って東京市場を見ましたら、これまた300円以上も高い!

 そうなった背景は、やはりギリシャ問題ですね。

 ユーロ圏首脳会議で、「ギリシャへの金融支援の継続を週内に合意すること」を目指し、

 財務相会合に対し、「24日夜までに合意できるよう交渉の加速を指示」した由。

 東京市場も日経平均株価が戻り新値となっています。

 今日も気温は高く、暑い日になりますが、

 相場も高い。これは大歓迎ですね。

 


夏至ですねー

2015-06-22 17:23:50 | 生活の中で

 大学時代の民法の「関口ゼミ」のメンバーと数年ぶりにランチをしてきました。

 関口先生はもちろん亡くなっておられますが、ゼミの連中は1人を除いて、

 残り8人が元気にあつまりました。最高齢は85歳です。(この人は例外ですが。)

 ところで、夏至になりましたね。

 毎年、冬至の日に私は「冬至大好き」と書きます。

 冬至の頃は、暗く、寒い日々が続きますが、「これからは日が少しずつ長くなる」という明るさ・希望があるので、

 “大好き”と書くのです。事実大好きです。

 ということからうすれば、「夏至は嫌い」となりますね。

 事実、気分的にはそうです。

 ただ、これから夏の盛りに向けて、暑さが日に日に増していきます。

 “日に日に暑さ・明るさ”が増すのは、気分的に良いですね。海に山に、

 暑さを堪能しましょう。

 ウェルカム 夏至!(笑)


相場の「反転サイン」

2015-06-21 09:53:35 | 株・いろいろ

 昨日の日経紙16ページ・スクランブル欄の酒井隆介氏の記事にやや驚きました。

 というのも、ここまではっきりと相場が反転することを書いた記事は日経紙には珍しいからです。

 あくまでも、市場の“需給面”からみれば、ということですが、

 ◎ヘッジファンドの持ち高調整の売りが一巡しつつある。

 ◎売買代金からみても先物の影響力は低下している。

 ◎裁定取引に伴う現物株の買い残高が減少している。

 ◎過去、東証空売り比率が36%をピークに低下に転じると相場は大きく上昇した。(18日38.9%、19日35.8%)

 などといくつかの状況を説明。

 そして、あるファンドは、需給面での潮目の変化を感じて、大手銀行やリース会社などの金融株を仕込んだ。

 という例まで。

 ・・・・・

 頼もしいですね。