いろいろある釉薬の中で人気があるものの一つが織部釉です。
一般に「織部」というと、銅によって発色した緑色釉を指すことが多いのですが、
もともとは、桃山時代の武士であり茶匠であった古田織部の“好み”?の焼き物(美濃陶)すべてだったのですね。
室町から江戸にかけての茶陶は政治を動かすほどでしたので、
知れば知るほど面白い?奥の深いロマンを感じるのですが、それはさておき、緑釉に限って言えば、
3種類の装飾の仕方があります。
◎総織部 : 器全体に緑釉(織部釉)をかけたもの
◎青織部 : 器の一部に緑釉をかけ、他の部分は鉄釉(弁柄など)で模様を描いたもの
◎鳴海織部 : 白土と赤土をつなぎ合わせ、白土部分に緑釉をかけ、赤土部分に白泥で模様を描きさらに鉄釉の線描を施すもの
この赤、青、白、黒 と4色のカラフルなハーモニーが華麗で、織部陶の中でもっとも華やかな美しさがある、と評価されたようです。
当時の粘土は赤と白がうまく接着しなかった(収縮率の差で割れ易かった?)ことなども手伝っての評価だろうと思います。
それで私が作ってみた皿です。
この皿、どんな食べ物を盛ったら映えるでしょうか。
一般に「織部」というと、銅によって発色した緑色釉を指すことが多いのですが、
もともとは、桃山時代の武士であり茶匠であった古田織部の“好み”?の焼き物(美濃陶)すべてだったのですね。
室町から江戸にかけての茶陶は政治を動かすほどでしたので、
知れば知るほど面白い?奥の深いロマンを感じるのですが、それはさておき、緑釉に限って言えば、
3種類の装飾の仕方があります。
◎総織部 : 器全体に緑釉(織部釉)をかけたもの
◎青織部 : 器の一部に緑釉をかけ、他の部分は鉄釉(弁柄など)で模様を描いたもの
◎鳴海織部 : 白土と赤土をつなぎ合わせ、白土部分に緑釉をかけ、赤土部分に白泥で模様を描きさらに鉄釉の線描を施すもの
この赤、青、白、黒 と4色のカラフルなハーモニーが華麗で、織部陶の中でもっとも華やかな美しさがある、と評価されたようです。
当時の粘土は赤と白がうまく接着しなかった(収縮率の差で割れ易かった?)ことなども手伝っての評価だろうと思います。
それで私が作ってみた皿です。
この皿、どんな食べ物を盛ったら映えるでしょうか。