初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

土俵で踏ん張りました

2016-12-31 10:55:28 | 株・いろいろ

 昨日の日経平均株価は、しっかりと「5年連続高」となるべく踏ん張り、

 酉年に繋ぎました。というのは、

 過去5回あった酉年は、始めの1957年こそ少し下げたのですが、

 後の4回は高く、4連続高は他の年にはないのですから、

 申(猿)はそれを知っていて、責任を果たしたのでしょう。

 それにしても、「申酉騒ぐ」とはよく言ったもので、

 ちょっと例を見ませんね。

 8日のエコノミスト懇親会の席上、安倍晋三首相に、

 「今年はまさに『申酉騒ぐ』の相場格言にふさわしい年となった」と言わせしめたのですから。

 酉年となる来年にはどんなことが予定されているか、

 またこんど。

 

 

 


前場、19000円台維持

2016-12-30 11:43:40 | 株・いろいろ

 今朝の寄り付きは、いきなり18997.67円と19000円割れで始まりましたが、

 前場は19000円台を維持しました。

 昨日のニューヨークも、長期金利が心理的節目といわれる2.5%を割り、

 これまで株式相場のけん引役だった金融株が売られ、ダウ平均株価は14ドル弱安く終わっていました。

 そんな中での東京市場は「大納会」を迎えました。

 年末ぎりぎりになって相場は弱くなりましたが、

 せめて昨年の終値10,033.71円を上回ってほしいと願っています。

 〝終わりよければすべてよし”となってほしい!

 


相場は今日、明日で終わり

2016-12-29 11:37:26 | 株・いろいろ

 ◎ある種の目標、

 例えば「5年連続の陽線を達成するために」とか、

 「ニューヨーク・ダウ平均株価が2万ドル達成のために」とか、

 「申年の終値はいくらを期待するか」とか、

 ・・・・

 を掲げて、

 ◎そのためには、あと〇〇日で△△円を挙げる必要あり。

 などと書いてきました。

 一方で、テクニカル面で「やや買われすぎ」であることも、

 指摘してきました。

 その「今年の株式市場」はあと、今日の午後と、

 明日を残すのみとなりました。

 終わったら、また書きます。(笑)


米・年明けの株のリスク

2016-12-28 10:49:14 | 株・いろいろ

 NY・ダウ平均株価が2万ドルを前に〝逡巡”している感じですが、

 2万ドルという水準はともかく、年明けはどう動くかについて、

 三つのリスクを指摘している人がいましたね。

 ①為替がドル安・円高に巻き戻されるのではないか、ということ。

 現在の投機筋の売り越し幅が高水準にある由。

 ②原油価格の動向は?

 減産合意をみたのですが、合意通り減産が行われるのかどうか、ということ と、

 原油消費国の中国経済がやや不透明だけれどどうか・・・ということ。

 ③新大統領下の個人投資家にとって、所得減税は大きなテーマですが、

 もし行われれば「株の利益確定売り」が出る可能性大であり、

 株式市場で個人投資家の供給が相場を抑えるのではないか、ということ。

 ・・・・

 来年と言っても、もう来週のことですね。


日経平均株価が陽線をつける期待

2016-12-27 10:40:51 | 株・いろいろ

 これまで度々書いてきましたが、

 今年の日経平均株価が陽線で終わるかどうか、あと数日の動きです。

 昨日まで3日連続安でしたが、幅は小さく、

 今日も安寄りの後、頑張っていますね。

 陽線で終われば(昨年末より高値で終われば)

 5年連続という初めての実績を残すことになります。

 「申酉騒ぐ」を地で行く・・・・

 昨日現在、あと363円上にいます。

 がんばれ!


手がかり難の株式相場

2016-12-26 09:55:20 | 株・いろいろ

 年末ぎりぎりまで来て、どうもそこから先に進みません。

 東京市場も「円安一服」で「利益確定の売り」と言ってますが、

 26日は欧米主要国の株式市場がお休み、ということもあって、

 積極的に動こうとしていません。

 だいぶ勢いよく年末まで来ましたので、

 相場の原則でもある「売り」「買い」「休み」の

 「休み」を選択するのも戦術のひとつです。

 「来るべき相場」をじっくり考えるチャンス?


RSIについて

2016-12-24 10:41:07 | 株・いろいろ

 先日、サイコロジカルラインについて書きましたが、その最終日、18日に

 「サイコロジカルラインに日々の株価の変動幅を考慮して、

 心理的な転換点を探るRSIという指標もあります。」と書きましたので、

 RSIについて、説明します。

 RSIはRelative Strength Indexの頭文字で、

 相対力指数などといわれます。

 一般的には、ある銘柄、指数の「過去14日間の値上がり幅の合計を、

 同じ14日間の値上がり幅と値下がり幅を足した数値で割って、

 百分率表記にします。」

 これも、経験則上70%を超えると「買われすぎ」とされて、

 目先一服あり?とされます。


冬至のころの習慣

2016-12-23 10:17:10 | 生活の中で

 一昨日、冬至の日に読んだ本からですが、冬至のころの習慣にはいろいろあるのですね。

 ◎小豆粥を食べる。凶暴な水神の息子が冬至の日に死んで疫鬼になり、人々に害を及ぼした。

 疫鬼は赤い小豆を恐れるので、冬至の日には小豆粥を食べ、病気にかからぬように。

 ◎南瓜を食べる。冬になると野菜が少なくなるので、珍しく長持ちする南瓜を冬至に食べると、

 中風予防のまじないになる。黄色を魔除け災除けとする五行説による信仰でもある。

 ◎蒟蒻を食べる。奈良時代に仏教として渡ってきた蒟蒻は「砂払い」といい、身体にたまった砂や

 毒物を排出する食物として僧侶が好んで食べた由。1年間たまった煩悩の砂を洗い流すという俗信。

 ◎柚子湯に入る。黄色い柚子の実を入れた湯に入って邪気を払い、香りを楽しみながら ひび、あかぎれを

 癒し、風邪の予防にも効果ありと。「冬至」を「湯治」、「柚子」を「融通」を聞かせて世を渡ろうと?

 [桃栗三年、柿八年、柚子は九年でなりさがる といわれ、、実がなるまでに長い年月がかかるので、

 風雪に耐え抜いて成功するシンボルとして、柚子が尊重された。]

 永田久 年中行事を「科学」する より

 


現・預金は増えても証券は減少

2016-12-22 10:20:41 | 株・いろいろ

 19日に日銀が発表した資金循環統計(2016年7~9月)によると、

 個人が持つ現・預金は前年同期比1.4%増でしたが、

 株式などは2.2%減、投資信託は3.3%減でした。

 新聞の評価を読むと;

 ◎政府も「貯蓄から投資へ」の流れをつくるため、長年呼びかけを続けてきたが、・・・

 「個人が安心して投資できる環境を整えること」が重要

 「金融教育の場が少ないこと」も一因

 などと指摘されています。

 その期だけをとらえて背景などを云々するつもりはありませんが、

 今から16年前、全国の動きに先駆けて、

 私たち有志でNPO法人証券学習協会を発足させた2000年に、

 危惧し、活動したこと、が今もって指摘されているのです。

 やはり、いちばん重要なのは、ここでも指摘されているように、

 幼少からの「学校教育」なのですが。