初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

旧暦きさらぎは現行暦3月

2010-02-28 14:17:56 | 陶芸
 今日で2月は終わり、明日から3月ですが、

 旧暦と現行暦は約ひと月違いだとすると、

 季節としては明日から「如月・きさらぎ」ということになります。

 この「きさらぎ」の語源について面白いことがあります。

 岩波書店の「広辞苑」という辞書の第1版には、

 「この月は尚寒くて着物を更に重ね着る」と説明されていましたが、

 第2版には「着物を更に重ね着る意」は誤りで、「草木の更生する意」である。

 と書いてあるそうです。

 わざわざ「誤り」を指摘してある辞書は珍しい?ですね。

 因みに私の電子辞書は第5版ですが、第2版と同じ表現です。

 この季節は日々の気温差が一年中でもっとも激しく、

 ある日はすごく暖かいのに、翌日は北風に震えます。

 きのう、きょうがそうですね。

 でもひな祭りがくるともうすぐ春ですね。

 写真は、最近作った(ふたつ一緒に手のひらにのる位)小さな雛人形です。

 可愛いでしょ。

 

今日は株式基礎講座です

2010-02-27 08:50:44 | 株・いろいろ
 今日は、13日に続いて、

 証券学習協会主催の講座「売買タイミングを捉えるための各種チャートの見方、使い方」の第2回目です。

 講師は大橋専務理事、場所は小伝馬町のNPO交流サロンです。

 今日の講座では、

 チャートについて、

 ローソク足、移動平均線、一目均衡表などの、

 基礎的見方についての話です。

 生憎の天気になってしまいましたが、

 受講者の方々のお役に立てれば幸せです。


ファーストリテイリング株が貸借銘柄に(3)

2010-02-26 14:03:47 | 株・いろいろ
 ちょっと重複しますが、一般信用取引について整理しておきましょう。

 一般信用取引は、証券会社の責任の範囲で顧客に資金や株を貸すのですね。
 
 「資金を貸す」とは、顧客の信用取引による買いに対応し、

 「株を貸す」のは、顧客の信用取引による売りに対応するのです。

 この場合、資金については自社で沢山持っているでしょうし、必要に応じて銀行借入もできますが、

 株はそうはいきません。

 そこで、一般信用取引では、「買いはいいですが」「売りはしません」とか、

 「売りはこれこれの銘柄だけです」というケースがほとんどです。

 加えて、「買いは無期限でいいですよ」としているところがほとんどです。

 ということから、ファーストリテイリングについて、

 これまでも「信用取引の買い」に対応していた証券会社はあったかもしれません。(確認はしていませんが。)

 念のため付け加えておきます。

 

ファーストリテイリング株が貸借銘柄に(2)

2010-02-25 09:12:14 | 株・いろいろ
 証券会社は、顧客から信用取引で売り注文がでると:

 自社にその銘柄の手持ちがあれば立替えますが、無ければどうする?

 日本証券金融などの証券金融会社に借りにいくのです。

 この「証券会社が証券金融会社に借りに行く取引」が「貸借取引」なのです。

 きのう書きましたように、貸借取引は制度信用による取引だけが利用できる制度です。

 これまでファーストリテイリング株は制度信用取引ができる銘柄ではありませんでしたので、

 顧客が信用取引で売りたくても証券会社が対応できなかったのですね。

 3月からは、株を持っていない投資家でも、

 信用取引でファーストリテイリング株を売ることができるようになったのです。

 日経平均株価への影響度の大きい銘柄だけに、

 果たしてどうなる?というわけです。

ファーストリテイリング株が貸借銘柄に(1)

2010-02-24 09:11:28 | 株・いろいろ
 ユニクロブランドのファーストリテイリング株が、3月1日より貸借銘柄になる由。

 日経平均株価にも影響大のこの人気・値嵩株が貸借銘柄になるのはちょっとしたニュース?

 では、ちょっと知識の整理をしましょう。

 自分のお金や株を使わず、証券会社から借りて取引するのを「信用取引」といい、

 個人投資家の売買高の半分以上を占めています。

 この信用取引には、「制度信用取引」と「一般信用取引」のふたつがあります。

 信用取引にはいろいろのルールがありますが、

 そのほとんどを証券会社と顧客の間で決定できるのが一般信用取引で、

 対象銘柄、品貸料(逆日歩)、返済期限、権利処理など肝心な部分?を

 取引所が規則で決めるのが制度信用取引です。

 そして、二つの取引で最も重要な?違いは、

 「貸借取引ができる」のが制度信用取引で、「できない」のが一般信用取引である、ことです。

 続きはまた。

 

日本株は「毎日が特売日」

2010-02-23 09:14:55 | 株・いろいろ
 今朝の日経、一目均衡欄の前田編集委員の記事はとてもgood!

 その中で、面白い紹介があります。 

 いま、海外機関投資家は日本の株について、

 「株式市場のウォルマート」と呼んで買っているのだそうです。

 ウォルマートはいうまでもなくアメリカにある世界最大のスーパーですね。

 そのウォルマートの旗印が、

 “毎日が特売日”の由。

 今年にはいってから世界の株式は軟調ですが、

 珍しく?日本株の下げ幅は小さいのです。

 これは、外国人買いによるものであることは、はっきりしています。

 企業業績も回復してきていますし、

 これからは、さらに期待できる?

 

第1生命の株式上場

2010-02-22 09:17:13 | 株・いろいろ
 第1生命が4月1日に上場することになりました。

 NTT以来の大型上場ですね。

 生命保険契約者に対して、1株以上の株を割り当てられる人が300万人超、1株未満割り当ての人が430万人超、と700万人超の株主が出現です。

 上場株式の時価は1.6兆円~1.8兆円で、1株当たり16万円位?

 これだけの株が市場にでるのをどう見るか。

 いろいろありますが、

 「これだけの株主が増える」のは市場にとって「力強い」と見ていいのではないでしょうか。

 これに加えて、(先日も書きましたが)

 郵便貯金が大量に満期になります。

 大きなうねりが期待されそうです。

第41回千葉市展に入選

2010-02-21 10:05:28 | 陶芸
 3月の6日から26日まで開催される「第41回千葉市民美術展覧会」の工芸(陶芸)部門に入選しました。

 昨年、40回記念にも入選しましたが、

 入選した翌年(翌年だけ)は事務局から申込書を郵送してくるのです。

 これがインセンティブになって?今年も出品したのです。

 というか、タイミングよく新しく作った作品があったのです。

 出展する前に写真を撮っていなかったので、

 こんど会場に行ったときに撮ってきます。

 この写真は、まだ本焼きする前、

 窯場で、いまから釉薬をかけるところです。

 念のため、携帯のカメラで写したものです。

 作品名は「彫唐草文花器」です。

 サイズは幅が35,5センチで、高さは40センチ位です。

 これを見たあるおばさん、「東京ぼんた」だって。古いねー(笑)

 私のイメージは:

 “秋に刈り取ったばかりの稲の束を活けたらスバラシイ!”

 みなさんなら何を活けますか?

海外旅行でいくらの買い物をします?

2010-02-20 09:19:05 | 株・いろいろ
 日本政府観光局調べ(07~08年)によると、

 日本に来る中国人旅行者が、旅行中に買物をする金額の平均は、

 7万8680円だった由。(日経紙)

 中国人は、親族や友人など多くの人に土産を配る習慣があるため、

 買物に使うこの金額は“多い”のだそうです。

 欧米人の約3倍だといいますから、たしかに多いのかもしれませんが・・・・

 日本人が海外旅行した時、

 平均いくらぐらいの買物をしているでしょうか。

 なんとなく、“日本人は買物好き”というイメージをもっていましたが、

 私の認識違いでしょうか。

 

雪国の人口

2010-02-19 13:13:38 | 株・いろいろ
 今冬の関東地方は雪が多いです。

 8日のこのブログで「雪国と冬晴れ地帯の不公平」について書きました。

 ところで、歴史的に見ると人々は雪の多い所から少ない所への移動が見られます。

 新潟と東京の人口にその特徴を見ることができます。

 1880年 新潟県は人口トップで154万人、東京府は12位でわずか96万人だったようです。

 40年後の1920年 東京府がトップで369万人、新潟県は7位の177万人となり、

 直近の2009年 東京都はダントツで1298万人、新潟県はさらに順位を落として14位の238万人となっています。

 もちろん、人口の増減にはいろいろの要素がありますが、

 “雪”による要因は小さくないのではないでしょうか。