初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

投資のモノサシ・基本(5)

2016-05-31 09:33:14 | 株・いろいろ

 株価収益率(PER)は、

 倍率が高ければ割高、低ければ割安、と判断されます。

 しかし、成長性が高いと見込まれる企業は概して高い倍率になります。

 ただ、株価収益率(PER)には「何倍が妥当か」という基準はありません。

 同じ業種、同じ業態の銘柄、上場銘柄の平均などと比較したり、

 その銘柄の過去の数値はどうなっていたかといった時系列で調べてみたり、

 する必要があります。

 毎週土曜日の日経新聞には、全銘柄のPERが掲載されていますので、

 たとえば、トヨタ自動車とホンダ、日産自、などのような、

 同業種間の比較をすることができます。また、

 株価上昇時に割安銘柄を見つけ出す方法の一つとして利用することもできます。

 続きはまた。

 


今週も重要な事柄が

2016-05-30 09:32:10 | 株・いろいろ

 投資のモノサシについては、今日は休憩します。

 5月末から6月初めを擁する今週は、重要な事柄が山積ですが、中でも:

 ◎日本では、

 (1)すでに織り込み済みとは言いながら、

 「消費税引き合上げ再延期」についての、安倍首相の決断と今後の問題。

 (2)日本だけでなく世界の景気先行き見通しが厳しい中で、

 「財政出動計画」がどう打ち出されるか。

 ◎アメリカでは、利上げに絡んで、

 5月の:

 (1)ISM製造業景況感指数と

 (2)雇用統計

 の発表が重要。

 いずれも、結果次第で「株価」「為替」「金利」すべてに影響あり、

 気にしましょう。


投資のモノサシ・基本(4)

2016-05-29 09:38:32 | 株・いろいろ

 「予想」とは言いながら、「会社側」あるいは、然るべき「調査機関」の公表する配当金は、

 投資家にとって、ほぼ固い?見込みですね。

 さて、次は;

 「企業がその活動によってあげる利益の額」は、株価に大きく反映されます。

 同じ業種の企業どうしを比較しても、利益を上げる企業の株価のほうが高いのは当然です。

 そこで、企業利益と株価との比率で、株価水準の妥当値を探ろう、

 とするのが、「株価収益率」で、株価を1株当たりの年間税引き額で割った「倍率」で示します。

 株価収益率 = 株価 ÷ 1株当たり年間税引き利益 = 〇〇倍 です。

 例えば、株価800円の企業の「1株当たり年間税引き利益」が50円であれば、

 株価収益率は、800円 ÷ 50円 = 16倍 です。

 株価収益率は、英文の Price Earning Ratio の頭文字をとってPERとも言います。

 「同業種間の株価比較」「現状の相場の中での位置」「将来性を・・・」等々のようなときに計算しますが、

 つづきはまた。

 

 


投資のモノサシ・基本(3)

2016-05-28 10:39:34 | 株・いろいろ

 「いま、配当利回りの高い銘柄は?」ということを調べてみます。

 お取引証券会社のホームページから検索することができますが、

 ここでは、YAHOO!ファイナンスのホームページを見ます。

 「全市場」「会社予想配当利回り」を前提に見ますと:

 (1)大塚家具(銘柄コード8186 東証JQS)決算期2016.12 

  5/27株価:1193円 1株当たり配当金80円 利回り6.71%

 (2)アールビバン(7523 東証JQS)決算期2017.03

  5/27株価:490円 1株当たり配当金30円 利回り6.12%

 (3)デクセリアルズ(4980 東証1部)決算期2017.03

  5/27株価:908円 1株当たり配当金55円 利回り6.06%

  ・・・・

  とでてきます。

 昨日書きましたように、配当金は決算期だけの支払いかどうか、調べることをお忘れなく。

 また、当然のことですが、株は決算日の4日前に買うことも間違えないように!

 さて、現在の金利状況を見ますと、とても魅力的な利回りですが、

 高配当というモノサシだけで買うのではなく、別のモノサシもあててみる必要もあり?

 続きはまた。


投資のモノサシ・基本(2)

2016-05-27 09:23:24 | 株・いろいろ

 株式投資の目的はいろいろあるでしょうが、一般的には(表現はともかく)「儲ける」ことですね。

 自分がある資金を投入して株を買い、得られるものは「値上がり益」と「配当金(含む株主優待)」です。

 そこでまず、「配当金」についておさらいします。

 企業がある期間活動をして収益をあげますと、その中から株主に対して「配当金」を支払います。

 株主(=投資家)からすれば、自分が取得した株数に見合った「配当金」を受けることです。

 「投資した資金」に対して「一年間に受け取る配当金」の比率が「配当利回り」です。

 配当利回り = ( 1株当たり年間配当金 ÷ 株価 ) × 100  で計算します。

 例えば、1株800円の株を買い、10円の配当金を受け取れば、

 配当利回り = (10 ÷ 800) × 100 = 1.25(%) になります。

 ところで、配当金の支払いは、年一回のところはほとんどなく、

 ◎半期ごと、とか、四半期ごと とか、何回かに分けて支払う企業が多いこと、

 ◎企業収益の結果を見て、支払う配当金が増えたり、減ったりします、ので、

 株式を買う段階で、1年間保有した場合の「予想配当金」をベースに計算します。

 最近は、期中に「予想配当金」を変更する企業が多く、

 しかも、その都度、株価は大きく変動しますので、

 買ってからも〝要注目”です。

 


投資のモノサシ・基本(1)

2016-05-26 09:26:34 | 株・いろいろ

 今年に入ってからの世界の株価は、勢いのある国もある反面、

 日経平均株価は〝まだまだ”という状況です。

 一方、個別銘柄をみますと、高値をとっていく銘柄もたくさんあります。

 東証一部の銘柄で、連休明けの5月9日から、新高値銘柄数をみますと、

 9日-44、10日-68、11日-82、12日-50、13日-59

 16日-65、17日-49、18日-67、19日-55、20日-81

 23日-64、24日-41、25日-101、

 昨日は、ついに100銘柄以上が新高値。

 「一体、自分の持ち株はどうなっているんだ!?」と嘆きたくなる人も多いのでは・・・

 ただ、銘柄によっては「人気度が高く、上げすぎ!」と思われる銘柄も散見されます。

 そこで、毎年春の新学期?にちなんで、改めて、明日以降、

 「投資のモノサシの基本」をおさらいすることにします。

 知っている人も、知識の整理を!


出番到来

2016-05-25 18:14:13 | 健康
昨年秋に作ってから出番がなかったこのカエル。

先ほど、初登場。

実は、お尻から蚊取り線香を入れて、口から煙りを出しているのです。

草むしりをしていると蚊に刺されるので、登場してもらいました。

役に立ちますよ。(笑)

米・住宅状況が好調

2016-05-25 14:29:22 | 株・いろいろ

 今日は、午前、午後とも陶芸講座でした。

 朝の情報では、昨日のニューヨーク株式は、213.12ドル高(+1.2%)の17,706.05ドルでした。

 大きな上げとなったのは、4月の新築住宅販売件数が大きく伸び、

 8年3か月ぶりの高水準で、市場の予想をも上回った由です。

 件数も増えた上に、内容、例えば高額物件の売れ行きも良かった等、

 アメリカ住宅事情の好調さがうかがえるものでした。

 当然、東京株式市場も高い動きとなりましたが、

 後場に入ると伸び悩みのようです。

 最近の東京市場は、出来高(売買代金・株数)が少ないうえに、

 伊勢志摩サミット控えでの様子見もかさなっているようです。

 もう少し、元気が欲しいですね。

 


予見しがたい材料いろいろ

2016-05-23 09:08:12 | 株・いろいろ

 「世界は予見しがたいリスクを抱えている」

 これは安倍首相が、欧州訪歴で各国の首脳に訴えた名言?です。

 たしかに、世界ではいろいろなことが起きていますから。

 今週の色々を見ますと;

 ◎ 26日(木)~27日(金)に伊勢志摩サミット

 ◎ 27日(金)

  ○ オバマ大統領が広島訪問

  ○ イエレンFRB議長がハーバード大学で講演

 ・・・・・

 まだ1ヶ月も先(6月23日)ですが、

 ◎ 「英国のEU離脱に関する国民投票」 

 が目先最大のリスクでしょう。