初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

言葉の障害

2010-04-30 11:06:59 | 株・いろいろ
ワシントンポスト紙のコラムで「鳩山首相は愚かだ」と書かれたとかで話題になりました。

そのコラム書いた人が、「私は愚かと書いたのではなく、奇妙に現実離れしているという意味のことを書いた」と釈明?した由。

loopy?

鳩山首相も否定していなかったし、

そもそも始めに「愚か」と訳したのは誰?

いずれにせよ言葉の障害は大きい?

株式は大きなぎざぎざ

2010-04-29 09:10:48 | 株・いろいろ
 最近、株式相場は大きなぎざぎざが始まりました。

 ひところありましたよね。

 好悪材料それぞれに、敏感に反応することが。

 米格付け会社S&Pがギリシャの国債の格付けを下げたということで大きく下落した株式市場。

 すわ、ギリシャ発の・・・か、と気になりますが、

 昨日は、NYダウ平均は53ドル程度?ですが反発していますね。

 FOMC声明の景気判断を好感したとか。

 シカゴの日経平均先物も、大証の終値10940円に対して25円高の10965円でした。

 今日からゴールデン・ウィークです。

 幸い天気は良いです。

 大いに新緑の自然を楽しみましょう。

第一生命株が信用銘柄に

2010-04-28 09:24:00 | 株・いろいろ
 ゴールデンウィークあけの5月6日から第一生命の株式が信用取引銘柄になります。

 信用取引とは、お金や株を証券会社から借りて売買する取引ですね。

 “借りてまでして売買する”ということで、投機的とみる人がいるかもしれませんが・・・

 取引市場・マーケットというのは、

 「流動性があること」・・・買いたいときに買え、売りたいときに売れる

 「公正な価格が形成されること」・・・売り、買いの量が偏っていることからくる異常価格をさける

 という二つの機能がなければなりません。

 株式取引においても、

 現金や株を持っている人だけで取引する(実需給)よりも、

 借りてでも取引する人(仮需給)が参加することによって、

 上の二つの機能・役割がより達成しやすくなるのです。

 決して“投機”助長ではありません。

 果たして、第一生命株はどう動くでしょうか。

 

新高値銘柄がいっぱい

2010-04-27 09:47:43 | 株・いろいろ
 今年に入ってからの最高値をつけた銘柄(新高値銘柄)と、最安値をつけた銘柄(新安値銘柄)の数が新聞に載ります。

 昨日の東証1部で、最高値をつけた銘柄数は381銘柄ありました。

 4月に入って新高値をつけた銘柄が300銘柄以上あった日をみますと、

 2日:306、5日:394、12日:392、そして昨日でした。

 200銘柄以上あった日も5日間ありました。

 つまり、幅広い銘柄が値上がりしているのですね。

 偏っていないというのはいいことです。

 一方、こんな相場にあっても新安値をつけている銘柄もあります。

 先週からの1週間を見ても、19日:13、20日:5、21日:4、22日:12、23日:12、そして昨日は1銘柄ありました。

 個別にはいろいろの背景がありますが、

 “なぜ?なぜ?”とフォローするのも勉強になりますよ。

初任給はいろいろなバロメーターに

2010-04-26 10:27:57 | 株・いろいろ
 今年の春、企業に就職された人の平均初任給は、20万6257円である由。

 今から〇〇年前、私が会社に入った時の初任給は〇〇円だったとか、

 “初任給”という響きは懐かしいですね。

 初任給はある種のモノサシ・バロメーターにもなります。

 19××年頃に建てたこの家は△△万円だったが、その頃の初任給は〇〇円だったから、とか、

 今から40年前にこの骨董品を△△万円で買ったのだが、当時の初任給は〇〇円だったから、

 のようによく使われます。

 もちろんそれ以前に、生活水準としての初任給がありますが。

 今年の平均初任給は、昨年に比べて145円上がった由です。

 

次は株式の時局講演会

2010-04-25 12:45:20 | 株・いろいろ
 今年は証券学習協会創立10周年ということもあり、

 張り切って?1月から毎月基礎講座を開催してきました。

 昨日で一応一段落。

 五月は会員総会などもあり、講座は休憩します。

 次は、6月12日(土)に株式時局講演会を開催します。

 講師はソシエテジェネラルの白石顧問で、

 テーマは「日本の株式市場をどう見るか」です。

 世界で出遅れナンバーワン?の日本の株式を狙っている機関投資家は多い、といいますが、

 はたして、どう動くのでしょうか。

 基礎講座で学んだ投資家の実践に役立つようになれば、と思います。

IR活動も減っちゃっている

2010-04-24 09:32:21 | 株・いろいろ
 IRとは、Investor Relationsの略で、

 企業が自社株の投資価値をアピールし、安定株主作りを目指す広報活動ですね。

 私が現役のころ、IRの重要性を強調して社内に(企業向けに働きかける)組織を作らせた思い出もあります。 

 すでに日本でも定着しているはずの活動・・・なのに、

 ここにきて活動する企業が減ってきているそうですね。

 経費削減のためとか、業績見通しに自信がもてないとか、のようですが、

 こんなときにこそ地道にIR活動を続ける企業こそ、

 投資家の高評価 → 安定株主 を得て、

 世の中の役に立ち、世界の企業に発展するのではないでしょうか。

 

為替を学ぼう(13)基軸通貨とは

2010-04-23 11:49:30 | 株・いろいろ
 基軸通貨というのは世界中の国で通用する通貨のことで「ドル」がそうなんですね。

 そこに「ユーロ」が私も、と言ってみたりしましたが、

 いま、中国が「元」こそが基軸通貨に、とがんばり始めています。

 ドルになる前はイギリスポンドが、

 さらにその前は金がそうだった時代もありました。

 基軸通貨になるためには、

 「経済力、資源、軍事力など多くの面で信用のある通貨」である必要があります。

 現在までのところ、ドルを基準にして他の国の通貨との交換が決められています。

 先日も書きましたように、

 中国元はいま切上げ問題で注目されていますが、

 中国としては、基軸通貨(キーカレンシイ)の立場を睨んでいるのですね。

景気に“もっと光を!”

2010-04-22 08:58:51 | 株・いろいろ
 昨日の景気に関する情報は明るかったですね。

 一つは、財務省発表の1~3月期の地域別経済動向。

 11の地区のうち、東北、関東、北陸、近畿、中国の5つの地区が基調判断を前10~12月比上方修正しました。

 項目別では、雇用判断は東北、関東、北陸、東海、中国が上方修正。

 個人消費では、沖縄以外の10地区で上方修正でした。

 もう一つは、西村日銀副総裁の講演の中で、

 「デフレ克服に向けて、幾条かの光が見え始めている」と話したこと。

 日本経済の頭を押さえていたデフレが解消してくれれば、万々歳?

 日照時間の少ない今年の春でしたが、

 初夏に向けて、

 “もっと光を”
  

為替を学ぼう(12)マーケットはあるの?

2010-04-21 06:57:18 | 株・いろいろ
 外国為替市場という言葉をよく聞きますね。

 しかし、為替については株の証券取引所のような市場はありません。

 主に銀行間でドルや円の交換をコンピューターで見ながら、「買い」と「売り」の売買を成立させるのです。

 銀行だけでなく、為替の取引を仲立ちする専門の業者(ブローカー)もいますが、“市場”ではないのです。

 為替は、貿易に関係して決済に使われますが、

 その決済を代行する銀行が持高を調整するのですね。

 貿易をしている商社なども銀行を通じて為替の売買に参加することができます。

 ドルが高くなると思えば、沢山持つとか・・・ですね。